« 2009年12月 | トップページ | 2010年2月 »

2010年1月

暗渠ハンター 東池袋・水窪川が作った谷を巡る⑧坂下通りから新大塚

いよいよ東池袋・水窪川の最終回です。

前回君の湯周辺から新大塚駅の間で見つけたものを中心にレポートしますね。

まずはこれ。君の湯裏、たぶん本来の水窪川流路に面した駐車場にぽつねんと取り残されるように佇む、「井戸小屋」です。

屋根がついてるんですよ、井戸の手押しポンプの上にw

Imgp5205

これが、大事に屋根に守られている黄金色のポンプ。現役のようですね。

Imgp5206

水窪川は君の湯裏から蛇行して坂下通りに出ますが、坂下通りの向こうに延びるのがこの道。うーん、ここも水路あとだったのかもしれませんね・・・。

Imgp5211

細いのに丁寧に両脇に歩道ラインが書いてあって、少々「作りこみすぎ」な気もしますw
それにこの、「歩道を除いたまんなかの道スペース」ってとうていクルマの通れる幅じゃないしw

新大塚はこのへんから見ると北の崖上になるんですが、駅に向かう前にこの崖下のエリアをうろうろ。

こんな防火水槽がしれっと道端に置いてあったりします。
まんなかの三つの文様はなんでしょ?
水滴?亀?

Imgp5212

このエリアでも暗渠が見られます。その一本がこれ。

Imgp5214

辿っていくと、井戸のある公園が傍らに。中央やや右よりの青いのが井戸のポンプです。

Imgp5216

この公園は「ポポー公園」。意表を突く名前ですが、北米産のアケビみたいな植物、「ポポーの木」が植えられた公園、というのがコンセプトのようです。
それにしてもなんでポポーw?
この説明ではちょっとわかんないっす・・・。

Imgp5218

いよいよ足もくたびれてきたので、本格的に新大塚駅を目指そうか・・・。
それでもやっぱり暗渠は次から次へと現れるわけで。

Imgp5219

この坂を登りきれば、新大塚駅に出るはず。
しかし思いっきり蛇行するこの道も、「もしかして・・・?」感たっぷりです。

Imgp5220

右側が鋭い崖になっていて、その崖の上が駅のあたりになります。
この崖中に建っている住宅は多くが「階段を上って玄関にたどり着く」フォーマットを採用して建てられています。住宅の奥行きも長くはないので、こんな風に階段スペースを思いっきり圧縮してたり。

Imgp5221

かなりの急勾配を、幅の狭い階段が駆け上っています。えと、階段幅の狭さをわかっていただこうと下から3段目に私のスニーカーを置いてみたのですがいかがでしょう、伝わりましたでしょうかw?
うーん、わかりづらいですかww
路上で片靴脱いで撮影、という思い切った行動を取った割にはあまり成果はありませんでしたね・・・。

というわけでこのあと靴を履きなおして無事に新大塚に到着、「アトラクション満載の暗渠テーマパーク・東池袋・水窪川」の旅が終わります。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

暗渠ハンター 東池袋・水窪川が作った谷を巡る⑦星降る広場と大塚坂下町公園など

東池袋・水窪川の7回目です。

日の出優良商店会は坂下通りとぶつかって終わりますが、今回はまず坂下通りの反対側に行ってみましょう。

東池袋5丁目33-9。黄色い車止めがありますが・・・
なんか用途違ってませんかw
家を守るガードレールとして機能しています。しかも左側のやつは道から外れて家に寄りかかってるしw

Imgp5186_2

都電の踏切を越えたり戻ったりしているうちにまた辻広場に遭遇。

Imgp5188

こんどのコンセプトは何かなー。

Imgp5189

「星ふる広場」!オトメちっくw
いったいこのロマン具合をどうやって具体化しているのだろうとよくよく観察してみたら・・・。広場のコンクリ部分地面のいっぱいに、なにかの星座が描かれていました。
で、その傍らの小屋の屋根付近にはおそらくこの星座を照らすのであろう大きなスポットライトが備えられています。
もしかしたら、夜間はこのライトが点灯してコンクリ地面に描かれた星座を光らせてるのかも・・・。
なかなか手の込んだ仕掛けですw 「なぜそこまでするか」は置いといても。

広場の横には緩い下り坂を降りてくる元水路らしき道がありました。

Imgp5191

広場からこの道沿いに下っていくと、辻広場ではない小さな公園も。
そこにいたカエル君です。

Imgp5192

付近はこんな風景。暗渠かどうか、ってと決め手に欠けますが。

Imgp5193

こちらは間違いないですね。きれいに埋めてあります。
モダンアートみたいです。
大きな額に入れて飾ってみたいw

Imgp5195

坂下通りに戻り、東に進みます。
するとすぐに見えてくる銭湯が、君の湯。

Imgp5197

立派な銭湯ですねー。
周囲に排水流路がないかと裏手に廻ると・・・
裏の「大塚坂下町公園」との間にこんな怪しい道が。

Imgp5198

このときは「水窪川の支流だろう」なんて思っていたんですが、
前回で訂正したとおり、たぶんこれが水窪川の水路ですorz

さて、この坂下町公園にちょっと寄り道。
もう水窪川の際から急角度で上る斜面に、ちょっと無理なくらいの「公園テクスチャ」を貼り付けたようなつくりになっていてすこしヘンな公園です。出入り口は崖下に一箇所、崖上に二箇所ありますが、不思議なことに崖上の二箇所には施錠した扉があって出入りできません・・・。なんのための公園なんでしょうね・・・。

崖下入口から入ってこの階段で斜面を登っていきます。

Imgp5204

これ、崖上からみたところ。雪の日に上から雪球ころがしたらえらいことになります。

Imgp5202

崖上の施錠された扉越しに、向こうを覗いてみました。
お。小さな流路がここに向かって流れてきてるぞ・・・。

Imgp5200

この公園は、比較的最近できた、地域の避難路として使われる都市計画公園だということです。しかし施錠しちゃって非常時にぱっと開けられるのかしらん。非常時に誰が鍵を開けてくれるんでしょう。なんだか理不尽w

