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2009年10月

暗渠ハンター 松蔭神社駅前通りは・・・

世田谷線に松蔭神社前、という駅があります。
何気なくこの世田谷線に垂直に交わる駅前の商店街の道を通っていたら、なんだか気になるものが目に入ってきました。

これです。道の真ん中に。側溝(<ってすでに言いませんよね、中溝?)が。

Imgp3925

この舗装もなんか川筋めいた雰囲気ですね。

この道路は真ん中に向かって小さな傾斜がかけられており、雨水などはこの真ん中の溝に落ちていくしくみです。

昔川筋だったのでしょうか?それとも単なる雨水用下水路?

この中溝道は、松蔭神社(駅でなくて神社そのもの)から南下し、
世田谷通りの松蔭神社入口交差点までの短い区間だけ。

・・・これもまた半端ですね。

地形図を見ると、南(世田谷通り)から北(松蔭神社)までが緩やかな下り坂、
松蔭神社は背後の国士舘大学と同じ台地の上にあります。
どうもこの「中溝流路」は、世田谷通りから松陰神社前駅の横を通ってさらに
松蔭神社のふもと(って大袈裟ですが)をかすめ、
その先の烏山川に流れていた、のではないでしょうか・・・。

ではもういちど、中溝道をご覧ください。

Imgp3924


より大きな地図で 無題 を表示

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暗渠ハンター 谷沢川を行ったり来たり⑤の2 品川用水とつながってた?続篇

さて、昨日分で最後まで書ききれなかったので改めて続きを!

途切れとぎれにしか追えない谷沢川上流をあっちの道にいったりこっちの道に行ったりして追いかけて行きます。

この左端の暗渠です。

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蓋の横幅が微妙に変化しながら続きます。

Imgp3950

あ、こんな細い道に・・・。でもここなら一応公道だから入れるなw

桜丘3-8あたりです。

Imgp3999

さ、突入!

Imgp4001

あー。この先は消えてる・・・。

あたりをうろつきます。

すると小型ながら「すばる座状マンホール」を見つけました。

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桜丘3-11あたりです。

民家の奥には井戸も。

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ちょっと遠くてわかりづらいのでアップで。

Imgp4006

もっとわかりづらいかw

とうとうここで見失ってしましましたが、さっきのマンホールといい井戸といい、水の匂いがぷんぷんしますね。ちなみにここは東に向かって急に坂を上るような地形になってます。

その坂の上にはこれ。

東京農大成人学校。東京農大の社会人用実験農場なのでしょうか。

Imgp4011

Imgp4016

!?ってことは!

この施設の一本道をはさんだ向こうは東京農大です。

そしてそのはさまれた道は「品川用水」!!

たぶん品川用水の落ち水がこの坂を下って、

いま巡ってきた暗渠となった流路を通り宇山遊水地横の開渠に、

そしてそれが谷沢川へと注いでいたのではないでしょうか・・・。

さて谷沢川上流の話はここで一旦おしまい。

宇山遊水地にはあと数本の流れが注いでいたようなので、後日また探しに行くことにします。

今回の行程は、こちらの回を参照ください。

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暗渠ハンター 谷沢川を行ったり来たり⑤ 品川用水とつながってた?篇

さて用賀駅付近の谷沢川開渠から、再び世田谷通りを越えて宇山遊水地付近に戻ってきました。

今朝出会ったこの開渠の上流を遡ってみましょう。

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・・・今朝の興奮が蘇ってきましたw

世田谷通りに出てみたり、付近の道路を行ったり来たりしながら慎重に流れを追います。

お、駐車場裏に蓋暗渠となった上流発見。

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辿っていきます。

あれ、誰かんちの庭になってるw

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いろいろ脇道を探して辿ります。

おお、しっかりと紅白ガードレールに守られて。

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世田谷通りのすぐ横。ここから世田谷通り方面はこんな車止めの道でつながっています。

ずいぶん高低差がありますね。

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流れは再び「柵の中」に・・・ああー行かないでー。

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あ、いたいたw

橋跡みたいのまであってさらにテンションUP!

Imgp3944

しかしほんとに所どころ住宅に飲まれ、流路は非常に入り組んですすんでいきます。

掴んではすり抜けられ、また掴んでは・・・の繰り返し。

そこがまた楽しかったりしてw

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Imgp3946

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むわ。この回で上流探検終わりにしようと思いましたが、

テンション上がってたくさん写真のっけてしまいましたw

このあとは次回に譲りましょう・・・。

今回最後の写真は桜丘3-6にあった直列マンホールで中締めです。

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暗渠ハンター 谷沢川を行ったり来たり④ 開渠と橋裏篇

さて、いよいよ谷沢川が開渠となります。

用賀駅付近の田中橋。

Imgp3990_3

東名高速の高架に沿ってまっすぐに谷沢川が伸びています。

けっこうこの景色すきかも。

さあ、では高架の橋裏に注目してみましょう。

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珍しい橋裏模様です。ワッフルみたい。

せっかく開渠となった谷沢川ですが、まだこうして上空の高架で蓋をされ、

なかなか日の目を見ることができませんね・・・。

次は振り返って、暗渠開口部と高架橋裏をどうぞ。

Imgp3992

この後はあえて谷沢川の下流はたどりません。

なんせ今朝の上流部分が気になりまして・・・。

もう一度「宇山遊水地」へ戻って上流を探りに行ってきます!

こちら移動中の花苗農園。

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上用賀一帯は野菜畑がたくさん残るいいところです。

今日行ってきたINAXショウルームでのトークショウも、

「世田谷で採れた野菜を使った地産地消メニュー」のクッキングトークでした。

「大蔵大根」とか採れるんですって、この辺では。

では次回はいよいよ上流暗渠探検です。

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暗渠ハンター 谷沢川を行ったり来たり③ すごろく暗渠篇

さて、谷沢川暗渠はいったん環8の向こう側にいっちゃいますが、

すぐに環8内側に流路をとります。

INAXショウルームのすぐ南。

ここです。これ、ずらーっと蓋暗渠です。

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これは橋跡でしょうか。

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こんなふうな蓋暗渠がかっくんかっくん90度にまがって下流に進んでいきます。

このへんは区画整理が碁盤の目のようにされているんだそうです。

Imgp3969_2

ときにはこんなふうに交差点を横断しますw

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かくかくするカーブはこんな蓋がかかります。

近所の小学生は学校帰りに、絶対ここですごろくして遊んでると思うw

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用賀中学校の横を通りさらに南下。用賀中の角にはかつて野菜の洗い場があったようですね。

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蓋暗渠にたくさんのヒメツルソバが咲いていました。

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その後は「世田谷ならではの力の入った暗渠整備」の賜物(w)、

きれいな(<好きじゃないけど)歩道となります。

用賀3条通り(用賀いらか道)がこれ。

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こうなるともう「私の仕事は終わった」感アリアリw。

Imgp3987_2

そして用賀駅すぐ、東名高速の高架下で谷沢川は開渠となります。

開渠部分は次回で。

行程はこちらでご確認ください。

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暗渠ハンター 谷沢川を行ったり来たり② なんだ、谷沢川に続くんだ篇

とにかく、今日の目的地は砧公園北、環8沿いのINAXショウルームです。そこに早く向かわなくっちゃ。

と進路を南にとりましたが、

これが偶然にもさきの流路の続きだったわけですw。

世田谷通りを渡った上用賀6丁目。すぐに都営住宅団地となるのですが、

その間をこんなけなげに流れているではありませんか。

Imgp3951_2

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さあ、この後はあからさまな暗渠が続きます。

まっすぐいったり、90度きゅんと曲がったり。

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道を横断したり。

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まだまだw

気がつくと手元資料「川の地図辞典」で示す谷沢川水源流路となっていました。そうか、こことつながってんだ!

