カテゴリー「2051 ・・・多摩川水系」の記事

暗渠ハンター 谷沢川上流の暗渠めしや

ずっと以前、暗渠に覚醒してすぐのころに

宇山(世田谷区桜丘)あたりから用賀までの間の谷沢川のことを書きました。
最近ふらっとそのあたりを通ってきたので、特に宇山付近のことについて
ちょっと覚書代わりに記録しておこうかと。
一番最初に書いたこの辺りの記事は、あんまりにも稚拙なので恥ずかしいのですが、
あえて晒します
その数年後、HONDAさんのレポートで「暗渠蓋の工事中‼」
と聞きつけて現場に急行した時の記事はこちら
今から5年前ですね。
さて、これが今どうなっているかというと・・・。
Img_9371
はい、しっかりと蓋がされたまま変わりません。(なんだよ!っていわないでくださいねw)目地に小さな雑草が育っているくらいでしょうか、ちがいと言えば。
それにしてもこの蓋の下であの美しい流れと玉石積みの護岸がひっそりと隠されていると思うと、
それはそれでとても満足な気持ちになります。
あとはここですね。
前回記事2008年ではこうなっていた開渠の柵が
Uyama
こう修復されています。他人事ですがちょっと安心。
Img_9363_2
こう修復されています。他人事ですがちょっと安心。
さて今回私の最も大きな発見は、
というか前回気づかず見逃していた点はここなのです。
これ‼
Img_9337 
ここ、道路の外側、お店の前を蓋暗渠が通っているんです。
2015.5.11補記:
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2014年末に2回この場所に通った、とおっしゃる谷戸ラブさんから、
当時の写真をお借りしました。並べて掲載してみますね。
寿司やさんの横が工事中。鉄板のところが一時開いたりもしていて、
「はしご式」のはしごなんかもチラ見できたとのことです!
宇山は蓋の下が熱い…のか?
谷戸ラブさん、ご快諾ありがとうございました!!
Yatolove

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地図でいうとこう。
(以下2枚の地図は「mapion」より転記して加筆)
1 
川は左下(下流)から右上に遡上し、
左上から右下に横切る道でいったんクランクになりますが、
そのクランクのところ。
これまではテキトーに、「この道路に埋められちゃってるんだろ」としか思っていなかったのですが、
よくよく見ればこんな。
2 
きれいなクランクを描いてしかも対岸に流路を残していたんです。
しかもしかも蓋暗渠で。
地元の暗渠ファンにとては当然のことかもしれませんが、
私のフシアナ観察眼は見事に見逃していました・・・。
更地になっている土地の横には、寿司屋さん、?屋さん、イタメシ屋さんと並んでいますが、それらの間にもプリミティブな蓋が掛かってるではありませんか!
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ほら!
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その日の気分に合わせて日伊どちらの暗渠めしも選べるという
贅沢地帯であったのか…。
駅から若干遠いけど、帰りは暗渠に沿って歩けばいいもんね。
いつか行きますこのどちらかに。
最初に記事を書いたときの地図に、上書きしたものを貼っておきますね。
(しかし相変わらず扱いづらいな…)

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暗渠ハンター 打越川の断片。

だめだ。
忙しくてまともに更新できません・・・。
こうなったら開き直ってただ写真を数枚貼るだけでも…。

というわけで、京王線北野駅近くにある打越川、
これを果てしなく遡ったところにある水辺施設の写真でも如何でしょう。

Img_6598

なんだよそれw
どうやらこの景色のことについて言っているらしいんだが、
看板で言わんとすることがわからない。

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看板もまるで我々を突き放すかのように断片的ですが、
今回の記事も断片過ぎますね…。

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暗渠ハンター 【脱・構築版】 初沢川上流の「自然の暗渠」

【おしらせ】

11/28(金)の夜、吉村生さんを中心に「西荻暗渠探検 報告会」という暗渠イベントを行います。(事前申込制)

私もここで「暗渠サイン」のお話をスライド芸人として少々させていただく予定です。

暗渠話を肴に美味しいお酒を飲みましょう!
お食事とドリンク1杯付なんですが、ドリンクには「飛騨のどぶ」というどぶろくも
選べますw 「どぶ」ですよどぶ。

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【今回は、以前フェイスブックでのみ公開した短い記事の再掲です】
(はい、そうです記事書く時間が取れなかったのです…)

 高尾駅前付近で暗渠となって南浅川へと合流する初沢川。
開渠である上流を道の途絶えた山奥まで辿っていくと、「水面」は写真のようになる。
そう、川の水はこの礫層の下に浸み込み伏流水となって流れているのだ。
まあ多少強引だが「見えないが流れが存在している」という意味では、これも暗渠と呼べなくもない、いわば「自然の暗渠」か。