さてもう一度崖下に戻って公園を出て、君の湯の裏の水路を行きます。
美しく湾曲した、暗渠然とした流路です。
うっとり。

Imgp5207_2

この「護岸工事」はちょっと残念ですね・・・。

Imgp5208

Imgp5209

この道は90度カーブして、君の湯玄関が面している坂下通りに繋がっています。

繰り返してしまいますが、ほんと、このときこれが水窪川本流とわかっていればさらに興奮したろうになあ・・・自分。

次回はシリーズ最終回です!

| | コメント (3) | トラックバック (0)

暗渠ハンター 東池袋・水窪川が作った谷を巡る⑥もしかしてこれがホントの流路?

東池袋・水窪川の6回目です。
え?いつまでこのシリーズ続くのかって?
はい、やっと終わりが見えてきましたw あと3回、全8回で終わりにする予定です。もう少々お付き合いのほど・・・。

今回は、東池袋造幣局の丘の上まで戻ります。
っつか、かなーりこの辺入り組んでて、日の出優良商店会の西側・都電のあたりをうろうろしてたら自然にこっちに出てきちゃったんですw
ってことでこの崖上と崖下のダイナミック・エリアをご紹介。

まずは崖上。造幣局の外郭に沿って対面2車線の道があります。さっきまで辿った道と比べると眩しいくらいに広々としてます。クルマが通れる道ってだけですごいですw
この道のすぐ東側は水窪川側谷への鋭い崖となっています。

Imgp5162

ではこの道から谷方面を望んでみましょう。
ほらほらこんな感じ。急峻!

Imgp5165

しかしこの崖から崖下、および日の出優良商店会一帯はほんとに猫の多いところです。
一般的に暗渠地帯は、
・クルマの通りが少ない
・民家が集まっている
・身を隠す適度な茂みや遮蔽物がある
・えさをくれるやさしい人が多い(?)
・昔形成された(猫を含めた)物理的&心理的共同体が残っている

・開渠時代には川で魚を獲っていた(コレはウソ)

などなどいろんな条件が重なって猫が多く出没する傾向がありますが、このあたりは特に多いような気がします。

崖上の道を歩いていたら、道路の向こう側から私のところにまっしぐらに近寄ってきてみゃあみゃあと啼く猫がいました。
お。なんか小動物が熱狂的になついてくれるとは、私も悟りに近づいたか(←「聖☆おにいさん」の影響色濃しw)と思いきや、この猫君は私の持っていた手荷物(ここに来る前地元で買ってきた鶏のツミレみたいなパンが入っている)の匂いを敏感に嗅ぎ分けて「おおー、これくれよう、たのむようわけてくれよぅー」と寄ってきたようでした。
しかたがないのでちょっとだけあげましたが、こんどはもっと大きな声で「もっとくれよぅー」と啼くのでした。

なんて積極的な猫。けっこうぷっくりした猫だったので「食べ物がなくて困っている」」風でもないし・・・いつもこの鼻と啼き声でヒトからごはんを巻き上げているのでしょうかww

崖下に通じる何本かの道のひとつを下り、崖下の細い道を歩いていくと、こんなものがありました。高い崖の壁の下に開いた半円の穴を塞いだ跡・・・。

Imgp5167

崖からのなんらかの流れがあったのでしょうか?としてもこの流れを引き継ぐ崖下の流路は見当たりません。
・・・崖上は造幣局です。敷地内の大金庫には幾山にも札束がこんもり積まれているはずです。・・・・やっぱ、ルパンが掘った穴w?
・・・造幣局の前は巣鴨プリズンでした。・・・んじゃそれとも脱獄穴w?

このあたりにも猫多し。白黒カップル猫がいい雰囲気で屯していました。
猫とヒトがやさしく共存してる街だなあ。なんて感じてしまいます。

Imgp5172

もちろん猫だけではなく暗渠もいい雰囲気です。

Imgp5176

路面にはマンホールを埋めた(?)跡も。

Imgp5177

歩くうちにまた崖下に出ました。こんどはしっかりした石垣に支えられています。

Imgp5178

この石垣の奥のほうにはまた変わったモノが・・・。

Imgp5179

またルパンの仕業か(<しつこいw 最早言いたいだけ)。
正面から見るとこんな。

Imgp5181

これはもう他でもない、「水を流していた管」でしょう。崖上に溜る雨水や崖上からの下水を落としていたのでしょうか。
しかしやはりこの先・崖下を伝う流路が全然わからない・・・。
ナゾです。

※ちょっと訂正と新説です。
この記事は先日から予約投稿として仮アップしていたのですが、ここで皆さんに公開される間に諸々調べていたら、随分まえに
暗渠の大先輩HONDAさんがすでにこんなふうに取り上げてらっしゃいました。そっか、崖上から水窪川に水を落とすための排水口・・・
とここまで考えてはっと思いつきました。そか。シリーズ12回目で「日の出商店街が流路だった」と書きましたが、本当の流路はそうじゃない、ここなのではないか・・・。そう考えると、先日の水窪川の碑の位置も合点がいくし、このあたりの蛇行具合も説明がつくし、このあとの数回でご紹介する「銭湯・君の湯裏側の蛇行」道もすんなりわかる・・・ということで(たぶん)真・水路を掲載しておきます。さすがHONDAさん、これをお見通しだったのですね・・・。改めて脱帽です。  まだまだですなあ>自分;;;


より大きな地図で 新・水窪川 を表示

では、本編にもどります。

この遺構の横にはいい感じに味が出ている木造アパートがありました。
(左の奥に見えるのがさっきの遺構です)
素敵だなあ、このアパート。

Imgp5184

もうすっかりこのあたりのトリコです。
しかし再開発計画によって、いまはどんどん空き地が増えているのも事実。
地元の方にとってはどちらがより幸せなのか、ただの通りすがりの私には判断できませんが・・・。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