Imgp3959_2

そしてやっとこの先で環8に交差。

目的地はこの暗渠と環8の交差点近くにありました。

・・・間に合った。しかも暗渠巡れて一石二鳥w

さて、今回通る道がこちら。

●宇山遊水地を偶然見つけて喜ぶ

●遅刻を気にして急ぐがそこが谷沢川の上流だった

●まあとにかく用賀の開渠まで谷沢川を下る

●気になった遊水地から水源をさかのぼってみる

というのが今回シリーズの骨子ですw

全行程はこんな感じ。

より大きな地図で 谷沢川上流 を表示

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暗渠ハンター 谷沢川を行ったり来たり① 開渠じゃん!篇

環八にオープンしたINAXのショウルームでのトークショーを見に行こうと思って(ついでに谷沢川が近いから見に行こうと思って)、世田谷通りを自転車で進んでいると、私の視界になんか「あれ?」と思うもんが入ってきましたw

引き返してみると、奥に続く道にこんな横断幕が・・・。

Imgp3929_2

え?水路?

危?

・・・・・・キター!!!!

というわけで近づいてみるとなんと開渠が!!!桜丘3丁目28です。

みてくださいこれ!

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水の流れから、上の写真が上流方向、

そして次の写真が下流ですね。

おいおい作業車、金網ぶつかりすぎだよw

Imgp3928

で、ここに北から合流する流れもあって、三叉路になってます。

その北からの流れがこれ。

Imgp3927_2

この先すぐには、なんと!

ひろい遊水地がありました。

Imgp3933

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公園じゃなくって、本格的な遊水地。

うわーこんなの初めて見ましたよ。

こんな広々してるんだけど

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こんなくぼみもあってちょっと遊ぶにはつらいかもw

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井戸もあって、飲み水ではないけど汲むと水も出ます。

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宇山遊水地、というんだそうです。

うーん、トークショーに間に合わないから先を急ぎますが、

ここの上流・下流を確かめたくって仕方ない・・。

とりあえず行き先がたまたま下流方面なので、遅刻

しないよう下流にすすんでみることに・・・。

つづく。

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暗渠ハンター 蛇崩川支流をうろついてみる②

さて、蛇崩川支流はここからがクライマックスです!

前回では、支流入口から東横線高架まで書きました。今回は高架をくぐるところから。

高架下にはこんな階段がありました。

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なぜかくぐる前からたくさんの猫がそのへんに出没。

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?  と思ったら、この高架下で近所のオバサンらしき方が野良猫にごはんあげてて、それで猫が集まってきていた模様。猫くんたちはここでオバサンからごはんもらうのが習慣のようです。ちょっとした猫とオバサンの社交場。

オバサンとちょっと距離を置いて立ち、辺りに集まった猫くんたちをしばし鑑賞していると、この高架下をキックボードに乗った小学生くらいの女の子が通りかかりました。

「こら!人のいるすぐ側を通るときはその乗り物から降りなさいよ!」とオバサンがでっかい声で女の子を注意!

・・・そんなに危険な行為ではないと思うんだけどなー。【猫に餌をあげないでください】とデカデカと張り紙がしてあるまさにその場所で猫くんにごはんをあげているオバサンに怒られるとは、女の子もさぞ不本意だったろうなーw。

さて高架をくぐりますとすぐに流路はこの柵の中へ・・・かなーりワイルドな地帯ですね。ここには入れないけど、流路が続いていることさえ確認できればOK!

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違う道から先方に回りこんでみます。家の間の路地にするすると入って確認。お。続いてる続いてる。ヤバイくらいいい雰囲気です。

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再び回り込んで先に進んでみましょう。

見失わないように注意しなきゃー、と思って歩きましたが、ちょっといくと空き地の原っぱ出現。奥の塀手前が支流暗渠です。ははは。あからさますぎるw

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さ、塀までこの原っぱを草を掻き分け掻き分け進みましょう。

↓イメージカット↓

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塀まで行って流路を左右に見ます。まず左(下流)。

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そして右(上流)。

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こりゃほとんど民家で上流には進めませんねw

またまた迂回して流路を追います。

旋盤工場のような町工場があり、その裏でまた流路が確認できます。

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ちょっと重油みたいな匂いが漂ってきます。むーん(<幼い頃よく嗅いだ匂いなので、ちょっと懐かしい気持ちになってる)

さて、この辺りが水源のようです。支流の先には「守屋教育会館」「守屋図書館」など、元守屋善兵衛さんという方が区にそっくり敷地を寄付された模様。これが守屋さんです。

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ひろーい敷地だったようで、もしかしたら池かなんかあったのかもしれませんね。

なんせここ、地下に「防火水槽」が仕込まれてるようですからw

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帰ってからいろいろ調べてみると、この付近は水が豊富だったようです。東横線の高架をはさんだ反対側すぐのところに五本木小学校があるのですが、そこには昔池があったり大きな洗い場があったとのこと。このリンク先の「あらい場」右上にある交差点が、この守屋教育会館ですからね。

もし旧守屋邸に池がなかったとしたら、この「あらい場」から落ちてきた水がこの支流を作ったのかも知れませんね。

川の資料館にあった「五本木小学校創立記念誌」によれば、「あらい場」の北側には広大な田圃が広がっていたそうです。

ああー。しかしいい暗渠でした。ちょっと今まで廻ってきた中でもかなり萌え上位にランクインすること間違いなしです!

行程は前回記事をご参照ください。

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暗渠ハンター 蛇崩川支流をうろついてみる①

かつて蛇崩川の本流緑道を辿ったことがあります。

今回は、その支流暗渠についてレポート。

ことの発端は、目黒区役所にて100円で買ってきた「目黒区文化財マップ」です(目黒区川の資料館に掲示してあったのを見て、学芸員さんから入手方法を教わりました)。

文化財の在処を示す地図なのですが、何故か主な暗渠も記載してあるという粋なはからいがなされていますw

眺めていて気になったのがこの暗渠でした。この地図上では蛇崩川とつながりはなく、五本木1丁目と2丁目あたりで完結する不思議な流路です。宙ぶらりんな感じで。これをいつか確かめたいと思っていました。

ある日蛇崩川を歩いていたとき、唐突にその暗渠の入口を見つけました。まさか蛇崩川と繋がっているとはw!川端橋やや上流に、それは南に向かって「蛇崩川支流緑道」と堂々と書かれて延びていたのです!(上目黒4丁目23・24あたり)

このときはこの支流暗渠のことをほとんど意識せずに歩いていただけに、「あれ?もしかしてこれ?」みたいな間抜けな反応しかできませんでしたがw

こんな緑道(?っていうのかこれw)が南へと繋がっています。道に入るなりテンション急上昇!「これこれこれ!探していたのはこれに違いない!」

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どんどん進みます。

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この暗渠が大きな道にぶつかると、こんなモニュメントがあって、「蛇崩川支流緑道」をアピールw

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しかし。なお進むとそういった自己主張もどんどん弱くなり、私好みの暗渠に姿を変えていきます。いいぞぉ♪

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むーん。どんどんいい感じに。期待に胸が高鳴りっぱなしです!

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・・・しかしまだしつこく自己主張をし続ける蛇崩支流でありましたw

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ここで緑道然とした姿は途切れます。

しかし!ちょっと左にずれた道に見事な車止め発見!

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入ってみると、ヤバいくらいにいい感じです。マイフェイバリット暗渠タイプ!

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大きな道と交差してもなお続いています。結構長い、立派な(?)暗渠です。

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みてくださいこの「どうでもいい」ぼさぼさの感じ。

侘びです。寂びです。

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興奮して歩き続けると、やがて東急東横線・祐天寺~学芸大学間の高架にたどり着きます。

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さて、ここからがこの支流の本領発揮です!

次回をお楽しみに!!

