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暗渠ハンター 開渠と海竜~北沢川・松原赤堤支流

以前、ある人から「地図で、世田谷線の下高井戸駅付近に短い開渠を見つけた」と教えてもらいました。

そこで、とある休日、
下高井戸駅前の商店街でヒルメシでもいただいて
この開渠を見に行ってみるかとでかけてみました。

途中、駅前のマンションの間のこーんな狭い空間の奥に、古井戸を見つけました。
Imgp9139

アップにするとこんな感じ。
Imgp9140
こうまでして残すかw?

開渠の位置は地図で明白。さっそく見つかりました。
Imgp9142
井の頭線・東松原駅と明大前駅の間にある開渠ととても似たタイプのはしご式開渠です。
Imgp9147
なぜかこのあたりだけ道路がアスファルトでなく土と砂利・・・。
Imgp9146
いまとなっては世田谷区でも珍しい風景なのではないでしょうか・・・。
開渠は世田谷線に沿って南下し、
さらにその先は線路の下をくぐって反対側を並走している模様。
位置関係からいってたぶんどこぞで北沢川に合流するのでは、と思われます。
(あとで庵魚堂さんのサイトで、これを「北沢川・松原赤堤支流」として取り上げてらっしゃるのを確認しました;;;前にいちど読んでるはずなのに忘れるなよ自分)
Imgp9143

まずは駅前でヒルメシを食す都合があったので、下流は辿らずにこの開渠の上流だけを辿ることにします。
開渠はすぐに暗渠となって隠れてしまいますが、もうあからさまに暗渠然としているので追跡はラクショーです。
Imgp9151
こんな蓋暗渠だって現れてくれるし。
Imgp9157
Imgp9160

これを辿っていくと、京王線の手前で大きなケヤキの木が何本かある公園に出ます。
ここが水源のようで、かつては池があり弁天様も祀られていたそうです。
Imgp9162
・・・しかし。
地図を広い範囲で見てみれば、
京王線を越えてほんの少し北に行けば玉川上水。
ここからの落ち水が加わっていた可能性ってないかな・・・
と妄想が湧いてきて実際に甲州街道まで歩いてみました!
この先も長いので結論からいっちゃいますと、確証は得られませんでしたw
さ、先を急ぎましょうww

無事に駅前でヒルメシ摂取、
ちょっと元気も出てきたのでさっきの
「世田谷線沿いに続く開渠のその先」を見に行くことにしました。
それは暗渠となって世田谷線に沿って南下します。
途中隣接する公園の親水施設なんかで一時フェイク清流になったりしながらどんどん続いて・・・。
Imgp9173
沿線にあるこんな「マンションに唐突に鉄要素がハイブリッドされてる不動産物件」に驚いたりして。
Imgp9178

赤堤通りを越えたところで一瞬暗渠を見失うのですが、
なんとここで世田谷線を再びくぐります。
これは!以前うさぎねこさんのサイトで拝見した「世田谷線が鉄橋になるところ」でした。
うわー、実物はちょっとした迫力があります!!!
Imgp9185

ここから赤堤通りにそって暗渠が進み、
Imgp9190
あるところでぷいっと右に逸れたかと思うと、
Imgp9192
とある宗教団体施設の南側に沿った閉鎖空間となって暗渠が続きます。
こちらその入口(入れないけど)。
Imgp9194

その出口。
Imgp9196 
(庵魚堂さん、引用ばかりでごめんなさい。でもここについて、さきほど引用したページの「2000年5月22日に見た夢」という章で庵魚堂さんがとてもファンタジックな記事をかかれてらっしゃいますのでぜひみなさまご覧ください)

ここからぐにゃりと蛇行して、
Imgp9200
世田谷線・山下駅(小田急線・豪徳寺駅)近くで無事北沢川に合流、
とあいなりまする。
Imgp9203

今回も開渠から始まった暗渠ハンティングでしたが、
世田谷ってけっこうこのはしご式開渠が残っていますよね。

でもこうして細々と残っているはしご式開渠をみると、
なぜか「太平洋沖で漁船に引き上げられた、謎の海竜」(あえて画像はリンクさせませんがw)の報道写真を思い出してしまうのは私だけでしょうか・・・。
あばら骨なんかの骨格とカタチ的に似てるっつのと、
あとなんかこう絶滅危惧種的なせつない感とがそうさせるのかもしれません。

より大きな地図で 北沢川赤堤支流 を表示

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2021 ・・・目黒川水系」カテゴリの記事

コメント

下高井戸から世田谷線に沿って、このとき歩きました(前半は神田川)。
http://ei8at12so.seesaa.net/article/116090494.html
未舗装のところ&鉄マンション、強く印象に残ってます。

投稿: えいはち | 2010年8月17日 (火) 10時45分

謎の海竜のこと、知らなかったので見てみたく、
何パターンかでぐぐってみましたが、でてきませんでした。
どうやったら見られるのでしょう?
あまりグロかったら見ませんけど。。

