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2009年12月

暗渠ハンター 世田谷代田の台地にぽつんとある現役井戸

2009年さいごのトピはこれ。
現在地下路線化工事も終盤に入った、小田急線世田谷代田駅付近。
ここは南に北沢川、東に下北沢、北東には新代田~下北沢の谷と、南からぐるっと反時計回りに谷に囲まれた台地を形成しています。ちなみに西は環7の切り通しがあってこれまた人工の谷。

そんな山頂(?)の通りの一軒の民家の軒先に、フツーに井戸がありました。
あんまりフツーにあったのでびっくりしたくらい。現役のようです。

なんだか、こんなところでもいまだに地下水脈がぐるぐると張り巡らされていることに新鮮に驚きを感じてしまいます。

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一年前にこれ見たら、こんなキモチになったかな・・・?

水脈、川、上下水道、暗渠。これらに惹かれる自分にやっと目覚めた2009年でした。
いろいろ教えてくださった先達の方々、同期の皆さまに感謝いたします。よいお年をお迎えくださいませ。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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暗渠ハンター 根津神社から谷中ぎんざを行く⑤

よみせ通りを右に折れ、藍染川から逸れて谷中ぎんざに入ります。
午後3時まえというのににぎやか!
幅せまの道両側に総菜屋さんやお菓子屋さんなどいろんな店が並んでいます。

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その中に。
あったw  揚げ物やさんだー!
隣には謀ったように酒屋さんがあり、
当然ごく自然にここで揚げ物を買って酒屋店先で路上宴会となるわけですね。

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実際酒屋さんの軒先には数脚の椅子が置かれ、先客も大勢おりましたw

生ビールも店売りしていましたが、あえて缶のスタウトをセレクトしメンチカツと一緒に。
・・・うーんちょっとメンチカツは回転がよくないようでやや冷たく、肉汁どばーって感じでなかったのが残念。コロッケのほうがうまいです、ここは。

藍染川から逸れたとはいえ、藍染に向かう急な谷筋にあるのが谷中ぎんざ。商店街の横にはこんな素敵な流路跡も見られます。

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谷中銀座終点(日暮里駅)ちかくまで登って後ろを振り返ると、こんな。
急坂ですねー。見事!

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坂の上から駅にかけても、とても興味深い町並みになってます。
こんなイワクのありそうな塀があったり。

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昔ながらの洋食屋さん(?)があったり。
※1/8訂正!この「中野屋」さんは洋食屋さんの隣のお店で、佃煮やさんです。ウナギの佃煮もあって美味そうでしたが、100g1800円だったのでスルーしますた。洋食屋さんは中野屋さんの右側です!

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ここは通りに面したお店のメニュー。洋食屋さんでなくてこれは・・・なんでも食堂って感じですね。私の実家の町にもこんなのあった気がするw
こういうところのビールってなんかうまいんですよねえ。
ぺらっぺらの合板テーブルに丸椅子、灰皿もそっけないスチールのヤツで(これは想像w)。
カツどんを待つ間、小皿のタクアンで飲むキリンの瓶ビール!
・・・ってこの日は素通りしましたがw

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賢明な読者皆さまはそろそろ「今回って暗渠とか川とか水とかにあんま関係ないじゃん」と思われ始めている頃かもしれません・・・。
が。満を持して登場!駅付近を右に折れた路地にて(偶然w)井戸発見!

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柵で囲まれた民家の玄関アプローチにある井戸なのですが、なんか名所ちっくになってます。こんな説明看板あり。

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いまだ水は健在のようです。空襲のときバケツリレーで谷中を守ったそうな。明治時代は仮埋めされていた井戸だったようです。井戸神様を尊ぶ萩原ばあさまが運動して1935年にポンプがかけられ、それが戦時中に大いに役にたった、とそんなエピソードです。ビバ萩原のばあさま。

ここは台地のてっぺんなのですが、ここでも地下水を汲み上げることができるんですね。しかも今でも!

