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2010年5月

暗渠ハンター 下末吉のスリバチに

タモリ倶楽部でも紹介された、日本スリバチ学会さん。
以前から興味のあったスリバチ学会さん主催の下末吉でのフィールドワークに参加してきました。

鶴見駅に集合し、初対面である会長さんにまずはご挨拶。会長さん、初めてなのにこんなに温かくお迎えいただいて感謝いたします;;;

総勢30~40名で、駅の西の持総寺(曹洞宗の東の本山で、石原裕次郎さんのお墓のあることで有名)を抜けて2国を越え、三つ池公園あたりまで続くたくさんのアップダウンを体験するウォーキングツアーです。

だいたいこんな感じでのんびりと歩いていきます。

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スリバチ学会、ですから当然スリバチビューの堪能がメインです。
私もアップダウンのある地形は大好きですから、当然スリバチビューも萌え。
以前このブログで取り上げた新宿荒木町、上大崎、横浜西口、生麦などのように「暗渠目的で現地を歩いていたらたまたまスリバチビューが見えた」というのがこれまでの常でしたが、今回は「スリバチ目的で出かけて、たまたま暗渠が見つかったらうれしいな」という動機で出かけて行きました。

下末吉一帯はほんと谷と台地が入り組んでいて、こんな眺めをあちこちで見ることができます。

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ほんと、この日もいくつ長い階段を上り下りしたかわかりません・・・。

で、このへんの 階段でちょっとおもしろいなと思ったこと。
ほとんどどの階段にももれなくたくさんのマンホールがあるんですねー。

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都心の階段って、こんなにマンホールありましたっけ・・・?
なかにはあるのもあるけど、そんなに「マンホール付き階段」ってないですよね?
このへん一帯は本当に道が険しく、台地から谷に下りる道がこの階段だけ、的な場所がたくさんあります。都心ならわざわざ階段に下水施設を埋め込まなくても「う回路」はいっぱいあるのでしょうが、このあたりはそれがないのでは・・・?つまり上と下を結ぶ通路がほとんどこれら階段しかないから、もうここに下水も埋め込むしかないっしょ、的な。
とにかく、たくさんありましたw

さて、肝心の暗渠ですが・・・。
一応事前に古地図含めてざっと川筋を眺めてはみましたが・・・。
ほとんどなさそうですw
ただ、三つ池公園というデカい池から低いほう(鶴見川)にかけては大きく田んぼが広がっていたようなので、きっとここは錯綜する用水路がたくさん張り巡らされていたはずです。
都内の川跡なら結構資料も充実しているのでちょっと調べるといろいろ出てくるのですが、この下末吉についてはもうそれくらいしか事前にわかりませんでした・・・。
が、もう出たとこ勝負!谷があればきっと暗渠もある!と勇んで出かけて行ったわけであります。

なかなか「これ、100パー暗渠ね!」という物件はありませんでしたが、
「これはたぶん、暗渠」 物件はいくつか。

まずはこれ。右側の白コンクリで側溝を埋めたと思われるツートン暗渠。

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熊野神社南のスリバチ底にあった同じくツートン暗渠。
左側がそうなんですが、途中からさらに左側に寄って短い鉄板暗渠となります。

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そしてこちらは熊野神社。
右の階段が「正式なアプローチ」ですが、左はしのちいさな空間に注目!

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入っていくと、突き当りでかくんと左にまがってこんなふうに続きます。

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たぶん神社を囲む水路だったのでしょう。ワイルドな暗渠になっています。
ちなみにこの突き当りは墓地っす。

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そして、寺谷あたりの脇道に見つけた、おそらく土の暗渠。

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佃野商店街でお昼ごはん、となりましたが、
商店街の横丁を入るとこんな生活排水暗渠も。

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2国を挟む見晴らしのいい斜面では、こんなところも。
不自然に歩道(らしいスペース)を守ろうとする縦列車止め。
そしてそこには斜面からたくさんお排水パイプが突き刺さっています。
これもたぶん暗渠でしょう。

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下末吉5丁目あたり。
階段横にちいさなかわいい開渠。
これ、都心にあったらものすごい喜んじゃう私好みの物件ですw

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末吉中学校横にある「誰も通っていない様子のゴミのある短い歩道」。
ほんの10数メートルだけでおわっちゃう、意味不明の歩道。
これもたぶん暗渠でしょう。
しかしじぶんの頭の中に「おおまかに近辺の水系が描ける」東京での暗渠と違って、
暗渠ハンティングが非常に難しいです。始終ぶつ切れの暗渠しかわからずじまいでした。
複雑に入り組んだたくさんの谷地形と、メインの鶴見川以外の川がみあたらないことがその原因と思われ・・・(それといちばんの原因は私の実力不足です、はい、そのとおりですw)

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テレビ無線中継塔から三つ池公園のグラウンドに向かう谷底の農地に、やっと1本水路を見つけました!
暗渠でなく開渠の、リアル水路です!
奥の谷頭から湧いてきて、この辺りに広がる畑を潤しているようです。

美しい流れ!!! やっとあえたねキミー!!!

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しかし。
下流を振り返るとすぐに暗渠の入り口。この流路は地下を通って進むようです。

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反対側に回り込んでみると・・・。
はたして小さな暗渠スペースとなって三つ池公園の横につながるようでした。

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さてこの日、一番確かで暗渠暗渠した暗渠wがこちら。

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三つ池公園の池の水は、谷間を通って鶴見川に注ぎますが、三つ池公園の出口あたりは古地図でみると一面田んぼです。
おそらくこの谷間のあちこちに用水路が張り巡らされていたはずです。
現在の地図にも、「これは暗渠だろう」とわかるくねっとした道があったのですが、
それがまさにこの道でした。

ちいさく護岸も残っています。

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だれの仕業か知らないが・・・・w
ハンドホールがくり抜かれて放置されていましたww
あの、問題なければこれ持って帰りたいんですけどww

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数百メートル、この暗渠は続きます。

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やぱり「これ絶対暗渠!」物件を見つけられるとちょっと安心しますねw

フィールドワークはここから末吉神社に向かいます。
その途中の路地裏暗渠。これも生活排水でしょうね・・・。

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そして末吉不動に最後の目的地として向かって、17時すぎに解散、となります。
お昼の休憩をはさんで、都合5時間ほど歩きっぱなし。しかもほとんでアップダウンw
たいへんいい運動になりますたww

日本スリバチ学会会長さま、そしてこの日出会えたたくさんの方々、
たいへんお世話になりました。こころからお礼申し上げます。
みなさんのおかげで大変楽しい時間が過ごせました。
またお会いできることを楽しみにしております!!!!   