 蓋をされた暗渠ではなく、自分からもぐりこんでいく暗渠。隠されてしまった流れでなく、しぜんに隠れていった流れ。
前者には人為があり、その背景になんらかの「事情」がある。
そしてその結果誰かが我慢を強いられ、代わりに誰かが救われているかもしれない。
 「自然の暗渠」もいいけれど、私はそんな「人為の暗渠」により強く心惹かれてしまう。
それは私の「心の中の暗渠」も折り重なる人為によってできたから、
なのであろうと思ったり。

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…以下はここでだけ公開するおまけ画像です…

さらに奥。もう人が分け入るところではないな…笑
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…さらにさらに奥まで行ってみました。
なんと、上流なのに水の流れが地表に!開渠です。
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…さらに上流には開けた場所があったので、座って持って行った酒を飲みゆっくり休憩してきました…
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暗渠ハンター 田園調布に玉堤、櫛の歯暗渠地帯をゆく。

【おしらせ】
おかげさまをもちまして、「G空間EXPO」でのシンポ「都市冒険と地図的好奇心」
無事終了いたしました。
ご来場いただいたみなさま、お声がけくださった遠藤さま、準備に携わってくださったみなさま、
当日登壇されたみなさま、どうもありがとうございました。
みなさまのおかげで、拙い話ですが本人にとっては思う存分お話させていただくことができました。
こころから感謝申し上げます。
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まあまずは地図を見てください。
この赤いところが今回の暗渠。

横にまっすぐ伸びているのは「田園調布商栄会」という商店街がある通り。
そこに何本もの直線暗渠が直交しています。
パッと見あたかも「櫛(くし)」みたいよねー。
ということで、この
丸子川(上)と多摩川(下)の開渠の間に固まっている、
櫛の歯暗渠地帯のビジュアルを今日はご紹介いたします。

1

(いつものように地図の埋め込みができなかったので画像で。
しかしGoogle マップはどんどん使い勝手が悪くなっていくなあ…)

まずは田園調布商栄会の入口。
上の地図では右のはしっこですね。
つまり丸子川との交点(背中)から延びる暗渠(奥)です。
Img_1327

この道路の右側の歩道が暗渠のようですね。
では直交する暗渠たちを見ていきましょう。
ここね。
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奥の奥まで、多摩堤通りまでまっしぐら。
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そしてその隣の隣。
(隣の道も暗渠っぽいんですが、手元の東京時層地図では水路なし表記)
クリーニング屋さんの横を入っていきます。
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そしてすぐに都立田園調布特別支援学校の校庭にぶち当たる。
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その先は…
すげえ、どうやら開渠で続いているようですね。
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さらに校庭を貫いた後も暗渠路地となって続くようですが、
(延長線上にプールが乗っかってくるのが興味深いですね)
時間(と体力)の関係で割愛させていただきます。

次は田園調布5丁目38と39の間の路地。こんな。
Img_1345

ここも田園調布商栄会の通りを挟んで北側(丸子川側)に
暗渠が伸びているようです。が、写真割愛。

多摩川方向に入って歩いていると、頭に何かがこつんと落ちてきた。
…さくらんぼでした。
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(実はここを訪問したのは5月のはじめだったのです)

さてこのあたりは同じような暗渠が続くので次は飛ばしちゃって、
今回のハイライト行ってみましょう。
…それは東京都市大学(旧武蔵工業大学)の東端を商栄会の通りを挟んで
南北に延びる暗渠。

これが多摩川、南に向かうやつ。
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そしてこれが北の丸子川に向かうやつ。
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なんと未舗装ですよ!両方とも!!
M・I・H・O・SO!

どっちからたどろうか目移りして、真剣に悩んでしまいました。
よし、と。心落ち着けて多摩川側から行ってみよう。

すごいですよ、草ぼうぼう。
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花も咲き乱れて。
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出口なんか花壇だか菜園だかのようです。
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正直いうとちょっと通るのに勇気が要りましたw

この先も続きますがカット。
では丸子川側行ってみましょう。
こちらもなかなかです。
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右側に圧迫感がなくなるとちょっと物足りませんね。
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ですがまたキタ、このかんじ。これで道のアップダウンがあったなら
まるでテーマパークのジェットコースター的なやつだなー。
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このあとすぐに丸子川に出て、短いアトラクションは終了。

で、この「櫛」の根本の左端は
玉堤小学校の敷地へと消えて行ってしまいます。
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川というより単なる連絡水路でイマイチ面白みに欠けはしましたが、
未舗装の暗渠があったことがmaxハイテンションでしたねえ。