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日暮里駅から、山手線に沿って見られる崖線を望む。
さて、根津に始まった藍染川辿りはここで終了です。

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暗渠ハンター 根津神社から谷中ぎんざを行く④よみせ通りのノコギリ屋根工場

藍染川跡は、枇杷橋を境にへび道を過からよみせ通りとなります。ここに並ぶ商店街も佇まいが素敵。
こちら魚屋さん。

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看板建築ですね、これはもう。屋根にちかい上のほうのところのアップがこれ。
格好いいです!

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道の横には小さな支流(用水跡?)もあって本来の暗渠めぐりのたのしさも充分!

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歩いていると、こんな「典型的な工場屋根」のたてものが。看板を見ると、「旭プロセス製版」と。印刷がらみ、製版工場なのでしょうか。

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よみせ通りに工場、なんてかなり唐突な感じがします。
・・・ってんで調べてみました。「地域雑誌 谷中根津千駄木 其の九十二」によると、谷根千は町工場もたくさんあったそうで、特に先端技術や熟練を要する工場が多いとのこと。

「上山式マイクロ剪刀ムラマサスペシャル」(カッコいい名前です!これは全国の病院の9割に導入されている脳神経外科手術用のメスのようです)を作る高山医療機械製作所とか、ドイツ昭和29年製のでっかい機器を備えるプレス工場とか・・・。かなりピーキーな工場がまだ活躍されているようです。

さて写真の「旭プロセス製版」ですが・・・。「明治生まれのノコギリ屋根」という記事で載っていました。これによると、

明治43年、まだ藍染川の流れがあったころに立てられたリボン工場だったそうです。昭和2年には旭プロセスさんに半分を貸して操業していましたが、リボン工場は昭和29年に廃業してしまったとのこと。空襲で被害を受けたが、本当はもっと広かったそうです。いまは旭プロセスさんの機械は全て他所に移してしまったそうですが、建物だけは健在。ギャラリーなどに使われることもあるようですね。
なんか、「蔵の街」風にもかかわらず、工場萌え心を確実にくすぐる不思議物件ですねー!

さ、もうすぐ藍染川から逸れて谷中ぎんざに突入!コロッケとビールが待っている!か?

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暗渠ハンター 根津神社から谷中ぎんざを行く③藍染川からへび道へ

いよいよ藍染川を辿ります。言問通りから北上し、へび道、よみせ通り、途中右に折れて谷中ぎんざへと向かって。
さてここが藍染川。

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先日のNHK「ブラタモリ」でも紹介されていました。岸には染物屋さんがたくさんあった、というのが名の由来だそうです。

その名残?として一軒だけ残る老舗の染物屋さんが「丁字屋」です。(下写真左岸の中ほど)

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紺地に、満ち欠けするたくさんの黄色い月が小さい描かれた手ぬぐいを購入。
だんなさんの応対がすっごく丁寧で、こちらが恐縮してしまいそうw
商品を入れてくれた和紙袋もお洒落です。

側道支流も変化に富んでいてたのし。

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さーここからが「へび道」です。とうとうやってきました!
下の写真を左前方に進んでいきましょう。

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なぜかへび道のくねくねポイントにはこんな石がたくさん置いてあります。

「近づくとぶつかるぞー」というセンサーw代わりなのでしょうかww

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激しくくねってるところにはこんなラインが描かれています。

つい顔文字の (><)を連想してしまいますw
なんかかわいいっすね。

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またキタ、(><)。

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団子坂下の道を交わるところでへび道はおわります。
ここは昔「枇杷橋」という橋があったと記されていました。

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あとで知ったのですが、夏目漱石の「三四郎」で、
三四郎と美爾子が二人で団子坂を降りてきてこの藍染川を歩く場面があったそうですね。
(ただし藍染川ではなく「小川」と表記されていたそうですが)
三四郎といえば、中学校の頃に読んで明治期の東京、特にこの文京区・台東区あたりに強く憧れたものです・・・。

さて次はこのまま流路を辿ったよみせ通りに。

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暗渠ハンター 根津神社から谷中ぎんざを行く②藍染川支流で見つけたアイテム

