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暗渠ハンター 蘇我のJFE第五高炉と暗渠たち④これは暗渠かはたまた・・・

というわけで、日も傾きかけたころ、再び蘇我駅西口を出て
前回の「線路の下をくぐってくる流れ」がないものかと探索に出かけます。

だいたこのへんかなあ・・・なんてあたりに怪しく湾曲する道路発見。
この道路を少し歩いてみて振り返ったのがこのショット。

Imgp8444

まず左側に線路が見えますね。
これが外房線と内房線で、少し先に蘇我駅があります。つまり背後が千葉東京方面。
そして真ん中が怪しい道路。
右側に低い金網柵が見えますが、この金網柵のさらに右側は普通の片側一車線くらいの幅の道路です。
この真ん中の道路はこのように柵のこっち側で、ずらーっと縦列駐車の枠がある、
まあ「湾曲してずーっと続いている細長ーい駐車場」になているというわけ。
見た瞬間、「暗渠じゃね?」と思いました。

こんな風に、ずーっと先まで続いているわけですよ、
そりゃもう暗渠ファンがみたらゼッタイ「!」と思われると思います。
一定の幅で、囲われた道で、ゆるいカーブを描いて続いている道・・・。
私も昔の川跡を埋めて道路(駐車場)として使っているところ、かと思って小躍りしました。

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この道には、支流のような用水跡(と思しきもの)もいくつかみられます。

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どんどん進んでいくと、こんな風に道路が横切っていたりして。
ここが昔橋だったところか?
・・・しかし欄干どころか橋跡のようなものは見当たりません・・・。
しかし一端暗渠だと思うと、もう自分を疑うことさえしなくなるようで・・・www

Imgp8450

この地点から後ろを振り返ってみましょう。
ほら。川跡っぽいでしょう?

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実はこの付近に2軒ほど本格的手作りっぽいキムチやさんがありました。
おおー、なんか美味そう!帰りに寄ってキムチ買って行こうっと♪

どんどん進むと、広大なJFEスチールの敷地にぶち当たります。
そしてさらにその向こうは海になります。
ここでこの道はおしまい。
JFEの敷地に川が流れ込んでいた、 ということか・・・?
さすが憧れのJFE、川さえ飲み込んでおられたかw?

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川が続いていたかと思われる部分を覗くことができる道が横に繋がっているので、
もう少し追いかけてみます。
おー、あの真ん中の茂みの右側、ちょっとくぼんでるから
あそこに川があったのかなーなんてピュアな気持ちで想像。

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さらに海側を眺めると、JFE工場かの煙突や給水塔、フレアスタック(排気口の出口から立つ炎)など
心躍らせるアイテムが見えます。

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夕日に映えてすごくいい景色。
なぜか映画「パラダイス・カフェ」のテーマソングが頭に流れてきましたw

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これはフレアスタックのアップ。

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よくこのような炎を見ると、
「CO2をムダに排出してけしからん」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
これは排出するガスを炎のチカラで化学変化させ安全な状態で大気中に放すしかけのひとつです
どうかけしからんと思わず、「おお、がんばってもやしとるわ」とやさしい目でご覧いただけるとありがたく存じます。

さーて「川跡」を戻って、キムチ買って船橋の大衆酒場に向かおうっと!
というわけで帰り道。

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光山商店、という「川沿い」のお店でキムチを買っていきます。
超自家製のおいしそうなキムチと、キムチ味の鱈(辛子明太・・・辛子明太「子」ではない)をゲット。

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もうここで半世紀お店を構えている、というおばさんに、
帰りしな「そういえば、この横の道は昔川だったんではないでしょうか?」
と尋ねてみました。

・・・すると、衝撃の事実が発覚!!!!!!!!!!

「いーやー、これはちょっと前まで線路だったのよう」

orz 川跡ではなかったんです・・・・・・・・。

聞けば、ここはJRの線路と昔の川崎製鉄の工場を結ぶ引込み線。
貨物列車ががたんごとん言いながら通っていた、
廃線の跡だったのです・・・。 軽く絶句。
うひゃーもうてっきり川跡だと思って疑いませんでしたよー。
そういやこの幅も両側の囲いもこのカーブも納得がいきます。
なんてアホなんでしょう自分。

しかし廃線や貨物線も最近めきめきと好きになっているので、
これはこれですっごく嬉しいんですがw

帰り道は、きたときと違って「廃線・・貨物線・・・引込み線・・・・鉄道・・・・」
と心の中で念仏を唱えるように歩きましたw

はい、そんな目で見た、内房線・外房線と合流する地点風景を改めてどうぞ。

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と、こんな具合にたくさんの思わぬ収穫を手にした私は
蘇我駅を発ち、無事に船橋駅前の大衆酒場、「一平」にたどり着きました。

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鰻の寝床のような、コの字型カウンターだけのいい風情のお店です。
やっぱいつ来ても安くてうまい!

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さくっと喉を潤して、これまた満足。
買ってきたキムチの匂いを気にしながら横須賀線に乗って都心へと向かう、充実の一日でした。

行程は①での地図をご参照ください。

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コメント

非暗渠フラグ立てまくりの書きっぷりですねww
廃線跡、ほんとうに、たしかに川跡に見えます!
やっぱり何か共通するものがありますねぇ。
lotusさんも廃線T買ったらいかがですか?w

投稿: nama | 2010年6月22日 (火) 11時54分

廃線T買おうと思ってみてみたら、もう申し込み期限切れてましたw
ほんと、帰り道にキムチのお店のおばさんに聞くまではすっかり「川跡」気分でいましたので、
もう行きと帰りは脳内における環境認知の激的変化が起こり、軽くクラっとしましたw

投稿: lotus62 | 2010年6月22日 (火) 12時40分

こんにちは~imakenpressです。
おお、川跡ならぬ鉄跡~思わぬ大収穫ですね!!w
ホント痕跡が似てますよね。(^_^;)
昔は大きな工場にはよく専用軌道が引き込まれていて、貨物列車がガタンゴトン走っていたのを本レポを読んで改めて思い出しました。
地元でも多摩川の砂利採取、運搬用の会社専用線が過去いくつかあって、調査したくなりました!!

投稿: imakenpress | 2010年6月22日 (火) 12時47分

imakenpressさんご無沙汰です。
そうそう、こんな記事を書いたところだったので、imakenpressさんの廃線記事にもビビッドに反応してしまいましたw
またぜひ教えてくださいね!

投稿: lotus62 | 2010年6月22日 (火) 13時28分

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