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暗渠ハンター ニワトリと湧水とぶどう。

*****【今回も告知から】********************************************
お台場の日本科学未来館にて
「G空間EXPO2014 地理空間情報フォーラム」が開催されますが、
11/14のシンポに出演させていただくことになりました
テーマは『都市冒険と地図的好奇心』。
ここに暗渠界から殴り込みでぃ!
ですがあまりにアウェイな感じなので殴るどころか実際は揉み手してると思います。
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/////【もういっちょ】//////////////////////////////////////////////
MIZBERINGの「
水のない水辺から…『暗渠』の愉しみ方 第3回」が公開されました。
今回から暗渠者たちの輪番記事です。
まずはUnderdrain explorer・本田創さんの手による「和泉川」。
お楽しみください!
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2012年の7月に、こんな記事を書きました
ここの後半で「この谷頭を包むような敷地には湧水があるかも」的なことを書いた
『木村ぶどう園』さんに触れています。

その木村ぶどう園さんに、
8月も終わりの初秋の日にたまたま前を通りかかってみると
なんと
「ぶどう狩り」真っ盛りで開園中ではないですか!!!
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すわ!(ってこういう時に使うんでいいですか)
湧水の有無を確認するチャンスに巡り合いました。
入口で園の方に尋ねると、
「あ、湧水ありますよ。ぶどう園の奥を流れてます」と。
入園は無料ですが「よしぶどう買うぞ」と心で握りこぶしを作って
中に入らせていただきました。

ぶどう園の中にはウコッケイ的な(←適当)ニワトリも放し飼いにされています。
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この写真の奥が敷地の奥でもあり、谷戸地形になっています。
そこで湧いた水がこのニワトリの向こうにある敷地の端を通って
小川を作っているのでした。

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左が谷頭方向、右が下流方向です。
ぶどう園とお隣との境界は低い崖になっており、
この崖下を伝ってぶどう園のはしっこを流れているのですね。

少し下流はこれ。
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崖下に水が流れています。
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写真では水面の多くが水草に埋もれてしまいましたが、
流れる水はきーんと清冽です。
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敷地の端っこで、丸い土管に入って暗渠となって流れ出ていました。
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美しいです。やっと見られて感激もひとしお。
幸運でした。

おっと、ここでたわわになっているぶどうも見てみましょう。
10種類くらいのぶどうを狩ることができます。
私はこんなのと
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こんなのを狩って買って帰りました。
Img_3850
もちろん、たいへんおいしかったです!

以下はおまけ。
やはりこの記事で、一番最後に書いた暗渠ですが。
2年前と同様に「工事中」…。
しかし仕切りの「もじゃ塀」は撤去されたようです。
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おかげでその先まで入れるようになりました。
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もじゃ塀を壊した時に暗渠自体も改修したようなテイですね。

より大きな地図で 玉川台から大蔵 を表示

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暗渠ハンター 崖線下の短い暗渠群

*****【まずは告知です】********************************************

来月お台場の日本科学未来館にて「G空間EXPO2014 地理空間情報フォーラム」が開催されます。
ここに出展する日本地図学会が『都市冒険と地図的好奇心』というシンポジウムを実施。
…これの末席を汚すことになりました。

【開催日時】2014年11月14日(金) 13:45~16:30
     
【司会】
遠藤宏之さん ~地図エンタメ&防災のエキスパート
  (あの「地べたで再発見!『東京』の凸凹地図」などを作っている方ですね)

【講演者&パネリスト】
・林 幹雄さん ~NHKエデュケーショナル
  (「ブラタモリ」の総合演出家の方だそうです)
・伊藤香織さん ~東京理科大准教授・建築家
  (「東京ピクニッククラブ」代表でもある方だそうです)
・わたくしlotus62
   …以上3名が30分ずつプレゼンします。私は「ぼくらが暗渠に行く理由」(仮)にしよかどうしようか考え中。

【パネリスト】
・竹村和広さん ~日本地図センター
   (…拙ブログで多用させて頂いている「東京地形地図」や「川だけ地図」の方ですよ!いつもありがとうございます)
・有川正俊さん ~東京大学空間情報科学研究センター准教授

私以外は錚々たるメンバーがずらり。なんてったって日本地図学会ですから。
(だいじょぶかオレw)
ぜひおいでくださいまし!!