根津神社から不忍通りを越えて藍染川に沿って北上します。

まずは藍染川本線ではなくて、いくつか道端から支流にかけて楽しい暗渠アイテムを見つけたのでちょっとそれらをご紹介。

支流にこれでもか!と繋がるマンホール群。
スバル座状マンホールというより、これは「惑星直列型」ですねw

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その中にあった二つ。惜しい。端っこどおしがもっとくっついてたら、
おしくらマンホール・のび太式」だったのにww

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そして古井戸。ぽつんと置き去りにされオブジェ化しています。

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そして往年の防火用水石桶。

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ちょっと流路を歩いただけでもこんなにたくさんの暗渠アイテムが見つかりました。
では次回こそ藍染川本線を。・・・楽しみです。

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暗渠ハンター 根津神社から谷中ぎんざを行く①根津神社あたり

藍染川がみたいな、と。谷根千エリアも歩いてみたいなと。

暗渠仲間のnamaさんがご自身のブログ「暗渠さんぽ」で書いた「へび道はたのしい」というトピックを読んでから、そのタイトルが妙に印象に残り、「へび道はたのしい・へび道はたのしい・・・」とよく頭の中でヘビーローテーションがおこっていましたし(あー書いてから気がつきましたがこれ駄洒落じゃないですw)。へび道含めてこのあたりにやっと行ってきました!

スタートは千代田線根津駅から。まずは本郷台地にかかる崖に立つ根津神社を訪れます。
本郷台地の東の崖をこんなふうに使って敷地が広がっています。

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ここは春にはツツジが見事に咲くそうです。この崖の下にはいくつもの池。谷頭と思われる一番高い位置には第一の池が(湧水かどうかはまだわかりませんが)。
銀杏の葉っぱが水面に浮かび、たいへん美しい!

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池の上の崖の中腹にはお稲荷さん。

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この池から、やや低いところにもう二つの大きな池が配されています。

次の池まではこんな流路で結ばれています。雰囲気いいですねー。

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これがこんなふうに流れ込みます。

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そして敷地の南側を回りこむようにしてもう一つ。

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水量が豊富です。地形からいってもこの池の水は藍染川に流れ込んでいるはず。
近くにすらっとした暗渠がありました。

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この暗渠のすぐそばにある銭湯、山の湯。

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そしてその斜向かいにはこんな雰囲気のいい建物が。表具店のようです。

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表具店のとなりには暗渠サインとなることも多いクリーニング屋さん。

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さてここから不忍通りを越えて次回はいよいよ藍染川に。

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暗渠ハンター 下水道管に入ってみる

最近やたらと「潜入」づいている私ですが、こんどは下水道管に潜入してきましたw

いえ、そのへんの下水道管に無理に入ったわけではなく、小平市の「ふれあい下水道館」に行ってきた、というわけです。

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ここは西武国分寺線・鷹の台駅付近にある小平市の施設。地上2階建てですが、地下はなんと5階まであります。なぜそんなに地下深いかというと・・・地下25mに通っている実際の下水管に入れる、というワケ。だから「ふれあい」なのかよっ!ってw

これがフロア図です。

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地下各階はいろんな展示があります。かなり閉館時間が迫っていたので文字通り駆け足で見て回りましたが。

玉川上水がすぐそばを通っていることもあって、その関連展示も多いですね。
これは上水を通した樋。木樋は「もくひ」と読むのかと思ってたら、ここでは「きどい」。ま、いろんな読み方があるんだなあとこんなことも学びましたw

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小平市での玉川上水の分水具合です。以前ここでで取り上げた野火止用水は左端から右ナナメ上に向かう流路を取ります。ここも潜入ネタかw

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最上階の地上2階はライブラリになっています。上下水道、玉川上水、その他河川一般の資料が3尺のキャビネットで6つ分くらいのボリュームであります。見た感じ少なそうですが、少数精鋭の資料ともいえる・・・。