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暗渠ハンター 生麦から岸谷へ③昔の運河!?

岸谷から生麦駅北側の商店街を経て、生麦駅に近づきます。

問題の多重構造踏切の手前にひっそりとある蓋暗渠。

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コンクリでなく、どっしりとした石の蓋が被されていました。

そして多重構造踏切を渡ります。
まるでドラッグストアのPOPみたいな賑やかさw

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踏切と踏切の間にある僅かの土地には細長いビルもあります。
そこにあるのがこんな歯医者w

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一度見たら立地さえも忘れられなくなるネーミングw

この道をまっすぐ行くともとのキリンの工場にぶつかります。
キリンの工場手前には、「竹の湯」という銭湯がありました。
たくさん歩いて汗もかいたので、入ってみることに。

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この銭湯の正面には氷室。

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そして銭湯の数件先には材木やさんまで。
暗渠サインが三つも揃ってる!!!
ってことで竹の湯の番台にすわるご主人に尋ねてみたところ、
果たして!
この銭湯のすぐ海側(キリン工場との間を通る道)は、
以前は運河だったとのこと。それをつぶして道路にしたそうです。
なるほどそれでか!
上の材木やさんの前を通る道が、元運河だそうです。
もうすっかり跡形もないですね・・・想像すらできません。

話は横道に逸れますが、ずっと前はキリンの工場見学後は、
ビールは飲み放題だったそうです(現在は1人2杯)。
あるとき飲み放題で酔っ払ってしまった見学者がいて、
不幸なことに帰り道、あの多重構造踏切で事故にあわれてしまい、
それ以降飲み放題は自粛して・・・とのことでした。
おいしいビールだったでしょうに、ご不幸なことです。
同じビール好きとして、この場をお借りして謹んでお悔やみ申し上げます。

さて、その元運河をあるいてちょっと回り道して駅まで戻ります。
この道には、かつての運河に注ぐ水路と思しき小道もいくつか。

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駅に近づくと、私好みの大衆酒場が何軒も。
目移りしてしまいますが、生憎只今17時ちょっと前。
まだ閉まったままのお店も多く、
結局この店で風呂上りのビールをいただくことに決定! 

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瓶と生とのみ比べてみましたが、
やっぱ工場直送!? 生ビールがさっきの工場で飲んだのと同じくらい美味かった!!!
生ビールは工場近辺に限るw!

あ、お刺身も美味かったですww くぅーーーーー。

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・・・・はっ!
私は生麦にビールの飲みにきたのか暗渠を探しにきたのかよくわからなくなっていますw

この店の外側には、看板猫。

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入口で客引きをするお利口な猫でした。

というわけで、生麦&岸谷の
ビール工場見学・岸谷の崖と湧水堪能・生麦暗渠ハンティングという
目的が多すぎてよくわからない小さな旅シリーズはこれでおしまい。

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暗渠ハンター 生麦から岸谷へ②生麦北側の商店街

生麦・岸谷シリーズの2回目です。

岸谷の湧水を確認した後は、今度は山を登らずに生麦に戻ります。
生麦と岸谷の間にある山沿いを回りこんでいくので、基本的には崖下を伝う道。
さすがに崖下は暗渠っぽいところも豊富です。
2国から一本入ったところにあるのがこれ。
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金網フェンスに阻まれたどることはできませんが、金網まで近寄って中を写してみましょう。
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ね。怪しいでしょ。
生麦に向かって歩いていくと、こんなのもあります。
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これは、階段とともに流れていく下水でしょうか。
どことなく懐かしい風情です。
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付近には銭湯もありました。
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ここも二つ前の写真同様レトロなマンホール。
原始人のお金みたいですね(<ギャートルズとかの漫画の影響大w)
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しばらく進むと、生麦北側の商店街となります。
おもしろかったのが、商店街の野菜や乾物を売るお店、「伊豆屋」。
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いやね、この向いにほぼ同業態の「ニュー伊豆屋」があるんですよw
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駅も近いところには商店街に垂直に交わる用水跡と思しき暗渠がありました。
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ほとんど保護色に近いけどw左角には行き倒れのような猫w。

アップでどうぞ。
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生きてたw かわいー。
この暗渠はかくんと曲がって並走する道同士を結びます。
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さらに駅に近づくと、NEMOTOという小さなスーパーが見えてきますが・・・
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もとは乾物屋さんだったのですね。
白く塗られた大きな漢字表記がいい味を出しています。こっちの看板のほうが御洒落なのにな・・・。

もうすぐ生麦駅。例のながーい踏切の手前に小さな暗渠を見つけ、そして再び線路を越えて生麦をもうちょっとだけうろつきますが、それは次回で。

行程は前回①の地図を参照ください。

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暗渠ハンター 生麦から岸谷へ①岸谷の湧水

1862年の生麦事件で有名な「生麦」。
今回はなぜかそこからの暗渠ハンティング。
なんでいきなり生麦なんだよといいますと・・・。

これです。キリンビール生麦工場の見学でございマス。

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残念ながら土日は工場が休みなんで稼動してるところが見られないんですが、それでも高い見学窓から覗く工場の内部はかなりおもしろい!
見学には予約が要りますが、キリンの方が説明してくださるので工程の理解も進みます!
なんとこの工場、1分間に缶ビール2000本を生産しているそうです。見学コースにその2000本が展示してあるんだけど、いやリアルに見る2000本ってすごいですよ!
見学が終ると試飲。できたてのビールはマジうまいっす。
ふだん外で飲むときは生ビールより瓶ビール派ですが、ここの生はほんとうにうまい!