より大きな地図で 蛇崩川支流 を表示

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暗渠ハンター 笄川上流をめぐる④

青山周辺の数箇所にはじまり、広尾を抜けて天現時橋で古川に注ぎ込む笄(こうがい)川。
今回は
①六本木・政策研究大学院近くから下る東の支流
②青山1丁目から下っていく真ん中の支流
③梅窓院あたりから下り西麻布で②と合わさる支流
④根津美術館から下り②と合わさる支流

のうち ④根津美術館から下り②と合わさる支流 を巡ります。

まずは水源の根津美術館の池から・・・・といきたいところですが、取材日は美術館の改装中・・・。この取材のほんの数日後に公開となりましたw

というワケで美術館の外観です;;;;

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正面入口の反対側、ということになりますね。この白塀の向こうに池がある・・・・

と想像してくださいw。

さてここからはこの大きな道をくねくねと下っていくのでしょうけれど、

道沿いには支流と思われる暗渠もいくつか延びています。

場所は西麻布2丁目の18あたり。

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小さな公園があり、この周りはいかにもな暗渠が張り巡らされています。見ごたえあり。

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さて、あとは③でご紹介した流路にすぐに合流してしまいます。

ただ、合流地点以降も似たような蛇行をするもう一本の道が並走しているんですよね。

こんなふうに。(写真は再掲)

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・・・もしかして隣り合った2本の川が流れていたのでは・・・・?

なんて勘ぐりもしたくなるような状況ですが、所々こんな下の写真のような高低差があるのだから、まさか2本並走というのは有り得ないよな・・・という結論に至りました。(写真は再掲)

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これで笄川の4回シリーズはおしまいです。

ここまで廻り終えて、帰りは西の急坂を上って高樹町に出ました。

またここはすごい坂、っつか崖ですね。

こんなふうに、アパートの普通の2階部分が「1階」になってる物件が多数。

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あらためて付近の地形のおもしろさを感じました。

行程は「暗渠ハンター 笄川上流をめぐる①」の地図を参照ください。

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暗渠ハンター 笄川上流を巡る③

青山周辺の数箇所にはじまり、広尾を抜けて天現時橋で古川に注ぎ込む笄(こうがい)川。
今回は
①六本木・政策研究大学院近くから下る東の支流
②青山1丁目から下っていく真ん中の支流
③梅窓院あたりから下り西麻布で②と合わさる支流
④根津美術館から下り②と合わさる支流

のうち③梅窓院あたりから下り西麻布で②と合わさる支流 を巡ります。ここは下流から水源方向に向かって。

今回の出発点は、②との合流点よりやや北の、この支流がぐぐっと東側に逸れていくところから。

この右の道に入っていきます。

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この道を進んでいくと、いくつかのさらなる支・支流が現れます。

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特に③の支流と外苑西通りにはさまれる一帯は、まさに支流まつり・暗渠大図鑑です。様々なタイプの暗渠をいっぺんに見ることができる狂喜乱舞地帯です。開渠のころは縦横に川と生活排水路が張り巡らされていたエリアだったのでしょう。

(下の写真は、日陰になってる左側が暗渠。見難いけどw)

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ふうー見ごたえがありました。住所でいうと西麻布2丁目、4~8あたりです。

元の支流に戻ります。

あ、道端に古井戸。疲れて両腕萎えちゃった感じですねw

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さてこの支流は右手に小さな公園を見ながら進んで、青山墓地から根津美術館方面を結ぶ高架橋の下に至ります。手元資料ではこの辺で流路が途絶えているので、もうここで終りかー、と小休止。

写真は高架を越えて北側にあるだだっぴろいコインパーキングの端にて。

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ふーちょっとくたびれたかな、なんてここから右手の景色を見やると・・・・

この、コインパーキングのまんなかを不自然に割いている白い舗装は・・・・!しかも彼方に車止め!

ありました、この先の流路が!!

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白い舗装の上を上流に辿ります。うわー、すっごい嬉しくなってきた!

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この奥を進むと、有名なスキーショップ・ジローのある交差点から一本西側の小さな交差点に出ます。

(↓参考写真。この写真はスキーショップジローであって、暗渠や流路ではありませんw)

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さらに進むと、微妙に蛇行。

この写真はこれまでとは逆方向、水源方向から下流を望んだものです。

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このあたりから流路はかくんと外苑西通りに向かって右手に曲がり、外苑西通りとぶつかって消えてしまします。

もしかして道の向こうに「つづき」があるかも・・・と反対側に渡ってみると・・・

梅窓院というお寺さんの横を這い上がっていく谷筋が。きっとここが流路ですね。

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この谷の谷頭は246。おそらくこの辺りが水源だった模様。

地図は前々回の ①六本木・政策研究大学院近くから下る東の支流 トピックを参照ください。

さて次回は笄川上流シリーズの最終回です。

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暗渠ハンター 笄川上流を巡る②

青山周辺の数箇所にはじまり、広尾を抜けて天現時橋で古川に注ぎ込む笄(こうがい)川。
今回は
①六本木・政策研究大学院近くから下る東の支流
②青山1丁目から下っていく真ん中の支流
③梅窓院あたりから下り西麻布で②と合わさる支流
④根津美術館から下り②と合わさる支流

のうち、②青山1丁目から下っていく真ん中の支流 を巡ります。ここは水源方向から下流に向かって。

青山1丁目から外苑東通りを南下し、ユニバーサル・ミュージック社屋(おお!ここは敬愛するジョアン・ジルベルトのCD版権をたくさん持ってるところだ!いつもお世話さまですw)をすぎてほどなく行くと、斜め右に入っていく細い道があります。
手元資料ではこの道の途中から始まる様子。
細い道を進んでいくと、すっごくでかい敷地をもつNTTカードソリューション社が現れます。ひろっ。
1ntt
駐車場スペースが広いので見晴らしがいい!→地形がよくわかる。
ここは前方の青山墓地・東京青山葬儀所につながる谷で、この敷地の奥(写真の逆方向)がおそらく谷頭です。調べてみると、このあたりは元陸軍の射撃場がひろがっていた模様です。

そして道路を越えて先に進み、これは東京青山葬儀所の敷地内からさっきの谷頭方面を見たところ。
2_2
・・・と載せてはみたものの、あまり学ぶべきポイントのない写真でした;;;;。
ここからは青山墓地の東南の端っこに沿って外苑西通りまで流れ、外苑西通りに一本西側の細い道を通って六本木通りを超え、広尾へと向かっていきます。

ここはおそらく「外苑西通り→ひとつ西側の、外苑西通りに並走する流路」の間をつなぐ暗渠なのでは・・・。
苔むした、一段高い家の土台がちょっとキテます。
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「外苑西通りに並走する流路」は、こんなかんじ。
2_3

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そして六本木通りにぶつかりますが、六本木通りから今来た流路を振り返ると、こうです。
1_2

さて次回は、さらに奥(北)から流れてきてこの支流に合流する、
③梅窓院あたりから下り西麻布で②と合わさる支流 をご紹介。
ここは途中に一大暗渠エリアが出現しています。

地図は前回の ①六本木・政策研究大学院近くから下る東の支流 を参照してください。

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暗渠ハンター 笄川上流を巡る①

青山周辺の数箇所にはじまり、広尾を抜けて天現時橋で古川に注ぎ込む笄(こうがい)川を数回に分けて巡ります。
笄。なじみのない漢字で最初は読めませんでした。髪や刀の横に刺すアクセサリーのことですね。
一説では「甲賀さんと伊賀さんの忍者屋敷が近くにあった」から、こうがいが川→こうがい川となった、という説もあるそうです。だったら「こがい川(子飼川とか?)」になっていた可能性もないではないわけで・・・。

さて、笄川は六本木通りを過ぎると一本の川となり古川に達しますが、それより北は数本の支流が走ります。
ここでは、
①六本木・政策研究大学院近くから下る東の支流
②青山1丁目から下っていく真ん中の支流
③梅窓院あたりから下り西麻布で②と合わさる支流
④根津美術館から下り②と合わさる支流
と分類し、順次巡ってみました。

