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暗渠ハンター 神戸の鯉川こんな川②

では「夏休みローカル特集」、
神戸は鯉川の2回目行ってみましょう。

前回のヘンな構造の鉄骨開渠の上流を見ていきます。
ぐっと幅が狭く・底も浅くなってこんなふうに登っていきます。
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いま無意識に「登る」という言葉をつかってしまいましたが、
神戸の川は「短くて落差が激しい」のが特徴です。
海から上流を目指して歩き出すと、
このへんからかなりの勾配になり
文字通り「上る」というより「登る」状態。

お。多くの暗渠者が身悶えして喜ぶ「切り返し」ですね。
ちなみに剣道でも切り返しという稽古があり、
それは稽古の本丸である苦しい苦しい「掛かり稽古」につながる
恐ろしい序章でもあるのですが、こことは全く関係ありません。
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あ、なんかハト用の風呂桶みたいなかわいい構造物。
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公共金魚鉢とかなのかな。

さらにちょっとまた違った切り返しを経て柵のある開渠となります。
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坂の傾斜が大きくなり、渠も深くなってきました。
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あ。トマソン物件です。どこにも出られないドア。
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この先さらに切り返しが現れますが、
もう珍しくなくなっちゃったんでばっさり割愛。

この開渠はここから近づけなくなり、
崖(盛土してある幹線道路)に遮られてしまいます。
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しかしまだまだ先がある、と。
崖上の道路から今の谷を見下ろすと、こう。
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振り返ると道路の向こう側にはこれ。
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やった、続いてる!

これらの間の道路面にはこんなマンホールがあって
私を心強く鼓舞してくれました。
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この先はもう殆ど「山登り」です。
そうだな、東京近郊で言えば田園都市線の川崎市や横浜市的な高低差ですね。

これが道路を越えてくる暗渠。
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その続きが下の写真の左側(上流→下流方向)。
深い谷です。
こんなドラマティックな風景を日常に呑込んでなお、オバサンは水撒きしています。
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上流方向ははしご式開渠となって続きますが、
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伴走する道はこんな状況。
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実は昨夜もここまでは下流から追いかけてきたのですが、
この奥に写る草の茂みまで来て恐ろしくてあきらめた、
のでありました。
だってこんなだったんですよ昨夜は。こりゃ怖気づきますよね。
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それに比べりゃなんだこんなもん。
服にたくさん蜘蛛の巣付いたが無事通過。
しかし川は右に大きくカーブし見得なくなってしまいます。
しゃあない、Cの字ウォーク。しかもかなり高低差のあるCの字。
マンションの敷地の合間からやっと見えた景色がこれ。
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さらに上を目指し、
こーんなトンネルがある山の上のヘアピンカーブから流れに近づきます。
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見えた。
流れの途中に調整池のような空間ができていました。
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ここに建っていた碑。
(バックの、はるか下方に拡がる神戸の街にも注目願います)

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「追谷川 沈砂池」
「竣工平成5年3月 兵庫県神戸市」
と刻まれています。
そう、鯉川の上流は二手に分かれ、そのひとつは「追谷川」と呼ばれています。
この一帯が追谷という地名ですね。
そしてこれは沈砂池でしたか。

さらに上流は、「追谷霊園」という墓地を抜けて繋がります。
こちら追谷霊園の入口にあった地図。
しっかり流れが書かれています。
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そしてその流れ。
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ここからさらに滝のように上がって続きますが、
この墓地以上は近づく道がなさそうだったので追跡はここまで。
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次回は鯉川の最終回で、もう一つの水源からの流れを追います。

より大きな地図で 神戸の地下河川 を表示

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