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暗渠ハンター 蘇我のJFE第五高炉と暗渠たち③冠水注意かよw蘇我駅東口

蘇我駅の南を流れる名無しの川はは、JR線のぶつかるところで上流が暗渠になります。
暗渠上から下流を眺めたところ。

ここまで鯔の子の群が遡上してきています。
写真手前の川面の波紋は、もしかしたらこの群が描いたものかもしれません。

Imgp8427

下流から暗渠部分を見たものがこちら。
暗渠はまっすぐ線路に向かっています。
(写真がありませんが、実は左斜め前からくるもう一つの暗渠もここで合流し、水路のYは字路を作っています)

Imgp8426

線路にかかる陸橋を越えてまっすぐな暗渠をたどってみます。

Imgp8428

うーん。方向としては間違いないのですが、
このあと地上の痕跡は途絶えてしまします。

あきらめて、蘇我駅の東口(工場詣の反対側)に向かいます。
もうかえろっかな、と。
実は船橋の駅前にいい大衆酒場があって、帰りはそこに寄ろうと計画していました。
そこがもう開店している時間だし。

なんて考えて駅前ロータリーに着きましたが、そこに掲げられていた看板がこちら。

Imgp8434

えー。駅前ロータリーが冠水しちゃう可能性あんのかーw

・・・と笑っている場合ではない。
つまりどこかで水路に繋がっているはずではないか!
駅前に地図を見つけて、じっと観察。
あ、よく見りゃ「現在位置」の右のほうに青く描かれた水路が書いてあるではないですか!

Imgp8435

実は、冒頭に書いた「Y字路」暗渠のかたほうが、この水路だったようです。
Y字路からその方向を見たときには、すっかり普通の駅前商店街が続いていそうだったので
「どうせ痕跡ないだろうなあ」と相手にしていなかった・・・・。不覚でした。
暗渠の続きは、その商店街でなくもっとキツいカーブを描いて
商店街よりも線路側に一本あったのでした!

というわけですぐに現場直行!
おお、地図にあった水路はすでに蓋暗渠となっているではありませんか!
しかもすっごい左右に長い蓋です。
これははじめて見る蓋素材!
なんか木琴みたいな蓋だ(木じゃなくてコンクリだけどw)。

Imgp8430

自転車置き場となっているこの蓋暗渠を進むと、やがて線路と交差する地点へ。
この辺になるとさっきの木琴型コンクリ暗渠(<なんか矛盾をはらんだ言い方ですねw)は
同じコンクリでも違った仕様となっています。

Imgp8431

ここから、来た暗渠を振り返ってみましょう。
うーん、少なくともあの駅前の地図が描かれた時点では、
ここは開渠だったわけですねー。
それにときどき冠水まで起こすような開渠だったと・・・。
ふぅーむ。

Imgp8432

駅に戻ります。
いやー、いいもん見られた、これで思い残すことなく船橋の大衆酒場へ・・・。
と思い東口の階段を登って改札へと向かいます。
(蘇我駅は橋上に改札があります)

ある種の達成感を胸に、橋上の窓を覗いてみます。
さっきの暗渠の反対側が見えました。

あ。
続いてんじゃん!

しかも開渠になって!!!

Imgp8436

ズームで開渠部分をアップにしてみましょう。

Imgp8437

おおー!!!!

これは帰るわけには行かない!
船橋の大衆酒場ですぐにビールを飲むわけには行かない!!!

再び駅の階段を下りて、線路に沿って千葉方面に延びているこの暗渠&開渠にアプローチ!

近づいてみると、もうすっかりどぶ川のテイでした。
少し臭いもします。

Imgp8438

それでも、どこまで続いているか確かめたくなるのが旅先の暗渠ってものです。
追っていくと、一旦赤い鉄板暗渠になっていたりします。

Imgp8439

その先で流路がわからなくなってしまいました。
ここがその最先端部分。

Imgp8441

じっくり観察すると、どうやら写真右手のほう、
つまり線路・ホームがあるほうからの流れと合わさっているようです。

・・・・うーん。どうしよ。
せっかくだから、この線路の反対側がどうなってるか、
みてみっか!!!