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国分寺崖線が続く成城学園前あたり。
野川沿いをちょっと散歩しただけでも、
崖線下から野川につながる短いきれっぱしのような暗渠がいくつかあります。
それはナントカ支流とか言えないくらいに短いやつ。
そんな細切れの暗渠をいくつかまとめてご紹介していくのが今回です。

さてひとつ目はこれ。
世田谷通り近くにある「成城三丁目緑地の湧水」、
さらにそこから崖線沿いに北上した成城3丁目22番あたり。
道の横に突然蓋暗渠が出現します。
Img_1785

これ、知らないで遭遇するとちょっとぎょっとしますよ。
まさかここに蓋暗渠があるとは思わないし。
ってか蓋暗渠に遭遇するときはいつもぎょっとしてるかw
金網に囲まれているし、蓋面まで結構落差もあるので
残念ながら近づくこと能わず。

この上は急坂だし、どこを流れてくるのか
ちょっと明確な証拠が見つけられません。

回り込んで先を探りましょう。

あった。右に90度曲がってここに出てきます。
Img_1791

がっちり金網にガードされてます。
奥はやっぱりプチ廃墟。
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これがこんな風に続いています。
奥に見える金網が上の写真の暗渠。
そこから手前の車止めまで流れてきます。
撮影地点のすぐ後はもう野川。
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対岸から合流口が見えます。
Img_1798

短い…この短い蓋暗渠ですぐに思い出したのが
「生コマしおり」です。
あるでしょう、こういうの
アニメのフイルムを数コマずつ端切れにして、
それをしおりとして商品化するやつ。
蓋がまるでコマのよう。

そうそう、遥か昔、通販チャネルでしか売らない
「宇宙戦艦ヤマト」の特別編集本を申し込んだのですが、
その時の「予約特典」が生コマしおりでした。

まあ当時生コマしおりなんであまり出回ってなかったので
これがとっても魅力的!
これ目当てに申し込んだと言っても過言ではなかった。
申込み後到着をとても楽しみに待っていたのですが、
ある日気が付いてしまったのです。
…ヤマトって、宇宙空間を飛んでるシーンも多いよな。
航行中の宇宙風景の生コマだったらどうしよう…
…「単なる闇と星の点々」はよしんば逃れることができても、
誰もいない船内の廊下とか、
波動砲打つ前のタキオン粒子がピコピコする船首とか、
ビーメラ星人の行進とか
藪が反乱起こしてるところとか、そういうのだったらどうしよう…
そんなリスクが存在することに…

ずいぶん心配したり悩んだりしましたが、
数か月後に本体とともに送られてきたのは
見事!宇宙空間をバックにした森雪が
バストショットで映っているコマでした。
はあー……。よかった…。

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元に戻ります。上流に進みます。
この生コマしおり暗渠の合流口のすぐ上流の橋の下には、
もっとはるかにデカい合流口がありました。
Img_1800

(橋の奥、橋下部分の四角いやつ)

これは、
まったく痕跡が残っていませんが、
位置関係から言っておそらくすぐ近くの喜多見不動尊の湧水池からの
流れなのではないかと思います。

Img_1803

これね。
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ちなみに洞窟フェチの方には階段を上がった不動尊境内に
こんな洞もありますのでご参考ください。
Img_1810

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最後にご紹介するのはさらに上流。
「神明の森みつ池」のすぐ下流にある暗渠です。
もしかしたらみつ池の豊かな湧水がここを流れていたのかもな、
という場所に。

この黒いクルマが止まっているところ。
Img_1820

クルマの収まりがいいので一見単なる駐車場かと思いますが、
奥にこんな道が続いています。
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下流(といってももうすぐそこが野川ですが)には
車止めも出現して確からしさアップ。
Img_1823

合流口まで辿ることができます。

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ワンブロック先にはこんな加工度が高い&主張の大きい暗渠も。
Img_1828

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国分寺崖線下から野川までの短い緑道があり、
「水路出入口」と書かれております。

さきの暗渠でなくこここそが「みつ池の水の出口なのである」と
主張されていますね。
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さて、どっちがほんとの出入り口なのかな。

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暗渠ハンター 酔眼の女塚川

まあ人生いろいろありますから、
たまに朝から酒でも嗜んでみたいこともありますよね。

その気持ちの奥をさらに穿つて理由を考察するに、
単にお酒が大好きだから、というのも考えられますが、
せっかくの休日なので思いっきり非日常感を味わいたい!
というのも断然ありだと思います。

昔、私の叔父が小さな会社をやっていて、
毎年行ってるその会社の社員旅行に
一緒に連れて行ってもらったことがありました。
「ワカイシ(若い衆)」と呼ばれる、
50代~60代のじいさんが8割方を占める団体に、
大学生のほんとのワカイシの私が一人という荒くれ旅です。

