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暗渠ハンター 立会川・清水池のさらに上流があった!?②

立会川の3つの主水源のうち、
前回に引き続いて清水池周辺の話題を続けます。
主旨や手法は前回通りです。

もういちど、清水池から。
清水池の北西の端っこには、こんな水門のようなものがあります。
Imgp2140

おそらく鷹番方面から流れ込む合流口がここ、
ということなんだと思います。今回はここから
上流を辿れるだけ辿っていきます。

公園の北西の門から出て、
この南北に走る道に水路があったそうです。
Imgp2142

おお、そういえばこの歩道をガードする柵は
目黒区・世田谷区・大田区あたりでは
よく暗渠の入り口なんかにも立ちはだかっている気がしますね。
Imgp2144

目黒本町2-19のところで角を左に曲がり、
Imgp2145

程なく行くと右手に暗渠道が見えてきます。
Imgp2146

この暗渠道は2ブロックを貫きます。
こちらが2ブロックめの入り口。
Imgp2148

新しい建物に囲まれスマートないでたちですが、
アスファルトにはたくさんのマンホールが
埋め込まれています。
Imgp2149

この区間を過ぎると目黒通りにぶつかります。
通り沿いの7-11のすぐ横を貫通しています。
下はそれを振り返ってみたところ。
Imgp2150

そしこの続き、目黒通りの向こう側は…。
Imgp2151

正面の道が川跡です。
緩く蛇行しながら北上します。
Imgp2152

ですがこの道の先は…。
Imgp2154

鷹番小学校の敷地に入ってしまい、追えなくなりました。
Imgp2155

様子からすると、敷地の端っこをぐるっと
水路が通っているような感じなので、
回り込んで見てみます。

あったあった、ありました。
Imgp2156

歩道がちょっと奥まって、
そこがゴミ集積所になっています。
ここから出現する歩道になって、写真左に進んでいるようです。
Imgp2157

その後すぐに西に曲がります。
写真の奥に左に曲がる道が見えますね、これこれ。
砂利道として続いていきます。
Imgp2158

砂利道の出口付近にあった車止め。
Imgp2159 
これは新しいタイプですねー。
高さの違うポールがチェーンで結ばれています。
高さと言いナナメってるポールといい塞いでいる道幅といい、
「全てが中途半端」に統一されています。
これは、目立たないけどかなり
味わいの深い車止めなのではないでしょうか!?

これ以降の上流は流路を特定するのが難しくなります。
この右に走る歩道も怪しいし、
Imgp2161

この道も怪しいですね。
Imgp2162

こんな道もあって迷ってしまいます。
Imgp2164

※前々回の記事でhikadaさんからコメントを頂きましたが、
「大田区の文化財 第24集 地図で見る大田区(1)」には3つ上の写真の道が道が水路として
描かれているとのことでした。hikadaさんどうもありがとうございました。
私自身も昭和30年代の地図を確認しましたが、この写真の道に水路が描かれておりました。

でも。鷹番2-17のこれだけは
決定打ではないでしょうか。
Imgp2165

この真ん中の鉄柵の向こうには
細長い遊休地。
ほぼこれまでの水路の延長線上にあります。
そしてその反対側上流方向はこれ。
Imgp2166

ですがやはりこの界隈には
暗渠路地のようなものがたくさん走っていて、
ここら一帯農耕地だったころの用水路の名残が
たくさんあるのかもしれません。
地図には一本だけ流路を書きましたが、
網の目状に用水路があった、
と考えることもできそうだ、というのが
現地を回った感想です。

この辺りにはこんなお宅もしっかり残っていたりして、
思った以上にいい感じのレトロ具合の残る街でした。
Imgp2170

ほんとは、
「この水路が東急線を越えて品川用水まで繋がっている」
という仮説のもとに探索をしたのですが、
品川用水どころか東横線を越えるラインも
見つけることができませんでした。
でもこの距離、この水路方向ですからね、
「かつて繋がっていた」とも十分考えられますね。
はい、証拠はないんですよ、ないんですw

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次回は、もうひとつの立会川水源、
碑文谷公園の弁天池(碑文谷池)でも
同じように「さらに上流」を探してみます!

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2031 ・・・立会川・内川水系」カテゴリの記事

コメント

そっかあ。山の手の池は農業用の溜池だからその上流が必ずあると思わないといけないんですね!
ところで目黒区で暗渠歩くと、上流が小学校っていうパターンが多いような気がします。
私はこれが暗渠アプリ的視点から見てアヤシイと思っています。というわけで次回の弁天池が楽しみなのです。

投稿: 俊六 | 2011年8月26日 (金) 23時44分

 こんにちはhikadaです。
 現地に行かずに、水路を地図で確認しただけで言葉の粗いコメントを投稿してしまいすみませんでした。今度、私もこの水路をちゃんと現地へ行って確認したいと思います。

投稿: hikada | 2011年8月28日 (日) 16時31分

そうそう、ここは水色のラインが川跡ですよね。以前目黒区在住の暗渠仲間に案内してもらいました。
途中で痕跡が途絶えてしまいますが、品川用水との関連があるのか、いわゆる公共溝渠的なものなのか気になります。

投稿: HONDA | 2011年8月29日 (月) 09時28分

>俊六さん
そうですね、最初に廻ったときはもう教科書どおり(?)「池が水源」ってことで
何の疑いも持たずに池からスタートしてたんですが…。探せば見つかるものでw
でも「さらに上流に湧水や取水口などの水源があるケース」と、
二つ下のHONDAさんからコメント頂いたように、
「(公共下水整備前の)宅地化によって必然的に生活排水を流す公共溝渠が上流に伸びたケース」
と二つのケースがあるようです。
水路の延長線上に品川用水があったので前者のケースを想定して
現地に行って見たのですが、
確たる証拠がつかめなかったので後者のケースもまだ残ってしまっているんですよね;;;。
どなたか当時の様子をご存知の方がいらっしゃればぜひ訊いてみたいのですが…。

>hikadaさん
いえいえ、とんでもないです、ご意見いただかなければ私も昭和30年代の地図を
しっかり調べたりせずに、中途半端な記事になってしまっていたところでした。
(あ、いつも半端なんですけどねw)
現地で何かお気づきの点あれば、ぜひ教えてくださいね!
楽しみにしております!

>HONDAさん
>>品川用水との関連があるのか、いわゆる公共溝渠的なものなのか気になります。
そうなんです、私も気になりますw
ですが何にもわかりませんでしたww
こうなったら開き直って
「せたがやめぐろ・暗渠七不思議」の認定第1号として登録し誰かが解明してくれるのを待つことにしますw
あ、ってかほんとにそういう「誰か教えて」コーナーとか作ってみようかな。
いや、決して他力本願とかじゃなくてw、
あの、みんあで自説を議論できるようなスペースがあるといいかな、と。

投稿: lotus62 | 2011年8月29日 (月) 10時04分

>俊六さん
で、改めてもうひとつ。
ご指摘の「小学校」、をはじめとした学校が暗渠沿いには確かに多いですね。
二つ理由があったと思っていて、
ひとつは銭湯等と同じで「学校プールの排水」の便からのこと。
もうひとつは、バスターミナル等と同じで、「まとまった敷地」が確保しやすかったであろうこと、
があると思っています。
今回の鷹番小もそうですが、
この近辺では世田谷区五本木小学校(蛇崩川の支流の水源)、駒沢中学校(蛇崩川支流の途中)などがそうですよね。
でも次回の記事には…学校そのものでなないですがかなり近いものが登場いたしますw

投稿: lotus62 | 2011年8月29日 (月) 10時35分

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