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暗渠ハンター 三田用水の果て・猿町川(仮)①小関通りから下池まで

三田用水。
ご存知、玉川上水・笹塚の南から分水し、
東北沢、東大駒場裏、西郷山公園、
槍が崎、目黒区三田、上大崎の尾根、そして高輪台を通り
さらにそこから最後にはヘアピンのように北上し
泉岳寺や芝を通って古川に抜ける「都市型」用水。
この、最後のヘアピンカーブの南には、
おそらくの三田用水からの落ち水も混ざっているであろう
と思われる(と勝手に思っている)流れがあります。

高輪台、古くは「猿町」と呼ばれたあたりから
南には、がくんと落差の大きい谷が伸びています。
ここに端を発し、やはり古くは「下池」と呼ばれた集落を通って
目黒川の内側を並行して走る小関通りに交差し、
そして目黒川に合流する。
今回は、これを仮に「猿町川」と呼び、
その暗渠を下流からたどってみることにします。
おおまかな地形はこちら。

1_2

まずはここ。
小関通りを居木橋から五反田方面に歩いていくと、
ほどなく左右に車止めが現れます。
左はこれ。
Imgp8000

このすぐ先で目黒川に合流します。
そして右がこれ。
クリーニング屋さん(!)の横にも暗渠が。
Imgp9114

これがこれから追いかける猿町川。
さあ、進んでいきましょう。
数十mいくといきなり90度左に曲がります。
曲がった先を見たのがこれ。
Imgp9115

「この先通り抜け困難」の看板が
密かな期待と喜びを盛り上げてくれますw

振り返るとこんな。
Imgp9116

さっきのクリーニング屋さん横の暗渠を
しっかりと車止めがガードしています。

お、足元には
真性の「おしくらマンホール」(北品川5-9-42)が!
Imgp9117

枠が老朽化して分かりずらいですが、
しっかり互いの輪郭を侵食しています。

遡っていくと、道の右手に過剰に守られた赤いアスファルト歩道。
これが猿町川の暗渠のようです。
Imgp9119

やがて右手には、御殿山小学校の敷地が。
切り立った護岸の上が小学校です。
Imgp9121

しかしかっこいい名前の小学校だなあ。
ここで、お子さんが目黒区油面(あぶらめん)小学校に通う
先輩の言葉を思い出しました。
「隣の鷹番小とかは『タカショウ』とか略称でかっこいいんだけど、
ウチは運動会の応援合戦とかで『アブラショー、ファイトー!』とか
いうんだぜぇ」
まあ、油小だって由緒ある名前なんですし、全然OKでしょ!
※油面という地名の由来は、この地でアブラナがたくさん採れたので、
江戸時代は年貢を米でなくて菜種油で免除してもらったことから、
との先輩の言。

猿町川は、この御殿山小学校の敷地の間を抜けていきます。
分断された小学校は、こんなふうに歩道橋で結ばれている…
Imgp9124

そういえば、以前ご紹介した「桐ケ谷川の後地小」もこんな歩道橋があったし、
ただいま記事準備中の第一日野小学校もこんな
「川をまたぐ歩道橋」で敷地を結ばれていたですね。
品川区の得意技なのかもしれませんね、
「川で区切られた敷地を歩道橋でつなぐ」のって。

お。小学校の敷地にはビオトープ。
Imgp9126

これはあんまり川とは関係ないのかな…。

川はソニーの敷地をすこしかすめて
北上します。
Imgp9130

そして山手通りをすぎたところが、
旧名「下池」。
その名前から、ほんとうに池があったのかと
ずいぶん調べましたが、
池の確証得られず。
ですがこのガソリンスタンドあたりは
周りから比べると低くなっていて、
ほんとうに池があったのではないかと思わせられます。
Imgp9136

では、この下池からさらに上流、高輪台までは次回で。

より大きな地図で 猿町川と三田用水後半 を表示

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