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暗渠ハンター マナイタ学会真冬のFW②東京拘置所のまわりをぐるっと

前回からのマナイタ学会FWレポート、
今回はその2回目、隅田川を渡ったところから。

隅田川の左岸土手沿いに北上。
土手から見上げる京成本線の橋裏も武骨で見事です。
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ちょっと歩くと現れるのが
小菅水再生センター
下水道系の施設自体好きなのですが、
ここはプラントが美しいですね。
Imgp8877

まるで川崎浮島にいるようです。

再生センターの北側からいよいよ葛飾区に上陸。
川沿いの道には首都高環状線の高架がありますが、
ここがまた高架が上下に2本重なっているポイントで、
美しい橋裏を鑑賞することができます。
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異なるテクスチャ&明度の橋裏が、
遠近に重なり見えるちょっとスペクタクルなファンタジー(興奮して意味不明)。

と写真を撮っていたら本隊において行かれそうになったので
小走りに追いつきます。

マナイタ学会主催F沢氏は
今回も情熱あふれる予習をされてきて、
近辺にある以前の橋の跡の位置と名前を
殆ど調べ上げていらっしゃいました。
F沢氏によると
旧水戸街道を北に入って東京拘置所方面に向かったところに
橋跡あり、とのこと。

なるほど。
その地点に立つと
垂直に横断する水路跡がわかります。
(この歩道のところね)
Imgp8883

横道に逸れて少しこの川跡を東に辿ってみると
西小菅小学校の敷地(西端)にぶち当たります。
そのぶち当たりポイントが
ちょっとした「無用地」になっていて怪しくもおもしろい。
Imgp8885

付近にはあまり意味のなさそうな車止めも見られます。
Imgp8884

かつてこの水路は
この小学校の敷地となるところを
横切っていたのかもしれません。

…なーんてこの無用地を囲む叢を探っていたら、
いつの間にか犬の○ンを踏んでしまったようですw
「エンガチョ」って久しぶりに言われましたよww

小学校の周りにも、水路跡が残っているようです。
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隅田川沿いで殆ど高低差のないこのあたり…。
きっと肥沃な水田地帯で、用水路が縦横に張り巡らされていたんではないかな…。

再び東京拘置所方面を目指すと、
なんとU字溝の上に鎮座ましますお地蔵様。
Imgp8887

水路と関係があるのでしょうか。
いや、深追いしませんでしたのでわかりませんが。

そして拘置所の周辺に。
こういう施設の周りにきたのは初めてでしたが、
意外な業態がありました。
「差入店」。
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残念ながらお店が閉まっていたので品揃えは確認できませんでしたが、
日用品や本やお菓子などが棚に並んでいるのかなあ…。
ちなみに付近には「保釈金のための金融店」もありーのです。

西小菅小学校の北東の角にも、橋跡。
親柱がしっかり残っています。「銭座橋」。
この西小菅小、江戸末期には銭座(お金を鋳造するところ)だったそうで、
その敷地に架かる橋が銭座橋。
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しっかり残っていて、思わず嬌声を上げてしまいます。

親柱の向こう、ガードレールで守られる歩道が
そして水路跡を偲ばせます。
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そして拘置所前のコンビニで休憩。
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え?いえこのコンビニは「差入店」でなく普通の品揃えでしたよ。
実は拘置所の周辺は職員の方々の寮というか社宅(所宅?)というか、
そういった集合住宅が隣接しています。
なのでこのへんはちょっとしたベッドタウンとなっていて、
そういったマーケットを背景にしたコンビニなわけです。
それにしても、拘置所自体もデカいけど、
まわりの職員住宅がパネェ感じの夥しさ。
はじめは全く別の民間の団地かと思ったくらいです。
想像以上にこのオシゴトは大変で、人手が必要なんでしょうね。

ちなみに、古地図を見ると
拘置所を囲むように
このコンビニ塔屋看板のむこうへと大きな堀がめぐらされていました。
すなわちこのコンビニもかつての堀の上に建てられているようです。