暗渠ハンター 東池袋・水窪川が作った谷を巡る⑤階段暗渠の美しさ

東池袋・水窪川の5回目。日の出優良商店会の西側一帯を歩きます。

またいくつか暗渠然とした細い道があちこちに。

Imgp5144

Imgp5145

そんな中。溝を埋めた跡のある「時間差成型階段」をみつけました。

Imgp5148

ちょっと階段を登ってみましょう。数段上がると数メートル平らな踊り場となります。
この踊り場には蓋暗渠が。
どんどん階段といっしょに暗渠が続いていきます。

Imgp5149
美しいですね!階段に沿うように流路が伝っているんですねー!!なんか夫唱婦随っつーか(<なんか違うような気もするw)。

さらに上りの階段が続くので、どんどん行きます。

するとほら、こんなこんな!

Imgp5150

住所でいうと、東池袋5丁目32-14あたり。
てっぺんまで行って振り返ります。いつのまにか結構な崖上から水窪川を見下ろす格好になっていました。
崖上から階段といっしょに下る水路があって、それを暗渠にして階段と同じ段差をつけたようです。

Imgp5152

さらに都電の線路を越えて、西に移動します。

手前の四角いのは、水道関連のメーターボックスでしょうか。

Imgp5155

ん?なんか違和感があってよく見れば、奥のほうのメーターボックスは木製・・・。手作りでしょうかw 巣箱かよw

Imgp5156

小さな仕切り弁のハンドホールが可愛らしく4つ並んでいます。
・・・なんでこんなに密集してるんだろ?
電線や屋根に仲良くとまっているスズメを思い出しましたw

Imgp5157

| | コメント (2) | トラックバック (0)

暗渠ハンター 東池袋・水窪川が作った谷を巡る④なまずとさわやかと布暗渠

東池袋・水窪川の4回目です。

今回は水窪川とちょっとはなれて周辺の路地をうろうろ。
そこで辻広場のひとつ、なまず広場に出会いました。
なぜかモチーフがなまずで、広場内にはおおきななまずのオブジェが横たわっています。

Imgp5131

この前の道も、この「道全体と比べてつりあいの取れていない立派な歩道」がおそらく暗渠でしょう。

Imgp5137

ちょうどここで下水道のメンテナンス工事をしていました。
停まっていた軽トラの荷台には・・・

Imgp5136

おお!下水道パーツがw!!!

付近に現れた次の辻広場は さわやか広場!

Imgp5134

Imgp5135

ほとんど隣同士というのになまず広場に比べてなんて抽象的な・・・・w
灰皿がハイタッチに仕込まれたこのデッキチェア(ちがうか)には確かにさわやかさを感じることはできます。
しかし、我々が感じる「さわやか」の共通項っていんたい何なのだろうか、なんて思わず考え込んでしまいそうな、大きな哲学的問いかけをされているような気にもなります。
もう一度中村雄二郎の「共通感覚論」とか読み直そうかなw

坂下通りに戻ります。この道の横にはここに繋がる暗渠がいくつか見られます。
そのひとつがこれ。上に布が敷かれている「布暗渠」ですねw

Imgp5138

布暗渠は途中で普通の被コンクリ暗渠に変わります。

Imgp5139

こんなのも。つぎはぎの、わりと私の好みの暗渠です。

Imgp5140
そして坂下通りで見つけたのがこれ。
「トラバー点」!?

Imgp5141

たぶん測量用語でしょう。その名前があんまりにも専門的でカッコいいのでつい写真に撮ってしましました。

「トラバー点」。いままでの人生で全く触れたことのなかった言葉でした。
トラバー点。きっとある職業や業界でだけビシバシに流通している言葉なのでしょうね。そんな言葉がこんな人通りの多い道端に、密かにしかししっかりと露出されている、
というところがなんだか不思議。世の中は私の知らないことでぎっしり埋め尽くされている・・・そんな気持ちになる物件でした。
すごく知りたくなってるけど、あえて調べずにおこう。「トラバー点」。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

暗渠ハンター 東池袋・水窪川が作った谷を巡る③水窪川の碑

東池袋・水窪川の3回目です。

前回通ってきた日の出優良商店会の通りをすこし都電側に入ってみます。
するともうこんな風景。
・・・畑?・・・家庭菜園?ホントに山手線の内側なのかという不思議な場所です。霜柱とか見つけられそうですね。

Imgp5116

さらに奥に入っていきます。もうあたりは細い路地しかありません。これも暗渠か?と疑い始めたらキリがない・・・w

Imgp5126

この道の横にも辻広場がありました。

Imgp5117

どうやらモチーフは富士山のようですw
ここで現代版富士講やってたりしてww

Imgp5121

富士講もあながち空想ではないかも・・・と思わせるような物件を広場内に発見!

なんでしょう、電話ボックス(ってすでに懐かしいなw)2個分くらいのスペースのあずまや的なものが・・・屋根があって椅子があって棚があって、棚には空の缶コーヒーがたくさんディスプレイ(なのかww?)してありました。
憩いの場なんすかw

Imgp5119

なんて笑いながら広場をうろついていたら、奥にあったのがこれです!
水窪川の碑。奥まって草に埋もれてる控えめなちっちゃい碑なので、見過ごしてしまうかも知れません。ってか見過ごすところでした。アナタ、もっと自己主張していいのに!