ではまず、①六本木・政策研究大学院近くから下る東の支流 からどうぞ。

①の支流は六本木通りの南を短い距離単独で走ったあと、他の支流と合流します。

そこまで行かず、六本木通りに交差する手前(北側)から水源に向かってみます。

ここから水源に向かっては、六本木通りから北に、外苑西通りの横っちょを遡ってから大きく右(東)にカーブしていきます。

が、そのカーブ近辺の流路がちょっとややこしい。どれも決定的な証拠に欠けるし、またどれもなんか怪しい。いたるところ流路に見えてしまいます。

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6

5

うーん、結局よくわかんなかった、という中途半端さw。

でもこの道は間違いありません。

1

美しい蛇行。

左手には星条旗新聞社、政策研究大学院。その向こうは台地になっています。

政策研究大学院手前には、六本木ヒルズに通じる車道高架。この高架のすぐ手間はこの車道、トンネルだったのに・・・。アップダウンの激しさを物語ります。

高架をくぐって。

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三叉路。資料ではこの辺りが水源のはず・・・。

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しかしその痕跡はありません。

三叉路には法庵寺というお寺さんが。

怪しめるのはこのお寺くらいか・・・。

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池でもないかと覗き込みましたがそんな広さはありません。

うーん、結局この支流で「これだ!」と満足できたのは星条旗新聞社横の赤い蛇行道路くらいでした。

しょっぱなからなんかぱっとしなくって申し訳ないっす;;;。

今回の地図はこちら。

①はこの青いとこです。

より大きな地図で 笄川 を表示

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暗渠ハンター 桃園川を遡る⑥最終回

最後は桃園川水源の一つとされる弁天公園を訪ねてみます。

とはいってもどこにあるのか下調べしてなかったのでかなり迷いましたがw

きっと木立かなんかに囲まれているだろうから、遠目に林のようなものがないか探しながらいきました。

っと、その前に。青梅街道から東にちょっと入ったところに質屋さんがあるのですが(天沼3丁目8付近)、この質屋さんの裏にも味わい深い暗渠が。

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暗渠の半ばほどから先はなぜか中央に手すりのようなものがあり、センターラインのように暗渠道を左右に分断しています。ユニバーサルデザインw?

さんざんあちこち行きまして、やっと見つけました。ここ。

Imgp3401

奥に池があり、

Imgp3400

さらに奥にはこんな湧水滝が。

Imgp3404

背後が小さな崖に囲まれて「いかにも!」ですが、どうやらこの滝はフェイクのようです。

池のもうひとつの端っこにはこんな湧水風のつくりも。

Imgp3402

ところで、池の水面を見ていたら、水面を何かが泳いでいるのを見かけました。

すごく早いスピードで端から端を横切ります。「デカい鯉か?」と思ってみていたら、

肌色の50センチくらいある生き物がささっと上陸し向こうに去っていきました・・・。

なんとデカネズミ!!!!

うわーあんな野趣溢れるネズミがいるんだー!!

それにしてもデカい。猫よりデカいwwww

池のほとりには杉並区資料館。

常設展や蔵書はそう大きいスペースではありませんが、結構いい資料があってさんざ読みふけってきました。

ここで「杉並区の川と橋」「杉並の地形地質と水環境の移り変わり」の2冊の資料をゲット!

私の暗渠ハンティングにおける現在最北端の桃園川。

普段からなじみのないエリアに敢えて行ってみましたが、すごく楽しかったです。

①でも書きましたが、やはり桃園川の醍醐味は豊富な橋の遺構と支流にある、そんな気がしました。

地図は前回の「桃園川を遡る②」をご参照ください。

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暗渠ハンター 桃園川を遡る⑤

さて、一旦流路を見失いかけましたが、たぶんここ!
というところで「つづく」でしたが、そのあたりから。
この「蛇行する一般道」に続く見事は「蓋暗渠の小路」を見つけました。
これ。両脇に竹林でもあったらなんだか京都チックでさえあります。
けどかなり「リンプン系」の昆虫が出てきそうな雰囲気です。
まあ入ってみっか。
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かっくんかっくんとクランク状に曲がっているので、まるで先の見通しが立ちません。
人がすれ違うのもちょっと厳しいくらいの幅です。
これは奥から振り返ってみたところ。
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2回曲がったその先は・・・関係者以外の進入を拒んでいます。
右に逃げるさらに細い道がありましたが、パス!

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さて「蛇行する一般道」に戻ります。
なお美しいカーブ!
Imgp3386
この道を進み、中杉通りを横断したところにこの道を見つけたとき、
流路を間違っていなかった確信を得ました!
Imgp3387

Imgp3390
桃園川に間違いありません。どんどん行きます。
傍らにはこんな「ハーフ流路蓋暗渠」も。民家敷地内ですね;;;
Imgp3389
なんだかはじめは上品だった桃園さんも、この辺までくると
ちょっとワイルドな雰囲気を漂わせ始めます。
なんだか何かの拍子に桃園さんの「ムダ毛」を見てしまったような気になってきました;;;;
Imgp3393
お!なんかこの左の家、古くて新しい感じ!
この赤い壁がやたらモダンです!
(<ってこういう古くて赤い家に代々木川でも激しく反応してしまった気がします・・・w)
Imgp3391
左手に蓋暗渠の支流があったので、ちょっと追いかけてみます。
Imgp3392
これは結構長く続きますね。一般道と交差してもなお続く。
Imgp3394
いつしか蓋暗渠から舗装へと変わりましたが、
暗渠テイストに溢れていますw
程なくして流路は消えてしましましたが・・。
Imgp3395

さてまた桃園川に戻ります。
このへんはもう「ムダ毛」の心配もなくwすっきりした道になります。
えと、私はさっきのちょっとワイルドな桃園川のほうが
断然針が振れるんですけどねw

Imgp3397

さて桃園川流路は荻窪駅の北で青梅街道にぶつかり、
そこで流路は途絶えます。

Imgp3398
街道の反対側にも似たようなレンガの道がありましたが、これはきっと違う・・・。

あとで文献を調べてわかったのですが、この青梅街道沿いに人口の用水があって、上野写真の地点でその落ち水が桃園川に注いでいたようです。

しかしこの近辺の水事情は調べれば調べるほど複雑で、それだけ楽しいエリアだなあと実感しました。

さて。この辺りに桃園川の水源のひとつ、
弁天公園があるはず・・・。
仕上げにそこに行ってみましょう!では次回、最終回で!

地図は前回の「桃園川を遡る②」をご参照ください。

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暗渠ハンター 桃園川を遡る④

環7を越えます。
環7はここからちょっと北上すると高円寺駅手前の中央線の高架をくぐることになります。
桃園川付近はほとんど行動範囲外、だったのであまり思い出がないのですが、
ここは思い出深いところ。
大学生の頃はもっとずっと環7の南のほうに住んでいたのですが、
このヘンにひとり幼馴染が住んでいて、何度かチャリで環7を北上しあそびに来たことがありました。
その幼馴染のアパートのすぐ近くには、なんと私の敬愛する坂本龍一さんが住んでいたのです。
白い瀟洒な一戸建てに当時の奥様であるこれまた私の敬愛する矢野顕子さんと。
幼馴染は何度かご自宅前で坂本さんに会ったそうです。
とっさにサインをねだったらしいですが「あごめんねいまいそがしいから」とぼそっとした早口で断られたとのこと。
坂本さんこの頃過激な時代だったから、「バカヤロー」とか言われなくってよかったねと諭したことがありました。

さて環7を越えても桃園お嬢さんの「アクセサリー」は続きます。
Imgp3373
(かっぱの後姿付き)

Imgp3374

桃園さん、出会った頃(数時間前)よりちょっと幼い印象ですね・・・w

かと思うと支流っぽいところはかなーりワイルド。
Imgp3376

あ、もうじき中央線の高架を過ぎますよー。
Imgp3377

はい、サービスショット。
桃園川緑道から見た中央線橋裏でーすw
骨太でシンプルな構造、橋脚が結構狭い間隔で続いて中央線を支えています。
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高架を過ぎると、緑道が途切れます。
やばい。どっちへ行ったらいいんだろう・・・。
目の前に車止めがある道があるのですが、すぐその先には一般道が続いています。
Imgp3379
ほかの道もちょっとうろついて見ましたが一番怪しいのはやっぱりここ。
うーん、取り合えずこっちに行ってみるか。

たぶん正解!
一般道とはいえ、こんな見事に蛇行しているのでw
Imgp3381
この道にはこんな「いかにも!」な支流がいくつかありました!

Imgp3380
Imgp3382
さらにこの先に、見事な蓋暗渠の小道が見つかります。

そこは次回で!

