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2009年11月

暗渠ハンター 谷川緑道から丸子川へ③

岡本静嘉堂の入口に着きました。

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ふむふむ。ここがかの有名な国分寺崖線だったのですね!

「東京湧水 せせらぎ散歩」高村弘毅著(丸善)によると、旧三菱財閥の岩崎家の庭園だったとのこと。奥のほうには和漢の古書がある文庫、古美術品の美術館があるそうです。

入口を入るとさっそく大きな池がありました。

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散り始めた銀杏がすごくきれいです。
えい、銀杏にピントを合わせたバージョンもw <しつこい

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見上げるとこんな感じです。いいですねえ。

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この池は小さな橋をはさんで西側に続いています。

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その先は保護区域とかで入れませんでしたが、その保護区域を経てじゃばじゃばと無造作に丸子川に注いでいるようでした。

(上の資料によると「谷戸川に流れ込む」と書いてありますが、流れからいうと丸子川に注ぐと思うんだけどなあ・・・)

うーん、まさに国分寺崖線。すぐ横はこんなおそろしい急勾配階段がありましたw

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実は、この緑地を出たところにこんな池もあります。
なんかおとなしめでちょっとフェイクっぽい雰囲気。

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この上は柵に囲まれた雑木林の急斜面が広がっています。「崖線理論」wからいうと、この崖下または崖中の谷頭からやはり湧水があるのでは・・・?と思い柵をぐるっと廻って崖上に探りに行きましたところ・・・。

こんな公園になってました。

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早速潜入。うわーほんと蜘蛛の巣たくさん張ってげなところだよここww

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どんぐりもたくさん落ちてます。

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崖上から下っていくと、ありました!
ドンズバで谷頭からの湧水♪(しかも注意書き付きw)

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水面です。左上からこんこんと湧き出ていますね。
なんかうれしいです!

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そしてこのような溜りができていて・・・

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これが崖下のさっきの池に繋がっている模様。
しかしここは斜面とこの湧水だけのためにあるような野趣あふれるスペースで、まるで湧水マニアのためのサンクチュアリのような場所でしたw

前出資料によると、先ほどの静嘉堂の西にある「岡本民家園」内にも国分寺崖線からの湧水スポットがある模様。こんど出かけてみます!

ということで二子玉川・谷川緑道シリーズはおしまい。

行程は前々回記事をご参照ください。

東京湧水せせらぎ散歩 Book 東京湧水せせらぎ散歩

著者:高村 弘毅
販売元:丸善
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暗渠ハンター 谷川緑道から丸子川へ②

さて谷川2回目は、一旦谷川緑道の起点付近にまで戻ります。

起点には小さな公園があり、そこから「きしべの路」が続いています。この路は何を隠そう元玉川電車の線路あと。

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鉄の方なら大変お悦びの道筋かとw

この路はたぶん六郷用水水路跡です。この路から何本もの蓋暗渠が北の丸子川に向かって走っています。

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比較的西のほうを走るこの路を丸子川に向かって入ってみましょう。

住所は岡本2丁目3。

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その先は素朴な暗渠でした。

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入口には大きくてきれいな山茶花。

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こうして丸子川にぶつかります。正面コンクリ塀の向こうが丸子川です。

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幼稚園の敷地横には、細くて深い開渠も。下水?

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こうして再び丸子川に戻ってきました。

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川べりを歩いていると、向こう岸からどばどばと荒っぽい流れが注ぐところがあります。湧水でしょうか?なんなんだろう、向こう岸・・・。

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岡本静嘉堂緑地、というところでした。

案内板を見ると、この敷地に湧水による池があるらしい・・・。

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ここからちょっと引き返し、丸子川と谷戸川の合流地点あたりにあるらしいです。よっしゃ、いってみよう♪