Imgp5123

「昔ここに小さな川がながれていた 後世にこれを伝える 1986 →後日訂正:もともと19860と書いてしまってnamaさんから「?」コメントいただきましたw 正しくははこれ、1986です;;;
とあります。
どこかもの悲しさを湛える碑でした。

「ここ」というのがこの近辺(つまり私が流路と思って歩いてきた商店街の道)なのか、
ほんとにこの場所なのか、というのは定かではありません。
両者は直線距離で20mほど離れています。ちなみに私が調べた古地図によると商店街のほうに流路が描かれていました。

この石碑を源にして、広場内を巡るようにタイルで流路の模型のようなものが造られています。

Imgp5124

このタイル流路は広場の対角線の角まで続き、ここで終わります。

Imgp5125

排水口もあるので、雨でも降るとここにほんとうの水の流れができるのかも知れませんね。地元の方々は今でもこれを水窪川と見立てて昔を偲んでいるのかも・・・。
なんて思うとますますちょっとしたもの悲しさ・はかなさが過ります。

広場横の路地からは、ちょうど水窪川の水源近く・東池袋の台地に建設中のタワーマンションが見えました。

Imgp5122

水窪川の碑を見た後だからでしょうか、このコントラストの強い風景もなんだかせつない感じがしてしまいます。

さて、次回はもうすこし奥に行ってみましょう。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

暗渠ハンター 空に川が流れてた

東池袋・水窪川のシリーズ途中ですが、ちょとだけ違うトピックを。

Nec_0336

昨日、1/21の午後3時過ぎ。
銀座のビルの13階から眺めた東の空です。白い雲が東京を横切るようにすらっと伸びていました。
あんまり見事なんでしばらく眺めていたら、ゆっくり左から右に流れていまして。
まるで東京を横切る大きな川みたいだなあ、なんて思ったら写真に撮りたくなってしまいました。(imakenpreessさんもこの雲を眺めてらしたようですねw)

ちなみに、正面遠ーくのほうにぽちっとサンシャイン60が見えます。そう、あのふもとが東池袋。というわけで次回から東池袋・水窪川シリーズを再開しますねw

| | コメント (0) | トラックバック (0)

暗渠ハンター 東池袋・水窪川が作った谷を巡る②日の出優良商店会

東池袋・水窪川の2回目です。

流路には古い商店街、「日の出優良商店会」の商店街が現れました。
まったくもっての昭和ノリ。しかも昭和30年代、っつ感じの味わい深い商店街です。
水窪川は昭和初期に暗渠化されたそうですが、ここはその後に興隆した街並みなのかなあ・・・。どこかのお店でそれとなく聞き込みすればよかった・・・。

商店街の出口にあった碑によると、
・このあたりは江戸時代までは巣鴨村と雑司が谷村とのはずれに位置していた。
・明治28年に巣鴨拘置所が作られ、東京市に通じる坂下通りができると通りに人家もできるようになった。
・昭和初期まで牛乳を生産する牧場があった。
・その後市街化が進んだが、戦災で多くが焼失した。
・昭和30年代に急速に宅地化が進み、木造アパートもすごくたくさん立ち並んで住環境や防災上の問題がクローズアップされるようになった。
ということです。

うんうん、暗渠化されたあとの、やはり30年代商店街なのですね。

※後記:後日、この商店街は流路でなかったことがわかりました。申し訳ありません。別トピックにて流路を訂正させていただきます。

Imgp5104

もう営業していないけど、これまたハードコアにセピアな中華やさん、「生駒軒」。
開いてたらゼッタイ入ったw
小さくて見えづらいですが、右横の店先には10円のコインゲームがwこちらは「営業中」でした。

Imgp5105

その向いにあるのは ミート&デリカ なりたや です。
コロッケ60円、メンチカツ50円!メンチのが安いんかw!

Imgp5106

さっそく買い食いしましたが、ナイスな味でした。ほんとうは缶ビールも欲しかったんだけど、近くに酒屋さんがなかったのでビールはナシでw

ここから数メートル進んだところに現れたのが、東池袋名物(?)の辻広場。
このあたりにたぶん防災チックな意味も込めてでしょう、たくさんのコンパクトな広場があるようです。

それぞれなまず広場とか星ふる広場とか明確なwコンセプトがあって個性を競い合っています。ここに現れたのは「ガタガタ広場」。
・・・・ん・・・・?どんなコンセプトやねんw
Imgp5112

当日はこの他数箇所の辻広場に出会いましたが、全部で10数箇所ある模様。であった広場のほとんどは、地下に防火水を備えるものでした。

そんな「公認」の広場には全てこのふくろうアイコンで表示され、ブランドとしての統一感を醸しています。

Imgp5110

この斜向かいにはサンサン広場。こちらは太陽がモチーフ。日の出商店会の中のサンサン広場ですから、きっと圧倒的な日当たりのよさやなんかがウリなのでしょう。それにしても主張が強い広場ですねw

Imgp5113

しかし写真のとおり、午後2時すぎには日が当たっておりませんでした;;;

商店街から一本横に入ると、ほうぼうでかなり暗渠っぽい道に出会えます。
Imgp5115

Imgp5127

先に書いたように、いまでも近辺は木造アパートがぎっしり残っています。
ならばきっとこの暗渠商店街に銭湯があるはず!と思ってきょろきょろしていたのですが、みあたらず。(商店街を抜けてちょっと川下にいくと、あとでご紹介する「君の湯」ってのがあるんですが)

あとで調べてみると、以前はその名も「日の出湯」というのがあったらしいですが、既に廃業とのこと。

さて、商店街はここでおしまい。坂下通りに出ます。水窪川はここを右に折れて下ります。

Imgp5129

商店街を振り返ってみるとこんな感じ。

Imgp5128

次回は商店街の路地裏ををもうちょっと入ってみましょうか。
地図は前回①掲載のものをご参照ください。

| | コメント (7) | トラックバック (0)

暗渠ハンター 東池袋・水窪川が作った谷を巡る①谷の入口、都電三角踏切へ

東池袋にいってきました。

サンシャインの横、造幣局の土地(このあたり、軍事萌えの方にとっては「巣鴨プリズン」として有名ですね)は台地にのっかっており、この東側一帯はがくんと谷になっています。
そこは、音羽川の上流、「水窪川」の流れていたところ。

