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暗渠ハンター 方南町と南台を貫くはしご式開渠のこと

まさかこんな都心にはしご式開渠が‼?
とあまりにびっくりしたので
興奮冷めやらぬうちにアップしておきます。
ちょうど杉並区と中野区の区境になってるところですね。

帰宅してからググってみたら、猫またぎさんでなくHONDAさんが2009年に記事にされていました。

この写真と見比べると、手前のわずかな「蓋暗渠」部分の長さと素材が変わったようですね。

Img_8019

ちなみに撮影位置である道路から神田川までの距離はわずか。高低の関係や道の曲がり具合などからから言っても
この開渠はこの道路とともに蛇行し神田川へと注いでいた模様です。
便宜上ここを「神田川 方南南台区界支流(仮)」としておくことにします。

では奥に進んでみましょう。
Img_8022

開渠の端にパイプが這わされています。
接続の状況からみておそらく雨水管でしょう。
普段の雨水はこのパイプの中の「密閉空間」を通って排水され、
それで賄えないくらい大量に雨が降る「非常時」にこの開渠に水をあふれさせて流す、という構造なのではないでしょうか。

さらに奥へ。
光の加減でなんだか神々しさまで出てきました。
Img_8026_7

ブロックの中を割り込むようにずんずん奥へと続きます。
が、このへんで追跡の限界。
Img_8028_3

続きが見られるところまで「コの字ウォーク」で凌ぎましょう。
途中この住設工事会社的な敷地の資材置き場で
一端が垣間見れます。
Img_8036

どうやら車の後ろの小屋は水路上に建っている模様です。
つまりこの開渠が一時的に「小屋蓋暗渠」となる区間です。
ここを越えると再びはしご式開渠で
家々のスキマを縫っていきます。

ブロックの反対側まで来ました。
水路はこの駐車場を奥から区境と共に貫いてくるはずです。
Img_8041

駐車場の奥はここ。
Img_8039

幅の狭い塀の向こうの水路は暗渠となっています。
Img_8040_2

さてこの先は、と。
歩道に加工されたと思しき痕跡を辿って上流をを探ります。
Img_8042

む。区営住宅。
Img_8044

この区営住宅の沿って南に回り込みさらに南の台地に登りかけるあたりで痕跡は途絶えます。
Img_8045

このあたりは南と東の二方の台地に囲まれる
窪地になっていますね。
この辺から水が湧いていたと考えてもよさそうです。

それにしても、ここは新宿から直線距離で僅か3.5㎞の場所。
こんな都心ではしご式開渠が残っているとは驚きました。
ぱっと思いつく中では東松原のはしご式開渠ですが、
ここは新宿から5㎞、渋谷にも4.5㎞ですからねえ。

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