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暗渠ハンター 練馬の谷一気攻め⑤練馬白山神社支流から向山ヶ谷戸支流まで

石神井川シリーズを着々とこなすぞ!というわけで、今回は地形図の5のところからその先進めるだけいきます。

Photo

5 練馬白山神社支流

やはりHONDAさん猫またぎさんがすでに書かれているところ。
前回の豊島弁財天支流と対比させて「練馬白山神社支流」とHONDAさんが名付けたことに猫またぎさんが「うまい!」と膝を打った、というのが印象的でした。全然土地勘なかったのでよくわからなかったんですが…w

私は、この日、以前から地図を見て気になっていた
「中村橋のすぐ北に、がくんと急に始まる谷!」(上の地形図の7)をメインディッシュとして
いただきに行ったんですが、ちょっと時間もあったのでその左右の谷にも行ってみようかなあと軽い気持ちで行ったのでした。それがまずここ。

中村橋駅から練馬駅に西武線の高架下を向かっていたら、やはり急に北に向かって谷が開けてきたのです。
Imgp7828

ってか高架の南はそんな低くなってないから、まさにこの辺が谷頭ですよ。
(実は記事を書いた後に、谷戸ラブさんからこんな資料を紹介いただきました。この中の地図では、この谷頭をさらに南下し西武新宿線と千川通りつまり千川上水跡の間に「湧泉・湧水(旧)」の印が付けられていました!)

谷に入っていこうとする場所に、こんな、ひときわ高くて真ん丸に茂る木があります。
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ここでHONDAさんの記事を想い出しました。これだ!見覚えがある!!
(でもこの時点ではこの木が白山神社支流の記事に出てきたとは理解していない…なにしろこれらの記事を読んでる頃は、練馬は私にとって「暗黒の大陸」だったから…)

この木の下の太い道の一本西に、崖下に隠れるように暗渠路地が始まっています。これが今回の練馬白山神社支流。
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危うく見落としてこの木の下にある太い道(ここが結構窪んでるんです)を暗渠と信じて下ってしまうところでした。

そのあとの暗渠はまあこうして続いていくわけです。
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途中、この支流の仮名のいわれである白山神社があり。
(撮影時点ではこの「練馬白山神社支流」という仮称を思い出していないのですが、そんな私にもよほどインパクトがあったんでしょうこの鳥居は)
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お墓の崖下なんかも通るわけです。
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おそらくこのあたりでは、すぐ東にももう一本別れて水路が並走しかつての田んぼを潤していたのではないかと思います。
そして西早宮橋付近で石神井川に合流、と。
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6 豊島園に落ちていく二つの谷
次は、その西の谷。
特に支流の跡が見当たらなかったんですが、流れがないわけがない、と目論んでいる短い谷をまとめて二つ。

ひとつは、豊島園線のすぐ西です。
ここは向山庭園と呼ばれる庭園があります。
立派な池がある庭園で、一般公開もしていたのですが
震災後は改築の必要が出てきてしまったらしく、以来ずっと閉園・工事中だそうです。
私が行った時も工事中。ですがフェンスの合間から池を見ることができました。
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この池のさらに上流、南側にもうっすら谷筋が伺えます。
が、住宅で埋まっており川跡は確認できませんでした。

そしてさらにもうひとつ西側の短い谷。
ここは後日入手した「練馬区文化財マップ」にも水路のしるしが短く書かれていたので、間違いなく水がある…。
しかし私が行ったときは見つけられませんでした。

谷のはじまり付近には、「向山ヶ谷戸緑地」という公園。
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この公園の西側と東側(<こっちがこれから取り上げようとしているほう)に谷があるのですが、どうも主に西側の大きな谷のことを向山ヶ谷戸とよぶようです。
ちなみに「向山」とは「こうやま」と読みます。
地元の方は「う」を省いて「こやま」とも読むらしいですね。
この緑地の東側も、こんなふうに思いっきり谷底地形が見られるんですが、
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それでも流れは見つかりませんでした。
一番低いところはわりと宅地になっていて覗けないんですよ、ここも。
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残念ですが暗渠なしで谷地形だけをご紹介しました。

7 向山ヶ谷戸支流
さて、このあたりはあんまりニュースがないからサクサク行きます。
中村橋駅から北に行って大きな道路・目白通りを越えたところでいきなり階段下から始まる暗渠。この支流の名前はHONDAさんの記事に習いました。
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地形図を見ると、目白通りの南側にもうっすら谷が広がっているようですが、
新しい道路が目白通りから中村橋駅方向にすこーんと造成されているので
その痕跡は見当たりません。

ではこの階段を下りて下流へと旅立つことにしましょう。
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湿り気の多い道。
それにしても深く狭い谷です。
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こんな湿っぽい谷が続き、かなりミストサウナな空気。
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それはそうと、
暗渠に咲くこの花の、産毛みたいなのが気になります。
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脇の道からこの谷に降りる階段。なんか必要以上に堂々としてるw
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ふつうの道との並走区間です。間にある突起物は、護岸、っていっていいんでしょうか。
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この手の煉瓦敷き暗渠路地は、たいがい洒落すぎてて好きなタイプではないんですが、
ここは程よくすすけた感じでなかなか味わい深いです。
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石神井川に近づくと送電線の鉄塔が多くなります。
これは「豊島園線」のNo11。
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で、ですね、ツイットでも何度か申し上げたんですが、この手の鉄塔にはこんな看板があるんですよ、アラートを発するオウム君。
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これって、電気抵抗の「Ω(オーム)」と引っかけてあるんじゃないかなあと思うんですが如何でしょうw?

石神井川手前でこの煉瓦敷きの道(実は貫井川)に垂直に合流。
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ここにはなぜか道端にへんな動物が生息しています。
Imgp7656

どうしても写真を撮らずにいれない不思議な引力があります;;;。

そしてその後すぐにそばを流れる石神井川に合流、となります。
今回はここまで!

より大きな地図で 杉並以北でまとめてみよう を表示

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