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暗渠ハンター マナイタ学会真冬のFW④堀切菖蒲園駅の「家蓋」暗渠

再開の前に。
今回の震災被災者のみなさま、心からお見舞い申し上げます。
また救援や復興に関わっていただいたすべてのみなさまに、心から敬意を表します。
たいへんな状況の中、我々のために最大限のお力を頂きまして
ほんとうにありがとうございます。

いまだ大きな悲しみを抱えてらっしゃる方もたくさんいらっしゃることと思いますが、
少しでもなにかの慰みにでもなればと、
細々と更新を続けさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

さて、シリーズ4回目です。
前回は古隅田川支流の開渠工事を見ましたが、
こんどは「水車」から314号線を渡って東側へ。
小菅3丁目の交差点からちょっと東に進めば、
堀切菖蒲園駅からぐぐっと北上してくる暗渠に
出会うことができます。
これは西井掘という用水の暗渠。
Imgp8966

すこしナナメって、308号線という
堀切菖蒲園駅前に続く幹線道路に
くっついたり離れたりして続いていきます。

ここは幹線道路に出たところ。
Imgp8969

赤いところがいかにも怪しい暗渠スペースです。

この時点ですでに時刻は3時ころ。
昼食も摂らずに歩いていたので、
1時間ほど前から
「もうどこでもいいから休もう、ヒルメシくおう」
という意見が大勢を占めていました。
しかし歩くところほとんどヒルメシやが見当たらず、
一行は葛飾における昼食難民と化していたわけです。
実はこの西井掘暗渠を見つけるまで少々迷ったのですが、
その間の20分くらいはマジで記憶も朧…
というほどくたびれてましたw

ですが我々はついにこの通りで「ジョナサン」を発見セリ。
主宰は行程消化のためあまり積極的に
ヒルメシを望んでおられませんでしたが、
一行の強い「願いまーす、願いまーす!」要請により決定。

もしここでジョナサンに寄らなかったら
きっと暴動が起きていたであろうw

概ね一時間ほどぐったりと休憩。
大ジョッキのビールが美味かったこと。
しかしこの後どんだけ歩くことになるんだろ…。
誰もが先のことを不安に思いつつも
ひと時の駄休を貪る素敵な時間を過ごしました。
予定の行程のまだ半分も来てないなんてw

さあ歩き続けましょう。
ふたたび南下を開始。
西井掘暗渠は308号線のほんの少し裏手を
道に並行して続いていきます。
Imgp8970

幹線道路と暗渠に挟まれたスペースには、
椅子がずらり。
バス停の待合室、になっているようです。
Imgp8976

このへんに架かっていた橋の名前は
主宰のF沢さんがほぼコンプリート下調べ済み。
しかしもう痕跡はほとんどありません。

いよいよ堀切菖蒲園駅に近づこうかという
交差点に差し掛かったその時!
これ、橋跡ですよね…・
Imgp8982

という小さな痕跡発見。
うおー。

なんて喜んでいたら、
交差点の向こうにはこの数倍もの衝撃的な物件が
待っていたのです。

道渡ったら、こんなんなってました。
Imgp8983

うおー。

重厚なコンクリ暗渠です。
おまけにコンクリのキューブ足つきの車止め。

さらにその先には蓋暗渠です!
Imgp8985

盛り上がった場所に蓋暗渠が架けられていて、
ますますその存在感を露わにしています。
はあー疲れも吹っ飛ぶなあ。という見ごたえのある一件。

しか-し。
まだまだ先があった。

よくみりゃこの先、家が半分暗渠の上に乗っかっちゃってない?
Imgp8985_2

そうです、これは、かつて猫またぎさんが記事にされていた
蓋暗渠、しかも蓋の一部が家となっている物件でした。
この猫またぎさんのシリーズの界隈を、
概ね反対方向に我々は歩いてきたようです。

ああー、あこがれの物件に合間見ゆる歓びの瞬間!
さあ、コの字ウォークでこの流れを下流に追っていきましょう。

途中の「橋」から上流を振り返って確認します。
足元は「橋」となっている蓋暗渠。
川面であるはずの水路の上には、
しっかりと(?)家が建てられています。(蒼いトタンのとこ)
Imgp8989

そしてこっから上流をながむれば。
Imgp8990

写真で「予習」はしていたものの、
実際見るとかなりのパンチ力です。
むはー。
Imgp8991

もう資材置き場かよ、ってくらいの
荒々しい蓋が置かれています。
ほんとうに蓋なのか?蓋と呼んでいいのか。
見れば見るほど、私の脳内で
暗渠原形のゲシュタルト崩壊が怒りそうですw

コの字ウォークを続けて下流を見ます。
おお。この鉄板の下が暗渠。
Imgp8993

もはやフツーに敷地として土地利用されてますね。

さらに回り込んだ下流には、
遂に橋跡が。
Imgp8994

この自転車が乗っかってるところ全体が橋で、
自転車の右手にはコンクリの欄干が見えます。
その横に幅の狭い金網があり、
さらにその右にあるのは
暗渠の蓋としての「家」です!!!

その、欄干と「家蓋」の小さな隙間から、
もうちょっと欄干をアップにしてみましょう。
Imgp8995

ふうー、すごい濃いーなーここは…。
この橋跡から駅まではこんなふうに続いていきます。
Imgp8997

ちいさなクルマ止めが
かつての水路を我々に示してくれています。

堀切菖蒲園駅の下をトンネルでくぐって、
Imgp8998

駅の南側に続く西井掘暗渠を追っていきます。
Imgp8999

脇道。
これも猫またぎさんが取り上げてらっしゃいましたね。
向こうに行くにしたがって、
だんだん欠けていくマンホール。
Imgp9000

ここから綾瀬川までは比較的整備された緑道が続きます。
このあたりは先日(3月上旬)の、
ギャラクシー賞を受賞したばかりのモヤさまでも
取り上げられていました。
Imgp9002

なんか現在美術みたいな自販機があります。
Imgp9004

そして流路からちょっと外れるけど
美しい作りのアパート?
Imgp9005

向かいの美容院の方が、
「元は遊郭だったんだよ」と教えてくださいました。

綾瀬川の手前にはかの有名な「堀切菖蒲園」。
そこから違う用水路筋を通ってまた北上していきます。

おお、なんかおはじきをばらまいたような
マンホール群。
白色すばる座状マンホールですね。
Imgp9009

さて、今回はこのくらいにしておきます。
次回の暗渠報告は、爆笑「立石バーガー」付きです!

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コメント

おお、記事と現地がつながりました。まさにこの「ジョナサン」のあたりから駅まで辿りましたよ。
店が蓋になってる区間、凄いですよね。

投稿: HONDA | 2012年4月 6日 (金) 00時03分

ああ、あの砂漠の中のオアシス(←個人的感想)、ジョナサンあたりから行かれたんですね。
店の蓋、猫またぎさんのブログで予備知識はあったものの、現物をみたらもう笑い出してしまうくらいのインパクトありましたねー。ほんと、東京西部とは全く違った面白さがあります。大佐さんのこだわる「わずかな高低差」の楽しみもこのフィールドワークで実感しました。

投稿: lotus62 | 2012年4月 6日 (金) 09時21分

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