次回はその池をご紹介します。

おまけ。

案内板そばにあった井戸です。水は出ませんでしたw

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行程は前回の地図をご参照ください。

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暗渠ハンター 谷川緑道から丸子川へ ①

野川の開渠口から今度は左に辿って、谷川緑道をいきます。

この谷川緑道(六郷用水)とすぐ北を東西に走る丸子川の間に何本も暗渠があったのでそれをレポート、そして丸子川と谷戸川が合流するあたりの国分寺崖線の湧水池などを何回かのシリーズでご紹介していきますね。

まずはニコタマ駅付近の谷川緑道から遡っていきましょう。

二子玉川駅から西に向かうと、谷川緑道の「水車跡」あたりにぶつかります。

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ここを北~西に200m程度緑道が続き、その後は暗渠となって丸子川に繋がります。

さすが良くも悪くも世田谷の緑道、いちいち花がきれいですね。
この花なんて名前だろう・・・。

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うーん、空が高くて・・・。秋ですねえ。

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あ。さっそく支流発見。緑道を囲う金網フェンスの向こうに蓋暗渠が続いています。

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金網を回り込んで向こう側へ移動。向こう側からこっち側(緑道側)を見るとこんな感じ。

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そしてさらにここから回れ右して暗渠のゆくえを確かめると・・・・。

あったぜいw

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堂々とした車止め&お見事な蓋暗渠。さ、入っていきましょう♪

途中急に細くなって、

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そして突然出現!赤い鉄板暗渠です。シャア専用か?
あるくとべこべこいって大変弱そうなので専用ではないようです。

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そして玉川4丁目13のURのデカい集合住宅を西に回りこみます。

URの西端にはもう一本谷川からの暗渠があり、

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これと合わさって北側に伸びています。この車止めの向こうですね。

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そしてここをまっすぐ行くと、丸子川にリーチ!この水門の向こう側が丸子川です。

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じゃーん。

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さて①はここまでです。

次回はもうすこし周辺の暗渠をご紹介します。

次々回あたりで国分寺崖線の池をご紹介しますね。

ちなみにその池がこちら。銀杏の落葉がさらっと積もり、すごくいい雰囲気でした。

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より大きな地図で 谷川緑道 を表示

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暗渠ハンター 二子玉川街中の暗渠

二子玉川に行きました。

以前namaさんの記事を見ていたこともあって、

・知らなかった「谷川緑道」について調べたい

・谷川緑道から野川に注ぐ「2つの開渠口」のなぞを確かめてみたい

と思い、さっそく街中を巡りました。

まず今回は「2つの開渠口、谷川緑道でないほうの流れ」について書きます。

結論から言いますと、このもう一つの開渠口は、丸子川から二子玉川小の横を抜け、玉川高島屋を通って野川にやってくる流れのようでした。

まずは開口部から。

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左側が谷川緑道から、さて右側はどこからの流れなのか・・・。

開口部の上の金網から流れを覗くことができます。うん、たしかに右側も水が流れてる。

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ここから谷川緑道の右側を望むと、こんな怪しい空き地があります。フェンスに囲まれて中には入れません。ね、怪しいでしょ?

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反対側に回り込みます。

こんな荒地?になってます。

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そしてここから高島屋方面に下水道が繋がっています。

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これは高島屋手前で二つに分かれて、

一本は高島屋裏の駐輪場を通って

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そして二子玉川小学校の敷地に消えていきました。

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もう一本は、前後関係から考えるとどうやら高島屋とその裏の駐車上ビルの間を通っているようです。なるほど、いままで気付かなかったけど確かにここは暗渠雰囲気醸してます。

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この暗渠は二子玉川小学校の東をまっすぐ北に抜けていきます。

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きれいなよく整備された蓋暗渠。

通気孔もなんだか新しくって。

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すしてまもなく丸子川に合流。正面マンションの手前に丸子川開渠が流れています。

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しかし今回改めて二子玉川を歩きましたが、街中は結構暗渠らしいものがたくさんありますね。多摩川と丸子川に挟まれ六郷用水が通り、昔はあちこちに小さな用水路が張り巡らされていたのかもしれません。