今回は、水窪川を中心にこの東池袋の谷をあちこち歩いたシリーズ、数回に分けてご紹介していきますね。

まずは水窪川水源といわれているところ。
サンシャインシティの西南にあるこの飲み屋街です。美久仁小路。
門柱に「通り抜けできます」と書かれているところがなんか「とにかく安全で楽しいところだから怖がらないで入ってみてよ」と言っているようでちょっとかわいらしいっすねw

Imgp5085

安心して通り抜けてみましたがw
やはり水源と思しきところは特定できませんでした。

中にはこんな古くて味のある建物があったりで結構イイ感じ。ぜひ通り抜けてみてくださいw

Imgp5086

東に進んで首都高5号線を越えます。コンビニの左(北)に流路があった模様。

Imgp5087

どんどん奥に進んでいきますが、ども痕跡なんてどこにもなさそうですね・・・。
さて、いよいよ台地から谷間へのアプローチです。
どきどきします。
東池袋は随分まえに自転車で通りかかって、「なんか細くて高低差が激しくてくねくねしてて商店街もあって、面白いところだなー」などと漠然と感じたことがあったのですが、最近唐突に「あれって暗渠じゃね?」などと若作りコトバで思い出し、また行ってみたくなっていたところだったのです。

Imgp5096

お。道の向こうのほうで高校生カップルが「あれって暗渠萌えじゃね?」といわんばかりの目線でこちらを見ていましたw

この道を行くと程なく、都電の踏切にぶつかります。Y字路の道を跨ぐように2箇所の踏切が隣接する、「三角踏切」ですねw
ちょっと珍しいかも。

Imgp5102

と、ここで本日初の「とても暗渠然とした暗渠」を発見!!!!
踏切から数メートルだけの蓋暗渠です。
しかし。
いつも見慣れているコンクリ蓋暗渠とは全く趣きを異にするこの材質はなんだぁ!?
コンクリでなく、石材やさんで売ってるような石で蓋がしてあります。
ぜったいこちらのほうがコスト高そうですwテクスチャもごつごつして高級感たっぷり。
重量感もあるどこか厳かな風貌!そして左端が微妙に不ぞろいなところが、不思議な「ありがた感」が滲み出てますねー。
イイ!!!!

Imgp5100

この踏切を左に進めば、日の出商店会。ここを水窪川が流れていました。

Imgp5103

さて、東池袋の谷めぐりはまだ始まったばかり。どんな物件がここで見られるでしょう!?

ってことで以下次回続きまーす。

地図はこのシリーズの全行程。水色が水窪川流路、オレンジはほっつき歩いた道です。

※後記:ここに書いた流路はまちがいでした(<不勉強の至り)。後日新たなトピックにて訂正させていただきます;;;。

より大きな地図で 水窪川と東池袋 を表示

| | コメント (0) | トラックバック (0)

暗渠ハンター 高円寺駅西ガード下を通る暗渠

わけあって高円寺にいたときのこと。

駅近くにコンクリ蓋暗渠がありました。

Nec_0329

アスファルトの道からごぼんと一段、たぶん蓋の分だけ高い段差があります。
たぶんここは暗渠仲間namaさんがここで取り上げたところ。
ってことはカックン蓋暗渠がこの奥に・・・・

傍らのブロック塀は、この蓋が掛けられる前にできたものなのでしょうね、一段高い蓋暗渠の上を歩くと、標準的な身長の私でもブロック塀越しに民家庭丸見えw

果たして。カックンしてましたwホンモノ見られて感激です。

暗渠先輩のHONDAさんも書かれていましたが、ほんとに杉並はコンクリ蓋暗渠が多いですね。いまや確実に絶滅に向かっているらしいですが、ほんと残念なことです。

Nec_0328
・・・このときはデジカメを持たずにいたので、やむなくケータイで写真を撮りました。
ちょっとボケますね。腕磨きますw

さて。ここを越えるとその先は・・・

Nec_0326

一直線に中央線高架下を抜けていくようです。
近寄って高架を見上げたところ。

Nec_0327

橋裏好きの私ですがw、この高架橋裏はつるんとのっぺらぼうでイマイチ・・・。

しかし、この高架下になんだか面白いものが!わくわくwww

Nec_0331

高架下は駐車場として使われているのですが、
暗渠の流路のところだけ車止めで囲って駐車を阻止しています。

まるで暗渠のサンクチュアリ!
Nec_0330

これからは「アンキュチュアリ」って呼ばせていただきましょうW!
というわけで、アンキュチュアリ(多少言いにくいw)物件1号がこれ。


より大きな地図で 高円寺高架下からの暗渠 を表示

ちなみに、付近で「大径マンホール」も確認しました。

Nec_0325

画像が青っぽくってどっかの惑星探査衛星からの受信画像みたいですが、
私がケータイのカメラを使いこなせていないのが原因ですw

| | コメント (4) | トラックバック (0)

暗渠ハンター 世田谷通りから烏山川に繋がる暗渠

ある日世田谷通りを自転車で走っていたときのこと。

若林3-13、環7のちょっと外側にあるNet'sトヨタの脇に小さな遊歩道があるのが横目に見えました。心震えて、一旦通り過ぎましたが慌てて引き返し通ってみることに。当然、暗渠ですね。こんな入り口。

1

方向からいってたぶんもっと北に流れる烏山川に行くようです。

はじめは路面もおしゃれっぽい(<っていうのかw)舗装だったのですが

3

しばらくいくとこんなスタンダードな(<っていうのかww)路面になってきました。

4

いいですね!

この短い暗渠のハイライトがこれ!