投稿: nama | 2010年8月17日 (火) 12時51分

>えいはちさん
おお、行かれていたのですね、この開渠。
メキシコ料理!?
実は世田谷線を歩いていたら、自転車で来た妙齢のカップルに
「このへんで美味しいメキシコ料理やさんがあると聞いたのですがどこか知りませんか?」
と聞かれたのですが、「すみません、この辺詳しくないのでわかりません」とお答えしました。
ここのことだったのかもしれませんねー!(たぶんメキシコ料理だったと思うんです・・・w)

>namaさん
海竜 漁船 で画像検索すると出てくると思いますが、グロいのでお勧めしませんw
要するに骨格や存在が似ている、ということで想像だけしてみてくださいw

投稿: lotus62 | 2010年8月17日 (火) 13時12分

うわ。恥ずかしいページを紹介してくださって、ありがとうございます。(笑)
「~に見た夢」というフレーズを書いたのは、村上龍の『ラブ&ポップ』を読み終えた翌日のことで、日付以外は丸パクリです。
ただまあ確かに夢のような出来事でしたので、これも何かの縁だろうと思い、何度か改訂した際にもそのまま消さずに残しています。

ところで、使わなくなった井戸を残すのは、埋めるのを忌み嫌うからだろうと思います。
その裏返しとして、埋めるためには儀式が必要だったりしますし、「埋めるのはよくない」とストレートに云われていたりもします。
そんなこんなでそのまま風化させて、問題を先送りにしておくという、いずこも皆いかにも日本的な対応をとっているのでしょう。

投稿: 庵魚堂 | 2010年8月17日 (火) 19時28分

ここ、涼しくなったら行こうと思っていた水路の一つだったんですよ。
先、越されちゃったw

世田谷線の鉄橋など、趣きがあっていいですね。
lotus62さんのレポ見て、ますます行きたくなりました。

投稿: リバーサイド | 2010年8月17日 (火) 20時01分

ここの区間だけがなぜ開渠で残されているのか、不思議ですよね。
海竜の写真、当時よく子供向けの雑誌なんかにも載っていたりして、
よく覚えてます。

投稿: HONDA | 2010年8月17日 (火) 23時31分

>庵魚堂さん
いえいえ、素敵なタイトルとお話でした。あの場所にいって帰ってきてまたこのお話を読むと、「あー、あそこねー・・・」なんてヘンに感慨に耽ったりしてw
井戸を埋めるときは、井戸が息ができるように長い竹筒といっしょに埋めて地表にちょっとだけ先っちょを出して・・・という話は聞いたことがあります(実際はもっと面倒な手続きがあったように思います)。なるほど、日本的「先送り」のおかげで古井戸鑑賞もできる、ってワケですねw

>リバーサイドさん
そんな、先を越しただなんて・・・w
鉄橋と暗渠が楽しめるので、リバーサイドさんゼッタイお楽しみいただけるはずですw

>HONDAさん
世田谷って、暗渠を装飾過剰にめいっぱい改装するところもあればぽつぽつこんな置き去り開渠があったりして、
不思議なところですよねえ。先日烏山川の上流にいったのですが、ここもすごかったです!
開渠の海竜、わかっていただいて嬉しいですw

投稿: lotus62 | 2010年8月18日 (水) 09時30分

> 世田谷って、暗渠を装飾過剰にめいっぱい改装するところもあればぽつぽつこんな置き去り開渠があったりして、
不思議なところですよねえ。

あー、そういうことなんですね。
北沢川の支流は開渠が多くて楽しいエリアだなあと思ってましたが、世田谷区の特徴ということですか。

> 先日烏山川の上流にいったのですが、ここもすごかったです!

あっ、私もここ近いうちに行ってみようかと思ってました。
「先を越された」気がします。
しかし、この暑さなのにもの凄く精力的に活動されてますね!

投稿: 猫またぎ | 2010年8月18日 (水) 10時31分

>猫またぎさん
目黒川開渠手前から環7にかけてとか、蛇崩川の中流とか、かなりの作りこみようでさわやか化・高級化(w?)しているように思います。車止めもこういうところはヘンに凝ってたりしますしw(私にとっては杉並の金太郎のほうが愛おしいですw)
が、たまたま「やりかけ」なだけ、または私が見かけているだけで他の区も実情は似ているのかも、知れません。
暑いのはキライではないので;;; 出かけていって大汗かくのも夏の暗渠ハンティングならではの楽しみです <アホかw。
(そういえば烏山川上流での炎天下、川跡や古い団地を1眼レフで撮影されていた方もお見受けしました・・・もしかしてどなたか烏山川の記事をアップされる方がいらっしゃるかも・・・w)

投稿: lotus62 | 2010年8月18日 (水) 13時14分

先日ちょっと辿って、只今記事アップしました。
ろーたすさんの地図を見ますと、開渠部分から上流、道に沿って線を描かれてるのでガクンと曲がっていますが、
実際は道が描かれていないところにも真っ直ぐ道が続いているので、そちらを辿られたのではないでしょうか。
地図を航空写真に切り替えて見るとわかりやすいと思います。

投稿: えいはち | 2010年10月29日 (金) 14時49分

あー、そうだったかもしれません;;;;;;;;
(実ははっきり思い出せない 苦笑 こりゃ現地いかないとダメですね)
ご指摘ありがとうございます!
ではこれから、えいはちさんの記事も拝見してきますー!

投稿: lotus62 | 2010年10月29日 (金) 15時36分

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