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暗渠マニアック! ここが見どころ読みどころ①

先月柏書房から発売の「暗渠マニアック!」、
おかげさまで無事にみなさまに受け入れていただいているようです。
まことにありがとうございます。

7/11はNHK「ブラタモリ」で仙台の代表的な暗渠、
四ツ谷用水を取り上げていましたね。
東京スリバチ学会の皆川会長がたくさん暗渠の話をし、
タモリさんもノリノリでやり取りしていた影響で、
「暗渠」
「暗渠マニア」
「暗渠の交差点」など含めて
その時間は普段の数十倍(もしかしたら数百倍)の暗渠ツイートがあったみたい。

世間的にも暗渠がキテるようです。よね?

まあそんな中、少しでも多くの方に「暗渠マニアック!」に興味を持っていただけるよう、
またすでに「暗渠マニアック!」をお持ちの方は、
さらに再読が愉しくなるよう、
気まぐれに見どころ・読みどころをご紹介していこうとおもいます。

さて今回は「章の扉」のこと。
「暗渠マニアック!」はぜんぶで7つの章から成っていますが、
その各章の扉にはモノクロの暗渠関連の風景写真と
短い「いざないことば」を設けました。
写真は、我々の写真ストックから編集さんとデザイナーさんに選んで頂いたものです。
なんか物によっては、
モノクロになると元の写真よりかっこよくなるんだなあと学びました。

それと、文言。
こちらはもう最後の最後にわっと書いて入稿という感じでした。
けっこうわさわさと。編集さんに手助けいただいて、我々著者と3人でPC上でやり取りして仕上げました。
でも、短時間に作ったのに
火事場の馬鹿力が発揮できたのか、結構いい出来なのではないかと自画自賛…。
とても気に入ってます(私は)。
ちょっとポエム入ってるものもあったりして。
でも扉だし若干ウェットでもいいかと。

写真は第3章「境界と暗渠」の扉。

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こちらとあちら、世界を二つに分かつ川。

世界は、自己から他者を区別することでできあがる。
土地に水で線を引き、ソトとウチを作りだす川は、世界の創始者といえるのかもしれない。(以下続く)

それと、告知です。
「暗渠マニアック!」共著の吉村生さんが、
大好きな桃園川のほとりにある暗渠カフェ、
その名も「モモガルテン」さんでパネル展を始めます。
このまま一冊の本になるんじゃないかってくらいの濃い内容。
ぜひいらしてください!

以下吉村さんのFB投稿から。
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暗渠マニアック!の著者が行うイベントの情報です。
展示「桃園川の記憶」
吉村のもっとも肩入れしている暗渠は桃園川、なのに、桃園川の記述が少ない、と感じた方はいらっしゃるでしょうか。
それは、桃園川と松庵川については一章分ではとても足りないこと、それから、この2暗渠ではまだまだやりたいことがある、と思っていること、が理由です。
やりたいことのひとつ。桃園川に関する地元との相互交流型の展示を、桃園川沿いのカフェモモガルテンさんにて、やらせてもらえることになりました。

会期は7/15-8/30、営業時間や休日はモモガルテンさんのものをご参考に。8/12-19は夏休みだそうです。
中野区部を中心に、流路、ほとりにあったものがたり、謎、むかしの写真などを10数個のパネルにして掲示予定です。暑い時期なので、無理に歩かず脳内暗渠さんぽとしゃれこんでみてはどうでしょう?(カフェなので、なにかご注文はしてくださいね。)
期間限定特別メニューとして、暗渠めし、暗渠ドリンクもつくっていただけます。
暗渠マニアック!、東京暗渠散歩、水路敷Tシャツ、特製桃園川絵葉書も販売いたします。
長くなってしまいましたが、また情報は足してゆきます。ぜひ、桃園川に遊びにいらしてみてください!(よ)
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