ここで子ども向けに書かれた教育漫画「玉川上水と分水」(新人物往来社)という本を見つけました。オトナが読んでもかなーり面白そうだったので、書名をメモして帰ってamazonで買おうとしたのですが・・・。絶版のようで中古品5000円!むーんこれは手が出まへん;;;。もちょっと調べてみたら、現物は店頭にしかありませんがブックオフでは815円ww
よく「希少本をブックオフで安く買って、専門の古書屋さんに高く買ってもらい利鞘をかせぐ」というスモールビジネスの話を聞きますが、そうかこういう本がその対象になるんだなあとついでながら社会勉強にもなりました。

さてさて、問題の地下5階です。
エレベータを降りてから「ふれあい」の現場までは距離にして30mもありませんが、館内への臭気充満を防ぐため幾重にも扉があります。これで気圧を調整している模様。

とうとうその先が「ふれあい」現場。直径5mくらいのでっかい下水道管の真ん中あたりに橋を架けるような格好で、中に入れるようになっています。
みてくださいこれ!

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後ろを振り返っても同じ風景・・・。

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けっこうな臭気です。下にうぐいす色に見えるのが流水。ほんのわずかの水嵩ですね。
ライトに照らされる距離は僅かで、その先は真っ暗闇。その闇の彼方からどうどうと流れる轟音が響きます。ある種の怖さも感じました。
まさに非日常体験・・・。これが私たちの足元深くに張り巡らされているのですね。
けっこう衝撃的です。

ほんとに当たり前のことですが、暗渠って真っ暗なんですね。そんな事実と、
それからここに流れているのは私たち自身が作り出した「生活排水」なんだという事実と。
なんだかいま思い出してもよくわからないモノ哀しさに包まれます・・・。

閉館時間とともに「ふれあい」館から出て、
帰りは駅まで玉川上水沿いをまっすぐ歩きました。

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・・・同じ「まっすぐに水が流れる」風景でも、さっきの地下5階とはえらい違いだなあ・・・。

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いもり川上流の短い暗渠とそのまわりのこと

以前いもり川についてレポートしましたが、暗渠先輩のHONDAさんから「六叉路のところにも暗渠あり」とコメントで教えていただきまして。(HONDAさんの記事はこちら
ずっと気になってましたが先日やっと現地調査に行ってまいりました!
とはいっても諸々の用事のついでに、っつノリだったんですがw

まずはここ。山種美術館です。ここは日本画を専門に集める美術館。つい先ごろまでは他の場所にこじんまりとあったそうですが、つい最近南青山と恵比寿の間くらいに引っ越して、でっかくリニューアルされたそうです。

ここで速水御舟展を観てきました。御舟さんは日本画家。ですがずいぶんアグレッシブな作品を描く興味深い人物です。とても派手な絵もありますが、私はこの人の黒の使い方・闇の描き方が気に入りました。

有名なのはこれかな。黒い牡丹の絵。この花びらの墨色の濃淡がなんともいとおかし。ふっくらと豊かな花びらなんですが、この墨の濃淡をみているとどこか物哀しくなってくるところがいいです。私はもしかして「明暗コントラスト」がツボなのかな?だから暗渠も好きなのかな?? なんて考えてしまいましたw

一番気に入ったのは「暗香」というタイトルの、闇に咲く梅の花の絵です。(参考画像はこちら。タテになってますが展示は横にされていました。タテヨコ変えるだけで印象全然違ってすこし残念。それと、実物はもっと色に味わいがあるのであくまでご参考にw)
これも闇と梅の花のコントラストが見事です。

さて美術館を出ましていよいよいもり川に。事前に場所の特定をしてこなかったので心配でしたが、すぐに発見。まさに六叉路のすぐ南側。六叉路から階段を下りたところにその支流暗渠がありました。

これは、階段を下りて少し暗渠を下り、振り返って階段方面を見たところ。

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狭い間隔でマンホールがぽつぽつと続いています。

180度廻って、前方はこんな感じ。

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右側はすごい崖。恵比寿から南青山への道はけっこうな上り坂になっていますが、その道がこの崖の上を通っています。この突き当たりを左に折れると、暗渠はすぐに消えてしまい、いもり川本流(下写真の奥に見える通り)と合わさります。

