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2009年9月

ひさびさに、橋の裏のお時間でございます。

ここしばらく暗渠ばかり扱い、橋の裏側をあまり扱っていなかったので今回は久々に、橋の裏側から東京をぴりぴりぴりっとピーリング。

(ってかやっぱり興味の比重は圧倒的に暗渠にあるんで、当然の結果なんですがw)

以下、いくつかの橋裏をご紹介していきます。
今回は「適した鑑賞方法」によってタイプ分けしながらご紹介を。

まずは最近見つけたたいへん美しい「構造鑑賞型」橋裏を。
JR総武線・千駄ヶ谷駅東の橋裏です。渋谷川の水源近く。

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橋裏は暗い。その暗いところを目を凝らして色や構造などを鑑賞するという点が、どこか古寺の賽銭箱あたりからご本尊に目を凝らす行動と似ていませんか?
この橋裏は、よく見ると大変鮮やかな緑色をしています。このトラスの構造もいいですね。両外側は×字ですが内側は×がない川の字型です。川の字のまた奥はどんな構造になっているのでしょうか。

次も「構造鑑賞型」橋裏です。
環7と246がぶつかる交差点で見上げる、首都高速渋谷線の橋裏。そう、ここはかつての品川用水跡水路でもあります。

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どうでしょう、この流れるようなストライプ。前の物件と比すとかなり未来的ですね。
下にかつて流れていた品川用水の水の流れを模したデザインを採用してみました、というのは考えすぎでしょうかw。

続いてはちょっと違った意味での「構造鑑賞型」物件。
甲州街道と同経路を高架で辿っていた首都高速・新宿府中線が別方向に分岐する、京王線・上北沢駅付近。その首都高速の橋裏です。

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橋裏の意匠自体はなんてことないですね。むしろ「意匠なんてかまってられっか」的な益荒男っぽさがあります。しかし注目はこの「関係者以外立入禁止っぽい階段」。
純粋に橋裏だけでなく、付帯設備によってまた夢(というか妄想)が広がる構造となっています。
限られた一部の人しか使ってはいけない、禁断の階段(<韻を踏んでるw)。

つぎは「シチュエーション型」橋裏です。
川崎市浮島といえば都心に住む工場萌えの聖地なわけですが、その浮島に向かう途中から「聖地に通ずる道」の上に「アクアラインに通ずる首都高速」の陸橋がかぶってくるわけです。
写真は浮島手前の殿町というところ。その首都高の橋を見上げたところ。

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いい雰囲気です。この高所に位置する「ごわん」とした骨太の構造体が大変非日常的です。
まるでこの先のブレードランナー的工場夜景の序曲を奏でるようです。こうなるともう橋裏の細かい構造などどうでもいい・・・。そこにあるだけで素敵!写真の手ブレさえ全く気になりませんね。
え?そんなら橋裏でなくてもいいだろうって?・・・・そうとも言える節もないではありませんね。

そして次は「構造鑑賞型」と「シチュエーション型」のミックス。
天現寺付近の古川(渋谷川)と、その上を高架で走る首都高速です。

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橋裏の構造も複雑で、見つめ甲斐があります。特にこの×字のトラスが、ずーっと先まで続く蛇腹みたいに見えるところが秀逸ですね。たぶん意図してないでしょうけどw。

また、シチュエーション型のツボとしては以下のようなことが・・・。
渋谷川は渋谷駅南から開渠となってここを走りやがて海に抜けていきますが、開渠となってなおこの首都高速に蓋をされている・・・・(もちろん蓋までの距離はすっごくありますがw)。
新宿御苑は玉藻池からはるばる暗渠を下ってきて、やっと渋谷駅過ぎて開渠になったのにさらに蓋を迫られる渋谷川。文明に玩ばれるかのような渋谷川の心中や如何に・・・・。
など勝手に盛り上がれる物件となっております。

さて、いかがでしたでしょうか。橋裏ワールド。
今日はこれまで、またの機会を。
「見上ーげてーごらんー、橋のーうーらをー♪」

将来は橋裏評論家(兼務)を目指そうと最近思うのですが、なんかそういう肩書きってすでに山田五郎とかが名乗ってそうな気もしますのでこれから調べてみますw。

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暗渠ハンター 呑川3つの上流③柿の木坂支流

さて、連載:呑川の3つの上流、最後は一番東の柿の木坂支流です。

同じく東横線・都立大駅前からスタート。水源まで遡ります。

駅前から程なくしてこのような緑道となります。

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ほぼ環7と並行し北上する道。これは緑道から環7方面を望んだところ。環7は高台を走りこちらは谷を走ります。