栃木から3泊4日で北海道に行く、という旅だったのですが、
当然毎晩ワカイシたちは大宴会です。

日ごろのうっぷんを晴らすべく、
ワカイシたちは旅館の晩餐だけでは飽き足らず、
近くの居酒屋やらスナックやらに繰り出しての深酒。深海酒。
酒好きだけどカネもないビンボ学生の私も
そのお零れにあずからんとたまにリバースなどしながらも
最後までついていきました。

何よりも驚いたのは、1泊明けた二日目の朝。
泊まるのは6人くらいの相部屋なんですよ。ワカイシと。
二日酔いでのどが渇いたのもあったのですが、
なんだか周りが賑やかなので6時まえには目が覚めてしまいました。

すると部屋ではすでにワカイシが
備え付けの冷蔵庫からビールを取り出して
はだけた浴衣のまま朝宴会を始めていたのでした。
「おお、ヒデボ(私のこと)起きたんか、こっちにコップあっと‼」
ということでさっそく二日酔いの乾いた喉をビールで潤しました。
(これが毎晩毎朝続きました)

その時は、
「ほんとの酒好きはこうでなければいかんのか」と
ワカイシの酒を極めんとする姿勢に感動していたのですが、
なんだか歳をとって社会人人生もそれなりに長くなってくると
解釈がちょっと違ってきます。

まあ酒も好きだったんだろうけど、
ワカイシは社員旅行というただでさえ非日常な時空間を
目いっぱい非日常化したかったんだろうなあ。って。
きっとワカイシの何人かは
「うえー。もうきもちわりくて飲むのツラいんだけど、
やっぱこの無茶感がたまらないから飲んどくか!」
状態だったのではないでしょうか。

話が長くなりましたが、
そんなこんなで休日の朝酒に選んだ店がここ。
蒲田駅のそば、信濃路
都内に数店あるようです。鶯谷とか。
朝6時からしっかり大衆食堂気分で飲める店。
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さっそくビール→酎ハイとハムカツで。
Img_0930
これはうまい、もう一日棒に振ってもいいやと決意して
煮込みと燗酒。
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付き合ってくれた(というよりむしろ積極的に今回企画を推した)相方は
やきそばにカレーを掛けたやつ。
Img_0934
やー朝から幸せ、これだけでデイ・トリッパーな気分。

店内は常連さんが多めです。
私らのあとに来たおひとり様の30代くらいの男性はお店の人と
慣れた言葉で朝の挨拶を交わした後、
「いつもの?」的なお店のおすすめを断って
「いあー今起きたばっかだからウーロンハイでいいわ」と仰ってました。
すげえなおいw

さてお待たせしました。ここからがやっと本編。
今回は呑川の支流である女塚川を、朝からほろ酔いで
ちらっとだけ紹介します。
女塚川に近づく途中、
こんな幻のような景色を目の当たりにして
一気に酔いがさめましたw
Img_0940

さて女塚川は、呑川と京浜東北線とが交わるあたりで合流しますが、
合流口付近はおそらく付け替えられてかくんかくんと
道路の沿って流れてきます。
このあたりの昔の名前が「女塚(おなづか)」。
ようやく追っかけ甲斐が出てくる地点。
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行ったのはちょうどナガミヒナゲシが咲くころでありました。
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それはハナミズキの咲くころでもありました。
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おおーなんかこの曲線いい!
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なんて言ってる場所は川が二股に分かれるポイントでした。
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今回はね、両方は行けません体力&気力的に。
諸般の事情から右の流れをたどることにします。
(左のほうは池上線を越えるほどまで続いているようなのでいつか辿ってみることにします)
今回はこっちこっち。
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女塚小学校の横に。下の写真のどこが暗渠でしょう…?
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はい、右の植え込みのところだったようです。
植え込みがなくなるとこんな風に。まるでトリミングされた後のプードルみたい。
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まんなかにそびえる電柱、もうほとんど意味がわからないですね。
(そこがすごくイイんですが)

小学校の上流でかくんと曲がります。
Img_0964
ここで暗渠は道の右側から左側に移るのかな。
少し進むといかにも暗渠。
Img_0966
さてこの先はうやむやに…
経路は分かりませんが地形的にも六郷用水の支川だったのではと思っています。
つまりあちこちに水が張り巡らされていたのでしょうね。

ミッシングポイントから少し離れたところですが、
こんな歩道を見ると「もしかしたらここも」なんて勘繰りたくなります。
Img_0982

それからこの団地、都営池上5丁目アパート。
Img_0973
まあ所詮酔眼ですからね、今回は。

そんなエリアで見たお店がこの池上通沿いの
Img_0986
いいかんじです。
おなかが減ってれば、あるいはワカイシが中で待っているなら入ったんだけどなあ。

しかしそもそもエルマカリって何だろう。

より大きな地図で 池尻掘・六郷用水北堀・内川 を表示

※私が2コマほどお話をさせていただく「てくてく大学」、
まだお申込みができるのではと思います。
暗渠ってなんだ?とムズムズしてきたあなたや、
「水」に関してご興味をお持ちのあなたににおすすめの
至福の時間をご提供します。

