暗渠ハンター 彩の国 藤右衛門捕物帳⑦蹴球気分で北浦和まで
さて隔回で書いているさいたま市の藤右衛門川、
今回は「緑(天王川)の4」。
なんかですね、この藤右衛門川の連載は昨年から始めてるんですけど、
正直自分ではそろそろくたびれてきちゃった感アリアリなんですよね。
(読まれてる方々はもっとそうかもしれませんがw)
これに限らず、やっぱ現調行ってすぐのほうが
記憶も鮮明だし書きながらも興奮するものですし…。
なんかあとは適当に端折っちゃって終わりにしちゃおうかなーなんて。
要するに中だるみ中なわけです。
しかしそんなところに、
猫またぎさんがこの藤右衛門川の兄弟支流「明花落」のことを書き始められたり、
大石俊六さんがこんな記事のコメントで
「大きなスケールで見ると、利根川と荒川に挟まれた埼玉というのは巨大な『沼地』といえるのではないか」
的な大胆かつ新鮮な視座を提示してくださったので、
俄然やる気になってきました。
言いすぎました、もとい。
すこしやる気になってきました。
はりきって行ってみましょう!
「緑の4」。こちらはながーい支流で遠く北浦和駅のすぐそばまで伸びています。
その前に、上の地形図には載せませんでしたが
ちょっと下流の短い支流から行ってみましょう。
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この短い支流は、
元町2丁目というところを通っているから
「元町2丁目支流(仮)」と呼びます。
元町2丁目支流は大きな鉄塔(大宮線9)の下で合流してくるので
見つけやすいです。
でた、防災倉庫。
道を横切って鉄柵暗渠が続きます。
コの字ウォークで追跡。
資材置き場と化しています。
このあとは推測でしかありませんが、
さらに南の丘上の鳥居のあたりまで行ってないこともないようなあるような・・・。
(奥に石の鳥居が見えますでしょうか)
ここまで。では本編の「緑の4」に行ってみましょう。
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それは元町3丁目20で西から合流します。
すぐその先に緑道「元町緑道」の入口が。
おお、緑道だからといってなめてはいけません。
なんか護岸っぽいものも残っています。
それにしてもサッカー推しですね。
この「まつふじ」も気になります。
中華そばから日本そばうどんまで扱っている度量の深さが、
何者であってもやさしく懐に受け止めてくれそうです。
時間があって腹が減っていたらぜひ寄りたかった。
その先にはこんな支流もあったんですが、
今回はスルー。
あとはきっと猫またぎさんが・・・w
どこまで行ってもサッカー。
変わり映えしないのでショートカット、
ここが緑道の終わり。
もう北浦和駅はすぐそこ。
ここから急に登り勾配がきつくなって、
その台地上に駅があります。
現調していたときは、たぶんこれは
「北浦和駅で降りて駒場運動場にサッカーの応援に行く人のための緑道」
であり、
サッカーの試合のまえ・うしろで気分をアゲつつみなさん通っているんだろうな、と思っていたのですが、
あとで地図をじっくり見てみると別に駒場まで近いわけでも何でもないし。
純粋に「サッカー推しの緑道」だったのですね。
まあなにしろ、車止めに描かれたサッカーボールを
追いかけるような気分で歩いてきました。ドリブルドリブル。
こちらは「元町緑道ドリブル支流(仮)」と呼ぶことにしましょう。
より大きな地図で 浦和 を表示
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