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お。道の脇には消防施設。防火水槽として貯水がありました。

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緑道は遺構を使ったような車止めが立てられています。(ホントに遺構かどうか未確認w)

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そして左側ちょっと奥には知る人ぞ知るデザイナーズマンション「泰山館」の裏側が見えてきます。こちらはちょっと変わった(<いい意味でw)物件ばかりを豊富に取り揃える「東京R不動産」でも絶賛の人気物件。いつもたくさんのお洒落物件が載っているので結構このサイト見に行ってます、私。

実はこの泰山館に私の尊敬すべき先輩が住んでおられて、何度かお家にお招きいただいたことがあるんですがそれはそれはもう素敵なお住まいでした!!!

おっと、本題に戻ります。

しばらく緑道を行くと、「芳窪街かど公園」なるスペースが現れます。そうそう、ここはもう柿の木坂支流の源流に近いところなのですが、この辺り一帯は芳窪と呼ばれる湿地だったそうです。

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程なくして緑道終了。

うーん、まだもうちょっと源流まで遡れそうです。緑道の奥に続くあの道が怪しい・・・。あの歩道の感じとか。

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行ってみます。何本かの側道は支流を思わせるものでした。

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追い続けていると、環7と246がぶつかる交差点に行き当たります。その角にあるスーパーオオゼキの裏側がこの道。

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環7のこの地点には品川用水が通っていました。(交差点から環7をすこしだけ北上して左に流路を取っています)

さて、ここで行程は終わりますが・・・結局水源の特定はできませんでした・・・。

が、改めて思った仮説はこの2つ。

●数本芳窪と呼ばれる地帯一帯が水源であった。それゆえ緑道先にたくさんの支流暗渠がある。

●品川用水と芳窪は至近距離。品川用水の落ち水も水源としていた可能性もある。(高所を走るこ品川用水・環7から坂を下ったところが芳窪)

さて、これで呑川3大上流のシリーズは終わりです。

今回の行程を振り返ります。

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暗渠ハンター 呑川3つの上流②駒沢川

昨日から始まりました連載(<自分で失笑)、呑川の3つの上流を辿る旅の2日目は、3本のうち真ん中の駒沢川です。

今回は東横線・都立大駅前から遡ってみます。

まずはこれ。都立大駅南から続く緑道は駅北を走る目黒通りを横切るのですが、そこに掛かっていた橋の残滓を見ることができます。「中根橋」。

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ここからこんなふうに緑道が続いて・・・。

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やがて昨日ご紹介した深沢川と分岐し北上。

途中はこんなとぼけたトーテムポールもw。

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駒沢公園の南東に近づくあたりで大きな通り(自由通り・八雲5丁目14)にぶつかって緑道はおしまい。

しかし普通の道路になって向こうに続いています。

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あらら、何回もツギハギしましたね。暗渠らしい出で立ちで素敵ですw。

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手元の資料では、この先は駒沢公園の中、しかも競技施設の真下を流れているように記されています。ホントかなー。という疑いの目で公園をうろついてみると・・・。

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周りよりずどんと低いところをサイクリング&ジョギングコースが走っています。

見ようによってはこれ川筋にも見えなくないし・・・これが流路だったのではないかと私は思いました。

しばし北上したところでこのコースを外れ、水源に向かっていくと、こんな道に出ます。うん、暗渠の匂いがしますね♪

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やがて再び自由通りに出る手前から、太い歩道付きとなりま す。この歩道も匂いますね♪♪

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ところが自由通りに出てまもなく、この太い歩道はぷっつりと姿を消します。

自由通りのもう数百m先は品川用水・・・。

さて水源は???