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暗渠ハンター 野川の盲腸谷支流

ずっと地形図で気になっていた場所をご紹介します。

野川に注ぐ大きな支流、入間川。この川にまつわる話はとても深く、
かつてHONDAさんも大作として取り組まれてらしたところ。
(先日雹で埋まってしまったあの谷もこのシリーズに出てきます)

そこも大変興味深いのですが、
よこっちょに盲腸みたいにぴょこんと飛び出したこの谷が気になっていたのです。
(下図の赤い楕円のところ)

Photo

(google earthさん・東京地形地図さん感謝申し上げます)

果たしてここにも流れはあるのでしょうか。
断崖と麓はどうなっているのでしょうか。
谷頭の様子はどんな風なのでしょうか。
どこか違う流れが繋がるのでしょうか。

住所は入間なんだけど谷筋から言って入間川では全然ない谷。
この不思議な谷へ、さっそく行ってみましょう!
ムーミンいるかも!(←私はこんなこと言うキャラではないのですがなんだか勢いで)

************

川があるならこの辺りが野川への合流ポイントとなるはず。
それが、野川に架かる「谷戸橋」。
その橋の袂には…

Img_1833

あった!!!!!! 合流口‼
もう、ここまで来たらサクセース
(↑別にこのバンドが好きなわけではないんだけど、勢いで)

上記の歌(サビしか知らない)を脳内ヘビロテさせながら勇んで先に進みます。
このあたりから本格的に谷に入っていくのであります。

Img_1836

さっそく地面が何らかの履歴を訴えています。

Img_1840

ここは、アスファルトを何度も開いたり閉じたりして地下の管とか線とかを弄った場所なんですね。フランケンシュタイン的なテクスチャーです。

マンホールから奥に暗渠道が続いていました。
ここでは、なんと枯れ木原木が車止めになっています。

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このパターンは初めてですね…。

奥にはコの字ウォークで進みましょう。

途中にこんな花畑ならぬ花っ原。

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さあその先は。

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コンクリで堅牢に舗装され、
そこに竹藪の落ち笹が積もる…。
隣の仙川のちょっと下流のここを思わせる雰囲気です。

その先上流は、崖下を這うように続いています。

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美しいなあ…。
あんまり美しいのでしゃがんでローアングルから撮ってみました。

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この先、左側は古い家を取り壊して更地にしているようで、この崖下暗渠までのアプローチは容易です。

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何か生きるためにとくべつに必要なものをせっせと注入し続ける医療器具のような排水管が暗渠に刺さっています。

その先はまさに解体中。

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小さな再開発が待っているのいるのかもしれません。
この暗渠を見に行くなら今のうちです。

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その先は「入間公園」という、谷戸底に沿った細長い敷地の公園に。

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だいじょうぶ、暗渠はちゃんと続いています。

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ほらこのマンホールのところ。

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それにしてもなかなかシュールな風景です。
ぽつぽつとある割と新しめの遊具の回りは
雑草が無精ひげみたいに覆っています。
この景色を崖の上から見下ろすのは
なんだかいかにも勝ち組的に小確幸を手中にしたような瀟洒な住宅たち。
それらの間を暗渠が分かちています。

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この谷底の公園、とても気に入ってしまいました。

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できれば次はしこたま酒(と蚊取り線香)を持ってきてここで屋外宴会をしてみたいです。
きれいなトイレもあるし。

さて暗渠はというと。

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崖下で自由に過ごしていますね。

この先はこんなふうに続きます。
ほとんど周りと同化してますが、ぽんと飛び出したマンホールが見印です。

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この公園で暗渠も終わりかと思いましたがまだ先がありました。

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この車止めより先は、いよいよ道路に紛れてわからなくなってしまいます。

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もう谷戸も細長くなってきて、
左右を峻とした崖に挟まれます。

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いよいよ谷戸のどんつきが見えてきました。
空き地?