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今回の地図はこちら。

より大きな地図で 谷川緑道と合わさる流路 を表示

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暗渠ハンター 等々力満願寺裏を歩く 後篇

後篇は満願寺近辺です。

(前篇のコメントでnamaさんから「満願堂の芋きんつば」の話を振っていただいたのですっかり私の頭の中では「満願寺→満願堂→芋きん→お腹減った」という回路ができてしまいましたw)

満願寺の裏手北側に廻ると、そこは中央がくぼんだ谷地形。

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その一番低いところから北に伸びる蓋暗渠が見つかります。

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これは反対側の満願寺墓地内に続いている模様。

ちょっと背伸びして、というか車止めに登って墓地内を覗き込んでみると・・・

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蓋、続いてますねw ボケて見づらいけど。真ん中の灰色のところです。

さて、この蓋暗渠を北上してみましょう。

直角に車道が横切る道に出ました。車道の下には流れが見えます。

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そしてこの道を渡ったところが・・・

開渠!

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ほんの短い区間ですが、開渠です。

開渠が終る向こう側から写したものがこちら。

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暗渠も大好きなんですが、暗渠をたどっていった先にある開渠って、なんかどぉーんとした存在感があっていいですね。

そうそう、暗くなる頃にもういちどこの開渠を眺めにきましたが、他にこの開渠や前篇の蓋暗渠を念入りに撮影している方がいました。

暗渠仲間wと現地で遭遇したのって、初めてでしたw

これらの場所はひとつ前のトピック、「前篇」をご参照ください。

さて、手元テキストではこの「満願寺」内から東に向かう流路も載っているのですが、今回は確認できず。たぶん満願寺の内部にその秘密があると思われ。
今度は満願寺内に潜入を試みますw
機会を見て浅草満願堂の芋きんも買いに行きますw

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暗渠ハンター 等々力満願寺裏を歩く 前篇

前回ご紹介した都立園芸高の文化祭の帰り道は、園芸高と等々力駅の間にある暗渠を見つけ辿ってきました。

以前大井町線目黒通り高架下の「一瞬開渠」を見つけた時に、おそらく水源となるのは地形的にこのあたり・・・と目星をつけていたエリアです。

世田谷資料館にあった「ふるさと世田谷を語る」という史料にも、「(等々力駅)北部の台地は海抜40mもあるところがあって、3箇所の湧水があった。ここは野菜を洗ったり鯉の養殖に利用されていた」との記述がありました。

実際は満願寺というお寺の裏手から探索を始めたのですが、その付近は後編でご紹介し、今回は等々力3丁目29辺りから延々続く蓋暗渠から。(地図ではオレンジ色のエリアです)

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堂々とした蓋が続きます。

このあたりの道は両側が高い台地になっており、いかにも谷底。

野菜畑もあるでよ。

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突然蓋暗渠は消え、横の細道に流れを変えていきます。

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かくんと曲がって、東京都市大キャンパスの間に続きます。

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おっと、道を阻まれました。意地悪だなこの柵、出口ないじゃんw

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横切る車道を渡って向こう側に。

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マンションの狭間の狭い暗渠を行きます。

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またかくんと曲がって、再び広めの道の蓋暗渠登場。

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そして等々力8丁目24の交差点で暗渠消滅・・・。

今回は史料にあったような湧水的なところを探すのが目的でしたが、

このあたりだと怪しいポイントはこの公園だけ・・・・・って

あ。公園の写真取り忘れたorz。

この暗渠沿い、等々力8丁目18に「シンプルすぎる公園」があります。斜面と草っぱらだけの。ここは見ようによっては谷頭みたいにも見えるし、かなり怪しいと思うのですが地下貯水池やら消防水利やらよくあるサインは一つも見つからず。つまり何の状況証拠もありません。(っつか写真すらないしww)

ま、前半は「蓋暗渠鑑賞」ということで・・・w

後半は満願寺付近の暗渠とその先の開渠をご紹介します。

より大きな地図で 等々力付近の暗渠 を表示

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暗渠ハンター 都立園芸高に堂々潜入!