実は歩道が消えるポイントで、同じようなレンガを使った私道(?)が左に伸びていました。奥の大規模マンション入口に続くアプローチのようです。

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これがまた緩い勾配を登るような感じで続いています。

雰囲気からして(<根拠になってないw)この上が水源だったのではないかと思いました。

もちろん距離から言っても品川用水からの落ち水、という可能性もあるかと思います。

さて、これから資料をあたってみることにします。

などと疑問や課題が出ましたがそれはほったらかしにして帰三軒茶屋の立ち飲み屋さんに寄って帰りましたw

お店を出てから「なんて名前の店なんだろ?」と看板を見たら、そのまんま「たちのみや」w。

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さて今回の振り返りです。


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暗渠ハンター 呑川の3つの上流①深沢川

呑川は、緑が丘駅付近で久品仏川を合流する前は、三つの川に別れて水源を構成しています。

今回はその3つの水源を辿る旅・その①として一番西側の深沢川です。

深沢川の源流は、田園都市線・桜新町と246号線(玉川通り)の間の地点といわれていますが、桜新町駅地上を通っていた品川用水からの落ち水が・・・という説もあります。

実際今でも確認できる暗渠の先端と品川用水はわずか100m強の距離ですからね・・・。

で、もし品川用水の落ち水から流れを作っていたとすれば、それはこの辺りです。丁度桜新町の駅真上にあたります。

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ここから南に下ると、途中から暗渠が確認できます。こんな。

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この「暗渠スタート地点」を品川用水方面に振り返ってみたのがこれ。

なんか笑っちゃうくらい唐突に始まりますね。

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さて、早速深沢川を下りましょう。

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246と交差する地点では、橋が残っています。新桜橋。

この橋の直前で一瞬開渠になります。金網越しに開渠を写したのがこれ。

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写真としては少々厳しいかw こんな風にこの開渠を覗き込む人ってどれくらいいるのかなぁ、とはこのとき思った素朴な疑問・・・。

246を越えるとまた暗渠が続くのか!?と期待していきましたが、

246向こうは結構長い距離を開渠が続きます。ちょっと拍子抜けw

(とはいってもたぶんこの開渠部分は水流の一部で、この下に暗渠があるんでしょうけど・・・その証拠にほとんどこの地点には水流がありません。)

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あ、いきなり銭湯発見。もう廃業されているようです。

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たぶん支流。いい坂ですねー。右も左も緩く長い坂が続き、いい感じの谷底感を味わえます。

深沢4丁目付近に右手に公園がありますが・・・・あ。池だ!湧水かも!?と思って見に行くと池のほとりにこんな石碑がありました。

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「三島の洗い場跡」です。

そか、湧水でなくて水のたまりがあったようです。この付近を物色すると、丘の方面にこんな穴。この水は他所から流れてきている様子。

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※追記:この水はこちらから流れてきていました。

というわけで、少しだけ深沢川を離れてこの支流を追っ掛けてみます。

地形的には支流方面は追いやすく、高い土地に向かってみます。

途中こんな遺跡(!?)も。うーん;;;;なんだろ・・・。

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さて池の上流と思しきところには三島幼稚園がありましたが、その裏側には・・・。

あった!人の通行を拒むような狭い暗渠です。

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この上流に回り込んでみます。まだ続いています。

が、さらに人の通行を拒むような・・・。

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また上流に回りこみます。

するとたどり着いたのは都立園芸高校でした。

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後日googleで見ると構内に池があるようです。そこから来てるようですね、この流れは。

高校はこの辺りでは高い場所にあり、高校の向こうはまた下に傾斜しているようでもあるので間違いなさそうです。

また深沢川に戻ります。

しばらく行くと右手に商店街「エーダンモール深沢」と交差します。

「エーダン」ってなんだ?「営団」?

まいいかw。

この商店街の道路は真ん中をへこませてありますね。

やはり川筋かも知れません。

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あ、こんどは消防署だw。やっぱり大量の水の利用を考えるて、川筋の側に配置したんでしょうね・・・。

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これは右手を並行して走る目黒通り方面を望んだところ。

目黒通りは高台を通っています。それで、こんな風な見事になだらかな坂を深沢川からのあちこちで見ることができます。

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さて、終点。②で取り上げる予定の駒沢川との合流地点です。

パノラマでどうぞ(<あんま意味ないけど)。

左が辿ってきた深沢川、右が駒沢川です。

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※ちなみに※

呑川についても暗渠大先輩の庵魚堂さんが「世田谷の川探検隊」で詳しく書かれております。今回も私としては「まず現地に行く。んで ブログに書く。その後『世田谷の川探検隊』はじめ他の方の記述をじっくり参照させていただいて自分とに相違点を確認し、今後の課題にする」方針で一連の記事を書くことにいたします。現地や周辺の情報をお持ちの方、どうぞ「それ違ってるよ」的なご指摘いただけると大変ありがたいです。