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全長が100mにも満たないくらいの短い暗渠。でも「大きな通りから階段を下りたところにひっそりとある」という秘密基地感覚がウリですw 御舟さんの墨の色みたいにすごくコントラストが楽しめる、のではないかなあと。

この短い暗渠を堪能したあとは、六叉路近くのモンスーンカフェでビールw 美味かったです。

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工場萌え 羽田空港からの眺め

ちょっと用事があって羽田空港に行ってきました。いえ、飛行機には乗らなかったんですけどね・・・

羽田は川崎の工場地帯り隣接しているのでかなりの萌えポイントです。羽田まではモノレール。モノレールからは港湾のあちこちにガントリークレーン(キリンみたいなでっかい荷物積み下ろしクレーン)がみえてこれまたよしw

見学デッキから滑走路を見ます。

飛行機もいいけど背景が素晴らしい!

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滑走路に比較的近い海にはこんな施設が。なにかの工事中?まるで工場みたいに見えますね。

全体には無骨なフォルムでもそれを構成する細かなトラス構造が、私の工場萌えのポイントなのかもしれません。

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あ、金色のANAだwなんでしょう?特別機?初めて目にしました。

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デッキにはフードショップがあって、昼間でも居酒屋気分で飛行機(ってか背景の工場とか)を眺めることができます。まあ天気の悪い土曜の午前中にそんな気分になってるのは私1人でしたがw

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んまい!ビールのお供にはチリソースがかかったフライドポテトを選びました。

帰りもモノレール。車内から川崎浮島方面を望むとこんな景色が見えます。

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ほんとに東京っておもしろいなあ。

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暗渠ハンター 六義園で夜の池を見る

特に暗渠案件、というわけではないのですが、まあ紅葉もきれいということで今回は都立六義園のトピックをw

12月13日まで、紅葉の夜のライトアップをやってるんです。

いちおう六義園のことを「川の地図辞典」から引用させていただくと、「1695年に柳沢出羽守がこの地を拝領し1702年に完成。六義とは詩経の風・雅・頌・賦・比・経に由来するとのこと。M18年に岩崎家の別宅となったがS13年に東京市に寄付された」とあります。

というわけで、会社帰りに行ってきました!

事前にwebで調べたら「園内で酒は売ってない」とあったので、コンビニでお酒を買い込んで行いきました。やっぱ一杯やりたくなるでしょ、夜の紅葉など見てしまったらw

しかし。園内の売店でフツーにお酒売ってましたw これから行く方はこんな心配ご無用すw

さて園内の様子を。

こんな竹林があったり。

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池。千川上水の水が引かれていたそうです。

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ここの裏(北)側には紅葉の見ごろストリートが。結構混んでましたよ。

池の水面がすっごくきれい。

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今年はあんまり紅葉が紅くならないのかなあ・・ちょっと茶色に近いモミジたち。でも十分きれいです!

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しかしライトアップしてくれるって粋ですよねえ、東京都に拍手!

さて、肝心の「この池の水はどこに落ちていくか」については、あとで調べますw 東に流れる谷田川に注ぐ流路があるのかもしれません・・・。

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暗渠ハンター 大刀洗川を探す

赤坂見附付近を流れる大刀洗川にいってきました。

ここは以前暗渠先輩のHONDAさんが取り上げられて以来、気になっていた場所です。

まず水源の見当をつけます。あらかじめ地図や地形をみると谷頭と思しき場所に池がありました。草月会館横の高橋是清記念公園内の池です。ここから下ってみることにします。

これが件の公園。

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真ん中に池があります。紅葉がきれいですね。

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さてこっから谷を下ります。池から辿ると、こんな道に。この歩道のつくりが不自然で、暗渠臭がしますね。もしかしたら流路かもしれません。

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写真奥は246。そこまでは急な坂で、ここが谷底であることがわかります。ちなみに奥の246は青山上水が通っていたところ。

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途中水道工事などがあり行く手を軽く阻まれますが、こんな流路の方向を追いかけていくとこんな路地も。

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「川の地図辞典」で紹介されているのは山脇学園下のこの道のようですが・・・。

