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暗渠ハンター 聖心崖下○○地帯をゆく

暗渠仲間・猫またぎさんが書いていた、広尾の路地

すげえ○○ ←伏字ではなくって、マンホール蓋の丸です。
コトバも出ないくらいにすごい。
これを見ていてもたってもいられずに、私も広尾へ向かいました。

広尾の、笄川といもり川に挟まれた小高いところは
元大名屋敷。
この高台といい南を向いた斜面といい、
まさに大名の屋敷にはもってこいの地形ですね。
もとの主は下総佐倉藩の堀田家。
江戸時代を過ぎたその後は久邇宮(くにのみや)家のお屋敷になり、
なんと戦後はいったん大映の土地になって映画撮影が行われていたそうです。
そんでいまは聖心女子学園となっているという、由緒あるお山。

このお山の下に広がるのが、
広尾商店街を中心とした「下町」。
祥雲寺など、広尾商店街の突き当たりにいくつかお寺がありますが
その門前町として古くからあったと聞いています。
高いところにあるお武家・お公家とその下の庶民の商店街。
昔からコントラストの強い界隈だったのでしょうね。
これがいまの商店街です。
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そしてふふふ。
この商店街の裏側に魅惑の○○地帯が隠れているとは!!!
猫またぎさん、情報提供どうもありがとうございます。

たぶん商店街の北側がすごいんだろうなあ、と想像していたので、
まずは軽い準備運動のつもりで商店街南側を歩きます。

路地を分け入って進むと、突然現れたのがこれ。
Imgp6040
弁天様を祀る神社です。
なんだか賽銭箱に描かれた徴もみずみずしくって素敵。
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もう暗渠・水路好きの方は期待でわくわくしていることと思いますが、
弁天様と言えば水。池。湧水。水路。・・・・。
もしかしたらこの近くに池でもあったのか知らん!!!
と急激に膨大に期待がふくらみます!

しかし・・・。社のまわりや周りの路地を見てみても
それらしきものは無し・・・。
もう潰されちゃったのかな・・・。
祠の横にはこんな手水場がありましたが・・・。
Imgp6042
強い願望でバイアスがかかった視神経と脳にはこれが池に見えてきますw

周りで怪しかったところ、2箇所。
弁天様を出て南にちょっと行ったところにある駐車場。
Imgp6044
この南端が、微妙にすとんと低くなっていました。
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弁天様近くに池があって、それが南の渋谷川や南東の笄川にここを伝って流れていったのかな・・・。それともここが弁天様に所縁のある池だったのかな・・・と妄想。
もう一箇所は、弁天様の裏側にあった小さな公園。
Imgp6046
だめだ、この看板何回見ても「遊園地」が
「遊園」に見えてどきっとするww

もうすこしこのあたりを歩いてみます。
キてます。準備体操というのにもうすでに○○地帯に
足を踏み入れてしまったようです。
Imgp6051
細い路地をかくかく行くと、
路地のまんなかに何やら・・・
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おお。井戸の遺構です。
Imgp6053
これだけ残すんかい。
どんなポンプが付いていたんでしょう。
タイガー印かな、ドラゴン印かな、それとも違うやつかな・・・。

しかしこのあたりにもずいぶん古い家が残されているもんですねー。
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Imgp6056

さて準備運動を終えてこんどはいよいよ本丸の商店街北側に!
と思って聖心女子学院のあたりに立ったのですが・・・。
どうやらこの日は聖心の学園祭であるらしく、
一般の人たちがちょぼちょぼと聖心の門をくぐって入っていくではありませんか。
むーん、元大名屋敷でしっかり南側に斜面を持っている、
とあらば、大抵は回遊式の庭園があってそんで池もあったはず!!
去年都立園芸高校で芽生えて以来の「潜入魂」
ふたたび燃え上がるのを感じますw

まあ仮に池があってもなくても、
広尾商店街を見下ろせるこの丘、一見の価値じゅうぶんにあり!
というわけで、
普段は仕事で招かれでもしない限り入ることのできないであろう門をくぐり、
丘の上の校舎に向かう階段を上がっていきます。
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そんで商店街方向はこんな風に見えます。
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丘上には学内の案内板。
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残念ながら池はない模様・・・むーん。
ま、せっかくだから学内見てみますか。