しかし自分で廻ったあとに庵魚堂さんの記事を読むとほんとにおもしろい;;;。

では今回の行程を振り返ってみましょう。

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暗渠ハンター 駒沢緑泉公園周辺をいく

駒沢緑泉公園。

田園都市線・桜新町駅の近くにある湧水を囲む公園です。

結構地味な公園でした(あくまで私的にはw)。よくある湧水の「三方崖」とかじゃないし。

正直言ってちょと拍子抜け(はい、私的には)w。

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ひらったい公園の真ん中にこんなふうな湧水が。付近は広く公園になってます。

この湧水がどこに流れるのかとても気になるところ。さんざん廻りを廻ってみましたが、南は坂を上がって品川用水。北にしか行きようがないんだが・・・。

断続的に暗渠が見られるだけでした。

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うーん、わかんない。でも地形から言って、これは品川用水でなく北の蛇崩川方面に流れ込んでいると思います。

近くにきたついでに、駒沢給水所もお立ち寄り。やっぱ異様ですわここw。

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とにかく地図はこんな感じ。迷いましたw。

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暗渠ハンター いもり川を遡る。

今回はいもり川。

青山学院大学構内から広尾を通って渋谷川(古川)に注ぐ川です。

今回の出発点はここ。広尾1丁目、臨(おお!)小学校の横から明治通りを望む。

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道の向こうはすぐ渋谷川ですが、明治通りから渋谷川まではこんな公園(写真正面)が間をつないでいる模様。

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そしてこんな道を上っていくと・・・。

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やっと暗渠らしい道出現。この左前の細い道。

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きたきた!これですがな。

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測道暗渠もいーい感じ!みてください!!!ってなんでこれでこんなに心ときめくんでしょうw。

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こんないいかんじの排水パイプがあったり。

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この灯籠も昔のやつかなあ。

・・・でも小奇麗だからもしかしたら家主の方がホームセンターで買ってきて据えつけた物か・・・?

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横の坂には廃墟寸前?(家主の方、失敬;;;)の段々塀。

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ちょっと道を外れたところには羽澤ガーデンがあるはず。住所からいってもココなんだけど・・・。

とうとう取り壊されるのでしょうか・・・。建築計画の標が立ってました。うーん、諸行無常。

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さて本流に戻ります。お。なんか畳三畳分くらいのよくわからない遺構。洗い場ってこんなだったのかな?

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そしてリンプン系の虫がでてきそうな細い道を抜けると階段。「いもり川階段」と名が付いています。

※文献によってはこの川の名は「イモリ川」とカタカナ表記がされていますが、この階段に付いていた標識がひらがなだったのでここではひらがな表記を採用しています。

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さらに進むと東4丁目の六叉路に。もうこのあたりになると川筋とは解らなくなります。

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そして六本木通りを越えて青山学院の敷地に入るところ。

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この横のS字道路が川筋かと思っていましたが、家に帰って「『春の小川』が流れた街・渋谷 川が映し出す地域史」(白根記念渋谷区郷土博物館)で確認すると、やはり青学内が水源のようです。

この資料によると、1991年の発掘調査で水源となる伊予西条藩松平家上屋敷のときのものと思われる池と水路の遺構が出土した、とありました。さらに、水路はさらに北から池に流れ込むようにして作られていたそうなので、その先に湿地帯があったかもしれない、としています。

とすれば246を挟んで反対側の谷にも青山病院の池がありましたから、結構このあたりは豊富に水が湧いていたのかもしれませんね。

さて今回の行程を振り返ります。


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暗渠ハンター 河骨川水源から小田急線まで

以前小田急線代々木八幡・千代田線代々木公園駅付近から参宮橋付近まで、渋谷川の上流宇田川のさらに上流である河骨川について書きました。

ご存知童謡「春の小川」のモデルになった川です。

今回はその水源を訪ねてみました。

「春の小川」跡はいまやメジャーな存在らしく、近所までくると電柱に案内板が掲出されています。

辿っていくと、「水源ココ」的な表示があるのですが、その指し示す先はどう見ても普通の高級マンション。

???と思っていたら、ちょうどそのマンションののの管理人の方が作業してらしたので思い切って訊いてみました。するとおじさん、「あ、よく訊かれますがこのマンションですよ。7年ほど前に大手デベロッパーが買い上げて、水源をマンションにしたんです。看板はまだ撤去されていないだけで・・・」とのこと。

