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暗渠ハンター 桃園川を遡る⑤

さて、一旦流路を見失いかけましたが、たぶんここ!
というところで「つづく」でしたが、そのあたりから。
この「蛇行する一般道」に続く見事は「蓋暗渠の小路」を見つけました。
これ。両脇に竹林でもあったらなんだか京都チックでさえあります。
けどかなり「リンプン系」の昆虫が出てきそうな雰囲気です。
まあ入ってみっか。
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かっくんかっくんとクランク状に曲がっているので、まるで先の見通しが立ちません。
人がすれ違うのもちょっと厳しいくらいの幅です。
これは奥から振り返ってみたところ。
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2回曲がったその先は・・・関係者以外の進入を拒んでいます。
右に逃げるさらに細い道がありましたが、パス!

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さて「蛇行する一般道」に戻ります。
なお美しいカーブ!
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この道を進み、中杉通りを横断したところにこの道を見つけたとき、
流路を間違っていなかった確信を得ました!
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桃園川に間違いありません。どんどん行きます。
傍らにはこんな「ハーフ流路蓋暗渠」も。民家敷地内ですね;;;
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なんだかはじめは上品だった桃園さんも、この辺までくると
ちょっとワイルドな雰囲気を漂わせ始めます。
なんだか何かの拍子に桃園さんの「ムダ毛」を見てしまったような気になってきました;;;;
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お!なんかこの左の家、古くて新しい感じ!
この赤い壁がやたらモダンです!
(<ってこういう古くて赤い家に代々木川でも激しく反応してしまった気がします・・・w)
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左手に蓋暗渠の支流があったので、ちょっと追いかけてみます。
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これは結構長く続きますね。一般道と交差してもなお続く。
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いつしか蓋暗渠から舗装へと変わりましたが、
暗渠テイストに溢れていますw
程なくして流路は消えてしましましたが・・。
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さてまた桃園川に戻ります。
このへんはもう「ムダ毛」の心配もなくwすっきりした道になります。
えと、私はさっきのちょっとワイルドな桃園川のほうが
断然針が振れるんですけどねw

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さて桃園川流路は荻窪駅の北で青梅街道にぶつかり、
そこで流路は途絶えます。

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街道の反対側にも似たようなレンガの道がありましたが、これはきっと違う・・・。

あとで文献を調べてわかったのですが、この青梅街道沿いに人口の用水があって、上野写真の地点でその落ち水が桃園川に注いでいたようです。

しかしこの近辺の水事情は調べれば調べるほど複雑で、それだけ楽しいエリアだなあと実感しました。

さて。この辺りに桃園川の水源のひとつ、
弁天公園があるはず・・・。
仕上げにそこに行ってみましょう!では次回、最終回で!

地図は前回の「桃園川を遡る②」をご参照ください。

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コメント

毎度どうもですw

「ムダ毛」とか言って・・・女性読者たちをどっきりさせましたね。

しかしやっぱり見事な蓋暗渠はそこでしたか。
そこ、入る前はかなり素敵に見えますが、
入っちゃうと雰囲気悪くないです?私はかなり怖かったです。
個人的には、ひとつ前の記事の最後から2枚目の写真、
あの蓋暗渠がお気に入りです。確実にリンプン系居ますけどねw

投稿: nama | 2009年10月17日 (土) 13時49分

namaさん
「ムダ毛」発言、大変失礼いたしました;;;;。

確かにあの蓋暗渠はちょっと雰囲気ヘンでしたね;;;;。namaさんの怖い気持ちもわかる気がします。
我々暗渠を巡る身として、namaさんm含め本当にきちんと「防犯リスク」について日ごろから
意識を高めていなければいけませんね。
・・・なんて警察署から小学校にやってきた警部補講師みたいな発言になっちゃいますけどw、ほんと私たちの仲間から悲しい事故は絶対出したくないので・・・・。
お互い気をつけすぎるほど気をつけましょうねー。

投稿: lotus62 | 2009年10月17日 (土) 22時27分

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