« 暗渠ハンター 馬喰話 | トップページ | 暗渠ハンター 下北沢一番街は川跡? »

工場萌え 「ワンダーJAPAN」さんに感謝!工場夜景バスツアー

今日は暗渠ではないネタを。
先月、川崎市観光課がやっている「川崎工場夜景バスツアー」にいってきました。

実は、みなさんよくご存知?の雑誌『ワンダーJAPAN』読者プレゼントに
軽い気持ちで応募してみたら、当せんしちゃったんです。
・・・改めまして、『ワンダーJAPAN』さん、このたびはどうもありがとうございました!

平日の仕事帰り。
18時半に川崎駅付近に集合して貸切バスに乗り込み、
概ね3時間京浜工業地帯を廻る、というもの。
そりゃもう川崎の工場といったら私の大好きな化学工場プラントがたくさんあり、
フレアスタック(工場の煙突から炎があがる、アレ)もたくさん見れて
しかも複雑な構造物の各所に点る銀河系みたいにまばゆいばかりのイルミが満載、
の工場萌えのみなさんにとっては聖地ともいうべきところです。

行く前は、
きっと客層もマニアックな人ばかりなんだろうなあと想像していたのですが、
(実際2年ほど前に行った京浜工業地帯クルーズには
見るからに工場萌えの方々ばっかしだった)
出発時間ギリギリにバスに乗り込んでみるとなんとなんと・・・。
バスはほぼ満席。しかしその8割方は「クラブツーリズム
常連さんみたいなおばさま観光客ばっかりでした。
Imgp5153
実際、このツアーの募集には大手旅行会社が代理店となっているので、
おそらくはそのルートの告知のせいで
このような「観光客」の方が多かったのでしょう。
まあ数を稼ぐには正しい告知手法だったと評価せざるを得ませんねw

その他は、「自分の市でも工場を観光資源化できないか」と視察に来たある市役所の職員さん、20代と50代の母子、それにカップルが数組・・・。
これには驚きましたねー。
・工場夜景趣味が、普通の夜景趣味のなかの一つというポジションを獲得しはじめている。
・時間があってお金もあるオバハンの触手がいろんな娯楽に伸びている。
・川崎市の「工場観光資源化」が着々と実を結んでいる。しかもこれまでマニアにしか通じなかった吸引力が一般にまで拡大している。

などなど変わりつつある消費トレンドを目の当たりにするという瞬間でした。
マジで目を疑いました。
おまけにマスコミの取材も2件ほど入っていて。
工場萌えもここまで認められてきたかと思うと感激もヒトシオです。

おおまかなコースは、川崎駅を出発して
①東扇島 川崎マリエン(まあ埋立地の突端にある展望ビルです)
②千鳥町 日本触媒工場横
③千鳥町 臨港倉庫の屋上
④東扇島 東公園
⑤浮島 高速道路

で川崎駅に帰る、というかんじ。
実はだいたいここいらへんはこのときに夜中自転車で行ってきたところではあるのですが・・・。

まあ普段単独では入れない③なんかは、もう貴重な体験なわけです。
っつわけで、仕事帰りなのでおなかも減ったから
Mクドナルドで買ったつまみとワンカップ焼酎(ビールだとすぐトイレに行きたくなりそうなのでw)
を買いこんでバスツアースタート!

まずは①の川崎マリエンです。
海がすぐそこなので、マリンのエントランスだからマリエン。
っふふ。なんだか自治体運営ならではのネーミングw
ここの最上階展望台(13階だったっけな・・・)で20分か30分の自由行動です。
しかしここは、確かに夜景好きにとってはいいスポットかもしれませんが、
工場萌えにとっては全然萌えん・・・。遠いんですよ、工場群が・・・。
3倍ズームにしてやっとこんなかんじ。
Imgp5164
ささ、つぎつぎ!

で、②の千鳥町まで移動して日本触媒を眺めます。
Imgp5169

次いで③。
ここは、このツアーならではの特別侵入エリア。
かなり期待できますね。
バスを降りて倉庫建物に入り、屋上まで上がるのですが、
ツアーガイドさん(川崎市観光課の、うら若い女性の方でした)からは事前に
「ゼッタイバスから建物に入るまでは写真を撮らないでください」
と何度も注意を受けていました。
これ、もしものテロ対策、らしいです。

当然この施設は観光目的でなくバリバリの現役実用倉庫ですから、
こんな通路を通って階段を登っていくわけです。
オバサン主体の観光バスツアーの一団がw
Imgp5231

で、屋上からの眺めは・・・・。
Imgp5218
ここは結構いい!
対岸にあるのは水江町という島なのですが、
ここには私の憧れの工場、東亜石油がそびえたっているのです!!!
かつてこの夜景を求めてここ千鳥町をうろうろした時は、
こんなによく見えなかった・・・。
さすが、遮蔽するものもなく見通しがいい!!!
もう無駄に何枚も写真撮りまくってしましましたw
Imgp5210

ふと足元を見ると、
この倉庫への引き込み線もなかなかいい眺め!
オレンジ色の照明がなんてロマンチック!!
Imgp5215

④の公園からは、対岸の浮島の工場を眺めます。
正面の東燃ゼネラル、エネオスの工場稼働状態がいまいちで、
おまりきれいな夜景が見えませんでしたので、
ここは割愛。
あ、一枚だけ、
対岸に見えるフレアスタック
(煙突で不要なガスを燃やし排気を浄化するやつ)をどうぞ。
Imgp5240

工場よりもむしろ、運河からぴょんぴょん跳ねる大きなスズキが
気になりました。釣ってみてーwww!