休憩のあとは拘置所の北側に移動。
そこにはおそらくこれもかつての堀、
「裏門堰親水路」が流れています。
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川面にかかるようにウッドデッキが設置されていて、
ちょっとだけオサレ。

東西に流れる裏門堰親水路ですが、
ひとつ南北に流れる支流は遊歩道として整備されています。
これが五反野親水緑道
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このへんはかなり加工度が高いですね。
北に進むと、この遊歩道の上を千代田線と常磐線が跨ぎ、
恰好の「川から橋裏を見上げる(しかもダブルで)」ポイントとなっています。
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ここからさらに西に進むと、
これら千代田線&常磐線、東武伊勢崎線、そして荒川の
3辺に囲まれる小さな三角地帯。
マナイタ学会主宰F沢さんによるとこのあたりは
戦後まもなくの謎多い迷宮入り事件・下山事件
の現場近く、とのこと。

古地図ではこの三角地帯にも水路が示されていました。
この歩道が怪しいですね。
Imgp8915

付近にはこんなところも。
Imgp8917

マンション横にあるほったらかしエリアですが、
この草の下に水路の軌跡のようなものが見えます。

三角地帯から小菅駅のほうをぐるっと廻って、
先ほどの銭座橋・西小菅小学校のあたりに戻ってきました。
おおこれは!
西小菅小学校の敷地内、南はじのあたりには、
校庭を横切ってくる水路あとらしきもの。
その向こうにはプールがあるようです。
Imgp8927

振り返ってみるとこんな土地が続き、
なんらかの水の流れがあったようですね。
Imgp8928

このあたりの建物も非常に味わい深いものがたくさんあります。
まずこれ、駄菓子屋さん。
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もちろんきちんと営業中です。
おばあちゃんがおひとりでやられているお店。
さぞ平日の夕方なんかは子どもたちで賑わうことでしょう。

そのはす向かいには古い銭湯。
Imgp8930

その名も草津湯。

ここから南に向かうとすぐに旧水戸街道です。
ここもなんとも印象的な建物がいくつか。
これ見てください。
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古いけど、なんてモダンな色使い!!!
もはや看板の錆さえアート!

そしてこれ。
Imgp8933

レンガ造りです。
葛飾はかつてレンガ産業が盛んだったとのこと。
それを誇るかのように堂々とした風貌ですね。
(ちなみにレンガの他にもセルロイド工業も盛んだったとのこと

この先は綾瀬川にかかる水戸橋。
そこから先は次回に。
驚愕の風景、「大型蓋暗渠の蓋をあけて工事してるところ」
に出っくわしたお話を。

当日の工程です。
今回は書き進むごとに注釈ポイントが増えていく形式w。

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コメント

小菅水再生センターってすごく広いんですね。
私が行ったところと全然違いましたw
こんなプラントになっている場所があるとは知りませんでしたよ。

小菅の拘置所はまだ行ったことがありません。
何だか濃ゆい感じのところですねぇ。
先日、知人のK君が柳原を歩いたと話していましたが、相当に雰囲気のいい場所のようです。
このあたり、意外と盲点になっていました。

投稿: 猫またぎ | 2011年3月 2日 (水) 10時20分

こんな美しくも立派なプラントが見られるとは思いませんでした、小菅水再生センター。
水再生センターもいろんなタイプがあるんですねー。

拘置所自体のことは、ほかの方がアップされるかもと思ってあまり触れませんでしたが、
建物から敷地から周辺施設からまあ結構特徴的なところでしたね。
柳原も、また違った意味でいいところです。
わりと昭和っぽい建物や団地が残っていたりして。
私も自分単独ではここをあまり選ばなかったと思うので、
発見の多い貴重な機会でした。
そうそう、数回先には猫またぎさんから教えていただいた
堀切のあの物件のことも触れさせていただきますねw

投稿: lotus62 | 2011年3月 2日 (水) 20時18分

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