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たしかにこの道もいい感じでくねってて川跡を思わせます。

しかし一本南に入ってみるといかにも暗渠な流れを見つけることができます。それがこれ。

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この流れは住宅やマンションに隠れながらも下流に向かって所どころ確認できます。これを追って行きました。

あ、新しい池発見w

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というのはウソで、住宅の基礎工事中のところに雨水が溜まっておりましたw

この裏路地暗渠をさらに追いかけます。暗渠上を歩けないので断続的に暗渠を確認しながら下っていきました。

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これらは下の地図上の緑色の流れ。

後から知ったのですが、実はこの緑の流れ上に浄土寺というお寺さんがあって、ここには池があった模様。わー現地で確認すればよかったorg この流れとどんな絡み方してるんでしょう・・・凄く気になる・・・

ビルの間を通って、赤坂見付~溜池山王間の大きな道に出ます。ここで赤坂川に合流。

右端のところがおそらく暗渠部分。

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見付の歩道橋から合流地点を望む。この広い通りに、赤坂川と汐留川と二本の川が流れていたんですねえ・・・。

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歩道橋のほとりには、10月桜が咲いていました。

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なんとなく偶然に大橋ジャンクション潜入!

日本地図センターというところがありまして。地図好きにはあこがれのマトなわけです。

しかしここは平日しかやってないんですね。年に数回「地図ふぇす」という催しがありまして唯一休日もここに入れるわけです。

それが今日!初めて行ってきました!

これが地図センター。

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しかし・・・・ふぇす自体はあんまり大したことなかったんですが。

会場に入るなり、

「これから大橋ジャンクションの見学できますよー」と会場のおにいさんが案内しています。

・・・はい?大橋ジャンクション!!!!!!!?

見学できるんですか?建造中のあの巨大建造物の!?

実は1時間後に付近で髪の毛を切る予約を入れてたんですが、急きょ電話して予約を30分ずらしてもらい、見学に参加!

そりゃ行きますでしょう、大橋ジャンクションといえば巨大建造物萌えのup to date聖地ですし(私はその方面の萌えはそんなにないんですがw)、たぶん現場はちょっと工場にも似たところがあったりしてしかも橋裏とか見れるかもしれないし・・・

冷たい雨が降る日でしたが嬉々としてすぐそこにある現場に出かけて行きました。

集合場所はここ。

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ジミーw

大丈夫かなw

で、今回の見学者はこんなかんじ。すかすかです。でもみなさん熱意をもって参加されている様子。説明の方の「こんにちわー」という声にもおおきな声でお返事していましたw

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さっそく現場に。

このジャンクションはH22年3月に開通予定。残りの湾岸線からの接続はH25年の開通予定だそうです。このジャンクションは地下20mから地上30mまでを一気につなぐ設計で、1周400mの円を2周まわって各所に接続するそうです。

コンパクトだね、っていう感想もありますが、でかいなあという気持ちも。要するによくわかんないスケールなわけですw

外壁はこちら。

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でかいなあ。

さっそく内部に潜入。あ、ちなみに全員ヘルメット着用ですw なんか地下空間に行くみたいですねw

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さてここは首都高渋谷線の渋谷方面につながるところ。このカーブいいっすね!

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こちらは渋谷線下りにつながるところ。橋裏ですよ!しかも未来の橋裏キターw

完成前なので、真上を見上げると空が見える橋裏。貴重です。

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このカーブたまりませんw

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この橋裏の上は将来的に緑地になるそうです。いまだけだ、この橋裏から空が見えんのはwwww

これが将来の緑地。雨だからよく見えませんが、晴れたら相当の絶景のはず!

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この「最上階」から階段で下に向かいます。

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なんかいいでしょう!この階段。外がスケスケですw

残念ながらここで「髪の毛切る予約」の時間なので私だけ帰りました。みなさんはこのあと通気口を見学するはず。。。

でも「地図ふぇすを見に行く」という本来の趣旨をすっかり忘れるほどの思わぬ収穫でした。

工場とも暗渠とも違うけど、きっとこれもしっかりした東京のpeelingかな、と思ってレポートします!