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ひとり二杯まで振舞っていただけるというのも太っ腹。
天気もいいので二杯目は外の芝生の上でいただきました。しあわせ。
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さあこっからはいよいよ生麦周辺のpeelingにうつります。

生麦駅はたぶん鉄の方には有名なんではないかな・・・なにしろ駅の南北を分断する鉄道線路がこれでもかこれでもかってほど多いんです。
京浜東北線・東海道線・横須賀線・京急線・JR貨物線とこれがこの地点ではひと束になって通っています。
地図で見るとよくわかるのですが、まるでテレビの裏側からたくさん出ている各種コード(電源とか音声コードとか画像コードとかDVDデッキに繋ぐコードとかすごいでしょ、テレビの裏側ってw)をひと束にまとめたような・・・。
なので一つ踏切を渡ってすぐまた踏切、なんてことになる踏切連続地帯です。
ちなみにこれは生麦駅すぐ前の多重構造踏切。


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工場の近くにあった多重構造踏切を渡ってキリン工場の反対側に向かおうとしていると、一筋ちいさな引込み線がありました。なんだろこれ?
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追跡してみるも、すぐに痕跡がなくなります。
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ちょっと暗渠ハンティングに似た楽しさがありました。引込み線萌えの人のキモチ少しワカリまーす。

線路の北側(というか北西側)、つまり内陸側に向かって道を探りながらいきます。

目的地は、2国(つまり国道1号線)の傍らにあるという「岸谷の湧水」。岸谷という町の崖、大幹線道路に面するところに水が湧き出ている、というのでそれを見に行こうと思って。

生麦から岸谷まで行こうとすると、間に山があってそこを越えねばなりません。生麦から上っていく山はほんとうに急峻w 崖も見事で、横浜名物「崖の滲み出し」wを各所に観ることができます。

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山を登りきったところに公園。ここで一休みします。

ふぅービールのあとにはちょっとしんどかったなあなんて思いつつここから生麦駅方面を見てみたら・・・
見事なスリバチ地形でしたー。絶景です。ちょうど今は、岸谷生麦線というトンネル工事の真っ最中で、

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文字通りこの山の真ん中に穴を開けて岸谷と生麦をどすんとダイレクトに結んでしまおうという工事。この工事のせいで山を少し切り崩しているので余計に急峻なスリバチが楽しめます。

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海のほうには愛しの京浜工業地帯、海芝浦駅からよく見えるJFEスチールの工場名物・紅白市松タンクもよーく見えます。

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あーあとは岸谷(あ、そういえば「谷」ですよねw)に向かって下るのみ。足取りは軽いです。

2国に出るところ子安台交差点で出合ったスバル座状マンホール。

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岸谷の湧水は、あっけないようなロケーションにありました。

ほんとに道路っぷちです。

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ほんとはここでごくごくと湧水を飲む(あるいは酒を湧水で割って飲む)ことを想像していましたが、やはり「煮沸してのんだほうがいいよ」的な注意書きもあったのでやめ。

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国道を作る時にこの山を切りとおしにして、その時に出てきた湧水のようです

帰路はこの山の北のほうをぐるっと廻って生麦に向かいます。

ここからは次回に。
いくつかの暗渠にも出会うことができました。

おまけ。
湧水の近くにあった、2国沿いの社屋。

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ところで「非破壊検査」ってなにw?

今回と次回の行程です。
歩き回った道を緑色で書き込みました。

より大きな地図で 生麦 を表示

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暗渠ハンター 三軒茶屋の谷の南北④

三軒茶屋付近の烏山川よもやま支流シリーズの最終回です。
当シリーズの行程は①での地図を参照ください

さて下の谷商店街に戻って、今度は商店街の南側、三宿1-20と21のあたりをうろつきます。

246方面から下の谷に向かって下り傾斜がありますが、
この傾斜地も暗渠の宝庫です。

ちょっと南に上がればこんな側溝が商店街に並行して走ります。

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奥を覗いてみると、さらに続いている模様。
この先には入っていけませんでしたが、結構先まで続いていそうですね。

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さらに南に上っていく道がありますが、こんなふうにかっくんと曲がっていたりします。

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三宿1-21の住宅密集地帯は、暗渠密集地帯でもありました。
それぞれの家のまわりに小さな細い暗渠が見られます。

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まさに網の目のように、あちこちに。

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テキトウに塞いだ感ありありのところがまた素敵。

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③でご紹介した「暗渠スクエア」と同じテイストですが、
こちらのほうがちょっと「家の裏側感」が高いです。
ここにみんなが集まっておしゃべりしたり石蹴りしたり・・・というのはちょっと考えづらい雰囲気w

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お。ここはまるでカタツムリが歩いた跡みたいですね。

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そういえば先日、夜さんぽから帰ってみたらズボンの裾がなんだかぐでぐで・びろびろに汚れていまして。まるで裾をカタツムリが這って歩いたみたいに。
別にぬかるんでもなかったし、いつ何で汚したんだろなーなんて考えながら
履いていた靴をチェックしてみたら・・・。
ちょっと大きめのナメクジくんがくっついていました。
ひーwww
さんぽ中にどこかで私の足元にひっついて、ズボンの裾をさんぽしていたみたいです。
さんぽonさんぽbyナメクジくん。

と、それを思い出させるような流路でございます。

下の谷をさらに下ると、前にもご紹介したツートン暗渠

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これは、サービスショットw
バラの花を愛でる家ネコ。なんか額縁に入ってるみたいで可笑しくってw

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これで下の谷商店街もおわり。
商店街のいちばん下流にはときわ湯という銭湯が。

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ちなみに下の谷商店街は、野菜や魚や惣菜などのお店が多い、
安くて活気のある魅力的な商店街です。

烏山川はこの北側を、商店街に並行して流れていき
やがてさらに北側・淡島方面から流れてくる北沢川に合流していきます。

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暗渠ハンター 三軒茶屋の谷の南北③暗渠スクエア下の谷に現る!

「テル子女神像」の坂を下り下の谷商店街に出てからは、東(つまり烏山川の下流方面)に向けてそぞろに歩いてみます。

まずは、太子堂2-35あたりにまとまった暗渠道発見。

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タテヨコに数本の暗渠が交錯します。

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道のどんつきには美容院なんかもあったりしてちょっと驚き。
(写真中央ちょっと右より上の看板は美容院)

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細くていがいがな道。

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となりの太子堂2-36のブロックも、暗渠だらけです。

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上の写真はこの「ハマーハイツ」の横の道。

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ここがスゴい。
まずはこの「おしくらマンホール」物件。
左の二つは完全におしくらしてますね。右のやつももうちょっとで惜しいところ!
初の「三連おしくらマンホール」発見か!!!というところだったのですが・・・。
パチンコで「リーチ!」になったときの気分がよみがえりますw

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この道、奥に進むとこんなふうになります。

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素直に左に曲がるとこんな暗渠風景なのですが・・・

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右にも暗渠が続いていました!

