暗渠ハンター 東池袋・水窪川が作った谷を巡る①谷の入口、都電三角踏切へ
東池袋にいってきました。
サンシャインの横、造幣局の土地(このあたり、軍事萌えの方にとっては「巣鴨プリズン」として有名ですね)は台地にのっかっており、この東側一帯はがくんと谷になっています。
そこは、音羽川の上流、「水窪川」の流れていたところ。
今回は、水窪川を中心にこの東池袋の谷をあちこち歩いたシリーズ、数回に分けてご紹介していきますね。
まずは水窪川水源といわれているところ。
サンシャインシティの西南にあるこの飲み屋街です。美久仁小路。
門柱に「通り抜けできます」と書かれているところがなんか「とにかく安全で楽しいところだから怖がらないで入ってみてよ」と言っているようでちょっとかわいらしいっすねw
安心して通り抜けてみましたがw
やはり水源と思しきところは特定できませんでした。
中にはこんな古くて味のある建物があったりで結構イイ感じ。ぜひ通り抜けてみてくださいw
東に進んで首都高5号線を越えます。コンビニの左(北)に流路があった模様。
どんどん奥に進んでいきますが、ども痕跡なんてどこにもなさそうですね・・・。
さて、いよいよ台地から谷間へのアプローチです。
どきどきします。
東池袋は随分まえに自転車で通りかかって、「なんか細くて高低差が激しくてくねくねしてて商店街もあって、面白いところだなー」などと漠然と感じたことがあったのですが、最近唐突に「あれって暗渠じゃね?」などと若作りコトバで思い出し、また行ってみたくなっていたところだったのです。
お。道の向こうのほうで高校生カップルが「あれって暗渠萌えじゃね?」といわんばかりの目線でこちらを見ていましたw
この道を行くと程なく、都電の踏切にぶつかります。Y字路の道を跨ぐように2箇所の踏切が隣接する、「三角踏切」ですねw
ちょっと珍しいかも。
と、ここで本日初の「とても暗渠然とした暗渠」を発見!!!!
踏切から数メートルだけの蓋暗渠です。
しかし。
いつも見慣れているコンクリ蓋暗渠とは全く趣きを異にするこの材質はなんだぁ!?
コンクリでなく、石材やさんで売ってるような石で蓋がしてあります。
ぜったいこちらのほうがコスト高そうですwテクスチャもごつごつして高級感たっぷり。
重量感もあるどこか厳かな風貌!そして左端が微妙に不ぞろいなところが、不思議な「ありがた感」が滲み出てますねー。
イイ!!!!
この踏切を左に進めば、日の出商店会。ここを水窪川が流れていました。
さて、東池袋の谷めぐりはまだ始まったばかり。どんな物件がここで見られるでしょう!?
ってことで以下次回続きまーす。
地図はこのシリーズの全行程。水色が水窪川流路、オレンジはほっつき歩いた道です。
※後記:ここに書いた流路はまちがいでした(<不勉強の至り)。後日新たなトピックにて訂正させていただきます;;;。
より大きな地図で 水窪川と東池袋 を表示
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