あまり期待はしませんでしたが、
なんとー。久邇宮(くにのみや)邸が保存されて現役で使われてました。
すげえ。大正13年に竣工、和洋折衷様式で
ひとつひとつのパーツが重厚ですが
すごく見た目がさわやか、というか涼しげ、というか。
昭和60年の全面改修を経て今に至る、とのこと。
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さーてまた広尾商店街に戻るぞ、ってんで聖心の裏門を抜けて
広尾駅を目指します。
裏口はちょうど笄川に面したところで公道に出ます。
このへん笄川との接点近く。
Imgp6067

今度は広尾湯の横から商店街の北側の路地に入り込みます。
北側はもうすぐに聖心のお山となってしまうので、
せいぜい路地の奥行きは10~20m。
しかし奥に入ると、商店街と並行して走る路地や
その路地と商店街を繋ぐ何本もの路地があり、
そこはもうまばゆいばかりの○○地帯だったのです!
もうコトバは要りません。
しばらく写真だけで○○をお楽しみください。
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そして最後は・・・。
キター!真性おしくらマンホール!!! 広尾5丁目2番です。
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ふわー。もうくらくらしますね。
目に○○が焼きついてしまいます。
この場所を教えてくださった猫またぎさんに改めて感謝。
ありがとうございました!

より大きな地図で 広尾 を表示

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2011 ・・・渋谷川水系」カテゴリの記事

コメント

南側にある井戸の遺構は面白いですねー。
これは見てませんでした。

いやいやしかし、さすがマンホールの専門家(?!)ですねぇ。
北側のマンホールの見せ方がすごい。
自分の訪問時は細道に夢中で、マンホールがおろそかになっていましたw

そして、「真性おしくらマンホール」もあったのですか!
全然気がつきませんでした。
これだけの量のマンホールがあると、その中に質の高いものも含まれてくるんでしょうね。

投稿: 猫またぎ | 2010年11月 5日 (金) 13時07分

猫またぎさん
そんな・・・恐縮すぎます;;;「おしくら」に拘っているだけのただの偏執狂でして;;;;。
なにしろここは猫またぎさんに教えていただくまで、いってみようという気にさえならなかったんですから。マンホールの宝庫でしたね、ほんとにありがとうございました。
それにしても興味深いエリアですね。街の歴史や弁天さまの周辺などなど、きちんと文献で調べてみたくなりました。

投稿: lotus62 | 2010年11月 5日 (金) 14時08分

こんにちは。
小生も「真性おしくらマンホール」見つけましたよ。
lotus62さんが、この9月に追っていた内川暗渠のすぐそばです。
ここ↓に載せておきました。
http://weekendoutdoors.blog97.fc2.com/blog-entry-313.html

内川暗渠の1本奥の道だったけれど、気づいていましたか?

投稿: Weekend Outdoors | 2010年11月 7日 (日) 21時32分

Weekend Outdoors さん
うわー、やりましたね!!! 見事な真性おしくら!!!
私にとっては道端で50万円見つけたくらい嬉しいですw
このあたりは、大森西2-16、17、18の暗渠上(大森8中から西にのびるやつ)を通って
真性モドキを2つ見つけたのですが、このさらに北側、あたりなのでしょうか?
教えていただいてどうもありがとうございます!!!
こんど私もいってみてきますねー!!!

投稿: lotus62 | 2010年11月 8日 (月) 09時24分

説明が不足していたようで、すみません。

位置としては、大田区中央2-13と同中央2-14の間の細い路地にあたります。

手元にある資料では、明確にここに水路があったという確証は得られませんでした。
よって、暗渠の上のマンホールといえるのかは、ちょっと自身がありません。
ま、雰囲気、暗渠みたいではあるのですが。

このコメントの記入欄に小生のメアドも記載しましたので、より突っ込んだ話は、そちらでも結構です。

よろしくお願いします。

投稿: Weekend Outdoors | 2010年11月 9日 (火) 00時16分

Weekend Outdoors さん
ありがとうございます。いえいえ不足だなんてとんでもない;;;。
んでは、細かいことは後ほどメールさせていただきますー!

投稿: lotus62 | 2010年11月 9日 (火) 10時13分

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