地図は前回の「桃園川を遡る②」をご参照ください。

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暗渠ハンター 桃園川を遡る③

さて、緑道を辿っていましたが、
前回の「桃園食堂」を路傍に見てしまったので
なんとなくおなかがすいてきましたw。
美味しいコロッケでも齧りながらビール・・・
あーこんな秋晴れの爽やかな日、金木犀の香りを楽しみながらコロッケとビール!!!
などと脳内で盛り上がってしまっていたので、左手に長く伸びている商店街に入ってみることに。
「ぶらり各駅停車の旅」ではこういうときは必ずいい店が見つかるもんですが
ほんとうのぶらり旅ではそううまくは・・・・ってことで食欲(っつかビール欲)を封印してまた桃園さんに戻ります。
引き返すのも芸がないので往路とは違う道を選んで・・・・
なーんてやってたらすぐに方向を見失いましたwww。
でもそのおかげで支流川筋みっけました。
杉並第三小学校というとても歴史がありそうで立派な小学校と、その横の天祖神社との間の道がこれ。
Imgp3365
おお、この右側のカベ!左側のまるで川筋のガードレールみたいな遺構!

わくわくしてたら、神社の裏を回りこむ道があって(まだこの意味不明なガードレールありますよww)、ここが川筋のようです。
Imgp3366
さらに進むと・・・
Imgp3367
残念ながらこの先で普通のお宅にぶつかって消滅・・・。
行き止まりというわけです。
ですがこの道、横にある小さな公園の裏口につながっていたのでそこから抜けて桃園さんに近づくことに。
公園に入ると足下にこんな水道がいました、いえ、ありました。
・・・・なんだろう・・・・かえるみたいな・・・・?
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かえるにしては青すぎるしなんか口元はとんがってるし・・・。と首をかしげながら公園の正面出口を出ると・・・
Imgp3369
「かえる公園」。やぱあの水道蛇口オブジェはかえるだったんでしょうねww

※後日「杉並の川と橋」(杉並区郷土博物館)を見ると、この公園付近は昔薄暗くじめじめしていて、崖からの湧水もあったそうです。

さて無事桃園さんにもどりました。
さらに遡ります。
このあたりから、緑道路上のはしっこに細くてかわいい「蓋」が眼につきはじめます。
Imgp3370
さてもう環7も目の前っすね、というところで、右に続く蓋暗渠発見!
環7に併走するように北に伸びています。
Imgp3371
もうちょっと追いかけてみると・・・
完全に両岸の「お庭化」してますねー。
夏の午後にだけ咲く「午後三時草(ハゼラン)」がかわいい実をつけていました。
もうすぐこの実が爆ぜてタネが撒き散る頃です。
Imgp3372

そして、桃園さんは環7を越えて続きます。

地図は前回の「桃園川を遡る②」をご参照ください。

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暗渠ハンター 桃園川を遡る②

さて、桃園川の第二回はその名も「ももそのはし」からです。
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「ぞ」じゃなくって「そ」、にごらないんですね。
ここも見事に橋の遺構が残ってるのですが、ここが興味深いのは橋の下の「チラ見」ができること。
ですが暗いので水面がよく見えません;;;;。
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フラッシュたいて撮ってみればよかったといまさら後悔です。
桃園川の桃園橋ってくらいだから桃園の中心地!ってことになるのでしょうか。名前の由来は、そのまんま「昔桃園があった」ということらしいですが、このへんにあったのかもしれませんね。

あ、桃園食堂なんてのも。
Imgp3360
ちょっと惹かれます、こういう大衆食堂。なんかかわいいなあ。
ビールでも飲んでいきたいところですが本日はまだ営業していない模様・・・。

前回「桃園川の見所は橋跡と支流にあり!」なんてことを書きましたが、
ほんと橋の遺構はしっかり残ってます。っていうか当然敢えて残しているんでしょうね。
粋な計らいです、中野区。
いろいろな欄干とか。かかってた橋筋とか。
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道端には、久々の「すばる座状マンホール」。ちょっと小規模ですが。
Imgp3363
今日はここまで。
明日は、東高円寺付近でちょっと横道を追いかけたら軽い迷子になりまして、
その時に見つけた暗渠と「たのしいもの」についてレポートします。

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暗渠ハンター 桃園川を遡る①

さて、これまで私はほとんど渋谷川・目黒川・呑川あたりの水系をフィールドに暗渠ハンティングしてきたのですが、たまにはほかのエリアにも遠足気分で行ってみようかなと唐突に思い立ちました。

いえ、まだまだ私の主フィールドで探すものは山のようにあるんですが、天気のいい秋の日になんか違ったところ(というか普段あまり研究していない、よく知らないところ)にぶらっと行ってみるのもいいかな、なんて。(なので今回の写真はいつもよりちょっとだけ物見遊山フレイバーがかかっているものが数点ございますのでご了承くださいw)

行き先は桃園川にしました。

なぜか桃園川はリンクさせていただいている先輩皆さん(画面左側「東京Peeling! が敬意を表するするサイトはこちら」参照)が結構取り上げていますし・・・。「暗渠さんぽ」のnamaさんがこの川を女性にたとえていらしたのを妙に憶えていましたし(そんなたとえをされる暗渠ってどんな暗渠なんでしょうw?)、って理由ですぐ決まり。
行き場所を決めても、今回はあえて「情報を集めない」で向かいます。先輩各位のブログを読み返してしっかり見所をおさえてから行く、という方法ももちろん大事でしょうが、あえて今回は。
なにしろほとんどなじみも土地勘もないところですし、どうぜなら思いっきり知らないで行っちゃうことにしよっと。
さっそく神田川との合流地点まで行き、そこから遡る旅となりました。
行ってみた、主な感想をはじめに挙げておきますと
●緑道はきれいに整備されていて、橋跡もたくさん残ってる。「橋跡アクセサリーをたくさんまとった知的な女性」wみたいなイメージだった。
●支流が豊富で味わい深し。通うほどに収穫がありそう!
●明確に指摘できないのだが、いいかんじの「杉並」の空気に触れた気がする。
●帰ってから先輩皆さんのブログを読むと、行く前の100倍楽しかった。やっぱり暗渠も「答えは現場にある」ことが改めてわかった。

ってな感じです。

さーて、さっそく出発地点へと。まずは神田川合流点。右が桃園川です。
ここはちょっと前に「東京の水2009」のHONDAさんが過去の写真と比べられていたポイントです。

昔と比べるとなんかこう、「テクノロジー感」が溢れてますよね、開口部に柱があったりとか。架かっているのは「末広橋」です。
Imgp3350
この橋の横から桃園川緑道が続いていきます。
基本的にはこんな感じ。
Imgp3352
少々進めば傍らに宮下公園なるスペースが。お、池のようなものがありますが・・・・
枯れています。
Imgp3353
南側の横道を眺める。
あちらの高台からもここに水が集まってきたんでしょうねえ。
Imgp3354
緑道にはあちこちに休憩スペースが設けられています。
あ、豪華TV付き休憩場w!
Imgp3355
後ろには唐突に置かれた遊具も見えますね。

なにしろきちんと残った橋跡が多いのが桃園川の大きな特徴でしょう。
蛇崩川あたりは、橋の名前は碑に残っていても遺構はあまり見かけませんからねー。
これは「はこせきはし」
Imgp3356

緑道にはたくさんの金木犀が咲いていて、ずっといいにおいが漂っていました。
Imgp3357

さて今回はここまで。
次回はいよいよ桃園川の「桃園橋」からです。
桃園橋の下からは、どうやら水面?がチラ見できるようです・・・。

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暗渠ハンター 代々木川を下る 後編

さて代々木川後編です。
複数あるように感じられた代々木川ですが、
明治神宮裏にたどり着く頃には、流路がはっきりしてきます。
ここは山手線・首都高速とが交わるところ。この下を通っているようです。

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そしてしばらく山手線に沿って進みます。
なんか白黒コントラストのくっきりした景色ですねw
右手が山手線です。

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そして山手線から離れ、新しくできた副都心線北参道駅のすぐ南あたりで明治通りを越えていきます。
明治通りに出る手前はこの公園を通っている模様。