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いいかんじ!これを追っていくことにします!
傘をさすと絶対両脇につっかえるような狭さの道です。
かくんかくんと曲がって進んでいきます。

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おお!少し幅が広くなって、
しかも両側に家が並びます。
暗渠の定石では、「暗渠に背を向けるように家が建っている」ものなんですが、
ここは暗渠に向かって家が並んでいます。
暗渠がなんかちょっとした社交場になっていたんでしょうか・・・?
子どもが石蹴りとかやってても全然不思議じゃないような空間です!
なんかスペースは狭いんですが、ちょっとした「暗渠スクエア」って感じです。
フェイクの犬wもなんか楽しげでしょう!?

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さらに暗渠スクエアはこんな風に続きます。

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その先はこれだ!!!!
ちょっとしたアトラクションが用意されている、ような風情に見えませんか?
この曲がり具合とか二股具合とか。
(見えない?見えますでしょw?)

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そしてこの盛り上がりの後にはスローなエンディングが・・・。

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というわけで、ちょっと大きな道路に出て、もういちど暗渠スクエア入口を振り返ってみます。

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なんかエアポケットのようなエリアでした。下の谷の暗渠スクエア。

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暗渠ハンター 三軒茶屋の谷の南北②暗渠に囲まれるテル子女神

namaさんが最近この辺をいろいろ辿ってらしたので被るところが多いですが
今回は「テル子女神像から下の谷」あたりをご紹介します。

アプローチは246から。namaさんの言うとおり、まさに246の上り方面を歩いていると
びくんとメーターが振れまくる暗渠が現れます。

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ここ246はちょっとした高台になっています。
烏山川に向かって下ります。
あ、今回はふとんじゃなくてマットが干してあったw
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やがて左手が駐車場になり、視界が開けます。
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しかし・・・なんだか足元で水の音が大きくなりました。
もしかしてどこからか合流があり暗渠の水量が一気に増えているのでは・・・?
この駐車場も周りよりちょっと低くなっているし・・・
そう思って駐車場の向こう側を見るとなんか別な流れがあるっぽい??

というわけで向こう側に回りこんでみました。
やっぱり怪しいですね。
ここから駐車場を突っ切ってさっきの暗渠に合流しているような雰囲気です。
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しかし、この駐車場の反対側の道も暗渠である可能性が高いです。
最近までこの道は車止めがあり、
この駐車場の造成にあわせて(クルマが入ってこられるように)車止めを撤去したような跡がありました。
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この流路、さっきの暗渠と合流しつつも本流を残していたようです。
まあ、田圃に張り巡らされる用水、だったのではないでしょうか。

さっきの暗渠に戻ってさらに下ります。
すると、いきなり出っくわします。
「テル子女神像」。

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駐車場のような空き地(しかもパイロンとロープが張ってあり関係者以外を明らかに拒絶している場所)に、ぽつんと。しかも唐突に。
新しいたくさんの花が手向けられたこの像の「異空間指数」は計り知れないものがあります。
はっきり言ってコワいです;;;;
全然意図が読めません。誰にも読まそうとしていません。
ネットで調べてみたものの、「これだ!」という答えは見つかりませんでした。
沖縄の女性政治家だとか、地域のNPOで活動する現存の方で、先に亡くなった旦那さんの意向を汲んで建てられた、とかとか・・・。

さ、先に進みましょうw
どんどん下って「下の谷商店街」に出る直前に、また左から合流する支流らしきものを見つけました。
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これがその「左手方面」の写真ですが、
ほら、突き当たりにぽっかり空いた土管が見えるでしょう?!
何かありそうだ、と近寄ってみます。
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土管付近のアップ。
右手の建物はクリーニング屋さんのようです。
突き当たると、なんと左、つまり上流に続く道がありました。
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まちがいなく支流の暗渠です。もっと奥まで行ってみましょう。
残念ながらマンション敷地のフェンスに阻まれ奥進はできません。
フェンスからさらに上流を見た景色はこれ。
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うん。
この様子だと、どうやら上流はテル子さんのあたりまで続いていそうです。

もう一度「テル子女神像」まで戻ってみることにしました。

テル子女神像の後ろには確かにこの暗渠の続きが通っています。
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かなり見づらいですがこれはテル子さん敷地の奥から、さっきの暗渠方面を見たところ。
暗い闇の向こうに確かに溝が続いていました。
つまりこの「テル子女神像」は前と後ろを暗渠に囲まれていた、というわけ。
「だから何?」って言わないでw

今日も「テル子女神像」は、暗渠の流れの音に囲まれ、
たくさんの花といっしょに静かにあの土地に佇んでいるのです・・・・。

で、「テル子女神」って何なんでしょうw?

今回の行程は、①の地図(オレンジのエリア)をご参照ください。

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暗渠ハンター 三軒茶屋の谷の南北①谷の北側イッキ攻め

太子堂付近の烏山川の谷、ここに繋がる北や南からの斜面をあちこち廻ってきました。
たぶん細かい支流がたくさんあるんだろうなー、地図の様子からして・・・と思って。
そしたら予想以上の成果がありまして。結局1回ではレポートしきれないので、
今後数回に分けてご紹介していきます。
まずはおおまかな地図を。

より大きな地図で 太子堂・三宿付近の烏山川支流 を表示

青いところが今回の①でご紹介するエリア。
オレンジが次回②、緑が③、赤が④でのご紹介になります。
お、丁度反時計回りの順番ですね。<って何が「丁度」やねんw
②では「テル子女神像」を挟む暗渠のこと、
③では下の谷の「暗渠スクエア」のこと、
④では下の谷南の網の目状暗渠のことなどをお伝えしていきます。

