暗渠ハンター 龍のおなかみたいなコンクリ蓋暗渠を鑑賞しようシリーズ②春日橋や忍川橋あたり
さて善福寺川の支流で見た「まるで龍のおなかみたいな」(<こじつけ)コンクリ蓋暗渠を辰年にあやかって鑑賞するシリーズの2回目です。
前回からちょっと下流に下り、今回は春日橋あたり。
杉並区史跡散歩地図(主な暗渠が載っている)を見ていたらけっこうこの橋の周辺に暗渠マークが載っていたので、どれどれちょっくら見てみっかと出かけてみました。
あったw
杉並区史跡散歩地図に載っている暗渠に繋がる支流暗渠が、ほんの短い間コンクリ蓋暗渠で残っていました。
右側は私邸玄関へのアプローチ。まんなかの蓋暗渠はまるでそれに擬態しているかのように馴染んでしまっています。
ここは荻窪4-11。
この蓋暗渠はご覧の通り左の駐車場との間で植木を置かれて、その先はこんなふうに家と家との境界を塗って奥へと続きますが、その先(このブロックの反対側)では消えてしまします。
春日橋のひとつ上流には忍川下橋、忍川橋、忍川上橋という橋が続きますが、冒頭から追ってきた暗渠はこれらの橋の左岸ちょい奥を川と同じようなカーブで道なりに続いているようです。
ここも暗渠らしいんですが、わずかに広い歩道に多少の暗渠指数を感じることができるくらい。ほぼ痕跡はありません。
写真右手は荻窪高校です。
ふーんここも写真映えしないなーなんて気を抜いて歩いていると…。
あれ?荻窪5-7、荻窪高校のすぐ横に、またまたこの暗渠につながる短いコンクリ蓋暗渠がありました。ありましたっていうより、いましたって方が適切な感じ。小動物を見つけたような気持ちです。よーしよしかわいいねえw 少々アップで。
奥はもうすでにプライベート感が充満しており、これ以上入るの無理。
思いがけない収穫だったのでそれでも十分満足です。
結局これらの橋の近くでのあからさまな暗渠の捕獲は以上。
杉並区史跡散歩地図には反対側にも暗渠の記載があったので、念のため右岸近辺もうろうろしてみましたが、やはりもう道路と同化してしまって暗渠の判別がつきません。
冊子「杉並の川と橋」によると、この荻窪公園もかつての湧水池だったとのこと。
今はそれをモチーフにしたのかどうかよくわからないモニュメントっぽいものが残っています。
さて今日はこのくらいで帰るかね、と思って荻窪公園を後にしたのですが、
ほんの少し離れたところにこれまた思わぬ収穫が。
これは小さな橋跡、その奥にはコンクリ蓋暗渠が続いていました。
荻窪2-8あたりです。ほら、見てください!!
あーこれは前に来たことがある松庵川の下流に合流する水路でした!
namaさんのこの記事の最後の方の暗渠です。
なるほど、ここか!
っつことで第2回の龍腹コンクリ蓋暗渠鑑賞会は以上。
次回はこのシリーズの一応の最終回、第3回です、
より大きな地図で 杉並以北でまとめてみよう を表示
| 固定リンク
« 暗渠ハンター 龍のおなかみたいなコンクリ蓋暗渠を鑑賞しようシリーズ①上荻3丁目の物憂げな3本の暗渠 | トップページ | 暗渠ハンター 龍のおなかみたいなコンクリ蓋暗渠を鑑賞しようシリーズ③神通橋そばやその他の蓋の巻 »
「2055 ・・・神田川水系」カテゴリの記事
- 暗渠ハンター 「ハルさんの休日」に出演しました。ヘンタイ役で。(2017.04.27)
- 暗渠ハンター 仙川なかほどみぎひだり(2016.01.18)
- 暗渠ハンター 暗タクはじめました。(2015.12.23)
- 暗渠ハンター 西荻の南北の車止めを比べる展示、でした。(2015.11.30)
- 暗渠ハンター 阿佐ヶ谷の蓋を愛でる展示、でした。(2015.11.23)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント