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暗渠ハンター 夢か幻か!?超レア物件「3連おしくらマンホール」

以前出井川については何度かレポートさせていただきました。
出井川きまぐれ漂流①アボカド公園と「前野町の支流」
出井川きまぐれ漂流②ちょっとだけスリバチハンター
出井川きまぐれ漂流③どうにもならない広い道暗渠
で、この出井川シリーズ初回でいただいたコメントで、
見次公園の近くに「さやの湯」というよさげなお風呂がある、
とえいはちさんから教えていただきました

なんやかやで疲れもどっぷり溜まってきたし、
たまにはふやけるほど風呂にでも浸かるか!
ってんで、ちょっと微妙な距離ではありましたが行ってきました!

最寄の駅は志村坂上なんですが、本蓮沼から歩いて
出井川沿いを西に歩きます。
しかしいつまでたっても「西に向かって下流へ」っつのは、
世田谷や目黒杉並の川をメインに相手にしてきた私には
軽く異和感がw

出井川上流は、南には常盤台あたりにつながる台地、
北には中山道の尾根の台地に挟まれる谷地形。
その谷の上つまり川の上を
高架で首都高速5号線が突き抜けています。

見次公園まであと少し、というところに、
北の大地から降りてくる細い細い暗渠がありました。
おおーなんかマンホールが見事に並んでる!
Imgp9716

ここは入ってみないといかんなーw

で、ビルとビルの奥へと入ってみますと…
Imgp9717

うわぁ!!!マンホールが3連で!

Imgp9718

もしかして「おしくら状」
(互いの外径を押しつぶしている崩壊状態)
だったらすごいことです。
私の暗渠探索生活そんな物件はかつてなかったし…
(っつてもまだたいして年月重ねてないけど)
さっそくそばに寄って判定を…
Imgp9719

すげえ。
見事に「おしくら状」になっています。
初めて見つけました、
珍種「3連おしくらマンホール」!
これはすごい!
前野町3-47-1。
前野という町名を見るたび
「井沢ー!」とか「サンチェー!!」とか
段ボール詰めの田中とか思い出してたんですが
(<稲中卓球部)、
これから私にとっての「前野町」は
稲中イメージ<おしくら珍種がある聖地
と大きな変化を遂げることでしょう。

興奮を抑えつつ、
少し先の見次公園の池まで進みます。
先日のレポートのときは気づきませんでしたが、
見次公園の池も中仙道側の台地の谷頭付近からは
多くの湧水ポイントがある模様。
フェンスに囲まれて物々しい雰囲気ではありますが、
最上流部分が確認できます。
Imgp9721

ただし、このあたりからの井戸水の水も
一緒になっての水源のようです。

谷頭から見渡す見次公園の池。
Imgp9724_2

きれいですね。

さてこのあとはそそくさと「さやの湯」でゆっくり。
風呂に入ってはお休みどころでサケ飲んで、
また入っては一杯、
と繰り返し、しばしリラックス。
標準の銭湯料金より高いので、
たくさんの種類のお風呂があります。
露天風呂は源泉かけ流し、とあるし、
その奥の薬草のミストサウナみたいなのも
すごく気持ちよかった…。

あ、えと、3連おしくらでずいぶん霞んでしまいましたが、
これを見つける前に出会った
「おしくらマンホールもどき」もご紹介しておきます。
3連物件の対岸のその名も「泉町」は物件豊富。

まずは泉町13のおしくらもどき。
Imgp9710

そして泉町19の。
Imgp9713

最後は泉町40。
特にこれは惜しいですね。
しかも
「半分舗装・半分未舗装&石畳バック」という
絶妙のロケーションだっただけに惜しい!
Imgp9712

前回レポートの出井川周辺地図に、
3連おしくらの位置を埋め込んだものがこちら。

より大きな地図で 出井川周辺 を表示

なお、これをきっかけ「おしくらマンホール」に
興味を持たれた方がいらっしゃれば(いないかw)
こちらの写真館もぜひどうぞw

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コメント

初めまして。
ふと見た貴ブログ...大変感激です。出井川や前野川が暗渠になる直前に、あの地区に高校通いをしていたので、鮮明に記憶がある開渠時代と相まって、とても懐かしく拝見しました。また期待しています。

投稿: ドットキム | 2011年4月 3日 (日) 19時19分

ドットキムさま
はじめまして。このただでさえ敷居の高そうなブログに
コメントいただきまして、ほんとうにどうもありがとうございます!!!!
地元の、昔のことを知っているかたにコメントいただくのはほんとうにうれしいです!
開渠時代をご存じだなんて、うらやましい限りです。
どうぞまたいろいろ、どんなことでも結構ですから
ご存知のご記憶を教えてくださいませ!

投稿: lotus62 | 2011年4月 4日 (月) 00時17分

はぁー、3連ですかー。
そんなものがこの世にあるとは思いませんでした。
都の下水道当局の計画性のなさを感じますねーw

ちなみに、川崎にはおしくらマンホールはほとんどなくて、真性のものはまだ一つしか見つけていません。
いいものを見せていただきました。

投稿: 猫またぎ | 2011年4月 4日 (月) 20時02分

猫またぎさん
ちょっと洞窟の中の財宝を発見したような気分になりましたw
しかし計画性がないのか?あっての敢えてなのか? はわかりませんねぇ。
いつか関係者の方にお話を聞いてみたいものです。
「なんでこんなにくっついたマンホールが作られたのですか?」と。

お、ぜひのちほど川崎のおしくらもおしえてくださいましー!!!

投稿: lotus62 | 2011年4月 5日 (火) 18時37分

膨大な記事を少しずつ読ませていただきました。まず行動範囲の広大さに驚くばかり。素晴らしい!
私は豊島区駒込、そう染井吉野桜発祥の地で生まれました。さすがに谷戸川の暗渠時代は知りませんが、かつて古老から話を聞いたことがあります。縁あって高校は板橋区西台。友人宅が前野川に面してあり、当時の鮮明な記憶もあります。前野川は、両側に道路、真ん中に湯河原温泉藤木川の如くサラサラ流れておりました。出井川が志村三丁目駅脇を工場の排水そのまま、オレンジ色で写真の現像液みたいな匂いで澱んでいました。あれだと塞ぎたくなるのは必然?でした。あのあたりは蓮根川が環八に呑み込まれる前のコンクリート蓋だけの暗渠上もよく歩きました。あの頃の自分に今程度の興味があったなら、何気なくとおり過ごしてしまったことを悔やんでいます。が、仕方ないこと。私の暗渠めぐりは、これから!記憶辿りの「旅」です。図々しいですが、機会あらば、お話しをお聞きしたいです。
PS : 大学は白金でしたので、清正公前あたりが何で窪んでるの?なんて疑問もあります。
またよろしくお願いいたします!

投稿: ドットキム | 2011年4月13日 (水) 15時33分

ドットキムさま
いらっしゃいませ!お褒めいただき、恐縮至極です;;;。
染井といい西台といい白金といい、まさに川に祝福された人生、うらやましいですw
前野川・出井川のご記憶も、とても興味をそそられます!
きっともっともっといろんなご記憶がおありになるんでしょうね…。

水は美しくもあり癒されもするものだけど、
時として汚れては嫌われもし、今回の津波のように大きな禍にもなる…。
しかもその水はいつも私たちの体の中にあり、命の元にもなっている。
そんな水と、生きている限り共に暮らさざるを得ない…なんてことを考えると、
ある種の畏れが自然と湧き上がってきます。

ドットキムさんの暗渠話・川話もぜひお話を伺いたいです。

ちなみに清正公のところ、明学の南にあった玉名池から流れ出て渋谷川にそそぐ
玉名川の流路(谷)だったようですね。
カケダシの頃玉名川の記事を書いたことがあるんですが、
調査不足で途中の流路が明らかに間違っている&その後玉名池の場所を特定できた
のでいつか書き直そうと思っておりました;;;;

投稿: lotus62 | 2011年4月13日 (水) 18時59分

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