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暗渠ハンター&工場萌え 晩秋奥多摩紀行②沢井駅の小澤酒造の澤乃井などのこと

前回の続きで、今日は「沢づくし」なタイトルでお送りします。
贅沢なタイトルですね。

青梅線奥多摩駅から沢井駅に戻ります。

沢井駅を降りると、
こんな赤々とした紅葉の木。
Imgp7373

すでに時期を逸しているような気もしますが、
まあ針葉樹の緑と紅葉の赤で、
クリスマスっぽい気もするので臆するところなく
あえて載せマス。
Imgp7376

これなんか、ポインセチア(セインポチア?いつもわかんなくなる)的な
風情も漂うので、やはり
あえて載せマス。
Imgp7377

もう12時はとうに過ぎているのですが、
奥多摩駅でヤマメの塩焼きを食べて
ワンカップを2本飲んだだけなので(<充分という気もするw)、
なんかこう、バナキュラーな方々が日々集う
鄙びてそうだけど実は繁盛してる的なお店が駅の近くに
ないかなあと沢井駅ホームから物色していたのです。
小澤酒造とは線路の反対側に一軒だけありました。
まずはそこに行ってみようかと。
その途中で、味のある暗渠に出会いました。

これこれ。
Imgp7387

道の真ん中を斜めに横切る埋め跡。
道を横切ったあとは、こんなふうにだくだくと
多摩川の谷に向かって流れていきます。
Imgp7389

上流はなんと、この石塔の下をくぐってきています。
Imgp7388

石塔の裏側は・・・。
Imgp7390

鉄板蓋のある側溝、ですね。

この側溝は、
青梅線の下をくぐってこちらに向かっているようです。
Imgp7391

線路では木の蓋暗渠となります。
Imgp7392

ここでこの木蓋を踏み抜いてしまったら危険極まりないですね・・・。

そしてレールを渡り終えたらまた
コンクリ蓋暗渠に。
Imgp7393

さらにその先はハンキョを経て開渠になりますが、
こんな側溝でも流れる水はとても綺麗です。
Imgp7395

さてその先の昼飯処ですが、
かなり期待イメージとは違っていたので、
ばっさり省略。
適度にお腹を満たしたあとは、
線路を越えて急な坂を下り小澤酒造に向かいます。
下り坂を降りる途中に振り向いたショット。
右側が小澤酒造の敷地です。
敷地沿いに水路が隠れているのがわかります。
Imgp7386

駅から徒歩3分、といったところでしょうか。
これが「澤乃井」ブランドを江戸時代から作り続ける
小澤酒造
Imgp7381

小澤酒造の敷地は、
青梅線沿いに走る国道411号線の両側に跨っています。
それを結ぶ、地下トンネル。
Imgp7382

もう水の香りぷんぷんです(<念のため、実際に匂いはしません)。
地下トンネルの底のほうには
こんな水も湧いて染み出ています。
Imgp7418

トンネル出口には、
酒の仕込み水。
Imgp7383

さあ、これから酒蔵の見学ツアーが始まります!
(ちなみに。ツアー参加は無料、予約もできますが
当日でも枠が空いていれば参加できます)

約40人の見学者を引き連れ、
当番制の社員の方が酒蔵を案内してくれます。
しかしこの回の説明の方、
「まるで案内専門!」ってくらい上手に楽しい
プレゼンテーションでした。

入り口には神棚。
神聖な場所です。
Imgp7402

厚い土壁で覆われた酒蔵。
これも四季を通じて内部の温度を安定させるための工夫です。
Imgp7404

酒蔵の中はひんやりしていて、適度に冷たい湿り気が充満しています。
あたりはきっとたくさんの菌類が
「かもすぞー」ってやってるに違いない。

工程に沿った酒蔵の見学を終え、最後はこの酒を造る湧水を見に。
Imgp7408

さらに厳かですねー!
ここにあった説明ポスターによると、
「澤乃井は、『蔵の井戸』と『山の井戸』の二つの湧水を使ってるよ」
「二つとも鉄分やマンガンなど不要物、有機物が少ないのが特徴だよ」
「『蔵の井戸』(ここ)は170前に掘られた140mにもなる横穴だぜ」
「『山の井戸』は、ここから4キロ離れた山奥にあって、20年前にみつけられたよ」

ということでした。
その『蔵の井戸』がこちら。
Imgp7409

わかりづらい写真ですねw
横穴式井戸なので、穴の奥のほう(写真上方)から
湧いた水がたまってきているのですね。
多少無理な言い方をすれば、
湧水の暗渠の出口がここなわけです。

さすがに「命の仕込み水」源泉ですから、
湧水はガラスの向こう側。触れません。

およそ30分くらいの見学の締めは、
テイスティングです。
Imgp7415

できたばかりのお酒をいただきながら、
甘口・辛口の見分け方やお酒の種類の話を伺います。
ちなみにみなさん、お酒の甘辛ってちゃんとわかります?
私はイマイチわかりません;;;
(美味い美味くないはわかるつもりですw)
大雑把にいうと、
辛口:すっきりしている、キレがある味。
甘口:コシ、コク、がある悪く言えばくどい味

なんですって。
そんで、澤乃井はすべて辛口、なんですって。

このテイスティングの酒が美味かったので、
帰りに売店にて720mlゲット。銘柄は「しぼりたて」。

私は酒についてはいわゆる「貧乏舌」なのかもしれません。
確かに大吟醸(米を50%削る)、吟醸(同70%削る)
なんかもそれ自体は美味いと思うのですが、
何杯も飲んだり、特になにか肴を食べながら飲むのには
こういう「特定名称酒」よりも断然「普通酒」のほうが
美味いと思うんです。
まあ普通酒の中には当然「明らかに美味しくない」酒も
ありますけどね・・・。

さて最後は小澤酒造から望む渓谷の多摩川。
Imgp7421

川面の緑と紅葉の赤が、
やっぱりクリスマスチックw

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2051 ・・・多摩川水系」カテゴリの記事

コメント

「もやしもん」、東京女子医大の現役学生が貸してくれました。
「かもす」って言葉、「物議をかもす」でしか使ったことなかったなあ。

投稿: えいはち | 2010年12月16日 (木) 10時01分

なにやらイワクありげな方から「もやしもん」借りたましたねw
「かもす」は、私は後輩の企画書に文句つけるときなどに
「前段でもっと醸し出るようにさ、このページで結論への伏線張っといてよ」
とかって使ってましたw
曖昧な指示には便利なコトバですねww

投稿: lotus62 | 2010年12月16日 (木) 13時18分

こんにちは。
それにしても、色々なところで暗渠、めぐっていますね。

澤乃井、おいしそー。

紅葉の頃ははずしてしまったので、新緑のときに行ってみようと思っています。(妻からの強いリクエストあり)

投稿: Weekend Outdoors | 2010年12月17日 (金) 00時06分

澤乃井、すっきりしててすごく美味しいです!!!
奥多摩、新緑のころでも素敵でしょうねー。楽しんできてくださいませ。
奥様、強いリクエストとは奥多摩の暗渠に萌えた?・・・なわけないですよねww

投稿: lotus62 | 2010年12月17日 (金) 12時32分

オリゼーかわいいよオリゼー!!

(中野のカフェににもやしもんメニューがあったみたいですが、気づいてませんでした。
 http://natalie.mu/comic/news/33957)

投稿: nama | 2010年12月17日 (金) 13時03分

うわっ!!! URLのオリゼー超かわゆ!!!
これは行きたかったですねー;;;;;;

投稿: lotus62 | 2010年12月17日 (金) 13時15分

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