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原宿に近いのでオサレ全開と思いきや、路傍にはこんなクラシックなおうちも。
鮮やかな赤いトタンと屋根の傾斜がモダンアートのようです。マジかっこいい。

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千駄ヶ谷トンネルから繋がる大きな通りにでる直前がここ。
見事なツギハギ技です。

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そしてくねくねして。

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神宮前2丁目19というあたりで別の大きな通りにぶつかり、ここを流れていきます。
ぶつかる地点にはこの公園。

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この通りをまっすぐ行くと、まユナイテッド・アローズの横を掠めて渋谷川へと合流します。

Photo

前編にも書きましたが、今回の代々木川は、これ以外に数本並走する流路があったように思います。
痕跡があまりないだけに、難易度の高い暗渠でした・・・。

地図は「前編」を参照ください。

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暗渠ハンター 代々木川を下る 前編

さて今回は、渋谷川の西を流れていた代々木川を下ります。
今回はその前編。
手元資料では、水源は甲州街道を東西に走っていた玉川上水に限りなく近い・・・。
実際落ち水もあったのでしょう。
水源付近の玉川上水跡は、今はこんな感じになっています。

1

代々木川よりちょっと東に行くと、こんな橋跡も残っています。「千駄木橋」。

2

代々木川水源はちょうど今の文化女子大あたり。
この道が大学横の道。ここから下ります。

1_2

すぐに両側に大規模な公務員千駄ヶ谷住宅がありますが、この南端に文化女子大方面から出てくる暗渠みちが。
おそらくこれが流路なのでは?

3

その先はこんな。
味がありますねぇ。この苔はやはり下が相当湿っているからでしょうか・・・。

4

甲州街道から文化女子大横を通って下ってきた当初の道に戻ります。
行く手はこんなふうに蛇行しながら小田急線南新宿駅をくぐって進みます。

6

ただし・・・。
付近もうろうろしていると、すぐ横、ほんの4~5m東を並走する通りも相当に川筋らしい感じがします。
奥に見えるのが「奥の湯」w。銭湯です。

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この2本の道を両方追っかけてみることにします。
道端にはこんな落し物たちが。

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9

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横道には、こんなミニ開渠もありました。

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そして、これはちょうどその怪しい2本の流路の間に経っているマンション1階の駐車場。

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なんだかこの窪んだ駐車場を見ていたら、
もしかしたら並走する2本の流路は、幅のひろーい1本の川筋だったのでは?
という疑問もわいてきました。
昔のこのへんの川って、どのくらいの川幅だったのでしょうね・・・。私の想像力が足りません・・・。
あるいは湧水・悪水があちこちで混然となり、何本もの小さな流が縦横無尽に流れていたのかも知れません・・・。
前編はここまで。
さて今回の行程をふりかえります。青がこの前編。
次回後編分は赤で。


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暗渠ハンター 渋谷川を遡る③ 最終回

さて渋谷川源流までの旅・③です。
あんまりにもこの辺りインパクトが大きくて、ホントに「旅」した気分ですw
さて、二つ目の秘境公園の階段を上ると、
また大きな道路に交差します。
外苑西通りに戻ってきました。
この先は・・・と反対側を見てみると交番があり、交番をはさんで両側に淵が見えます。
これだ!
道路を渡って近づくと、橋の欄干的な柵の向こうに窪地。
写真はこの窪地に建設中の建物のフェンスです。

10_3

窪地にはこんな遺構も見えますね。
外苑西通りの下から垂直に出っ張っている構造で、
どうもアーチ型の橋の流路部分をあとから塞いだような跡が見えます。

11_2

その反対側に廻ってみると・・・
こちらはかなり雑な感じで流路を塞いでいますなw。

14_2

ここからその先、ずっとこの流路が奥に続きます。流路左側は古びた石のフェンス。左奥

からは新宿御苑の土地なので、これは流れの側壁護岸でもあり御苑との境界でもあるのだろうと思います。

12_2

ところで上の写真の中央下のほうの白い点は・・・・

13_2

猫でしたw
キミー!!蚊に食われちゃうよー!

さてこっからは、如何にこの側壁護岸つきの流路に近づけるかとあっち行ったりこっち行

ったり。この流路の新宿御苑逆サイドにはギリギリまでずらっと住宅が並び、これに阻ま

れて近づくことさえできません。
やっと確認できたのがここ。駐車場になってるスペースがあり、そこから流路方面をムリ

に覗き込みます。

15_2

お、手前のクルマはPEUGEOT206CCの後姿ですねえw
全然関係ないけど私PEUGEOTというブランドが大好きなんです。獅子マーク萌え。

さらに流路に近づく隙がないかと遡ります。

やっと一箇所だけ、流路にアプローチできる路地発見。
奥まで進むと流路が見渡せます。
まず下流方面を見たのがこれ。

161

そして上流方面がこれ。

162

暗くてひっそりしててまるで秘密の花園!(花咲いてないけどw)
総武線を越えてからというもの、秘境の連続です。

この上流奥は甲州街道。つまり大木戸門(玉川上水!)となるわけです。
その甲州街道手前には、昼間だけ開いている「新宿御苑大木戸門」に通じる連絡通路があります。ここから下流を眺めたのがこれ。

165

ワイルドでした。
結局渋谷川上流というのは、まず玉川上水からの落ち水と、途中この側壁護岸が途切れる辺り(上述のネコ地点)で合流する新宿御苑の玉藻池からの水とで成り立っているわけですね。

では、なんだか都心なのに「探検」に近かった今回行程の振り返りを。(今回分はピンク色)

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暗渠ハンター 渋谷川を遡る②

さて渋谷川源流までの旅・②です。
前回はこの線路際の公園まででしたね。

1

この公園を奥に進むと、階段を上って大きな通りに出ます。
階段から公園を振り返ったのがこの写真。「大番児童公園」だそうです。

2

これが流路だとすると、この先は・・・と。
向い側は小学校なのですが、その左にフェンスに囲まれた空き地があります。
「新宿区土木部工事課」と表札があって、資材置き場になっている土地ですね。
この奥の「グリーンベルトw」がたぶん流路。
まずこの広場の右側(さっきの公園側)。フェンスの隙間にカメラ入れて撮影。

3

そしてここから左にパンした写真がこれ。

4

どれ、左側を追っ掛けてみましょう。
大京町の歩道橋です。外苑西通りの向こうには新宿御苑の東側の門が見えます。

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この歩道橋のすぐ横に、どうも流路に近づけそうなほっそーい道があったので進みます。
ちょっと怖いぞこの細さw。
するとその道の奥には・・・・・

かつて見たこともない生物がw!

5

インディジョーンズかハムナプトラか川口浩かって気分です。
あんな細い道を通ってきて、出てきたところが
すっごい湿っぽい「原っぱ」。
この動物いちおう遊具のようです。そう、たぶん公園スペース。
だれもこんなことで子ども遊ばせたくないっすよー。
蚊とか小虫たくさんいるし草ぼうぼうだし。

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奥に進むに連れ、なぜか哀しくなる風景。

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どんつきには階段が見えました。
天国への階段か。

上って振り返るの図。

9 

渋谷川上流ダブル秘境公園責めをくぐりぬけたところで、今回はおしまい。
行程を振り返って(今回ブルー)、最後の次回につづきます。

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暗渠ハンター 渋谷川を遡る①

今回から数回に分けて渋谷駅前から四ツ谷大木戸付近の水源までをご紹介します。
・おなじみ・駅前からキャットストリートを辿るあたりまでの周辺の遺構
・混乱!キャットストリートを抜けたあたりの数々の暗渠
・荒れ放題!千駄ヶ谷駅を越えた地点の驚愕風景
・まるで東南アジアの遺跡!玉川上水の落ち水水路
みたいなのがこの数回のポイントになります。

さて、ではスタート地点はここ。暗渠マニアなミュージシャン加瀬さんのサイト(未リンク)で東急東横店下の渋谷川暗渠に潜入する話がアップされていますが、そこで「頭上からタバコの吸殻が落ちてきた 暗渠から見上げたら宮益坂下の側溝を通して街路樹がみえた」という下りで書かれているのはおそらくこの側溝のこと・・・。
加瀬さんの当時の怒りと共に出発。(いや、実際は水源から下ってきたのですが今回の構成上ここからご紹介します;;;;)

Imgp3127

遡り始めるとまずは宮下公園手前の駐輪場を通って明治通りを渡り、キャットストリート入口に「宮下橋」の遺構を見つけることができます。
ここから本格的な暗渠道となります。

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幅広の道ですが、中心部は公園だったり一段高い遊歩道だったり。
(以下しばらくは進行方向と異なり、上流側から下流側を振り返るアングルになります)

Imgp3123

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どんどん歩いていくと、もうひとつ橋の欄干登場。
「隠田橋」

Imgp3118   

そして表参道との交差では、「さんだう(参道)橋」。
にぎやかな喧騒のなか、かなり馴染んで立ってるので普段は気にも留めませんでした。

Imgp3114 
さらに奥に進んでいくとこんな感じ。

Imgp3111

あるところにはこんな下水管?が2本露出しているのが見られます。

でかい竹筒みたいですね・・・。遺構を上手に現代ファサードに昇華させた好例といえます(でしょうかw?)