最後のクライマックスは、浮島をアクアライン入り口から大師方面へと
高速道路を走るパートです。
ここまでの行程は、③の倉庫屋上以外はすでに行ったことがあったし、
「なんかいわゆるビギナー向けのツアー?」
なーんてちょっとナメてましたw
また当然浮島の工場は廻ったことがありますので、
正直あまり期待していませんでした。

しかしこれはすごかった!!!!!
高速道路ですから、バスは高架を通るんですよ。
この高いところから眺める工場の夜景はかなりすごい!!!
おまけにバスで移動しているから、
おびただしい化学工場の夜景が前から後ろへと
たくさんの流れ星のように次から次へと過ぎ去っていく・・・。
たとえ「あらー」という感嘆詞がやたら多い
たくさんのオバサンたちに囲まれていても、
それはそれは幻想的な景色を味わえるのです!

ちょっと前に、缶コーヒー「BOSS」のCMにあったでしょう、
あれがそのまんま見えるんですよ!!!!
コーフンしてたから全然うまく写真撮れてないけど;;;
これじゃ全然わからんねww
Imgp5245

これは期待値をはるかに上回るパフォーマンスでした!!!
これだけでも来た甲斐あった!
「ワンダーjJAPAN」さん、改めてどうもありがとうございました!!!!

行程とか、ガイドさんの解説とか
「工場萌え」的にはちょっと食いたらないところもありましたが、
でもこれは参加できてよかったです!

でもですねー、
できれば、参加しているほかの方に、
・なんでこのツアーに参加したのか?
・いちばんどこが気にいったか?
・それはなんでか?
・そこの景色を見たとき、どんな気持ちになったか?
・参加して、払ったお金ぶんの価値はあったと思うか?

とかとか、じっくりマーケティングリサーチしてみたい!
そんな職業的欲望にも駆られましたw。

工場夜景も、いろんな人のいろんな楽しみ方に対応して、
その価値も多様化してるんだなーと
思った夜でした。

ご参考地図です。

より大きな地図で 工場夜景バスツアー を表示

|

« 暗渠ハンター 馬喰話 | トップページ | 暗渠ハンター 下北沢一番街は川跡? »

3000 異形地点・工場からピーリング」カテゴリの記事

コメント

昨日ケーブルテレビのイベントでKさんにつれられ荻窪を回ってきたのですが、
ああいう地域の散歩イベントはやはり年配の人が多く、史跡には興味あるみたいなのですが、
ほとんどの人は暗渠に興味なさそうでした。Kさんと私は暗渠云々という話をしましたが...
工場萌えほど一般に浸透してないのかもしれません。

それはともかく魅力的、夜の工場。目の当たりにしたら感無量でしょうね...

投稿: 味噌max | 2010年10月24日 (日) 10時38分

これは、なかなか普段の暗渠と違って、別の意味で萌えるイベントでしたねー(゚∀゚)!!

写真を観ていると「ブレード・ランナー」や「トータル・リコール」とか、何だかあそこら辺の映画を思い出しました(^^ゞ

投稿: ima | 2010年10月24日 (日) 19時03分

ああ、自分も一回、この手の参加してみたいです。
思い出すと、高校生の頃、総武線に乗って東京〜木更津間を往復してました。
やりたいことが見つからず、でも時間だけはありあまってる、そんなことの腹いせにやってたw
木更津に近くなると、臨海のコンビナート群が見えてきて、それがめっぽう良かった。
そんなの思い出しました。

投稿: tko_bbq | 2010年10月25日 (月) 07時18分

■味噌maxさん
おつかれさまでしたw 確かに工場萌えってもう結構マスコミで紹介されたり写真集もたくさん出てきて、市民権を得たような気がしますね。
参加されたのはCATVのイベントだったのですね。
TV局クルーに「暗渠」アピールはできたでしょうかw?

■imaさん
まさしく、最後の高速道路はブレードランナーの世界でした。まばゆす。
あとで追加の動画掲載にチャレンジしてみます!

■tko_bbqさん
木更津のコンビナートもよさげですねw
私も、ちょうど高校生のころに自分の工場趣味を自覚しました。町外れの貨物ターミナルにあった大きな貯蔵タンクとパイプ群を見に、よく自転車を走らせたものです。
思春期ってやっぱ多感なんですねえ(<ってまとめかた大雑把すぎかw) 。

投稿: lotus62 | 2010年10月25日 (月) 09時20分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 工場萌え 「ワンダーJAPAN」さんに感謝!工場夜景バスツアー:

« 暗渠ハンター 馬喰話 | トップページ | 暗渠ハンター 下北沢一番街は川跡? »