いまはマンションか・・・。

ムーンライダースの曲で矢野顕子もカバーした名曲に「大寒町」という歌があります。

たしか「かわいいあの娘と通った店はぁぁ いまぁじゃぁ場末のぉビリヤーぁぁドぉ♪」という歌詞。

そんな気持がしました。誰を責める気持も全くありませんが。

その、私的には場末のビリヤードの場所がここ。

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さて気を取り直してここから川下り。(でも頭の中ではいまだ「大寒町」が流れてる)

こんな道を通って行きます。

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こんな遺構もあり。

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お。直列型すばる座状マンホール <って直列な時点で「すばる座」ちがうかw

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あ。廃業してるけど、銭湯跡地のようです。

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測道暗渠もいいかんじ♪

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なんか途中に大迫力の民家が・・・。

表はお好み焼きやさんと中華やさんのようです。

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さて、これを越すと小田急線参宮橋~代々木八幡間の線路にぶつかります。

続きは線路の向こう側。

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今回はここでおしまいです。

では、行程を振り返ってみましょう。


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暗渠ハンター 玉名川を下ってみる。

今日は玉名川。

玉名川は、八芳園内の池から白金を通って古川(目黒川  2015.1.19までこの間違いをほったらかしにしており、とびえもん様のご指摘によりようやくまちがいに気付いて修正します。渋谷川です;;;)に注ぐ短い川。

まずは八芳園の池から。この日はお日柄もよく、結婚式ラッシュでした。

私もどなたかのご家族に頼まれ数枚シャッターを押してあげることにw。お幸せにww。

ここが源流の池です。

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ここのはしっこ、玉名川に続きそうなあたりはこんな感じ。

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ここから清正公前の交差点まではちょっとクローズドで追うことができません。

ここは清正公前交差点の暗渠の出口と思われる中華料理店横。きっとここが一番低いので。

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このすぐ横に、コンクリに保護色のように同化していた猫発見w。

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ここはその清正前交差点。ほうぼうの下り坂が集まる地点です。

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あ、ここに消防署があったw。

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その後は割と特色のない道が続きます。

ま、たまにこんな遺構っぽいものも。

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そしていよいよ古川との合流点。この高速道路の下で合流です。

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合流点は見えるかなー?

と橋(新古川橋)の下をのぞき込んでみると・・・。

あっ・・・。

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今回のクライマックスw。

ここに注いでいたんですねー!この四角の暗いところ。

晴れ続きで水は流れてなかったけど・・・。

さて今回の振り返りです。


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暗渠ハンター 荒木町策の池で水路迷子になってみた。

ここのところ暗渠仲間でとみに取り上げられている(東京の水2009暗渠さんぽ)新宿荒木町「策(むち)が池」。みなさんの投稿に刺激され、さっそく行ってきました。09年シルバーウイークは「策が池まつり」と勝手に命名w。

私はこの神社横からアプローチ。

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こんなとこにほんとにあるんかいなと思って進むと、予想以上の急勾配が現れます。

しかもこの石畳だぁ。

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ここを下ると目の前に突然弁天様が見えてきます。当然そこには池。

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なんだか地元からも、観光客からも放っておかれたような場所。「ここに池あるよ!」と主張する赤い幟も哀愁を醸し出しています。こういっちゃなんだが、ここってどこか「廃墟」の匂いさえします(地元の池を愛するみなさんごめんなさい)。

特にこのほとりの椅子には参りました。モンマルトルっぽい?

