« 暗渠ハンター 呑川3つの上流③柿の木坂支流 | トップページ | 暗渠ハンター 大田区郷土博物館から内川を遡る »

ひさびさに、橋の裏のお時間でございます。

ここしばらく暗渠ばかり扱い、橋の裏側をあまり扱っていなかったので今回は久々に、橋の裏側から東京をぴりぴりぴりっとピーリング。

(ってかやっぱり興味の比重は圧倒的に暗渠にあるんで、当然の結果なんですがw)

以下、いくつかの橋裏をご紹介していきます。
今回は「適した鑑賞方法」によってタイプ分けしながらご紹介を。

まずは最近見つけたたいへん美しい「構造鑑賞型」橋裏を。
JR総武線・千駄ヶ谷駅東の橋裏です。渋谷川の水源近く。

Photo

橋裏は暗い。その暗いところを目を凝らして色や構造などを鑑賞するという点が、どこか古寺の賽銭箱あたりからご本尊に目を凝らす行動と似ていませんか?
この橋裏は、よく見ると大変鮮やかな緑色をしています。このトラスの構造もいいですね。両外側は×字ですが内側は×がない川の字型です。川の字のまた奥はどんな構造になっているのでしょうか。

次も「構造鑑賞型」橋裏です。
環7と246がぶつかる交差点で見上げる、首都高速渋谷線の橋裏。そう、ここはかつての品川用水跡水路でもあります。

72

どうでしょう、この流れるようなストライプ。前の物件と比すとかなり未来的ですね。
下にかつて流れていた品川用水の水の流れを模したデザインを採用してみました、というのは考えすぎでしょうかw。

続いてはちょっと違った意味での「構造鑑賞型」物件。
甲州街道と同経路を高架で辿っていた首都高速・新宿府中線が別方向に分岐する、京王線・上北沢駅付近。その首都高速の橋裏です。

Photo_2

橋裏の意匠自体はなんてことないですね。むしろ「意匠なんてかまってられっか」的な益荒男っぽさがあります。しかし注目はこの「関係者以外立入禁止っぽい階段」。
純粋に橋裏だけでなく、付帯設備によってまた夢(というか妄想)が広がる構造となっています。
限られた一部の人しか使ってはいけない、禁断の階段(<韻を踏んでるw)。

つぎは「シチュエーション型」橋裏です。
川崎市浮島といえば都心に住む工場萌えの聖地なわけですが、その浮島に向かう途中から「聖地に通ずる道」の上に「アクアラインに通ずる首都高速」の陸橋がかぶってくるわけです。
写真は浮島手前の殿町というところ。その首都高の橋を見上げたところ。

Photo_3

いい雰囲気です。この高所に位置する「ごわん」とした骨太の構造体が大変非日常的です。
まるでこの先のブレードランナー的工場夜景の序曲を奏でるようです。こうなるともう橋裏の細かい構造などどうでもいい・・・。そこにあるだけで素敵!写真の手ブレさえ全く気になりませんね。
え?そんなら橋裏でなくてもいいだろうって?・・・・そうとも言える節もないではありませんね。

そして次は「構造鑑賞型」と「シチュエーション型」のミックス。
天現寺付近の古川(渋谷川)と、その上を高架で走る首都高速です。

Photo_4

橋裏の構造も複雑で、見つめ甲斐があります。特にこの×字のトラスが、ずーっと先まで続く蛇腹みたいに見えるところが秀逸ですね。たぶん意図してないでしょうけどw。

また、シチュエーション型のツボとしては以下のようなことが・・・。
渋谷川は渋谷駅南から開渠となってここを走りやがて海に抜けていきますが、開渠となってなおこの首都高速に蓋をされている・・・・(もちろん蓋までの距離はすっごくありますがw)。
新宿御苑は玉藻池からはるばる暗渠を下ってきて、やっと渋谷駅過ぎて開渠になったのにさらに蓋を迫られる渋谷川。文明に玩ばれるかのような渋谷川の心中や如何に・・・・。
など勝手に盛り上がれる物件となっております。

さて、いかがでしたでしょうか。橋裏ワールド。
今日はこれまで、またの機会を。
「見上ーげてーごらんー、橋のーうーらをー♪」

将来は橋裏評論家(兼務)を目指そうと最近思うのですが、なんかそういう肩書きってすでに山田五郎とかが名乗ってそうな気もしますのでこれから調べてみますw。

|

« 暗渠ハンター 呑川3つの上流③柿の木坂支流 | トップページ | 暗渠ハンター 大田区郷土博物館から内川を遡る »

4000 橋の裏側を見てピーリング」カテゴリの記事

コメント

いや~チカラ入ってますねw。 影響受けたのか、最近ちょっと橋裏見上げるようになってしまいましたよ。萌えないけどww(橋跡は萌えるんだけど)
でも最後のやつみたいに川とコラボしていると、もの思いにふけったりできて良さそう!!

投稿: 生中 | 2009年9月30日 (水) 09時24分

ありがとうございます。
ちょっと橋裏ネタのときはキャラ少し変えようかとw。

投稿: lotus62 | 2009年9月30日 (水) 10時01分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ひさびさに、橋の裏のお時間でございます。:

« 暗渠ハンター 呑川3つの上流③柿の木坂支流 | トップページ | 暗渠ハンター 大田区郷土博物館から内川を遡る »