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暗渠ハンター 蛇崩川・下馬 ふたつの支流たち②

下馬を通って蛇崩川にそそぐ二つの支流、
下馬西支流と下馬東支流。
今回は下馬東支流を取り上げます。
地形図は前回のをご参照くださいね。

前回の西支流、蛇崩川の合流点まで辿りついてからは少し安心して少し気が緩み、
東支流までは地図を見ることなく適当に
「ほかにどっかないかなー」などとぶらぶらと向かいました。
でも意外とこの二つの支流はご近所にあるので、
ほかのどっかを探し当てる前に東支流についてしまいました。
あっさり暗渠みつけちゃったんですw

で、遡って谷頭までまずは向かいます。
こちらの谷、谷頭はだいたい
下馬5丁目15のあたり。
ちょっと開けた駐車場スペースがあります。
Imgp1052

…谷頭っていうか、谷頭のうえの台地って感じですねw
この奥のほうから向こうに谷が伸びていきます。

念のため、さらに奥まで行ってみることにします。
この駐車場の奥ってかすぐ南には明薬通りですね。
Imgp1054

あ、前回の階段暗渠に入る前のバス通りはこれだ!
そうかー明薬通りが東西二つの谷を結んでいたのかー。
(とこれは川筋とは関係ない「二つの場所が頭の中の地図上で
繋がった時にわきあがる悦び」です)

ちなみに明薬とは明治薬科大学のこと。
今はもう移転しまいましたけど、通りの名前だけが残っています。

うん、谷頭の背後になにもないことを確認し、
この下馬東支流にダイブ!

さっきの駐車場の北のブロック、下馬5-14から
唐突に暗渠スペースが始まります。
Imgp1050

さすがに入っていけないから、
コの字ウォークで下流を辿ります。

ブロックを貫通してでてくるところがこれ。
Imgp1057

振り向いて次の下流方面へのブロックは…。
Imgp1056

やっと辿れる暗渠となりました。
ではここを下ってゆくぞですよ。

Imgp1058

実はこれ以降は劇的な変化もなく、
ひたすらまっすぐにまっすぐに続いていきます。
宅地造成の段階で、まっすぐに付け替えられたのでしょうね。
いつごろでしょうね。
gooの昭和38年の航空写真ではすでに住宅がびっしり。
それ以前では昭和22年の航空写真があるのですが、
そこでは4:6から3:7くらいの割合で空き地や田畑があります。
この時点ですでに基本的な町のグリッドは出来上がっている感じでした。
もっと前かあ。

ってことで手元の東京時層地図を見ますと…。
大正末期から昭和の初めの間で
このあたりの町のグリッドが激変しているようです。
このまっすぐ暗渠も昭和と共に生まれ生きてきたのですね。

この先には、ちょっと珍しい
「暗渠途中の車止め」。
Imgp1059

多くの場合暗渠の入口や出口に車止めがあるもんなんですが、
ここはなぜか暗渠道の中間地点あたりにひょいっと立っています。
まあちょっと不親切ではありますなw

実はこの車止めのすぐ向こうは
段差30センチくらいの小さな坂になっています。
「小さな坂道あるからちょっと気を付けて通れよな」と
いうアラートの役割をしているのかもしれません。

いくつか車道を越えていきます。
Imgp1061

ここでこの東支流の谷っぷりを確認しておきましょう。
車道に出て見える左右はこんな感じです。
Imgp1062

Imgp1063

急坂ではありませんが、
緩やかな下りの谷底であることがわかります。

さらに進むとちょっとした護岸のようなものもあらわれて、
Imgp1065

三宿と五本木を結び学芸大学駅のほうに抜けていく
大通りにぶち当たって終わります。

この大通りは北に向かって緩やかに下って行くのですが
Imgp1066

その下った先が、蛇崩川。

蛇崩川をちょっと越えたところには、
お約束のバスターミナルもあらわれます。
東急バスの下馬営業所ですね。
Imgp1068

では、付近の地図をのっけてこの下馬東西の支流のお話はおしまい。

より大きな地図で 蛇崩川を遡る を表示

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