暗渠ハンター 東池袋・水窪川が作った谷を巡る④なまずとさわやかと布暗渠
東池袋・水窪川の4回目です。
今回は水窪川とちょっとはなれて周辺の路地をうろうろ。
そこで辻広場のひとつ、なまず広場に出会いました。
なぜかモチーフがなまずで、広場内にはおおきななまずのオブジェが横たわっています。
この前の道も、この「道全体と比べてつりあいの取れていない立派な歩道」がおそらく暗渠でしょう。
ちょうどここで下水道のメンテナンス工事をしていました。
停まっていた軽トラの荷台には・・・
おお!下水道パーツがw!!!
付近に現れた次の辻広場は さわやか広場!
ほとんど隣同士というのになまず広場に比べてなんて抽象的な・・・・w
灰皿がハイタッチに仕込まれたこのデッキチェア(ちがうか)には確かにさわやかさを感じることはできます。
しかし、我々が感じる「さわやか」の共通項っていんたい何なのだろうか、なんて思わず考え込んでしまいそうな、大きな哲学的問いかけをされているような気にもなります。
もう一度中村雄二郎の「共通感覚論」とか読み直そうかなw
坂下通りに戻ります。この道の横にはここに繋がる暗渠がいくつか見られます。
そのひとつがこれ。上に布が敷かれている「布暗渠」ですねw
布暗渠は途中で普通の被コンクリ暗渠に変わります。
こんなのも。つぎはぎの、わりと私の好みの暗渠です。
たぶん測量用語でしょう。その名前があんまりにも専門的でカッコいいのでつい写真に撮ってしましました。
「トラバー点」。いままでの人生で全く触れたことのなかった言葉でした。
トラバー点。きっとある職業や業界でだけビシバシに流通している言葉なのでしょうね。そんな言葉がこんな人通りの多い道端に、密かにしかししっかりと露出されている、
というところがなんだか不思議。世の中は私の知らないことでぎっしり埋め尽くされている・・・そんな気持ちになる物件でした。
すごく知りたくなってるけど、あえて調べずにおこう。「トラバー点」。
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