いよいよ都立園芸高の文化祭、「園芸祭」に向かいます。

純粋な動機で文化祭に来られているみなさんに混じって校門をくぐるのは、なんだか多少のときめきがありましたw

「私の目的はみなさんのように生徒諸君の日頃の学業の様子を垣間見たり生徒諸君が作った美味しい野菜を買うなどのことではなく、校内における水源を見つけるべく東側を中心に探索することなのである」 という目的をそれとなく表に出さないように注意を払って校門から受付まで進みます。

さて、捜索開始。敷地は真ん中で南北に高くなっているので狙いは東側半分です。

あった「水ポイント」は二つ。

一つは北東にあるプール。

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シーズンオフはバードサンクチュアリになっている模様w

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そしてもうひとつは南東にある西洋庭園の四角い池。

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位置的にはこの池が最も怪しいです。
もう人造度がかなり高くて?とも思いますが、これを反対側から見てみると・・・

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おわかりになるでしょうか・・・。奥に段丘があって、一段低いところにこの池が配されています。
つまり見立てによってはここには「谷頭」があって、そしてその直下に「水」場がある・・・。

谷頭部にはこんなおそらく水がらみの設備も。

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ポンプ小屋のようです。

「湧水をコントロールする」設備なのか、それとも「水道管からの水をコントロール」する装置なのか・・・。

しばらくこの池の周りを歩いてみます。下写真は池から件の南東の暗渠方面を眺めたところ。

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この奥の雑木林の中に足を踏み入れてわかったのですが、どうも池と校庭外の暗渠を結ぶ直線上の土だけが異様に柔らかでした。その部分だけ土の様子がちがいます。昔はここに小さな流れがあって、今はそれがすっかり干上がってしまったのでは・・・?という想像もできなくはないですね。

しかし始終決定打が見つかりません。痕跡が全くないならないで諦めもつくのですが、なまじいくつか見つかるだけに少々ヤキモキしますねw

しかしこれ以上はここで調べてみても怪しいだけなので、文化祭メイン会場に戻ることにしましたw。

懐かしいですね、こういう雰囲気。ちょっと疲れたので、PTA制作による大学芋&シュウマイ(すごい組合せw)を買って同行者とぱくつきながら校内見学。

立派なバラ園もありましたよー。すごいたくさんの種類が植えられてました。

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白いほうのバラはすっごくいい香り。

この他日本庭園(池あり)とか、高山植物園などもあるそうです。都内とは思えないほど贅沢な自然を味わえるところでした。生徒さんも毎日楽しいだろうなぁ。

さてさて、帰宅してからはあの池の「昔の姿」を探ります。「目黒区川の資料館」学芸員さんは「そういうときは学校の創立周年記念誌を見よ」と教えてくれたのを思い出し、見つけたのがweb上の08年発行「創立100周年記念誌」です。
いろいろなことがわかりますねえ。

へえ!大正10年にはここで陸軍大演習があり皇太子殿下(後の昭和天皇)が来校されたそうです。

へえへえ!1500年代にはこのへんは兎々呂城(とどろじょう・とどろき)というお城だったそうです。

しかしあの池のことについては「昭和24年、創立40周年を記念して作られた庭園」としか情報がない・・・。今後の課題ですね。

では今日のところの結論。

前向きバージョン】

●もしたしたら、園芸高東側の谷頭から湧水があってちょっとした流れができていて、それが校庭外南東の暗渠につながり深沢川(呑川深沢支流)に繋がっていた、という可能性もないではないw。

【後向きバージョン】

●園芸東側には「メタファーとしての谷頭、湧水、おまけに流路」があって、暗渠ファンの想像力を掻き立ててくれている。

こんど図書館にでも行った時に調べてみまーす。

次回は、ここから南下した等々力3丁目、東横学園付近と満願寺の間の暗渠&開渠をレポートしようかと思います。

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暗渠ハンター 都立園芸高校に(前置き篇)

都立園芸高校の「園芸祭」に行ってきました!

