暗渠ハンター 「はじめての暗散歩」こぼれ話7
『はじめての暗渠散歩』こぼれ話7回目は、
「暗渠サインを見逃すな!」
です。
これも、初出はMIZBERING 。
連載の2回目で繰り出したネタです。
もうこの話は、私の暗渠話の核というか根っこというか、
もう定番中の定番ですね。
『暗渠マニアック!』でもしっかり1章取りましたし。
そろそろ飽きてきた方もいらっしゃるかもしれない・・・。
でもまあ、YMOでいうところの「東風」とか「TECHNOPOLIS」みたいな、
いつでも出てくる安定感、みたいな受け止めをしていただけるとありがたいです。
この「発見」は、私の暗渠ライフの原点でもあるので、
たぶん今後も事あるごとにご紹介していくことになるのでは…。
*
そういえば、暗渠サインに関しては、
「猫は暗渠サインにしないのか」
「ビールケースは」
「粗大ごみは」
「植木鉢は」
といったご意見も多々いただいておりますが、
これは11/4に神楽坂モノガタリにて行われた
『猫×暗渠 猫でめぐる暗渠』のたかやまパートで
しっかりと否定し、あらたな定義と分類を提唱させていただきました。
これについては改めて、どこかでご披露いたします。
ひとつだけヒントを申し上げれば
まずは
・ここで使われる「sign」とは、『まえぶれ』という意味で使っているという前提であること
・その上で、「暗渠の存在をまえぶれとして示すもの」かどうかの吟味が必要であること
・それが、「ここは昔川だった」ことと、『だから・なぜならば 関係』が成立するものであるかどうか、ということを軸に話を展開させていきました。
ロラン・バルト風に言うと
暗渠がある風景に対して
・徴候→暗渠サイン
・象徴→猫やビールケース
・記号→「暗渠」というコトバ
みたいな。違うか。もう少し考えます。
*
*
ま、これからもこういうフレームワーク、どんどん開発していきますからね!
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