5

かっくんと角を曲がるといきなり現れてくるすばる座状マンホール(ただし直列気味w)。

特にまんなかの3連孔が見事です。オリオン座の三ツ星の下に連なる小三ツ星みたいな味わいがあります。(全然関係ないけどそこにある馬頭星雲が昔から好きなんです)

狙って訪れたわけでなく、偶然出くわす暗渠はたいへんエキサイティングですねー。

これを越えると、暗渠然とした佇まいは消えてしまいますがこの道路右側の「ヘンな舗装」は見逃せませんねw
わくわくしながら追跡します!

7

この後この水路は
世田谷線・若林駅の西側を越えて、若林5-6あたりにある「中堰橋(なかせきはし)」周りで烏山川と合流するようです。

・・・と、これ実は去年の秋口くらいに行って撮ってきた写真でした。「在庫」として眠っていたので今回蔵出しさせていただきます。


より大きな地図で 烏山川支流暗渠 を表示

| | コメント (0) | トラックバック (0)

暗渠ハンター 玉川上水取水口にリーチ⑤玉川水神社とまいまいず井戸

前回記事で羽村取水口に無事到着。今回は周辺の史跡を廻ってみます。

取水口から、向かって右の崖を登るとまず見えるのが「羽村取水所」。ここで取水の管理を行っているそうです。
Imgp4898

その隣が「玉川水神社」。玉川上水ができた時に守り神として建立され、際水神宮という名前だったとのこと。明治期に今の名前に改められたそうです。
こじんまりとしていますが、ここの神様はこの高台からずっと取水堰を眺めてきたのでしょう。
Imgp4900_2

祠に隣接して陣屋跡があります。開設当初江戸時代の取水管理・取締りを行ってきたところです。
いずれも玉川上水とは切っても切れない重要施設ですね。
しかし、堰から上がってきたところでたまたま会った警ら中と思しき警察の方に「玉川水神社ってどこにありますか?」とお尋ねしたら、「?」(しばし無言、表情は明らかに「ナニソレ?」と言っていた)。
「あ、何か神社があるはずなんですが」と言いなおしてやっと「あーすぐそこのアレのこと?」という返事が帰ってきました。
地元ではすごくフツーの存在なのかw?
Imgp4902

ここから歩いて羽村駅に向かいます。ちょっとした上り坂の道を行くところ15分程度で駅到着。
駅の階段を登って降りて反対側のロータリーに。
下調べでは「まいまいず井戸」が駅そばにあるということだったんですが、ちいさな地方の街の駅前繁華街みたいな景色が広がっていて、とてもそんな「重要史跡」がそばにあるようには見えませんでした。
ところが。
駅前すぐに五ノ神社という神社があり、その境内にまいまいず井戸発見!ありましたー!

武蔵野の台地は関東ローム層が深く積もっており、それだけでもよっぽどたくさん掘りに掘らないと地下水脈にたどり着かないんだそうです。さらに悪いことにその関東ローム層ってのは火山灰層だから地層がもろく、垂直にぐんぐん掘っていくと崩れて埋まっちゃうんでしょうね。それで、ある程度までスリバチ状に開口部を大きく広げながら掘っていってらせん状に地下に降りられるようにして、適度なところで垂直に掘る、という技術が使われたそうです。それがまいまいず井戸。
このまいまいず井戸は鎌倉時代に掘られたもので、穴の直径6m、垂直掘りまでの深さが4mだそうです。
もちろんらせん状でカタツムリみたいだから「まいまい」。でも「まいまい」と「井戸」の間に入っている「ず」は何なんでしょうw?
英語の「~’s」みたいでおもしろいなあと思っていたのですが、多摩地方ではカタツムリを「まいまいず」っていうんですって。・・・・そか。写真は上から井戸を見下ろしたところ。屋根がある小屋みたいなところが垂直掘りのはじまり、つまり井戸の汲み口です。

Imgp4906_2

まいまいず井戸に降りてみます。長い長い道のり。2周半下ってやっと汲み口に到着。これは水を運ぶのも大変な手間だったでしょうねえ。
そしてこちらは下から見上げたところ。地上まで4mです!

Imgp4910

さあ、これで羽村取水口贅沢紀行はおしまい。
今回の行程においては 「図解武蔵野の水路」渡部一二著 にたくさん触発されました。著者さんと関係者の方々に感謝いたします。
これ、シリーズ前半のほうでご紹介した田村分水以外にもたくさん分水が写真と水路の構造断面入りで載っていてかなり面白いです。これを読んでいてほかのたくさんの分水も行ってみたくなりました。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

暗渠ハンター 玉川上水取水口にリーチ④取水口到着

いよいよ羽村の取水口です。

下流の側道からアプローチすると、まずは玉川兄弟像に出会えます。

Imgp4884

おお、ホンモノだw
あちこちの文献や展示に使われてあまりにも有名な像ですね。
やっぱ実物を見ると感激もひとしお!!!
と思うかと思いましたが、実はそうでもなかったなあというのが正直なところww

盛りだくさんの行程だったので、もう日が沈んでしまいました。
玉川兄弟の腕越しに、多摩川本流方面を望んだのがこれ。
空がきれいです。

Imgp4885

像の周囲にはベンチやあずま屋があり、何人かの自転車ツーリングの方々が休憩をしていました。暖かくなったらここで野外宴会っつのも楽しいだろうなあ・・・。

さてここから上流を望むと。大きな大きな堰があり、せき止められた水は右手に回り込んで玉川上水となり、東京湾までは本流と別の道を通って下っていくことになります。

Imgp4891_2

四ツ谷大木戸門まで43km。長い行程ですね。しかしここから四ツ谷大木戸門までの高低差はわずかに100mといわれます。これは100m進んだときの高低差23cm(「図解武蔵野の水路」より)。
すごい!どんだけ綿密な計画だったのでしょうね。

その緻密な測量には夜間、提灯や線香の灯りを使った、といくつかの本に書かれていますが、なんとなくすごいのはわかっても具体的な測量方法がわからない・・・。でどうも感激したくてもイマイチできないのが残念でなりませんw