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もう一度地形に着目しましょう。山の手の湧水は多くがそうですが、3方崖に囲まれています。これですから。

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しかしここはその「囲まれ具合」が半端ないっす。周辺を探索しましたが、四方が崖です。

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すげえ地形です。

池のまわりの底は、冒頭にご紹介した「東京の水」サイトで書かれているとおり広く池になっていたそうです。当然底の方はこんな「暗渠テイスト」にあふれています。

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夜にいったらもっと怪しいんだろうなあ。(昼間行ってよかったw)

不思議な引力のある界隈でした。池もそうだけど、この窪地全体にインパクトがあります。

紅葉川への流路がどこなのか探るつもりで行きましたが、結局どこが川筋の出口なんだか解らない・・・新宿湧水ラビュリンス。

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玉川上水のパイプ

先日、世田谷ボロ市通りにある世田谷歴史資料館に行って来ました。

入り口にいきなり展示されているのがこれ。

玉川上水そのもの。まあ言ってみればパイプというか、土管というか・・・。あたりまえだけど木でできてましたw。

高さはそうですね、60㎝程度でしょうか。

上水ですからね、開渠でなくこんな管を通していないと清潔さは保てませんものね。

(いままでは上水と言っても開渠でどばっと流れて来るもんかと思ってましたw)

なんかすごいなあ。作るの大変だったんだろうなあ。なんてシンプルな感想がただ沸いてくるのでした。

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暗渠とバスターミナル

前回のトピックで「品川用水と銭湯」の関係地図を作ってみたら結構ハマっちゃってw。

今度はバスターミナル(営業所:広い土地にバスがたくさん停まってて、折り返したりするところ)をプロットしてみました。東京都南西部だけですが・・・。

地図上のバスマークがバスターミナルを表します。

青ピンマークは「ドンズバ」ではないですが、谷筋や主要暗渠との距離から見て「関係あり」と思われる物件です。

【090921加筆修正】赤いポイントはみなさんからのコメントで教えていただいた「川関連濃厚」物件です。(namaさん、リバーサイドさんありがとうございました)

より大きな地図で 暗渠とバスターミナル を表示

●東急バスは、都内に営業所として7つありますが、その全てが暗渠・川筋の至近距離でした。(営業所でなく単なる折返し所で一カ所若林にありましたが、そこは北沢川から600mほど離れていますが北沢川に繋がる谷筋にありました)

●小田急バスは、総数は掴めていませんが同上の谷筋に1件、北沢川沿いに1件を確認しました。

●都バスは、都南西エリアに4件の営業所がありますが、全て暗渠・川筋(用水)、運河の至近距離でした

つまり、都南西エリアに限っていえば、「暗渠と関係のないバスターミナルはない」という結果になりました。

namaさんや庵魚堂さんにもかつてその原因についてご指摘・コメントいただきましたが、やはり

■銭湯と同じく、水をたくさん使う(洗車用水とその排水)ので上下水の便のよいところにターミナルを作った。

■モーターリゼーションの進展・郊外の宅地化が進んだ高度成長期は暗渠化が進んだ時代とも重なるため、暗渠化とともに周辺湿地などが整備され、そこが公共性の高い事業主に優先的に売り払われた。

という仮説が成り立つかと。

手元の古地図ではちょっと限界があるため、後日別な古地図を使ってバスターミナルの元地をしらべてみるコトにします!

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品川用水沿いの銭湯

品川用水を巡っていて確信を持ちました。

いつか「暗渠さんぽ」でnamaさんがご指摘されていた「暗渠沿いに銭湯が多い」という件

試みに、品川用水(京王線千歳烏山駅~JR京浜東北線大井町大井付近)までの間にどれほど銭湯があるかをプロットしてみました。

※銭湯の所在は現地調査&「東京銭湯お遍路MAP」(東京都公衆浴場業生活衛生同業組合)2008年入手版を元にしています。非組合加入の銭湯は漏れがあるかもしれませんし、現在廃業しているものも含まれている可能性があります。また場所は町丁以下号数までは正確を期したつもりですが番数は不正確な場合があります。

すごい。見事に16件が水路沿線に出現しています!

より大きな地図で 品川用水の銭湯 を表示

すごいすごい!!

