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ここにもあったか、ゆるアスファルト暗渠!!湧水だけじゃないあのメジャーな川の意外な素顔!

今回のタイトルは、ある種の実験を兼ねてみました
ほんとのタイトルは「暗渠ハンター 羅漢寺川・川の途中で」だったんですけどね、急きょトライしてみようかと

前回は羅漢寺川の、林試の森公園を貫いて禿坂を越え
品川用水までつながっていた禿坂支流(仮)をご紹介しました。

まあその時羅漢寺川の本流も辿ってきたのですが、
以前は気づかなかったちょっとしたトピックスと
もうひとつ見つけた短い支流(たぶん)について、
アラカルトっぽく簡単にご紹介していきましょう。

まずはこれ、羅漢寺川といえば、
崖から出ている湧水が有名です。

Imgp2072

この日もこんこんと、というか
じゃばじゃばと勢いよく湧いていました。
あまりに暑かったんで、顔を洗ったり足に水をかけたり
果ては口にまで含んじゃいました。
無味無臭。
この後予定もあったので飲みはしませんでしたが、
これはきっといい水なんだろうな。
せめて煮沸して飲む用に持って帰ってみればよかった。

この湧水ポイント付近は、おびただしいマンホールが
見られます。
Imgp2070_2

お、これはおしくらマンホール「もどき」ですな。
Imgp2073

あ。こっちは真性か!?
残念、よくみたら「もどき」でした。
Imgp2077

なんて地面に目をやっていて気がついたのですが、
ここは「ゆるアスファルト暗渠」(namaさん命名)ですね!
Imgp2069

Imgp2071

もともとはしご式開渠だったところにアスファルトを被せて
暗渠にしたのはいいが、どうもアスファルトが緩くって
もともとのはしご式開渠の跡が
レリーフのように浮き出てなみなみいってます。
うーん、歴史を感じさせる一品!
いつごろ開渠から暗渠になったんでしょうね…。

このへんは非常にワイルドで暗渠脇の雑草もモサモサしてるんですが、
少し下流にむかえばすぐにまた湧水で有名な目黒不動があり、
急にもさもさ→すっきり暗渠になります。
この短い区間での対比が面白いです。

さて、目黒不動からさらに下流に向かおうとしたところで、
横道の支流のようなものに目が留まりました。
Imgp2082

ちょっと奥まで上ってみるか。

参拝者で賑わったであろう古い商店街の道に出るところで、
これまた古そうな車止め。
Imgp2084

うーん、どうだろう、支流なのかなこれ。
と考えながらヒキで周囲を見てみると、
その横には暗渠サインの一つであるコインランドリー。
Imgp2085

うん、これは何か流れがあったんだろうな。
さらに上流方向には、安養院というお寺が。
Imgp2086

もしかしてここに池があって、
そっからの流れも来ていたのか!?
と推測し、参道を登って中に入ってみます。

なんだかやたらと石像・石仏が多いお寺でした。
あちこちの石仏がここに集められているみたいな。
Imgp2091

なんか後でググってみたら、
美術館とかあるちょっと変わったお寺のようです。
もしかしたらこれらの石仏は住職さんの
コレクションだったのかもしれません。

うーん、残念ながら池はありませんね。
でも池跡ならありました。
Imgp2087

むむむ。
どうやら古地図にも池はありません。
さっきのコインランドリーまでは水路があったと推測できますが、
そこまで、かな。
でもまあ目印としてはありがたいので、
この短い支流は仮に「羅漢寺川 安養院支流」と呼んでおくことにしましょう。

より大きな地図で 羅漢寺川を遡る を表示

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2021 ・・・目黒川水系」カテゴリの記事

コメント

ゆるアスファルト暗渠、松庵川にしかないと思っていたら、
杉並にももう一個見つけました。
こっちにも二個・・・案外あるものなんですね!
同じ職人さんだったら面白いなあw

投稿: nama | 2011年8月17日 (水) 21時18分

あー私もタイトルとあまり関係なく釣られているのですが(笑)。

こことは直接関係ない話ですが、久里ぼん『衾案内1 自由が丘駅、緑が丘駅あたり』(東京図書出版会)という本によると、六畝川の清水稲荷はもともと現在の東急バス車庫にあって、そこには小さな池もあったそうです。『時層地図』で確認したら、明治終わり期の地図で池が、昭和戦前期の地図で神社マークが現在の車庫敷地の西北に載っていました。

投稿: sumizome_sakura | 2011年8月18日 (木) 00時12分

>sumizome_sakuraさま
こちらにコメント頂くのは初めてでは?どうもありがとうございます!
タイトルでなく中身に注力する方針を再確認しましたw

面白そうな本ですね。これ。
初めて六畝川の上流清水稲荷にいった時は、「その先がありそう」な様子に疑問を持ったものでした。
そして「その先」にあったのがバスターミナルだったので、!?と思って
これ
http://lotus62.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-ac92.html
を作ってみる直接のきっかけになったので、とても強烈な印象のある場所です。
たいてい水回りは弁天様なのに、ここは「清水」というお稲荷さんというのも
もしかして珍しいのかもしれませんね。
あー、もっとここのことを知りたくなってきましたww
この本、参考にあせていただきます!

投稿: lotus62 | 2011年8月18日 (木) 11時01分

>namaさん
同じ職人だったら…面白いですねw
「はしご式を微妙に感じ取らせて川跡を偲ばせる」という高等テクニック。
もしくは「いつもアスファルトやわらかめ」で工事しちゃうやっつけ仕事w
前者であってほしいですね。

投稿: lotus62 | 2011年8月19日 (金) 09時29分

神田川南台支流にもあるのです、ゆるアスファルト暗渠。
http://tokyoriver.exblog.jp/12989937/
の3枚目の写真。ここは自転車で通ったりすると
足元がなんだか柔らかいのです・・・
ちょっと怖い。

投稿: HONDA | 2011年8月19日 (金) 23時08分

>HONDAさん
あー、そうだそうだありました!クランクになってるあたりですね!
そうそう、味噌maxさんとGWに歩いた、「番亀」のいるところでしたw
http://misomax.blogspot.com/2011/05/culvert-beginner-tour-and-return-match.html
特に暑い日は、アスファルトの底が抜けちゃいそうでちょっとしたアトラクション気分ですねw

投稿: lotus62 | 2011年8月22日 (月) 10時20分

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