それは、この過去トピの仮説を検証するためです。以前呑川支流の深沢川を訪れたとき、三島公園内のビオトープから坂上につながる暗渠を辿ってみました。すると、その先は園芸高校敷地内に・・・。果たして園芸高内東側にこの暗渠の源流となる湧水があるのか?それとも単なる排水水路か・・・?

その前にですねw、

先日庵魚堂さんのトピにあった公園に隣接する深沢神社の湧水跡を確認してまいりました。

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ほんとに公園の隣。なんで私はこれに気付かなかったんだろうと自分のフシアナ加減に少々あきれましたw。

しかし、この神社の隣、幼稚園からも坂上にかけて暗渠がつながってるんですよね・・・。単なる下水路あとなのかもしれませんが、もしかして東西の分水嶺となっている園芸高の東側に湧水や池跡なんかがあるかもしれない・・・。そう思って園芸高敷地内に潜入することを兼ねてから目論んでおりました。
そんな矢先に大チャンス到来!
園芸高では毎年11月上旬に文化祭をやってるとのことwww それが今年は11月の7日と8日だったのです。

喜びいさんで三島公園から暗渠を再び確認しながら園芸高へ!

っと申し訳ありませんがちょっと時間切れで本日はここまで。次回は園芸高の中で水源を探るお話をご紹介いたします。

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学び多し。水道局・水道歴史館

御茶ノ水にある、東京都水道局の水道歴史館に行ってきました。

通常展示に加え、11/1~3までは「上水記」として
玉川上水敷設後に書かれた幕府向けの報告書に関する特別企画展が行われている、
と聞いたので。
初めて行きましたが、通常展も結構おもしろいです。
駒沢、大谷口、和田掘など都内の給水塔(この夏には私も駒沢給水塔を見て興味出てたとこですし)の説明とか。

これだけまとまって給水塔のことを知れるのは私的に貴重。
その他水道関係のさまざまな展示があって、つい「へぇー」っと小さく独り言をつぶやいてしまします。

企画展自体は、まあ「玉川上水のことを知る」ための展示ではなく
あくまで「上水記」のことを知る、というような趣旨でした。
会場には70歳くらいの男性とそのお子さんと思しき40代くらいのお嬢さんとのペアもいらっしゃって、
しきりに「○○から分水された水はどこをどうやって流れていくか」「●●から暗渠になっているがそれは緑道とせせらぎを作るなどして復活できないものか」的な玉川上水&暗渠談義をされていました。
親子でこの手のディープ話ができるってすごいなあと密かに感心しましたっすw

さらに。
この歴史館で感動的なのがライブラリーです。
川とか水道とかの文献ばっかりで卒倒しそうですw
ざくざくっといろんな資料を読み散らかしただけでしたが、以下のことが改めてわかりました。
笄川の上流にあった陸軍射撃場ですが、歴史を遡り明治9年の地図をみるとここに大きな池があったようです。その名も「蛇の池」。

■笄川の上流のうちの一本、
青山の梅窓院に続く支流のすぐそばにスキーショップ・ジローがありますが、この場所は昭和12年の地図では「飼魚場」になってました。

■以前
鮫河のトピックで住人のお婆様にお話を伺ったとき、「上流には池があった」とのことでしたが、それを裏付ける宗福寺南に大きな池が書かれている地図が見つかりました。

■渋谷区にあって松涛公園の池と合わさり宇田川に注ぐ「神泉池とその後の流路」、ずっと知りたかったのですが明記してある地図がありました。

■三田用水の三田(現伊藤ハム)付近か分水し、恵比寿ガーデンプレイス裏を通って渋谷川に注ぐ流路を知りました。こんどいってみよw

ってなわけで収穫満載。気がついたらもう5時の閉館間際です。
建物の裏の公園には「神田上水遺構を移転し再現した物件」があるというので急いで行ってみます。
まあ写真を撮ってもこんな感じにしか映りませんがw

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・・・暗くてなにがなんだかorg

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