では、シリーズ①の今回。
スタートは太子堂3丁目あたり。まずは烏山川緑道の谷底、ちょうど三宿神社あたりから、北側の斜面を登って暗渠を探してみましょう。
このあたりを北に登っていくと、台地の上の国立小児病院跡地に造成されたドでかい敷地を持つマンション群に突き当たります。
もう分譲や賃貸を開始してから数年になりますが、未だ「真新しいかんじ」がぷんぷんするところ。
その新規造成感が滴るトマソン物件を路上に見つけたので、暗渠と関係ないけどアップしちゃおうw
これ。
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もとはこの坂は緩い階段だったのでしょう。それをクルマが通れるようにアスファルトで均して道を作ったと思われます。
ですが・・・階段が2段だけなぜか残ってるw 
これはどういうワケなんだー?
テキトウな工事の結果?それとも予算が足りなくてアスファルト買えなくなった?後世に残すべき偉大な遺構?
それとも単に「なんかかわいいから」w?
いずれにしても、世知辛い現代、役には立たなくとも純粋に存在だけするものはどこか心打つものがあります。
音楽でもノイズって大事ですからw

さて、このあたりを徘徊すると、一つの大きな流れ(烏山川への支流)としては確認しづらいのですが、
いくつか切れ切れに流路のかけらのようなものに遭遇します。
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そのなかでも、太子堂3-12あたりは気になる小路があって
おやと思って入っていくと、ちょいとまとまった暗渠が見られます。
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出口にはこんなレトロな建物も。

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茶沢通りを西に越え、太子堂5丁目あたりをうろうろ。
このあたりも暗渠フラグメンツがあちこちに。

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漏斗みたくキュートなシェイプ。
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きょろきょろ探していると、目の前にどんと現れたのがなんと「メゾン水車橋」!
バックの図案(っつかこれロゴw?)も水車っぽいw
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果たして昔ここに水車があったのでしょうか。
たぶんあったんでしょうねー。

三軒茶屋の中心に近づいていきます。
写真奥は、以前釣堀があったところ。
09年10月末で廃業してしまいました。
(廃業寸前にnamaさんが記事にされています
隣の氷やさんはまだしっかり営業中。
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この奥にも暗渠が。
消えたマンホールw なんかマンガみたいですね。
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さらに奥。
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おっと。この奥は個人のお宅でした。写真はここまでね。

では、この続き「テル子女神像」絡みの暗渠は次回!

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暗渠ハンター 彼方の水路

たまに思いもかけないものに対するマニアを見かけますが(ってあまり人様のことを言えた筋合いではないですがw)、以前「まっすぐ線路マニア」らしき人を見かけたことがあります。

水戸から郡山までを単線で走る水郡線。延々田圃を突っ切っていくのですが、まあ見渡す限りまっすぐに線路が延びているところも多い、基本的に空いている長閑な路線です。
これに乗って、景色がよさそうのでなんとなく最前車両に陣取り運転席の脇の窓から行く手を眺めていたのですが、近くには本格的なカメラを持った撮り鉄と思しき人がいました。この方、普通に座席に座っているのですが、線路がまっすぐになるとやにわに立ち上がりまっすぐな線路だけを集中的に撮りはじめるのです!
最初は何を撮ってるのか「?」でしたが、直線に入ると立ち上がって窓際に行くので「あ!直線マニアかぁ」と見当がつきました。
うん、わからないではないw

そんなマクラではじまる今回は、東京でなく関東でもない、水郡線・磐城石川駅がある福島県の石川町というところの水路や暗渠を扱います。
5月初旬の、うら暖かい日に訪れました。

駅前、といってもほとんど何もないのですが、駅前近くを流れる川が、今出川。

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一部護岸は整備されてはいますが、大半は昔ながらの土の土手(ってヘンかなw)。
手頃なサイズと景観の、里川でした。

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今出川は、太平洋とは逆の方向、つまり西に流れていき、
南から来る社川と合流して北に流れ、その後阿武隈川と合流します。

ここに落ちる駅前からの水路。
「暗渠さんぽ」のnamaさんがよく地方シリーズを書かれていますが、その魅力を実感。
しずかで、のんびりして、あったかくて懐かしい。そんなキモチにさせてくれます。

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これに繋がる暗渠もありました。
赤鉄板の蓋暗渠です。

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これは、用水路の跡、かな。
両隣には最近造成されたような住宅地。

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さて、駅前を離れます。
5~6キロくらいでしょうか、今出川を遡ってこれに合流するのは北須川。
さらにこれを遡ると、山間の田圃があちこちに見られます。
田植えの準備をはじめた田圃の脇には、素朴な形の用水がはりめぐらされています。

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田圃の風景は、稲が成長して一面緑になるときよりも、
滔々と水を湛えて田植えを待っているときのほうが好きです。

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こんな風景を見ていると、日本はほんとうに水に恵まれた国なんだなあと
感謝の気持ちが沸き起こってきます。

これから来る梅雨の季節さえ、ありがたい。
(梅雨時の朝の満員電車はイヤなんだけどw)

さらに山を登る道を行くと、千五沢ダムが現れます。
このダムにせき止められてできているのが、母畑湖。このあたり一帯の字名が「母畑」。
源義家が母衣(ほろ)と旗を祀った土地で、古くは母衣旗と呼ばれこれが訛って母畑(ぼばた)になった、とのこと。

私の知人にダムマニアがいるのですが、彼が見てもきっと「美しい」と絶賛するようなフォルムのダムでした。(wわかんない。美しいといわないかも知れませんw ダムマニアの価値基準がわからないからww)

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プールにある大きな水のすべり台みたいに柔らかなカーブを描いています。

裏側の母畑湖を山桜の陰から覗き込みます。
残念ながらダム付近は立入禁止。ダムの上に立って景色を見てみたかった。

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北須川をまた下って戻ります。
途中右に曲がっていくと母畑温泉郷。とはいっても温泉は3軒ほどしかありませんがw
そこから流れてきて北須川に合流する川がこれ。
掛かっている数本の橋は、その右手にある個々の住宅や旅館に繋がる「玄関橋」です。

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ちなみに、この合流地点にある鈴木精肉店のコロッケが絶品!
っつってもこの情報をもとに買いに行かれる方はあまりいらっしゃらないとは思いますが・・・w。 

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暗渠ハンター 和泉川代田橋付近④笹塚北側の区境暗渠

環7を越えて和泉川を行きます。

今回の行程はシリーズ②のこの地図の赤いライン。

環7のすぐ東側にはまたしても杉並名物「遊び場」の80番。そう渋谷区との区境も近いので、もしかしたら杉並最東端の遊び場なのでは・・・?