堰から右に回された水は一旦こんなふうにたぷたぷと貯められます。

Imgp4890

余った水はもう一度堰の手前の排水路から多摩川に。

Imgp4892

上の写真の上部に写ってるのが多摩川本流をせき止め玉川上水に水を送る水門なのですが、なんか木とか竹とかでできてる感じしませんか?
イメージではコンクリ水門でがしっと水を受け止めてると思ってたのですが、意外とローテク(というか何か理由があるのでしょうからローテクでなくハイタッチ、ということにします)w。これも味がありますww

多摩川から取った水は、玉川上水だけでなく付近のいろいろな施設でさまざまな用途に使われるようです。こんな大規模な「多摩川の水利用ネットワーク」があったのですね。
他の施設については、あとでじっくり調べてみることにします。

Imgp4889

・・・とうとう取水口まできました。

福生、羽村というとなんだか都心からものすごい遠いイメージがありましたが、中央線をうまく使えば結構すぐ来れたのも意外。思った以上に近いんだな、ってことは思った以上に多摩川や玉川上水って私らの身近な存在なんだな、と改めて思いました。

さて、取水口到着記念に1本開けますかw
先ほどの田村酒造で買ったワンカップでカンパイ。
ちょっと寒かったけど、たいへん美味な酒でした。

Imgp4893_2 

ちなみに田村酒造の主力銘柄がこの「嘉泉」。
敷地内に玉川上水分水は通っていても、酒造りに使っているのは敷地内の井戸の水。
この、おいしい水の出る井戸を掘り当てた喜びをこの「嘉泉」という銘柄にこめているそうです。

次回でこのシリーズはおしまい。
取水口のほとりの水神社と、帰り道の羽村駅そばにあるまいまいず井戸をご紹介します。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

羽村取水口シリーズの途中ですが、臨時ニュースをお届けします。

今朝の読売新聞1面のニュース。

埋め立て地、洪水あった土地履歴マップ公開へ

暗渠者にとってはグッドニュースか?
調べる愉しみが減るバッドニュースかw?ですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

暗渠ハンター 玉川上水取水口にリーチ③田村分水から羽村取水口までの間

田村酒造場を出て、玉川上水を遡ります。
上水は上流までずっと穏やか。しかし小平あたりで見られる流れと比べるとぐっと水量が多いのには素朴な驚きがありました。

Imgp4861_3

上水に沿う歩道は基本的に砂利と落葉の道。ワイルドです。というか素朴です。
左手の多摩川越しに、多摩の山々が見えてちょっと観光地気分w

Imgp4864

Imgp4866

Imgp4871_3

こんなふうに玉川上水の側道を歩いていましたが、
途中から、ちょっとした謎が。
上流に向かって歩いていくと、右側は高台の崖、左側は多摩川本流にかけての下り地形になっています。つまり左側もちょっとした下りの崖。その崖下にも一本の水路が・・・。乾いて水は流れていませんが、これはなんでしょう・・・?玉川上水本流の調整溝みたいなものなのでしょうか・・・。

Imgp4870_2

取水口の手前には水処理施設があります。

おそらく下流の水量を調整しつつある程度浄水する機能(これが芥を取る程度かもっと水質まで変えるのかという程度問題は不明ですが・・・)があるのではないかと。

Imgp4874

結構カッコいい施設です。萌え。
ただしどうも規模と外観からいうと、化学的な処理をするような施設には見えないので
浄水機能についてはやはり「ゴミを選り分ける」程度のものなのかなあというのが個人的感想。
それにここで化学的な処理をする必要もないですよねえ・・・?

Imgp4877

こんな太いパイプも横たわっています。左岸から右岸(多摩川本流側)に渡る上水道なのでしょうか?ちょっと工場っぽくってこれもツボ!パイプ伝いに向こう側に渡ってみたい!

Imgp4878_2

ってさっきから推測の多い非常に頼りない記事になっているのは私も承知しております、ハイw 素直に謝ります、ごめんなさい;;;
今回は「ルックスがイカしてる」とかそういう観点からの記事としてどうぞ割り切っていただきたくw

Imgp4881_2

この施設付近には給水塔らしき塔も。
なぜかあちこちで見る給水塔も、「すごく無機質で機能的なものなんだけど、ランドマークにも結果としてなっている」という点でなぜかそそられます。

さ、取水口までは目と鼻の先。いよいよ次回は玉川兄弟像(ホンモノ)と対面です。田村酒造場でワンカップも買ってきましたので、対面しつつ羽村取水口に向けてカンパイ!の予定!

より大きな地図で 玉川上水羽村取水口付近 を表示

| | コメント (0) | トラックバック (0)

暗渠ハンター 玉川上水取水口にリーチ②田村分水のこと

さていよいよ玉川上水に辿りつきました。上水は流れおだやかに、たくさんの水を湛えています。

Imgp4835_3

「しゅくばし」のたもとにはこれも今回の目的地のひとつ、田村酒造場があります。
数少ない都内の造り酒屋さんのひとつですが、ここではなんと「玉川上水」というもうドンズバな銘柄もラインナップされています!ここは寄らねばなるまい。

もうひとつ興味深い事実も。玉川上水が羽村の堰からはじまって、最初の大きな分水がこの田村酒造場に引き込まれているとのこと。その名も田村分水。(「図解武蔵野の水路」渡部一二によるとこの名は使われておらず、福生分水または半十郎分水となっています。半十郎とは田村家当主の名。ちなみに現在は15代半十郎さんが当主となっているそうです)

その取水口がこちら。奥は田村酒造の門。右にちっちゃい茶色の消火栓みたいに映っているのが取水口の水門ハンドルのようで、これは下流の分水口のあちこちに現れることになります。