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さらにユナイテッド・アローズのビル付近ではこんな遺構も。
「原宿橋」です。

空き缶こんなとこ捨てなさんなよ・・・。

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この先は周辺もずいぶんと静かになります。
それと共に支流らしきものもさくさん出てきて、
どれが本流だかわからなくなりました。

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外苑西通りを交差すると、とたんに明解になります。
「明治公園」として川の風情を保ちながら流路を示してくれるから。

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明治公園は総武線とぶつかる辺りまで続きます。
そして総武線を越えると・・・レンガ造りの橋げたの向こう側に、

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こんな奇妙な公園スペース出現。

Imgp3079
どんだけ暗くて地味なんすか・・・。
しかも「動物たち」はみんなあっちを向いて・・・
なにか未来都市で出会った未来市民がテレパシーで会話しながら
ストレンジャーである私に何かを暗示しているような・・・(読み物:少年少女SFシリーズみたいなのに出てきそうな貧困な比喩で失敬;;;)

奇妙な風景続出のこの先は次回で。

ではここまでの行程の振り返りです。(今回分は緑色)

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暗渠とバスターミナル②追加仮説

本日未明、二度寝してうつらうつらしてる時に思いつき、なんだかすぐにアップしたくなってしまったので特に本日は2個目の投稿ですw。

以前暗渠とバスターミナルについて当ブログで触れました。ここでは、「少なくとも東京都南西部一帯ついては、バスターミナルの立地は川筋と大いに関連性がある」と結論付けています。

そして仮説として、その理由を

■銭湯と同じく、水をたくさん使う(洗車用水とその排水)ので上下水の便のよいところにターミナルを作った。

■モーターリゼーションの進展・郊外の宅地化が進んだ高度成長期は暗渠化が進んだ時代とも重なるため、暗渠化とともに周辺湿地などが整備され、そこが公共性の高い事業主に優先的に売り払われた。

としました。

そしてhazさまからのコメントで

■平らな地形で造成しやすかった。

とのご意見もいただきました。

そしてリバーサイドさんからは

■川沿いは湿地帯で大きな建物が建てられず、わりと広い敷地が残っていたから。

と指摘いただきました。

リバーサイドさんからのご指摘、わかったつもりでいましたが、今朝やっと腑に落ちましたw。すごく素朴で「そんなんあたりまえやん!」と突っ込まれるかもしれませんがw

■なんにもない、コンクリートを敷くだけですむバスターミナルは、造成するときに深い基礎がいらないから。

ってことですよね!(<理解遅すぎか)

湿気をたくさん含む土はもちろん基礎が大変でしょうし(<想像)、そもそも大きな建築物には向かないはず。だから広場を広場として使う操車場やnamaさんがよくご指摘されている学校(の広いグラウンド)などに転用されていったのでは・・・?

まあバスターミナルと言っても2階建てくらいの管理棟は必要でしょうから、敷地の中の最も地盤の安定していそうなところ(水源や流路から最も遠いところとか)を慎重に選んで建てたのでしょう・・・(<これも想像)。

いやね、今朝半分夢の中で、水源地の上にコンクリート敷いてバス操車場を造成してる様子が浮かんできたんです。「いやー、コンクリ敷くだけだから簡単でできるなー♪」って現場監督みたいな人が話していたもので・・・・w

・・・考察つづくw。

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暗渠ハンター 青山病院跡地に残る池

青山・246通りに面するこどもの城や国連大学。

この裏側に、大きな池があります。2007年になくなってしまった青山病院の跡地で、いまはこうなっています。

Imgp3274

おなじみ暗渠大先輩の「東京の水」にも、この池に関するトピック(コメント)がすでに出ております。ここのコメントも一つひとつ興味深いものがありますが、私が注目したのは入院して池を観察されていたかたのコメント「干上がっていたが雨のあとは池になっていた」というもの。

この斜面の上方は国連大学・こどもの城そしてその他の商業施設がどかんと設けられているので、きっと昔の水脈は切れてしまっているのでしょうね。しかし雨後に水が集まって池になるというのも面白いですね。どんだけたくさん流れてくんすかw

そして、溜った水はどこに流れて行くのでしょう。この坂の下は渋谷川の上流があるので多分そこに流れるのでしょうが流路が特定できませんでした。(後日もう一度チャレンジしてみます)

ちなみに写真は10/4のもの。先週は何日か雨があったからこういう状況なのでしょうか・・・。何日か観察を続けてみたいものですが・・・

そうそう、池を見た後近くのベンチで、地図と資料を見ながら無防備な顔をしてサンドイッチ&ビールの昼食を摂っていたら、近くに住んでいる会社の同僚から声を掛けられました(<近いことは知っていたがまさか会うとは思いませんでした。びっくり!)。

「なにしてるんですか?」と聞かれたけど突然だったのでちょっと説明にしどろもどろw

この同僚に池の観察依頼しようかな・・・w。

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暗渠みたいなトンネル

前回の記事は鮫河でしたが、これを見下ろすような東側の崖上に、

総武線・首都高速線を跨ぐ朝日橋という橋が架かっています。

ここから下の線路を見たのがこれ。

なんかトンネルが暗渠に見えてきませんかw。

1_2

ちなみに反対っかわしはこんな風景です。

2

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暗渠ハンター 鮫河を下る

さて、今回は新宿通りの尾根から南に、赤坂御苑まで下っていく鮫河(赤坂川)です。

新宿通りといえば大木戸門から続く尾根が左右の分水嶺となっているわけですが、この川は新宿通りから南の谷を伝ってくる川です。

水源はイマイチはっきりしません。ただ、この水源付近の地形を見ると、

谷頭はこの新宿通りに限りなく近いようです。

新宿通りから鮫河に続く道がこちら。

1

ここを下っていきます。

途中、こんな味のある壁も。

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いつのまにか深い谷に入っています。西側はこんな感じ。

4

しかしこの通りは魅力的な暗渠満載です。

下り順にいくつか。

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この奥でたまたま傘を乾かしてるおばあさんがいらしたので、ちょっとだけお話を伺いました。

この道はもともとワイルドな下水だったそうです。昭和2年に開渠として整備されたのですが、

開渠だから雪の積もる日はここにずぼっと落ちるコドモがあとをたたなかったんですってw。

その後戦後に一気に開渠が舗装道路になったそうです。

鮫河の源流についても伺ったんですがそれは不明。

ただ、この道(新宿通りから下る道)の新宿通りそばには昔池があって、大雨が降ると池の魚がこのあたりまで流れてきたそうです。

ってことは鮫河源泉は新宿通りそばのその池!だったのかもしれませんね。

この下水暗渠の奥には、こんな蓮華(蓮)を持った観音菩薩様の像が埋もれていました。

こんなになってもやさしい素敵なお顔をされてます。

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さて、その他の支流たちをご紹介します。

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途中まで開渠!

西側はすごい崖。その崖下がけっこうキてます!

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こちらは東側の崖下に見つけた井戸たち。

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また東側にはこんな「センタライン暗渠」もw。

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さらにこんな温泉地みたいな風情暗渠!