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やはりこの横、南側に暗渠が出現します。

さっそくマンホール群。
惜しい、この手前の二つはもう少しで「おしくらマンホール」だったのに!
ってかその向こうのも含めてもうちょっとくっついていれば、
私的初の「3連おしくらマンホール」だったのにw!!!

なぜか小さいころ原っぱで「四葉のクローバー」を探しているときの気分が
よみがえってきてしまいましたww

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いまだ「天の川状態」が続く暗渠です。

あ、このバイクの下は「大径マンホール」だ!!!

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その先はちょっとマンホール出現の少ない暗渠となります。
ちょっと残念なキモチになりましたが、よく見りゃこのアスファルトの両脇に
護岸が残っているではありませんか!!!
人間万事塞翁が馬ー! <ってちょっと意味が違っている気がするw

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さて、ここいらで以前からちょっと気になっていた暗渠を訪ねます。
以前通りかかってチラ見しただけの、甲州街道から北に延びる蓋暗渠があるのですが、
方向からいって多分今回の流路に繋がっている気がする。
今回はそれを検証します。

それがこれ。甲州街道からみえる景色です。

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さ、入ってみましょう。

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進むほどに甲州街道の喧騒がぱたっと消える、魅惑の暗渠。
どこまでも続くのか!?
と思いきや、ほどなく鉄柵で行く手をさえぎられてしまいます;;;;。

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地図を見ると、ちょうどここは杉並と渋谷の区境ですね。
うん、やはり区境には景勝地が多いですw

では、流路を追って回り込みます。
続く暗渠の影も形もなし。

・・・ん?

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なんかここ怪しいw
特にこの掲示板のとこ。
掲示板の下を覗き込んでみます。

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ここだー!この下をさっきの続きの暗渠が通っていました。
左右の住居表示を見ると・・・

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おおー。区境がみごとにここを通っていたようですw

なんか不思議な達成感を感じながらもいっかい和泉川探索。
東西を通る南側はもうあまり痕跡もありません。
見つけられたのは唯一ここくらい。
この荒れっぷりがいいw

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あとは笹塚駅まで帰路を歩きます。
この近辺は古い建物もあちこちに見られるところ。
えいはちさんとか好きだろなぁw

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というわけで、以上GWの代田橋~笹塚さんぽでした。 

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暗渠ハンター 和泉川代田橋付近③トタンストリート南にある「天の川」

トタンストリートの北側を巡ってきましたが、いったん休憩して次の南側を。

沖縄タウンに戻って、休憩場所に選んだのが「首里製麺」。

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基本的にビールが飲みたかったのですが、
琉球肴につられてビール後泡盛まで飲んじゃいましたw

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仕上げいただいた子供そーきそば(ミニサイズ)もうまかった。
ふつうの沖縄そばのつゆと、この店主さんが開発した首里つゆと選べます。
もちろん首里でw うめーす。

ではここからほぼ正面に伸びている暗渠の探索開始!

と思ったところでさっそく脱力風景に出くわします。
ここは猫の楽園かw

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かわいすぎますw猫が集まってヒルネしてるー。

そうかと思うとシーサーの真似してる猫もーwww

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かわいすぎて全身だらんと脱力してしまいましたがw気を取り直してトタンストリート南流路を巡ります!

沖縄タウンから東に入る暗渠はここ。

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いいかんじの暗渠がつづきますが、また猫さまが会議中?

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バイクの物色中か?

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あ、タイヤの陰にもいた。かくれんぼ中だったようですw

さてこの流路。
前回のトタンストリートからはこちら一段低いところにあります。
表通りとはこんなふうにいくつもの「つなぎ流路」がありますが・・・

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だいたいどこもこんなふうに階段になっていて、南流路に向かいます。

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ここの特徴はなんといってもマンホールの多さ。
まるで地面に模様みたいに連なっています。

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どこもかしこも人孔だらけ。

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一箇所にたくさんマンホールが集まっているところを
すばる座に喩えて「プレアデス状マンホール」と呼びましたが、
ここはさながら「天の川マンホール」ですね。

お。ここは細いパイプが柵になっているw

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環7が目と鼻の先に。すなわち暗渠も一旦ここで終り。
ってこれまたシーサーみたいな格好の猫w

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環7すぐ手前には、ガードレールが。
クルマの入れる道ではないので、おそらくこれも川の遺構かと思います。

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今回の行程は前回②の地図、青色のラインです。
では次回は環7を越えて笹塚方面に!

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暗渠ハンター 和泉川代田橋付近②トタンストリート北の流れ

さて、プロローグとなる和田掘り給水所見学を終え、いよいよ今回メインの目的地、
代田橋付近の和泉川に乗り込みます。この付近は、ムック「ぶらり暗渠探検」でKLOさんが取り上げていたり、ブログでも暗渠仲間HONDAさんえいはちさんが取り上げていたりとある意味暗渠の景勝地。

まずは行程地図を。
今回の②では、緑色の流路を、そして次回③では紫色、④では赤色の流路を辿っていきます。

より大きな地図で 代田橋 を表示

では緑色の流路、行きます!
この日たどったもっとも上流の箇所がここです。
杉並名物「遊び場」の96番。
namaさんが暗渠と遊び場を関連付けて記事を書かれていますが
まさにここは暗渠沿いにありました。

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これが暗渠沿いを走る暗渠。
写真ではよくわかりませんが、見事な蓋暗渠が一直線に続きます!

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そしてこの蓋暗渠は甲州街道から垂直に北上する「沖縄タウン」の道にぶつかったところで消えてしまいます・・・。
先日きた時にはこの先を見つけられませんでしたが、続きがありました!

下の写真は、さっきの蓋暗渠と沖縄タウンの通りが90度に交差する地点です。
蓋暗渠は正面右からやってきます。つまりその正面右の奥が遊び場96番。
対する沖縄タウンの通りは正面左からやってきてここでぶつかります。
蓋暗渠は、沖縄タウンを越えてこの写真を撮った足元につつーっと流れてくるのでした。

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ではこの撮影地点から私が回れ右して、暗渠の下流めがけてもう一度
撮影してみましょう。
これこの通り。
白いプラスチック板の蓋暗渠(新素材w?)となって民家の裏手を細く通っているのです!