ちょっと感動w。

作業中銭湯の地図を眺めていて思ったのはやはり品川用水に限らず川筋のそばに多いなあと・・・。

先日行った久品仏川なんて水源付近(元久品仏池)には2件の銭湯があったり。

「なんかこのへん銭湯多くない?」と思ってた数件の銭湯が同じ川筋に沿っていたり。

すごいなあ。純粋に驚きました。また頭の中にレイヤーができました。

銭湯レイヤーw。

仮説を提示していただいたnamaさんに感謝。

銭湯以外で用水・川筋付近に多く出現するもの仮説としては以下。

・バス操車場

・消防署

・氷室

これらはこのあともプロットして検証を試みていきますね。

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一日暗渠漬け

遅い夏休みを一日取って、今日は一日暗渠漬け。

今日の行動と収穫を、備忘録替わりにちょっとメモしておきます。

1 世田谷区の施設に行って川筋関連の資料入手

2 目黒区役所に行って同資料入手

3 平塚橋から品川用水を下る。呑川交差後の川筋確認!また銭湯がこの筋に異常に多いことを確認。消防署も多いのかも?

4 大田区郷土資料館にて資料入手。区内の川筋と湧水確認

5 内川が近いのに気付き、遡上。変わった開渠合流点確認。始点まで行くが場所について疑問沸く

6 一旦荏原雨水貯水池にて休憩

7 原町2丁目の名もなき暗渠を辿る

8 清水池で休憩

9 学芸大から品川用水を遡る。品川用水沿道に氷室が多いと疑惑沸く

10 芦花公園あたりで品川用水川筋を見失う

11 一旦甲州街道に出て、桜上水から水道道路に入り松沢病院あたりから北沢川緑道を下る

12 北沢川緑道が世田谷線山下駅でとぎれるところで追跡終了、付近に小田急バス操車場を発見

13 世田谷歴史資料館にて資入手。久品仏川と逆川付近の昭和初期の様子確認、水源の中心ねこじゃらし公園は当時大きな池だったことを知る

14 ボロ市通りの神戸屋肉店でコロッケを買って近所の神社でビールと一緒に食す♪

15 世田谷通りから名もなき暗渠発見、烏山川緑道に通じる

16 淡島・若林付近(北沢川)で小田急・東急合計3カ所のバス操車場を確認

ふー、さすが一日ぶらっとすると結構成果があるもんですね。

後ほど各項目レポートします!

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暗渠ハンター 九品仏川を遡る

大井町線緑ヶ丘駅南で呑川に合流する、九品仏川を遡ります。

まずはここ。

緑ヶ丘駅そば、南側で開渠となる呑川ですが、ここが九品仏川の合流地点。

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ここから西に九品仏川上を緑道が走っています。

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緑道はこの奥ですぐに大井町線で分断されます。

大井町線を越え、線路方面を見たのがこの写真。

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あ。大径マンホール跡でしょうか。

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ちなみに大井町線に沿うように続く側溝も付近に見られます。・・・枯れてます。

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さ、緑道を辿りましょう。

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2回目の線路交差です。どん突き。

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悲しいけどこのどん突きは無責任な粗大ゴミ置き場となっていました。

線路を越えると、自由が丘ももうすぐです。

ここはマリクレール通り。ちょっと書くのもこっぱずかしいですが、なかなかいい雰囲気ではあります。

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そういやここで毎年行われる「マリクレール祭り」では付近の商店街やらがたくさん屋台を出して賑わいます。

ワインのボトルをほぼ酒屋店頭価格で売るお店もたくさんあって、ベンチに陣取ってスパークリングワインなんぞをすぽーんと空けちゃうとかなり気分いいです。

今回も普通に日曜日なのにあんまりにも人が多いです。

さてこれを過ぎると3回目の鉄道との交差。東急東横線をくぐって、さらに4回目の鉄道交差・大井町線を三度越えていきます。

あー少し落ちついてきましたね。

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こういうのも安手の古代遺跡みたいで可愛らしいです。

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石畳の緑道が続きます。

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ほどなしてく九品仏という地名の由来となっているお寺、浄真寺の裏側に差し掛かります。浄真寺の山号が九品山、っていうんですって。(Wikiより)

浄真寺の墓地裏と緑道を繋ぐ側溝です。野趣溢れる一帯ですw

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こちら緑道と墓地の間に駐車場がありました。ここに通じる道も相当に川べりっぽいですねー。

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ここから緑道はあたかも林道のように変わります。リンプン系昆虫が現れないことを祈りつつ進みますw

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すると出るのがここ、ねこじゃらし公園。これまた野趣溢れまくってます。公園っつかこれ昔遊んだ空き地みたい!私が子供だったら大喜びです。

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ここから水が湧きでて小川を作り、緑道暗渠に合流している模様。途中の小川はたくさんの水生動物がいてこれまた私が子供だったら大喜び!!

