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暗渠ハンター 小平J-walk ③小川のような用水と蓋暗渠

3 小平を縦横に流れる用水

前回、小平霊園の端っこまで来ましたが、その南東端の風景がこれ。
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写真右側が小平霊園、真ん中は用水路がありました。
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実は、これ、小川用水。
玉川上水は小平市と立川市の境界あたりから分水し、その後まっすぐ東に延びてくる用水路です。
開削は1656年というからずいぶん古い。

小平市では青梅街道の南北両方にまたがって流れ、西武国分寺線のその名も小川駅と鷹の台駅の間を抜け、さらに西武多摩湖線の青梅街道駅の南北を通り、小平市天神町の手前で南側の小川用水は南下して野中新田用水となり、
北側は北上して小平駅の北でほうぼうに「展開」していきます。
このあたりは「小川新田」と呼ばれていました。
展開後は、「小平排水溝」と呼ばれてさらに北の楊柳川へとつながっていきます。
その、小川新田を通ってくる小川用水のいわば「熟年期」がここというわけ。美園町3丁目。

ここからは、しばらくその小川用水の熟年期を少々遡ってみることにしてみましょう。

この場所だけは水面も整備されています。
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住宅の周りからすこし遡ると、農地の中に。
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農地と住宅の境を縫います。
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やがて住宅の中を進むんですが、
そこまでの一部はこんな感じ。この半端加減は結構萌える暗渠モノもいるのでは…。
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その先は、かなり様相が変わってきます。
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百日紅の小径、と表札がありました。
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その後ちょっとぐにゃっと曲がったりして。都道227号線を東に行きます。
この通りではこんなコンクリ舗装暗渠に。
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美しいです。カタツムリの歩いたあとみたい。
美園町2-16あたりでは、南につながる水路も見えました。
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市立7小入口、という交差点では
水路はさらに東西に続くのですが、ここでも南につながる水路が。
帰りは小平駅にいけねばならないので、
この南北の水路を辿ることにします。
こんなコンクリ蓋暗渠で魅力的だし。
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ちょっと南に下ると、すぐに西にカーブ。
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90度カーブです。杉並のカーブの美しさにはかないませんが、
この荒っぽさは川崎の蓋暗渠に通じる趣があります。
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この後はしばらくまっすぐまっすぐ。
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一部穴があいていてなんだか顔に見えますね。
懐かしのビックリハウス「フェイスハンティング」(だったっけな?)を
思い出しました。
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当然無理にでもカメラを突っ込んで写真を撮ってみるわけです。
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ちょっとだけ水が流れていました。

東西の流れからまたほぼ直角に曲がり、南へ。
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この先は行き止り表示。
ちょうど西武新宿線にぶち当たります。
線路の先の延長線上には「あじさい公園」という池のある公園。
おそらくここにつながっていて、ここは元湿地かなんかだったんでしょう。
さきの流れの延長線上に整備小川。
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その先に、このあじさい公園があります。
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ちなみにこのあじさい公園に接続する直前には、
多摩湖(村山貯水池)から境浄水場に通じる水道道路上に作ったサイクリングロードを跨いで(潜って、が正確ですね)通じています。

まあ今回は無目的に行き当たりばったりで歩いたので、
なんだか取り留めもないレポートになってしまいました…。
しかしほぼ初めて歩いた小平近辺の暗渠と開渠。
今後もっと調べてから、少しは体系的な記事が書けるようがんばります…。

4 おまけ。多摩湖にいくはずじゃなかった

さらに取り留めのないことに、この後小平駅から電車で西武球場にむかうことになります。いや、西武球場でビールのんでみたくって。
時間があったので、多摩湖に寄ってみました。
いやあ結構美しいところです。
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そして西武遊園地もすぐ隣。
でも休園日だったので、そこはかとなくさびしい雰囲気を思いもかけず堪能できました。
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ここでユーミンの「ようこそ輝く時間へ」(パールピアスに収録)を思いだして口ずさむ私…。
大人になったら宿題は、なくなるもんだと思ってた。

たぶんその影響でしょう、多摩湖畔のこんないい雰囲気の店もお休み。開いてたら絶対入ってた。
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多摩湖(村山貯水池)がダム湖としてできたのは、上流の湖が大正13(1924)年、下流の湖が昭和2(1929)年。
それまでこの湖底を流れていた川、北川はいまこうしてダムの上から始まって、ジェットコースターのように急な流れを下って進みます。
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ずいぶんここでゆっくりした後、西武球場に。
通称猫屋敷、と呼ぶらしいですね。
この日は西武対ソフトバンク。
ゆっくりビールが飲めるよう、「外野席、空いてるほうください」とチケットを買って、右翼側でおいしいビールを飲みました。
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あとで調べたらこの西武球場、すぐ入り口のところが所沢を流れる柳瀬川の支流の長峰川の源流だったらしいです。
…みはぐりました…。
今度はよーく見てこよう。
ということで、小平近辺突発的無目的Jウォークはここで終了するのでした。

より大きな地図で 小平あたりの事情 を表示

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コメント

あ~、あの日こんなに色々行ってたんですな~。うらやましいw
たぶん一部は自分も西武線から眺めて「あれ怪しい」と思ってたやつな気がする。
それにしても、霊園に用水、枯れ湧水(←日本語としておかしいかも)など、良いポイントですな!これは行ってみたい!
あと、小川用水をもう少し遡った酒造跡で酒を飲むのが夢です。

投稿: nama | 2012年10月27日 (土) 13時19分

そうなんす。でも相当歩いて、へとへとになりましたわー。
まったく土地勘なかったけど、すこしはできました。
ちょっとなら案内できるかも。ただですね、やっぱ都心と違ってそれぞれの距離がありますからね、気合い入れて臨みましょう!

投稿: lotus62 | 2012年10月27日 (土) 21時03分

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