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2016年12月

暗渠ハンター ひるねこBOOKSさんでの「猫と暗渠」抄録3

谷中の「ひるねこBOOKS」さんでの「猫と暗渠」トーク、
ここでの高山ぶんについて、エッセンスをご紹介するシリーズ3回目です。
さて3つの暗渠で猫を探していてなんとなくわかったことがあります。
経験上、「暗渠には猫が多い」のは事実だと思います。確かに多い。
ですが、ひとくちに「暗渠には猫が多い」といっても、やっぱりそれでも
「いることが多い暗渠」と
「さっぱりいない暗渠」があるんだということ。
(あたりまえなんですが、改めてわかりました)
そしてその「いることが多い暗渠」とは、
暗渠のなかでも「よどみの場」であることが多いということ。
3つの暗渠では、たいてい人や車が普通に通る場所には猫はいません。あたりまえだけど。
そういう、とうとうと水が流れそうな場所ではなくて、
傍らの植え込みや公園、横の袋小路の塀の上とかとか、
「流れないところ」「よどむところ」「気の溜まるところ」に、猫がいるんですよね。
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まっすぐ流れるところでなく、ゆっくり渦を巻いて流れる「よどみ」にこそ、猫がいる。
Nyan2
「よどみ」は、命が生まれる場所です。
我々の命を生んだ銀河系。それは我々が観測できる最も大きな「よどみ」でしょう。
そこに、猫がいる。
大いなる命の根源としての「猫のいる暗渠」。
いっぽう、
昔から猫は、我々の物語に、実に様々な姿で登場してきます。
眠り猫。招き猫。そして化け猫。
我々の暮らす日常に、様々な異形となってよきに悪しきに入り込んでくる。
入り込んで、我々に異界の存在を示唆し続けています。
私の知る限りでは、犬はそんな「異界の使い」として物語に登場することは稀です。
だから、猫のいる暗渠は特別な存在であり装置なのです。
異界の・生と死の境界としての「猫のいる暗渠」。
実は、「猫のいる暗渠」とは、特別な暗渠なのです。
そんな場所を、畏れと敬いを込めて
『ニャン渠』と呼ぶことにしましょう。
Nyan3
さあ、今日は暗渠のなかでもひときわ神聖な畏敬すべき場所、『ニャン渠』誕生の瞬間です!
この記念すべき日のこの会を、
第1回『ニャン渠サミット』としましょうではありませんか。
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そしてこの記念すべき日に集ったみなさんを、勝手に
『ニャン渠大使』に任命します!パチパチパチ!!!
と、会場内が興奮のるつぼと化したところで私のパートは終え、
後半の吉村深掘りトークにバトンタッチしたのでした。
ご参加くださった『ニャン渠大使』のみなさん、
ほんとうにありがとうございました。
その後、大使活動は順調ですか?
以上、ひるねこBOOKSさんでの「猫と暗渠」抄録を終わります。
【ご参考】当日参加者に配られた『ニャン渠大使任命証』(みほん)
Nyan5
本年もご愛顧ありがとうございました。
みなさまよいお年をお迎えください。

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暗渠ハンター ひるねこBOOKSさんでの「猫と暗渠」抄録2

谷中の「ひるねこBOOKS」さんでの「猫と暗渠」トーク、
ここでの高山ぶんについて、エッセンスをご紹介するシリーズ2回目です。


「暗渠サインランキングチャート」と猫の関係についての話の後は、
まあそういうけど、ちゃんと確認してみっか、ということで、
何本かの「猫にちなんだ暗渠」を実際に歩いて、
何匹の猫さんに出会うことができるか、というレポートをしました。
全て、下流から上流に向かっての徒歩探索です。

1本めは、私が戯れに「猫顔支流」と呼んでいる目黒川の支流暗渠です。
まずはお客様に
「この支流が猫の顔に見えてくる」魔法をかけてからの現地レポートです。
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ほら、見えてきましたか?

しかし、結局ここでは一匹も出会えませんでした。
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続いて2本目。
「猫又橋」が掛かっていたことで有名な川・礫川ですが、
訳あってここではなくこの上流の「谷端川暗渠」を辿ります。

この企画始まって以来ようやく出会えました。
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3本めはひるねこBOOKSさん至近、かつ猫の名所・谷中ぎんざの下を流れる藍染川です。
途中殆ど出会えず焦りましたが、
霜降商店街に入ってからが豊作。
合計10匹の猫さんを確認。
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まとめです。
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さてここで、ひとつ気が付いたことがあったので、
私から問題提起をさせていただきました。

そこから、また次回。

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暗渠ハンター ひるねこBOOKSさんでの「猫と暗渠」抄録

谷中にね、「ひるねこBOOKS」さんというかわいらしい本屋さんがあるんですよ。
猫の本や北欧のアートなんかも扱う、ほんとに素敵な空間なんです。ちなみにビールも飲めます。

ここで、今年の9月に『暗渠マニアック!』コンビでトークショーをやらせていただきました。

場所にちなんで、演目は「猫と暗渠」です。
今回から数回に分けて、そのときの高山分のエッセンスをご紹介していきますね。
(お越しくださった皆様、その節はどうもありがとうございました。
以降、大使活動はいかがでしょうか?)


タイトルは
「猫と暗渠 ~暗渠はニャンダーランドだ!」。
このタイトルに、吉村は縦軸深掘り系、高山は横軸俯瞰系でアプローチしていきます。

まず私は、1枚目のスライドで自分のゴール設定をします。なんつっても谷中で、しかも「ひるねこ」さんですからね、猫好きな方ばっかしなわけですよ。
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このスライドを映しながら会場のみなさんに
ではみなさんの中で暗渠も好き、という方は?
と伺えば、
なんと全員がすでに「暗渠も好き」だという結果に。
やる前からゴールに到着してしまいました。


まあ気にせず進めて、いつもの祝詞みたいな前置きをお話し、本題は「暗渠サインと猫」についての件を。
暗渠には猫が多い、というのはもう誰もが認める事実ですが、
私が提示する「暗渠サイン」のチャートには、いつも意図的に「猫」は記載していません。

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それがなんでか、というお話をしました。
まあ端的に言えば猫は「動産」だからです。
「暗渠サインランキングチャート」は不動産物件を挙げてチャートにしているんですよね。

これに関連して、「粗大ごみもチャートに入れるべきでは問題」や
「ビールケースも入れるべきでは問題」についても
見解を示させていただきました。
さて、このあとメインのお題にはいりますが、
それはまた次回で!

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荻窪暗渠展 車止め人気投票、結果発表―!

先日11月27日、

おかげさまで無事に杉並区立郷土博物館分館での『荻窪暗渠展』を終了することができました。
おいでくださったみなさま、どうもありがとうございました。

さて展示パネルのなかで、
荻窪周辺の車止め5つを挙げての人気投票を実施しましたが、
ここにその最終集英結果を掲載させていただきます。
まずはこちらが投票対象。
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さて、どれが一番だったでしょう?
合計727票をいただきました。その結果はこちら。
2
まあ4番の金太郎が圧勝だろうなあとは予想していましたが
次点の1番がここまで健闘するとは正直思いませんでした。
私の好みは3番の逆U字でしたし、
これとその他3つが競るかなあなんて思ってたんですが…。
投票してくださったみなさま、どうもありがとうございました。
よろしければ、どんなところが良くて一票を投じたか、
ぜひコメント欄でご意見を頂ければと思います!

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