     

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暗渠ハンター 1時間決戦で野火止用水に挑む

ある秋の休日。先日定年退職された元上司のお宅に同僚と二人で押しかけてしゃぶしゃぶ宴会を企画した日のことです。

東武東上線志木駅の改札に13時集合!と約束して無事に駅到着。10分前だったのでまだ誰も来てないよなーなどと呑気に改札を出、ケータイを開けて時刻を確かめた瞬間。自分でも失笑してしまうような事態にやっと気付きました。

・・・なにをどう勘違いしたのか、私は12時10分前にこの志木駅に着いてしまったのですw
アホやなー自分。もうちょっと家でゆっくりしてくればよかった;;;;。しゃあない本屋にでも入って時間潰そうかあてずっぽうに駅前を歩いて暗渠でも探そうかなあ・・・(しかし埼玉は全くノーマークだったので全然勝手がわかりませんw)。

あまりに呆れ、もう自分でネタにするしかなかったので共に笑ってくれそうな人にこの事態をメールで報告。
程なく帰ってきたメールの返信で

「駅付近、志木高校にナゾの開渠あり。これは野火止用水跡である可能性高し」とたいへんありがたい情報をゲット。あてずっぽうでは暗渠を見つける可能性も低かろうと、PCで検索してくれたようでした。どうもありがとう!

この後数通周辺水路状況をメールしてもらい、私はまるでリモートコントロールされるように流路探検に向かうことになりますw

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ってことで早速駅の南、およそ徒歩10分の慶応義塾志木高校へ!
なんつったってここは大好きな高橋幸宏さんの母校だかんね♪

校門には関係者以外入らないでねという注意書きがありましたが、にっこり門横の守衛さんに会釈してパスw

校内はすんごく広そうです。こうなると「途方に暮れる1時間」から「もしかしたら足らないかもしれない1時間」にポジショニング180度転換。さーて探すぞー♪

校門から左手に折れて時計回りに探索開始。

しばらく行くとこんなものが・・・「橋?」

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この下にある溝のゆくえを追いかけてみます。

左はひろいグラウンド。右は小さな崖になっています。キタかー!?

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右の崖面を降りていくと・・・。

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結構高低差がありますね。水路があるとすればきっとこの崖下でしょう。
と思ってどんどん歩いていくと。
看板発見!!! 早速リモコン主に興奮の「あったぞ!」メール。

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看板には、

「これは、野火止用水のあとである。ただし、本来の水路よりちょっと高いところに、昔、高低差を利用して近所の米屋さんが米搗き水車を作るため新たに掘削したものである。これは貴重な遺産であり将来にどう活かしていくかは私たちに残された課題である」

となぜか無駄に気合の入った啓蒙的な内容が書かれていますw

ま、何にしても見つかってよかったww

あとでよく調べてみると、玉川上水の完成翌年に小川町付近から取水し、このあたりの農業発展に多大な功績を残した用水路らしいです。決して山火事や原っぱの火事を消す目的ではなくw。

さて進んでみましょ!

米屋さんの新水路か元水路かはよく判別がつきませんでしたが、

こんな淡い流れが続いています。ちなみに水気は全くありません。

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途中はこんなしっかりした構造物も残っています。

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ほら、土管を渡した橋w

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これが、校庭南端に生い茂る竹林の中に吸い込まれていきます。

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竹林に分け入ってみましょう。

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もうこれ以上は山深くて、追跡もここまでですね。

竹林前にはこんな遺構?も。
なんだか全然わかんないっす。

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竹林の向こう側、ホントの敷地南端に回りこんでみました。
金網のむこう、草の奥に流路らしき凹みが見えます。
写真ではほとんどわかんないけどw

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学校と、すぐ南の東武東上線の間の道。野火止用水はこの先で線路を横切っていたはずです。

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実質約40分の短期リモコン決戦でしたが、思わぬ収穫がありました。

そして13時、無事に元上司と同僚に改札前で会い、私たちはしゃぶしゃぶ宴会に突入するのでした。

より大きな地図で 志木高校 を表示

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