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正面の茂みの上に小さな公園があり、そこが尾根となっていて
比較的交通量の多い対面車道が左右を貫いています。
すなわち盲腸谷もここでおしまい。
この谷頭から、水が湧いていたのでしょうか…。

さて、この暗渠を何と呼びましょう。
住所が入間だから入間支流としてしまうとそれこそ入間川と混同しそうだし…。
入間盲腸支流とかだと普遍性に甚だしく欠けるし…。
そうそう、入間公園を貫いていくから、
「野川入間公園支流(仮)」と呼んでおきましょう。

いつかここで宴会したる。

より大きな地図で 玉川台から大蔵 を表示

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暗渠ハンター 高尾駅前の短い散歩で暗渠

特に用事もなく高尾に行ってきました。
高尾山ではなくあくまで高尾、高尾駅。
あとで調べて分かったのですが、
この高尾駅はもとは浅川駅という名前で、
駅周辺には「浅川地下壕」という有名な軍事遺跡があるとのこと。
これとかこれ

まああとで誰かに誘われたら行ってみよう。

実は珍しく風邪などひいてその治りかけの日曜日。
遠出は無理だしでも天気はいいし…。
そうだ、電車でちょっとだけ遠くに行って、
5分くらい外を散歩して帰ってくるくらいならよかろうよ、
と自分にOKを出しつつなんとなく選んだのがこの駅でした。

JRの駅を出てまっすぐ北に向かうと
南浅川という大きな川にぶつかります。

南浅川は、この先で浅川と合流、さらにその先で多摩川と合流していく川。
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このさらに北側にはいくつかいい暗渠があるんですが、
今日は省略。

こんな やつとかね。
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こんなふうに民家に入っていくやつもあるんですけどね。
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今回取り上げるのは、高尾駅のそばでこの南浅川に合流する
初沢川です。
初沢川は、南浅川が高尾駅を過ぎるちょっと東側で
強引に合流してくる支流。

合流地点すぐにはバスのターミナル。

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この奥に伸びている歩道が暗渠部分です。
蓋がそのまま歩道になっています。
ちょっと奥に進んでから振り返ってみるとこんな具合に。
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ターミナルを過ぎると急にしっかりした造作になります。
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ずいぶんな谷を走っているようで、
対岸同士に橋が架けられていたりして。
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はい、これがその橋の裏側。
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駅に近づくと暗渠区間が終わるので、
谷上に登って初沢川の傍らを遡ります。
川には小さな橋、たぶんプライベート橋が数本架かっています。
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さらに駅に近づくと、川沿いを歩けなくなります。
小さな橋の上から上流(高尾駅方向)を望む。
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どうもこの先は家が暗渠蓋として架けられている模様…。

高尾駅前まで戻ってきました。
ここで駅舎北口から正面を見てみましょう。
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バスが停まっているいるあたりの道を横切って、
初沢川が流れています。
右が下流で左が上流。

では下流方向。
この、花屋さんの左の建物(町内会館に使われている模様)は、
家に見えますが実際は暗渠蓋なわけです。
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道を挟んで反対側、上流方向には
堂々と欄干が残り、
再び川然としてきます。
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おー流れてる流れてる。
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…やっぱりこっちも川の上に家みたいなものが見えますが…

駅前を過ぎてさらに上流も開渠。
ずいぶんかっちりと整備が進んでいます。
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やはり小さなプライベート橋が数本架かっています。
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体力も限界に近いので、このへんで今日は勘弁してやるか…。

駅では高尾らしく天狗モノを売っていたので
土産に購入。
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ここでどさっと地元産の葉人参も売っていたので、
活けてみたらきれいかなあと気分で購入。
パスタケースに突っ込んだらこんなかんじになりました。
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短い時間の外出でしたがずいぶん遠くまできたような感じで満足。
元気になったら今度は高尾山まで登ってみようかなと。

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暗渠ハンター つりがねエリアスペシャル!

暗渠者には比較的メジャーな場所なのかもしれません、
仙川のそば、祖師谷大蔵駅と千歳烏山駅の間くらいにある、
つりがね池。
まずは地形図をどうぞ。
GoogleEarthさん東京地形地図さん、いつもありがとうございます。

Photo

左には上下に仙川が貫き、その右側に
ぽこんとした窪みを見せているのがつりがね池(赤い点線)。
昔の地図をみると、「鐘池」なんて書いてあったりもします。
祖師谷からがくんと仙川に下った崖下にある湧水の池で、
せやがや百景という世田谷の名所に指定されているところ。
とはいえとても小さな池です。公園になってるけど、ほんとに池しかないような公園。
ですが、上の地形図のとおり地形的にはとても面白いんですよ。
池だけじゃなくってそばにある谷とか。
この崖から仙川に続く流れは、この池からのものだけでなくすぐ隣にもう一本あったようです。
今回はその二つの流れと、
周辺にある仙川の支流暗渠やおそらく揚げ堀的な暗渠をいくつかご紹介する「つりがねエリア」スペシャル、ということではじめてみたいと思います。
周辺地図はこちら。