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さすがにここは通れないので、この下流に回りこんでもう1枚。
さっきの撮影地点方向に写真を撮ったのがこちら。

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注意深く下流方面を探ると、どんどん続いているのがわかります。
さっきの秩序高いコンクリ蓋暗渠とうって変わって
ほとんどカオスですが・・・w

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さらに下流に回りこみます。
次に見えるのはここ。

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すっげーwww
工事資材蓋暗渠!!しかも蓋が浮いてて中見えますw
おまけにこの資材を土台に堅牢な足場が組まれ物置と化しておりましたーww
これは私的にニュータイプでしたー。
見つけたときは驚くより先に笑いがこみ上げてきました。

(追記:この建築資材は、「布板」というんですって。先日タモリ倶楽部の足場特集で学びましたw)

さて、この付近のことをもう少し紹介します。
この暗渠は環7に続く一方通行の通りの裏手、北側にあるのですが、
そのイッツウである表通りがすこぶる特徴的です。
同じような形(というか作り)をした住宅がずらっと並んでいるのですが・・・

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ほとんどがトタン壁のおうちなんです。
昭和テイストを醸しまくってます。
上の写真のお宅は、どうも窓外の枠なんてハンドメイドっぽい感じです。
すごく味があります。
というわけで、ここを「トタンストリート」と呼ぶことにしました。
今回ご紹介しているのはこのトタンストリートの北側の流れですが、
南側にももう一本流れがあります。これは次回③でご紹介しますね。

さあ、トタンストリート北側に戻りましょう。

さっきの資材蓋暗渠は、さらに鉄板暗渠へと様相を変えます。

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さらに追っていくと、待ってましたの開渠登場!
多少ドブ臭い匂いがします。
ころころと姿が変わって、まるで「変態暗渠」です!!
(変態って、「のだめ」みたいな変態ではなくて
昆虫が幼虫から成虫になる時のあの変態です。念のためw) 

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流路脇にはぽつんと古い井戸もあります。
もうしばらく使われていないようです。

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さあまだ開渠は続きます!
途中はこんな、小さな石の橋も架かっていました。

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こちらは、トタンストリートから北側の裏に、つまりこれらの流れに繋がる短い路地。
正面やや右にこれまた古い井戸があります。この界隈2つめ。

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この路地の奥・流路の上には、こんな昭和テイスト街頭が・・・。
これすっごいカッコいい!夜も見てみたい!!(点く、んでしょうねえw)

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そしてまた違う場所の、トタンストリートから北流路につながる路地。

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トタンストリートも、北側流路も、そしてこれらを繋ぐ路地も全て見ごたえがあります。
暗渠だけじゃない、それを含んだ魅力的な何かに満たされたすばらしいエリアです。
ちょっと新宿区の鮫河に似た雰囲気。
かなりおなかいっぱいですが、さらに南側の流路も次回でご紹介しますね。

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暗渠ハンター 和泉川代田橋付近①まずは和田掘給水所から

以前、ちょっとだけ通りかかった程度の代田橋
沖縄タウンがあって、その先に見事な暗渠を見たのですが、その日はタイムアップとなってしまったのでまたいつかここに・・・。と思っていました。
今回GW、和田掘給水所の一般公開があるときいて、給水所とセットで廻ってくることにしました。今回からはそれをシリーズでお送りします。

まず今回はその和田掘給水所のお話から。
このすぐそばに住んでいたことがあります。
当時はそんなに意識していなかったのですが、給水塔のてっぺんのレトロな風情には興味をそそられてはいました。
とうとうその給水所内に入る日がやってきたわけです!
代田橋の駅から歩いてすぐに、そのヒミツの花園の入口があります。
入口前にはレトロなマンホールが。大正に作られていまだ現役、という歴史がここにも滲み出ますね。

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そして門から中を望む。うん、気合が入ります。

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入ると向かって右側に丸い給水塔、左に四角い給水塔があります。
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これが、四角い給水塔の頂上(屋上?)に通じる階段。残念ながら施錠されて登れません(泣)。

上からの排水を流す水路です。少し前まで雨が多かったからか、だくだくと流れています。写真では太陽の反射で流れる水がきらきら光っています。

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しかし何の排水なんだろ?給水塔のあふれ水を流しているのかなあ?と近くにいた警備員さんに伺うと、「屋上に溜った雨水が流れてるんです」とのこと。それにしちゃあすごい量ですよ。屋上に確かめにいきたいキモチがふくらみます。

こちらは給水塔横にあるポンプ室。ガラス越しに眺めます。いやー、こういうレトロ機械大好き!

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こんなレトロメーターもすごくそそられますw

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横のハンドルも素敵w
何に使うんだろww

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こんなのもありました。
よく見えませんが、胴体にはデカデカと「マキムラ」と
レトロ書体で書かれています。しかもエンボスw
マキムラ・・・・。

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目を地面に向けると、八重桜の花びらがぎっしり。
キレイです!

そしてこちらは丸いほうの給水塔。巨大です。圧倒されます。ダムを間近に見ているような気持ちになります。

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通常のショットではわかりずらいので、パノラマ合成でどうぞ!!
どわーん!

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この丸いほうの給水塔の、屋上に上るアプローチはこんな。
いちいち意匠が素敵です。
もっと機能寄りにした造りにしてもよさそうなものなのに、
すごく気が利いてる!!

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ここを解放する大義名分(w)としては、
「ツツジがきれいだからその時期にいらっしゃい」ということらしいです。
まさにヒミツの花園。

実際植生はとても立派で、ツツジに限らず様々な植物が立派に育っています。
水事情がいいからなのでしょうか・・・w

ほら、ツツジもこんなにょっきり伸びてますしw

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休日に行ったのですが、思ったより人は少なめ。
みなさん給水塔やポンプや計器よりも、やはりツツジをはじめとしたお花を楽しんでいるようでしたがww

では、ここから代田橋・和泉川の暗渠探索へと乗り込みます!!!次回! 

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鉄塔萌え 三鷹のシャコ鉄塔

久々の「鉄塔萌え」、行きまーす!
三鷹市で私の目の前に現れた鉄塔に、
目が釘付けになりました。
まるで巨大シャコですがなー!!!

