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暗渠ハンター 呑川・上池台支流と馬込給水塔

前々回、模型店「雷王」のご主人に
プリンセス支流をご案内いただいたあとは、
環7を下ってこの日のメイン目的地の一つ、
上池台から呑川に向かって流れる川
(勝手に命名・呑川上池台支流)を
取り上げていきます。

まずは地形図を。
いつもながらgoogle earthさん&「東京地形地図」さん、
どうもありがとうございます。

Photo
あらっぽく言うと、
環7付近を谷頭として、
環7と新幹線に挟まれたところにばくっと開いているのが
この谷。
この谷の兄弟谷として、
すぐ北西の小さな谷、呑川小池支流と、
それが合流する力強い谷、洗足流れ(池上用水)がありますね。

さあ、この上池台支流を谷頭から下っていきましょう。
環7から外側の路地を歩いて谷頭を探します。
お、この駐車場が怪しいですね。
突き当りに小さな崖が見えますが、
その向こうは殆ど環7です。
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こっから下るど!
と思った矢先、足元に
「おしくらマンホールもどき」がありました。
ここは上池台4-18-5。
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さあ、もうすでに道が
「わし暗渠だかんね」と主張しています。
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どうですかこれ。
わくわくしますねー。
こんなわかりやすいとは!
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脇道も奥にミニ階段があったりして風情たっぷりです。
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あ、集合住宅だけど、猫またぎさんが喜びそうな造りの階段。
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さきほどの暗渠本流はこんなふうに続きます。
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あ、一度細い路地に隠れてしましますね。
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追っていきます。
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んほー。これは鼻息が荒くなりますが、
先ほどのプリンセス支流のい雷王さんの金言を思い出し、
つとめて平静を装います。
深呼吸深呼吸。
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今の路地を出口から振り返るとこんなふうになってます。
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この路地は庄屋坂につながるところで
かくんと左に折れて、このガードレールに守られながら・・・
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さらに右に折れてこの坂を下っていきます。
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あ、道端にクリーニング工場。
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しばらくいくとまた曲がって、
ここを通っていくようです。
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そしてこんな風景になりながら
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車止めがやっと出てきましたね。
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幾つか道を横切って、
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なんと公園の中に突入です。
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そのあとはまた暗渠然とした姿に戻って、
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大きめの道に出たところで左折。
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さらに曲がって学研通りに沿って直進します。
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おお、廃業してしまったんですね・・・。
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なぜかこの通りは、洗濯屋さんもそうだけど
鮮魚屋さんや鰻蒲焼など、
魚系の食べ物屋さんが多い気がします。
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学研通りを下っていくと、
長慶寺前の大きな交差点に出ます。
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ここが右からやってくる洗足流れと出会うポイント。
ですが上池台支流はここから左に急折し、
こんな暗渠になって新幹線の高架下を目指すことになります。
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もういっちょ。
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この突き当りが新幹線の高架です。
ちらっと写真奥に見えますね。
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しかしまだまだ終わらないw
この高架を抜けて、
子安神社の崖下を通って、
国道1号線にぶつかるまで幾つかの支流に別れながら
呑川に注いでいきます。
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その子安神社の崖上の台地に堂々とそびえるのが、
この馬込給水塔
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呑川の谷からこの崖上まで登るのはちょっとキツかったですが、
なかなかよい眺めでした!

次回は、呑川を挟んで反対側、
久が原の谷を流れてくる支流をご紹介します。

より大きな地図で 呑川上池台支流と久が原支流 を表示

※2012.9.19追記:庵魚堂さんがご自身のブログ「庵魚堂日乗」にて「ここは『鴻巣流れ』と呼ばれていた」旨の記述をされていました。どこか風情のあるいい呼び名ですね。隣にある「鸛の巣(こうのす)山」からとられた名前のようです。

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2042 ・・・呑川水系(それ以外)」カテゴリの記事

コメント

呑川の支流も奥深いですね。
今年、やってみようと考えている計画の1つが「呑川歩き」です。
こちらのほうには、土地鑑が殆どないのですが、雰囲気だけは充分伝わってくる記事です。
もう少し暖かくなったら、出かけてみようと考えています。

投稿: リバーサイド | 2011年1月10日 (月) 16時46分

呑川歩き、いいですね!
でも魅力的な合流口や支流がいっぱいあるから、
それを追いかけていくと一日どころか
1週間でも終わらないくらいですよーw
行かれて記事にされるのを楽しみにしています!

投稿: lotus62 | 2011年1月11日 (火) 12時31分

ここの暗渠は谷底感と、そこをぐんぐん下っていく感じが好きです。
東急ストア上池台店前の通り、言われてみれば確かに魚系の店、
多いかもしれませんね!

投稿: HONDA | 2011年1月12日 (水) 20時54分

なんか多いですよね、魚系。
暮らしやすそうなところだなあーと匂ってくる焼魚の香りをかぎながらゆきましたw
なんだか改めてここを通ると(たぶん3度目くらいなんです)、
都内のどこにも似ていない不思議な感覚を味わいました。
なんだか、庶民的で親しみやすいんだけど、どこも土地の使われ方が贅沢、というか。
郊外の都市みたいな(<これ、いい意味で言ってます)。

投稿: lotus62 | 2011年1月12日 (水) 21時07分

お呼びがかかっていたのにコメントが遅れましてすみませんw
集合住宅の3方向階段は、おっしゃる通り面白いですね。
段がV字になっているのが珍しい。
古い集合住宅にはよくこんなユニークな階段を見ますね。
いつか階段特集をやろうかな、とは思っているのですが。

この給水塔は目立つから、見かけたらつい行ってしまいますよね。
私の場合は逆方向からアプローチしましたが。

投稿: 猫またぎ | 2011年1月13日 (木) 10時40分

明治に作られた地形図では相当深い谷のように描かれ、シルバーウィークの9/20に実際に調査に行きました。湧水の枯渇化の原因はビル・マンション建設により地下水の流れが遮られたこと、地面のコンクリート・アスファルト化で雨水がしみ込まなくなったこと、地下水のくみ上げ等であることを、以前住んでいた東久留米市の川を考える会で知りました。まさにその上池台支流はその例と言えると思います。暑い中、急坂だらけの大田区、まるで山登りをしているような”長旅”でした。しかも名古屋からののぞみでの往復でした。

投稿: ぽんぽこさん | 2015年9月22日 (火) 14時07分

ぽんぽこさん様
こちらが、 ぽんぽこさん様が見つけられた上池台4-4からの流れですね。ご参照ありがとうございます。
それにしても名古屋からとは…!たいへんおつかれさまでした!!
実は先日、7年ぶりに湧きはじめたというさいかち窪に行ってきたばかりなので、「東久留米市の川を考える会」というのも興味深く拝見しました。

投稿: lotus62 | 2015年9月24日 (木) 16時48分

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