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1 つりがね池
まあこういうことなんですよ。
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背後はこうなってて、こっから急に駆け上がる崖がそびえます。
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この下流はこういうふうに暗渠が続き、
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その反対側のブロックに開渠となってこう出てきます。
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これだけでも相当ありがたいもんが拝めてる気がします。
左側が駐車場でスペースが空いてるので、ちょっと奥まで見ることができます。
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2 その横の谷の流れ
この流れのすぐ南にももう一つ流れがあるようで。
祖師谷5丁目公園という高台の公園の横の深い谷の下を流れているようです。
(この公園の奥が崖上になってます)
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公園の向こうの谷底はここ。
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もうすこし近づいてみましょう。
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こっからまっすぐ住宅の裏を通って、ここに出てくるようです。
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厳重に閉じ込められた暗渠。
ちょっと金網の奥を凝視してみます。
じぃっ。
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覗き込んでいる私が立っているのは、
つりがね池のさっきの出口(7つまえの写真)と、ここは同じ道路。
この道路自体も、仙川に並行して流れる揚げ堀のような水路です。
ちょっと広くて不自然なかんじが残る道路です。
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この道路はしばらく仙川に沿って続き、ここで合流。
大石橋(だいしばし)、という橋のところ。
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こんなに見事に大胆に合流口があるとは思いませんでした。
水もけっこう流れ出ています。
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3 仙川左岸のいくつかの暗渠
こんどは逆に、この道路をつりがね池からの流れの合流地点から遡ります。
するとけっこう変化に富んだ暗渠をめぐることができます。
まず見どころはここかな。
仙川べりに祖師谷公園ができているんですが、その入口のところ。
先の道路を北上すると、じみーに左に入っていく暗渠があります。
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奥に入ってみましょう。
つきあたりはこう成っていて、奥にははしご式開渠が続いてます。
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ここから左にももう一本分岐。それはこんなふうな蓋暗渠となって、
公園スペースから仙川へと続いていきます。
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これはご丁寧に公園内でフェイク橋(暗渠橋?)の下を通って、
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仙川に向かってだぁー。っと口を開けています。
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さっきの分岐(4つ前の写真)からさらに北上してみましょう。
公園の淵を通ってはしご式開渠が続いていきます。
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その後クローズドな場所を適当な蓋がされた暗渠が続き、
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一般道の横に蓋暗渠となって身近な存在に。
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さらに右からまた別の暗渠(源造橋からの悪水:後述)が合わさって
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公園淵をさらに蓋暗渠で続きます。
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これはこの先の駒沢大学野球部のグランドまたは寮のあたりを掠めて
仙川に合流するようです。
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4 源造橋を通る悪水の流れ
次は3つまえの写真の支流の写真をいくつか。
分岐点から上流を覗きこむと、
蓋暗渠が続いているのが確認できます。
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回り込んでみると、祖師谷保育園の敷地を囲んで流れている模様。
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保育園の玄関口を写真奥から手前に来て、90度曲がって写真の右手に続いてきます。
(この玄関口、蓋暗渠ですよ!)
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その先、保育園と畑の間に続く素朴な暗渠。
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さ、ここ入ってみましょう。
素朴すぎる。中ほどまで行って振り返ってみた写真。
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さらに先、太い車道との交差点には、こんな看板がありました。
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源造さんが近所にいらしたそうです。
そうそう、以前「山はなくても川はある」のYKKさんや、
東京の水」のHONDAさんが、近辺のことを書いてらっしゃいます。
お二人の記事を読むと、
どうやらこの「3 仙川左岸のいくつかの暗渠」の章で取り上げている
揚げ堀のような川をかつて「類さん川」と呼んでいたようです。
※今回私は一次資料を当たれませんでしたので、「類さん川」についてはお二人の記事を全面的に参考にさせていただきました。ありがとうございます。

5 さいごは右岸もみてみよう
これまでずっと左岸を紹介してきましたが、右岸もちょっとだけ。
祖師谷公園は仙川の左岸・右岸にまたがる大きな公園ですが、
右岸側の公園の南に絶景暗渠がありました。
成城9-18あたり。
おおきなお屋敷の横に立入を拒む一本の暗渠道。
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反対側はどうなってるかな…。やはり立入断固拒否。
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そばまで寄って覗きこんでみると…。
柳の向こうに緑のじゅうたんが広がっていました。
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ここも素晴らしい眺め。まるで京都のお寺ですよ…。

★2014.9.27追記
残念ながら上の写真の暗渠は付近の再開発のため消滅してしまいました。

以上、ひとつの川を辿る、というコースではなかったけど、
つりがね池周辺はいろいろなバリエーションの暗渠が楽しめる
幕の内弁当のようなエリアでした。

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