Imgp4863

「図解武蔵野の水路」によると、取水口は水面下にあり、短い暗渠を通って田村家敷地内に繋がっているそうです。すごい。プライベート暗渠w

田村家に入ったあとは一旦庭の池に溜り、

Imgp4841

その後玉石で作られた開渠を通って敷地の外に抜けていきます。

Imgp4837

敷地外に出ても玉石開渠が続きます。

こちら公道を挟んで流れる分水を下流に向かってみたところ。「洗い場」みたいになってますね。

Imgp4838

実際この向いのお家の洗い場としても使っているようで、こちらもまさにプライベート洗い場w 金網が張ってある溜りの手前には大きなヘチマが3本、水に浸されてありました。タワシにでもするのかしらん・・・。

Imgp4839_3

さて、田村酒造場に入ってみます。残念ながら酒造りの繁忙期とあって蔵内の見学はできませんでしたが(「もやしもん」読んで以来酒蔵に異常な興味が湧いてきました。酒蔵見たかった・・・)、直接いろんなお酒を買って帰ることができます。
当然今日のお買い物は「玉川上水」。

Imgp4849

前回からなんとも贅沢な寄り道ばかりしていますが、次回はいよいよ玉川上水を遡って羽村取水口へ!

こちら、田村酒造場の正面入口です。向こうに酒蔵の煙突が見えますね。きっと今頃醸してる最中w

Imgp4860

より大きな地図で 玉川上水田村分水 を表示

| | コメント (2) | トラックバック (0)

暗渠ハンター 玉川上水取水口にリーチ①まずは福生から

ども。賀正です。みなさま本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

新年一発目の記事は、玉川上水の取水口にアプローチ!
(暗渠よりも開渠メインですが、なんか開渠のほうがおめでたい感じしますでしょ?・・・しません・・・?しますよね、はい、します)

とにかく!世田谷や目黒の川の水源をたどるたび気になってた玉川上水。川が谷を通るのに対し、武蔵野のあちこちの尾根に張り巡らされる人工の上水はやっぱり前からすごく気になってたわけで。尾根と谷とがどこもかしこもで手をつないでいるような・・・・。
まずはその上水の源、羽村の取水口から攻めてみよう、とこうなるのは必然でもあるかなと。
そこで今回は、福生からちょっとだけ徒歩で遡り羽村の取水口をみてこようという企画でございます。

羽村の隣町の福生に行ったのは、私が敬愛するミュージシャン細野晴臣さんが昔福生の米軍ハウスに住んでいた、というかなりミーハーな動機によりますw(HONDAさんの投稿によりこれがハヤトチリと発覚;;;細野さんは狭山、大滝詠一さんが福生でした;;;HONDAさんどうもありがとうございました。ほんとにマジメなファンなんかい>自分)
一度福生の米軍文化を体感した後、福生バーガーなど食いながらしばし幸せな気持ちになって羽村の取水口まで行ってみたいなあと。

あまり下調べもなしに福生に行きました。「福生といえば、駅前からもう米軍文化ぷんぷん!」という思い込みから。ですが、さっそくその思い込みは泡と消えましたw
福生の駅前ってほんとにフツーなんです。米軍文化のかけらもないくらいwww

そこで急きょケータイや駅前の地図でその場で調べてみると、どうも国道16号線のあたりにしかそれっぽいにおいはしないようです。
怖いですね、思い込みって。てっきり福生といえば市中あげての米国カルチャーかと思っていましたw 浅はかだなー<自分。

福生から16号線まであるいておよそ15分、そっから歩いて電車で来た前の駅牛浜方面に戻るように歩きます。やっと米軍っぽくなってきたw

こちらは16号線沿いにぽっかりと開く米空軍基地のゲートです。奥は別世界・・・。

Imgp4821_2

まあ軍はともかく、今回の具体的な狙いは実は福生バーガーにもあったわけでw
細野さんのネタに関連して事前にしらべた、DEMODEダイナーというところのハンバーガーがすっごく食べたかったわけです。この店、16号線をずいぶん牛浜方面に向かって歩いて、やっと見つけることができました。(あとで調べたら、紅虎餃子房の際コーポレーションの経営だったのですね;;;)
数年前、米軍に従事するアメリカ人のホームパーティー(横浜の根岸)に招いていただいたとき、その旦那さんが庭で焼いてるハンバーガーパテがすっごく美味しくって(美味しいというのだろうかあれはw、すごく野趣あふれるいかにもアメリカっぽい味w)、また米国本場もののハンバーガーが食べたくなっていたわけなんです・・・。
どうもなぜか「わけで」口調が多くなってしまいましたがw
そういうわけなんです。
ツインピークス」に出てくるようなお店の中で、さっそくバーガーを注文。あ、もちろんビールもねw
で、出てきたハンバーガーがこれでつ!たいへんアメリカチックで美味でした!!!

Imgp4825_2

パテのつなぎがほとんどなくってジューシー、バンズがもこっとふっくらしてて、ソースが濃い目で荒っぽくってうまい!

おっと、なんか全然暗渠や川筋と関係なくなってますねw

でももう少しタイトルと関係ないとこでお付き合いを。米国味に満足したあとは16号線から玉川上水方面に歩いていきます。その途中の鉄塔がこちら。ふつうの塔と違って「腕組みして股を広げる」ように立つ鉄塔が見えます。なぜかこれも萌えw

Imgp4828_3

つぎはちょっとだけ暗渠ネタに近づきますw
玉川上水の流れに辿り付く前に出会った工場があって、そこはどうもコンクリ成形工場(太平洋プレコン工業)のようでした。作っているものはなんと、「側溝」!こんなふうに埋められる前の側溝が山積みの工場がありました。

Imgp4831

そしていよいよ玉川上水に到達!こっからが本編です!
やっとですがw

ここが玉川上水福生付近。では次回からはこっから羽村に向けて歩いていきます!

Imgp4833_4

今回のポイントはこちら。

 

より大きな地図で 福生から玉川上水に を表示

| | コメント (7) | トラックバック (1)

« 2009年12月 | トップページ | 2010年2月 »