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すごいですよ、この鮫河周辺は!まさに暗渠玉手箱w♪

さて、興奮してるうちに総武線を通り越します。

すると南元町公園に。

これがまた曰く付きの公園ですね。鮫ヶ橋せきとめ神を祀ってあるところ。

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公園ののの逆サイドにはこんな看板。

19_2 

昔はここにたくさんんの水が湛えられていたそうです。

ちなみに今もこの公園、

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下には貯水池が作られているそうです。

さて。この公園のすぐ横は赤坂御所。

鮫河はここから赤坂御所を経て赤坂見附に流れ、名前を「赤坂川」と変えて行きます。

これが御所。

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では本日の振り返り。

 

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暗渠で拾った小さなかけら 原町の暗渠

目黒区の区役所で買ってきた「文化財地図」という地図には、

なぜかいくつかの暗渠も記載されています。

それを見て原町2丁目の短い暗渠にいってきました。

(たぶん立会川に繋がる支流でしょうか)

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その暗渠にあったマンホール。

こんなくっつく必要どこにあるんでしょうかw

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なんて名前を付けましょう・・・。

A案 「双子マンホール」 <まあ普通か

B案 「眼鏡マンホール」 <小さい目玉がのび太くん似

C案 「アベックマンホール」 <あえて昭和風w

ご意見募集中ですw

三つ繋がってたら迷いなく「団子マンホール」と呼ぶべきと思うのですが・・・。

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五反田 氷川神社の湧水

五反田氷川神社に湧水を見に行きました。最寄り駅は目黒線・不動前ということになりますね・・・。

まずは現地の説明書きなどご覧ください。

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昔は東京7大瀑布の一つとまで言われたそうですが、いまは湧水の水量もわずか・・・。

平成元年(1988年)の改修を経て、その滝はこのような状態で佇んでいました。

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はい、もう滝にはなってないんですね・・・。

しかしこの岩崖に近寄ってみると、あちこちから水が染み出しているのが確認できます。

これらがこの浅い池を潤しているのでしょうか。

次は、この池の横にある石段を登って見下ろしてみたの図。

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石段を上ると本格的に氷川神社の境内となり、本殿が現れます。

この池、滝は2方向を崖に囲まれた窪地となっています。

・・・帰ったから気がついたのですが・・・

不覚にもこの池を出た後の流れがどこに向かうのかを確認し忘れましたorg。

目黒川とは至近距離。しかしここから目黒川に出るには一度ちょっと高い土地を通らねばならないはず・・・・。一体どこに流れていくのやら。

あー付近の暗渠やら地形やら、もっと確認すればよかった;;;

というわけで、五反田 氷川神社のありかです。


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暗渠と「コンシューマ・インサイト」

インサイトというコトバもずいぶん昔に比べると一般的になってきましたね。マーケティングや広告・コミュニケーション業界以外で使われることも多くなってきたのでご存知の方も多いかも。

市場の成熟化・メディアの多様化などから「大衆から分衆へ」とか「個のマーケティング」なんてここ15年くらい言われているわけですが、もはや定量的・表面的に生活者を捉えていてはお客様をわくわくさせることができんぞ!っつことで、広告業界の人たちは今躍起になって「コンシューマ・インサイト」なるものを探して・それを真ん中において商品開発やコミュニケーション構造を作り挙げようとしているのです。
ここでいう「コンシューマ・インサイト」とは、自分でもよくわかっていない(普段しっかり自覚していない)深層の「心のスイッチ」みたいなものです。
たとえば、「アジエンス」や「TSUBAKI」とかのシャンプーがヒットしましたが、あれは長らく金髪・欧米女性を美の権化みたいにしてきたけど、やっと「実は日本女性も美しい」「自分らしい美しさをそれぞれが持っている」という思いが現代女性の心の奥の奥になんとなーく芽生えてきたのを鋭いアンテナで捉えて(インサイトして)、商品化しキャンペーンを張った、みたいな。その結果ご存知のとおりバカ売れです。

前置きが長くなりましたが、私にとって「暗渠をさがす・辿る」のと「コンシューマ・インサイト」(以下「インサイト」)を探るのはちょっと似ているのかな、と思っているのです。

まずわかり易い暗渠とインサイトの共通点は、それが「ふだん覆われていて、見えない」ものだということ。だからすごく探したり追跡するのが難しいし、見つけるとすごくうれしくなります。
そして、暗渠は地形図や地図、各種資料と現地の地形を読んで仮説を立てて辿っていきますが、インサイトはいろんなツールを使って感情の起伏を捉え、仮説を重ね時には行動の追跡などまでして掘り当てていきます。
また、暗渠や川筋を特定できるとすごくすっきりします。いつもの見慣れた街が一皮剥けて(ピーリングされて)、新しい街の風景が立ち現れます。街は新しいレイヤーを纏って、もう一度周辺の構造(銭湯・バス操車場・団地・学校等々)が全体性を以って再構築されるからです。
インサイトも見つけるとすごくすっきりします。知らなかった心のスイッチ、知らなかった自分・知らなかった嗜好が見えてくるからです。そしてそれにアプローチするための、あるべき新しいコミュニケーション構造がすっと見えてきます。

私の暗渠に対する興味は、この「暗渠とインサイト」の類似性が発端となったわけでは全然ないのですが、暗渠を追いかけているうちになんとなく似てるな・・・なんて思い始めました。

・・・ってこじつけすぎでしょうかねw。 ワーカホリックなもんでww

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暗渠ハンター 大田区郷土博物館から内川を遡る

調べ物(当然暗渠・川関連♪)をするために、大田区南馬込にある郷土博物館に行ってきました。

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収穫は上々。博物館を出て坂を下っていくと、この辺りは内川の流があったことを思い出しました。庵魚堂さんがちょうどこの夏かなりの勢いで特集されていた内川w。

どれどれせっかくだから。私も辿って遡ってみることにします。

すぐに流路は見つかりました。

だってこんな立派な桜並木になってるしw

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すぐに国道1号線を跨ぎます。

流路脇にはこんな立派な柳の木。でかいっす。時間があれば木の下に佇むご老人にお声を掛けたいところでしたが・・・スルー。

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程なく、庵魚堂さんもかかれていた巨大施設に行く手を阻まれます。こんな「あからさまに隠してる」ところって、すごく興味をひくもんですね。

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この施設の北側は東海道新幹線・横須賀線の通り道。線路高架を越えて内川上流の流れ出るポイントを探してみると・・・・。

ありました。ここですね。

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ここで右からくる下水開渠が、内川に流れ注いでいる模様。

この写真はその足元に流れ込む下水開渠を上から写したもの。

ちょっとわかりずらいか・・・。

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これまた見事にあからさまな下水溝です。禍々しげな雰囲気に魅せられてちょっとこの支流を追ってみます。ここが今回の自分的ハイライトでしたw

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線路と並行して走る支流はすぐに坂(っつか山w)の中腹に飲み込まれてしましました。写真は支流が確認できる最遠ポイントからさっきの内川合流点を望んだところ。金網じゃまw。

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内川本流に戻ります。細い暗渠道が、環7まで続きます。

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途中は両岸(?)工事中だったり。

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暗渠道自体の工事中だったり。

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警備の方に何の工事ですか?と訊いてみると、

「・・・・・えっと・・・・下水管の付け替えです」と自信のなさそうなお返事。

まあこれ以上詳しく聞いてもお仕事の邪魔になるかと追加質問を断念w。

そして環7にこの階段で分断されます。

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環7を越えるともうすぐに「水源の碑」があり、暗渠道が終わります。

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これはその碑の足元から見る生内川。

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しかし庵魚堂さんもご指摘の通り、ここが水源とは思えません。唐突すぎる。

そこで周りをしばし探索してみました。

どうやらこの「水源」の背後(北側)は山となっている様子。

写真のような急勾配が迫っています。よく湧水地にありがちな地形ですね。

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結局水源の特定はできなかったけど、やはり「水源」碑は本当の水源ではなく、この崖地のどこかにある模様。

また訪ねてみたいところです。

では今回の振り返りを。

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