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暗渠ハンター さよなら川の資料館

ストックの記事をお休みして、今日はちょっと速報的なものを。

カケダシのころから御世話になった目黒区川の資料館が、3月末を以って閉館しました。
中目黒駅から徒歩5分、目黒川調整池の上にあるそこに、最終日にお礼方々行ってまいりました。

いや、ものすごい雨風だったんですけどね、この日を逃すともう閉館ですからちょっと頑張りました。

資料館に行く前にちょっとだけ反対方向に寄り道。
結構通った道でしたが、知らなかった暗渠も発見。(短いけど)
目黒川、山手通りの西側は小高い丘なので、そこから目黒川に注ぐ流れが数本あるんですが、そのうちの一つ。
山手通りの一本西の小道からがくんと下がるところにあるこのスペース。

Imgp6694

反対(さらに西)側はこんな不自然な道が続いています。
Imgp6695

山手通りに廻ってみましょう。
東山1-6あたりのマンションの敷地の横に続いていました。
Imgp6698

その奥はこんなふうに、さっきのスペースに続いています。
Imgp6703

いやー気がつかなかった。見なれたところほど、もっと注意して見てみないとなあ。

中目黒駅に向かって歩いて行くと、山手通り沿いにいつも素通りしていた見なれた喫茶店。「ニューペア」。
Imgp6707

ショーケースにたくさんメニューが並んでて、セットメニューが多くって楽しいんですが、こんなのも。
いやいや見なれてつい見過ごしていましたが、ここのメニューって超意表を突いてないかい?
とうふとナポリタン盛り合わせ。

Imgp6706

…絶句。盛り合わせないでしょ、フツーww
かなり興味をひかれましたが、もうヒルメシ食っちゃったんでまたこんど。
しかしなぜ豆腐…。
実例二つから「見なれているものほど見過ごしがちである」という学びを体験し、川の資料館へ向かいます。

あまりの風雨に通常駅から5分のところ30分くらいかけて歩き、
川の資料館に到着。
資料館というと、関連図書がずらっとある印象もありますが、
ここは図書よりも展示物がメインです。
それに、学芸員さんがせっせと集めてきた川関連の資料のファイルや手作りの展示資料がたくさん。
それが小中学校の教室ひとクラスぶん強くらいのスペースにぎゅっとつまっています。
学芸員さんとの距離もすごく近い(近いというより、学芸員さんの研究室に遊びに行く、という感覚ですね)ので、あれこれ質問もしやすいんですね。
私も孤独に暗渠ブログを始めたころは、何か疑問があるとここで学芸員さんに尋ね、適切な資料を教えていただいたりしたものです。
ほんと、学芸員のA津さん、どうもありがとうございました。

閉館後これらの資料はどうなってしまうのかとお尋ねすると、
図書類は実は学芸員さんの私物wだとのことなのでおうちに持って帰られるそうです。その他展示してある資料は、ほとんどが近くにある目黒区花とみどりの学習館に持っていかれるとのこと。
こんも資料館なきあとも、団体で予約すればこれらの資料を使って学芸員さんが説明をしてくださるそうです。
なるほど。

ちょうどこの最終日には、ご近所にお住まいの暗渠仲間の御一人も偶然きてらっしゃたので、その場でごあいさつ。

資料を読んでいるとあっという間に閉館の16時半。残念ですが、とうとうこれでお別れです。
帰る前にもう一回振り返って、礼。
Imgp6749

ほんとうに御世話になりました。

資料館から出ると、目黒川はいつもよりちょっときつい匂い。
今日の大雨で汚水が川に流れ出しているのでしょう。
そういえば、
「合流式の下水は、大雨になると汚水が雨水管を通って川に流れだす」という びっくりな事実も、最初はここで教えていただいたんだっけ。

より大きな地図で 中目黒駅北渓谷 を表示

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コメント

「見慣れた物ほど・・・」の件、痛感します。
そこで再発見があると倍愛着が湧くと同時に、慢心がそうさせたのか~とか独りブツブツ悔やんでみたり。
「学び直し」も今やトレンドのようなので、心に刻みます。

川の資料館、残念ながら行かず仕舞いでした。
豆腐の印象的な写真がまんま川の資料館のイメージとして焼き付きました。

利用者が少ないのでしょうか・・?(事業仕分け??)

投稿: 谷戸ラブ  | 2012年4月 2日 (月) 14時13分

谷戸ラブさん
いやー基本的にそそっかしいたちなので、もうこんなことの繰り返しです、私。お恥ずかしい…。
川の資料館、残念でしたね。もしかしたら暗渠モノたちのリアルな情報交換の場にも、なりえたたかもしれなかったのに…(ということを資料館さんや目黒区さんが望んでいたかどうかは別にしてw)。
豆腐と川の資料館のひも付けについてはこれこそ目黒区さんは望んでいないでしょうからw、私の責任ですw ごめんなさい。

投稿: lotus62 | 2012年4月 2日 (月) 19時26分

そうなんですね、ここは学芸員さんとの距離がすごく近くて質問しやすいんですね。残念ながら閉館してしまいますけど、私はこういう資料館に博物館系施設の未来を感じます。私がここに行くのはいつも雨の日で、A津さんにする質問といったら「今日の目黒川のにおいのきつさ」とかヘドロの話とかトイレから流れてくるものの話とかばかりでしたけど、A津さんは新発見満載の解説で応えてくださって楽しかったです。こういう個性的な施設は、行政が狙って作れるものではないですけど、このスピリットは東京peeling!にも私の中にも生き続けると思います。

投稿: 大石俊六 | 2012年4月 3日 (火) 23時22分

俊六さん
ありがとうございます。俊六さんのブログで「3月閉館」の第一報を教えていただいたからこそ、の来訪でした。感謝いたします。
たしかに、言われてみればここみたいな資料施設のあり方ってかなり希少でしたね。今にして思えばまるで学芸員さんのオープン研究室、的でした。
こちらまだまだ若輩者ですがそのスピリット、俊六さんとともに忘れずに記憶して行きたいと思います!

投稿: lotus62 | 2012年4月 4日 (水) 19時36分

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