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暗渠ハンター 横浜、野毛山あたり。その2

前回は野毛山とその中腹に唐突に姿を現す暗渠をご紹介しました。
今回は、野毛山の北西方面に延びる暗渠のことを。

桜木町から16号線をちょっと北に歩くと紅葉坂という交差点があります。
そこから左に見える高台、紅葉ヶ丘に通じているのが紅葉坂。
高級マンションや結婚式場が並ぶハイソエリア(←個人の感想)を通過して登っていくと、坂のてっぺんで大小の道と交差する六叉路にぶつかります。
その六叉路を紅葉坂からまっすぐに越えて細めの道に入っていく下りの道。
そこに不意に暗渠道が現れるのでした。
Img_7026
写真は下流方向。
上流に暗渠は確認できません。よし、これを下ってみよう。
この辺の地形はこんな感じです。
(横浜時層地図より転記・加工)

Photo

鹿の角のように入り組んでいる谷。
たくさんの流れがあったのかも知れません。
あとから大局的に考えると、前回見つけた暗渠と繋がってる可能性大、ですね。
さきほど紅葉ヶ丘のてっぺんを交差していた大きな通りを越えて、
戸部駅のあたりで帷子川の亜流である石崎川、もしくは現在の京浜東北線下を流れていたサクラ川へと向かう(たぶんこっち)支流のようでした。
いずれにしても戸部駅の周辺を流れていたようなので、
ここでは仮に「戸部川」と呼ぶことにしましょう。
戸部川(仮)は住宅街の谷底を縫うように流れていったようです。
流域には、アジアンタムみたいなシダ系植物を湛えた石垣の横を抜けていきます。
Img_7033

沿岸の家も、東京の暗渠沿いで見るような、
ちょっと入口をひと嵩上げるような作り。
Img_7037

ここから先は、痕跡も見つけられず
もう想像というより妄想かも知れません。
低いほう、そして暗渠のにおいのするほうを辿っていきます。
ここは右ですね、たぶん。
Img_7039

やがて妙照寺というお寺の高台の下をすりぬけます。
そこで妙照寺脇から入ってくるもう一つの支流をあわせている模様。ちょっと安心しました。
Img_7040_2

このあたりでタイムアップ。
確証はまだ見つけられていませんが、
先の地形図の、
鹿の角のようなたくさんの支流を集めて大きな谷底を走った川があるならば、
たぶんここだと思います。

この2回は、どちらかというと確証もない独りよがりな記事になってしまいました。
でもなんか、あえてそんな記事を覚書のように書きたくなることもあり…。
東京の川のこともまだまだよくわかっていませんが、
いつか神奈川まで足を広げたときに、
ああ駆け出しのころこあんな妄想もしたよなあ、なんて思えればいいかなと
拙い思いを公開することにします。
え?いつもそうだろって? www

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コメント

はじめまして。いつも楽しく更新拝見しております。
横浜の暗渠を取り上げて下さる方は殆どいないので嬉しいです。
さて、昨今の記事で取り上げて頂いている(仮称)戸部川については
前回記事の写真を撮られた箇所と今回記事の箇所のちょうど中間部分が
暗渠らしさ満載(途中から開渠になりますが)の一帯となっています。

貴ブログでご教示頂いた暗渠のサイン、
銭湯(うち1軒は廃業し駐車場となってしまいましたが)・米屋・クリーニング屋の
すべてを満足させるのみならず、川沿いに伸びていたのであろう小さな商店街や
小さな祠(?)なども点在したと記憶しています。

もし足をお運びでないようでしたら、再訪をお勧めします。

投稿: 町田県民 | 2013年2月12日 (火) 06時21分

町田県民さん
はじめまして。ご愛顧にこころから感謝いたします。
そうですか中間部が素敵だったんですね…気がつきませんでした;;;不覚;;;残念;;;。
7-11に出るまでの谷底の道は登ってきたんですけどね。あの古いとんかつ屋さんとかある道です。一歩裏に踏み込んでみるべきでしたねー。機会あらばぜひリベンジしましす。貴重な情報、どうもありがとうございました!どうぞ今後ともお気軽にコメントいただけたらと思います。

投稿: lotus62 | 2013年2月12日 (火) 09時05分

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