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暗渠ハンター 若木のきれっぱし暗渠

暗渠仲間で暗渠吟遊詩人(←ごめんなさい、いま勝手に命名しました)の谷戸ラブさんが書かれているブログ2回も登場していた、
若木の暗渠。

一度この近所に行ったのですが、場所がわからずじまい。
2度目の挑戦でやっとわかりました。
Img_0133

今日はこのお話を手短に。

まずはここの地形。
Google earthさん東京地形地図さんとを使って確認すると、
やはり蓮根川に向かって下る谷の途中。
もともとは蓮根川の支流のひとつだったのだと思います。

次は東京都下水道台帳を見てみると…。
なんとこの道の下には下水道さえ存在しない、
カラ暗渠(という言葉はどうも自己矛盾を含んでいるような気がしますが)。
さらに、なんと公道ではなく私道でした。

これは贅沢だなあ。
この私道に沿って数軒の家が並んでいるのですが、
確かに、写真の入口付近のお宅では
「スペースがあるなら庭として使っちゃおうかな、でも公道との境目だしなこれ」的な
ある種のはじらいやためらいのようなものが感じられましたが、
奥のほうのお宅ではもう
「このスペースおれんち。もうおれんちの一部として飼い慣らしてあるモン」的な
圧倒的なプライベート感がありました。

その時は絶対公道、という思い込みがあったにせよ、
覗いてしまったことを申しわけなく思います。
この場をお借りして、懺悔いたします。

昔ここはどんな姿だったのでしょう・・・。
昭和38年のgoo地図で確認すると、
この私道の先から蓮根川に合流している水路のようなものは確認できますが、
そこは今はすでに他の宅地。
水路など見る影もありません。
その水路の元になっているのがこの私道。
すでに私道脇には数軒家が連なっていて明確に確認ができませんが、
それこそ、この住宅の横を流れるたんなるどぶだったのかもなあ。

今では下水道につながることもなく、
また蓮根川からも切り離された、根なし草。
まあ近隣住民のみなさんには
なんだかありがたがられ、かわいがられているようなので、
無事に第二の人生でなく暗渠生いや、第三の水路生か?を
生きているようです。

とてもおだやかに。

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2070 ・・・その他水系」カテゴリの記事

コメント

ご無沙汰しています。速攻で飛来しました(待ってました!)
こちらの蓋暗渠はカラ暗渠&私道であったのですね。驚きました。(カラっていう接頭語、良いですね。カラ出張とかみたいで・・)調査不足で、私も便乗して懺悔したいです・・・

でもここの雰囲気には魅せられる点が多く、公文書館の地図を調べに行った事がありまして、
意外な事にすぐ西に隣接した住宅地の一角にも水路が記されていた様子などがそこでわかりました。
(以前記事にされていた、日大豊山の長久保の辺りにも水路が這っていたようです)

吟遊詩人を拝命しまして恐縮です。どこかの暗渠道でゴザを広げて詩集を売っていたら、お買い求めお願いします~。
(lotusさんの文章にも詩的な雰囲気が漂っていますよ~)

投稿: 谷戸ラブ | 2013年9月11日 (水) 21時30分

谷戸ラブさん
勝手にアダナつけちゃってごめんなさい。詩集は予約いたしますのでお取り置きお願いしますw
公文書館の地図!そうかー!(メモメモ) 西隣にも、豊山にもですか…!
このあたりの私の手持ち資料もそろそろネタ切れなので、ぜひこれ見てみたいです!!
とてもいいこと教えていただきました。
それにしてもこの暗渠、見つけるのにけっこう苦労したので
道端で見つけた時は嬉しくて思わずうめき声をあげてしまいましたw
教えていただいたことに、感謝いたします!!

投稿: lotus62 | 2013年9月13日 (金) 08時55分

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