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これ、まだ午前中なんですが曇天がこの鉄塔と馴染みすぎて
また異形っぷりを引き立てていますねー。

ちょっとパーツも見てみましょう。
まずは上の、突端部。
うーん、巨大な姿を誇らしげにさらすこの大胆さがイイです!

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そして裾近くの部分。
なんでしょうこの造形はw
こんな形にする必要あんのか?ってあたりが萌えです。
なんか過剰感あるよなー。
間違った方向に進んだ進化を止められないんだもはや!
みたいなw
「間違った進化」が間違いだったらゴメンナサイw

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ちょっと引いて改めてみると。
背後にはちょっとスリムでカラフルなお仲間が行列しておりましたw

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さらに反対となる送電線のゆくえを見ると・・・
この果てしない行列が素敵!!!
いったいどこまで続くんだろう・・・としばし呆然としてしまう感覚が好き。

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せっかく久々の(ってか初めての、かなw)鉄塔特集なので、
オマケでもう一つ。
鉄塔でなく給水塔なのですが、
夕方に撮ったらちょうどいい塩梅に沈む三日月がレイアウトされましたw

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高円寺駅付近の給水塔。
給水塔本体もスキですが、横の階段を護る縦のスチールのラインがまた美しいです。

さて、GW特別鉄塔特集はこれまで。
次回はまた「暗渠ハンター」でお会いしましょう!

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暗渠ハンター 横浜駅から谷渡り③天王町・帷子川に降りる谷

横浜駅西口に始まる谷渡りシリーズの最終回です。
今回も、行程はシリーズ①のこの記事の地図をご参照ください。
オレンジ色の線が今回です。

鎌谷町の谷底道を登りきると、また目の前に横浜の港付近の景観が現れます。
しかしほんと高いところまできたなあw

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なんだか怪しそうな匂いを感じて、横道に入っていきます。
すると・・・。
道端にこんなものが。
これは下水系の施設に間違いないでしょうが、
こんなんが道に露出しているところが大胆不敵w

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この反対側は、こんな階段で私を谷底へ誘ってくれますw
もうこの先、っつかここから暗渠のようですね。

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階段を降りきって、下から振り返ってみます。

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階段横にはムリヤリ感溢れる側溝が備えられているんですねーwww
ちょっとおもしろい造形ですね。

回れ右してさらに下流を望むと・・・。

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暗渠道が続きます。よし、これ辿ってみよう!
地図がないのでほんとにあてずっぽうに歩いているのですが、
結構な奥地(地元の方、ごめんなさいw)まで来てしまったようです。
缶ビールでも飲んで喉を潤しつつ休憩を取りたいとさっきからずっと思ってるんですけど、
コンビニはおろか酒屋さんも目に付きませんorz

ま、しゃーない先に進みましょう。
護岸の上にこんな鉄条網を張って防犯に勤しむ民家あり。
賊はここを登って塀から侵入を試みるのでしょうか?
だったらこんな塀のつくりに最初からしなきゃいいのに・・・。
ってことはやっぱりこの塀はもともと護岸で、
その上に後から塀を築いた、
ってことなんでしょうね。

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脇道も暗渠風情たっぷりです!

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結構長く楽しませてくれる暗渠です。
またこのへんに湧水滲み出しポイントなんてないかなー、
なんて考えて歩きましたが、空振りに終わりますw

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このY字路にて、あからさまな暗渠は終了。

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低いほうに道なりにあるくと、大きな公園がありました。

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さらに進むと、まるでお祭りみたいなあからさまに活気のある商店街に出ます。

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どうやら、相鉄線・天王町の駅につながる商店街でした。
売ってるものがやたら安かったですよ!!!
家が近かったら絶対野菜たくさん買って帰ったw

天王町駅手前で、帷子川の流れに出くわします。
おおー、帷子どの、
拙者は横浜駅でそなたの分流を見て参ったのでござるー!
(帷子って語感から、すっかりこの川は武者イメージですww)

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天王町駅を越えると、ちいさな広場があります。
そこにはこんな表示が。

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どうやら帷子川は昔この駅の反対側にあって、付け替えが行われ今の流路になっているようです。
この広場には、昔の帷子川橋跡が保存されていました。

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こりゃ気をつけて歩かないと絶対見過ごすなw・・・。

でも、私的には、帷子川や
いま通ってきたたくさんの谷たちの昔の姿を偲ぶ、いいトリガーになりました。

ああー、アウェイ感いっぱいで楽しかったですよー、横浜西口の谷渡り。
でもさすがに疲れました。この後天王町駅前で缶ビールを買って、
帷子川の欄干に凭れて飲んだビールが美味かった!!

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暗渠ハンター 横浜駅から谷渡り②湧水の谷・鎌谷町その2

今回の行程は、「暗渠ハンター 横浜駅から谷渡り①」の地図を参照ください。地図中の青い線です。

さて、ここまできて、ちょろちょろと水の音が聞こえてきました。

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どこから聞こえてくるんだろう???
と足元(上の写真の階段下の電柱あたり)を見てみると・・・

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この大谷石の石垣から水がゆるゆる染み出してきていて、

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この側溝に落ちていく音だったのです。
この水、手で触れて匂いを嗅いでみましたが無臭・・・。ちょっとつべたい。
なんとー、まさかの湧水!

側溝を覗いてみると、結構な水量(っつっても「こんこんと」というよりはやっぱり「ちょろちょろと」ですがw)が
側溝に落ちているようです。

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すごいぞー横浜の谷!

さて、前回で辿った暗渠のほうに戻って、鎌谷町の谷底を走る道を登り
次のまた違う谷を目指すことにしました。

歩いていると、何かが視界の隅に入ります。
ん?駐車場の奥には崖?地層がむき出しの崖?
しかも半分くらい水がしみたように色が濃くなってる崖???

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近寄ってみます。

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むわー。崖から水がじゅるじゅる滲みだして、
足元に水溜り(残念ながら池、というほどではありませんw)を作っています。

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触ってみると、崖は、粘土質の地層でできています。

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こんな短い間に2つの湧水ポイントに出会ってしまいました。
ちょっと軽くコーフン!
谷を次々と渡ってきた疲れも一瞬吹き飛びます!!!

それにしてもすごいなあ横浜の谷は・・・。
なんか谷自体の生命力、みたいなモノが力強く感じられます・・・。
真剣に下調べして探せば、もっとたくさんあるんだろうなあ・・・。 

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