というわけで、船橋の大衆酒場はよもや逃げるわけではないでしょうから、
とことん行ってみっかと。

改めてさっきの階段を越え、再び西口へと降りるのでした。
西口階段上から見るJFE第五高炉が、夕日を浴びてさらに美しく迎えてくれますw。

Imgp8442

さあ、もうひと探検!

行程は、①の地図をご参照ください。

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コメント

はじめまして。
namaさまのHPリンクから入ってきました。

私は現在、蘇我近辺に住んでます。

この川の名前は、私も知りませんが、メインの源流と思われるところは知っております。

それは、、、
蘇我駅(川鉄工場反対側)にバスロータリーがあります。ここからまっすぐ内陸に向って道が1キロほど伸びてます。
駅から歩いていくと、この道の左側歩道あたりが結構コンクリート蓋になっています。それが区画整理で直線化された川です。この道はやがて左に曲がり山の上の大網街道に向います。川はこの道が左へ曲がるところを真っ直ぐに進み住宅街の少しくねった道になります。しばらく行くと日本池という池(公園)にあたります。
この池がこの川のメイン源流です。。。
と、書きましたが分かりましたでしょうか?

これは、あくまで私の検分なので正解かどうかは保証できませんが、こんど蘇我にお寄りの際は是非確かめてみてください。

突然の書き込みお許しください。

では、失礼します。

投稿: 谷戸っ子 | 2010年6月21日 (月) 21時46分

うわぁ、なんだかすごいご縁ですね・・・!
谷戸っ子さまは、蘇我近辺にお住まいだったのですか。
やはり地元の川も探検しておられるのですね~~。
うーん、偶然というか巡り合わせのおもしろさに、
感動しておもわずコメントしてしまいました。

投稿: nama | 2010年6月22日 (火) 09時29分

谷戸っ子さま、いらっしゃいませ。私もnamaさんのところのコメント、エキサイティングな展開をずっとわくわくしながら拝読させていただいていました。それにしても蘇我のお近くだとは!!! 私はほとんど都内の暗渠を歩いておりますもので、たまたま出かけたこの蘇我でご縁が繋がって、なんだか不思議に嬉しくなりました!
源流のご説明ありがとうございました。地図をたどってなんとか理解できました。松ヶ丘緑地、というところにある幾つかの池、ということでよろしいでしょうか?おもしろいカタチで、いかにも「谷戸」っぽい池ですねw ここもいつか行ってみたいと思いました!地元の方からコメントいただくのはほんとにありがたいです。
ぜひ今後とも、お気軽にお立ち寄りくださいませ!

投稿: lotus62 | 2010年6月22日 (火) 09時40分

namaさん コメントありがとうございます。
ね、namaさんのところでのお二人のやり取りをずっと読ませていただきながら「すごい!」と興奮していたのですが、私にまでご教授いただけるとは・・・! しかもピンポイントで訪れてみた蘇我のことを教えていただけるとは・・・!すごく嬉しいご縁でした。
namaさんのリンクに改めて感謝いたします。

投稿: lotus62 | 2010年6月22日 (火) 09時53分

lotus62さま

松ヶ丘緑地、正解です。
ぜひ、機会があれば一度、散策してみてくださいね。。。

しかし、lotus62さまHPに初めてお邪魔したら、いきなり知ってる光景が出たのでビックリしました。

それにしてもnamaさまや、みなさまの行動範囲の広さには、本当に頭が下がる思いです。

これからも暗渠情報を宜しくお願いします。楽しみにしてます。。。

投稿: 谷戸っ子 | 2010年6月22日 (火) 21時53分

谷戸っ子さま
あ、よかったですw
Googleストリートビューで蓋暗渠も確認できました!
すごい景色ですね!ここも寄ってくるんだったorz w
蘇我におじゃましたのは、ほんとにたまたまなんです。なにしろはじめの目的が工場でしたし。 しかもこの日は前日まで違う目的で三浦半島に行こうとしていましたが、そちらの天気が悪そうだったので急遽蘇我に出かけたという・・・w そんなレポートがたまたまこのタイミングで谷戸っ子さまのお目に留まって、というのがなんとも嬉しいです。
桃園川近辺やその他の川のお話、どうぞ今後ともよろしくお聞かせくださいませ。

投稿: lotus62 | 2010年6月23日 (水) 11時59分

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