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しかしこの湧水設備はどうも人工の匂いがぷんぷんです。きっともっと上流があるのでしょう。

世田谷区教育センターでいただいてきた資料「世田谷の川(2)呑川水系」によると、

「九品仏の台地を囲んでいた水田は、奥沢の底無し田圃といわれた深田で、大正の終り頃まで鷺草が自生していた」

とあり、古地図を見ても田圃だらけです。

というわけで周辺も調査してみることに。

緑道はこの公園の北数10m上流まで続いて終わります。写真奥の車止めが終点。

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しかし終点のある道路の反対側には、こんな不自然な歩道がありました。これ、きっと暗渠が続いてる・・・。

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ということで今度はこの道沿いを探ります。西にやはり数10mいくと、この道と直角にこんな緑道がありました。

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比較的まっすぐだし傾斜もあまりない&道の両脇はほとんどいまでも農地なので、たぶんこのあたりの田圃を潤し区切る農業用水だったのではないでしょうか。

また前記の資料も踏まえると、九品仏川の水源はねこじゃらし公園一ヶ所だけでなく公園を含むこのあたり一帯、結構広い範囲で点在していたのではないかと思います。

→後日昭和30年当時の地図を確認したところ、ねこじゃらし公園一帯は「久品仏池」という池だったことがわかりました。この一帯が水源だったようです。
→2015.9.30さらに追記。上の書き方だと誤解が多いので、下の2つの観点からも、取り消し線を入れることにしました。
・そもそも九品仏川については時代によって水源が変わっているであろうこと、
・「水源」という言葉自体も「最遠の湧出点」をさすのか単に「川の起点」をさすのかもあいまいで、ここではその定義もしていないこと
コメントでご指摘くださったhobokingさまに感謝申し上げます。

まあもともと九品仏川の上流は現在の谷沢川といわれていますが・・・。(等々力渓谷湧水に始まる谷沢川が、谷頭侵食によってどんどん奥に伸び、本来の九品仏川の上流に達して流れをそっくり奪ってしまったということです)

九品仏川・谷沢川のお話は、私自身で「逆川」(先日の記事でHONDAさんが教えてくださったやつ)をフィールドワークした後に書くことにします。

それでは今回の行程を振り返ります。

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暗渠ハンター 洗足池から呑川まで(池上用水)

先日は洗足池から水源の清水窪まで辿りましたが、今回は洗足池から呑川合流点までの池上用水を辿ります。

まずは洗足池の南端すぐにある池上線洗足池駅。改札横のトンネルが 流路のようです。

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そして駅を回りこむようにして流路が続きます。

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こういうよくわからないデッドスペースも暗渠周りにはありがちw。

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さてここを左に折れます。

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この歩道の奥のほうに、流れが見えてきます。

これを開渠と言っていいのかな・・・。暗渠の水の一部を露出させてる感じでしょうね。北沢川緑道方式w。

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こんこんと水が流れ出てきます。

しかしこんこんって擬音語なのかしらん?擬態語?

いずれにしても最初にこの様子を「こんこん」と言った人のセンスはどんなだったんでしょう。いえ文句をいっているわけでなく、こんこんと表現するなんて常人じゃできないよなあなんて。

流れは続きます。

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周りはすごい坂。暗渠を廻ってると、周りの坂地形に感心することが多いです。今日の両側の坂も素敵です。ため息が出ちゃいます。いい坂だなぁー。

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側道の暗渠もいい感じw。

ほんとはこういう暗渠が好きなんですが・・・なになにしばらくは有名どころの暗渠川筋を押さえ、それが終ってから側道暗渠を見つけるようにしようかというのが私の目下の方針なので。

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さて道がせまくなってきました。こっからはかなり川面がワイルドになります。

なんかすごいことになってきた。

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このへんは住宅と道の間に川筋が通っており、橋を駐車場代わりにするお宅もw。

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この先で暗渠になります。

さらに大きな交差点を越えて、長慶寺というお寺の前を通ってこっちのほうに。

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この細い暗渠を抜けると車道と一緒になります。

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まもなく新幹線の高架を越えるのですが、そのあたりになると全く川の形跡がなくなります。

しかしもう呑川は目と鼻の先。合流点到着です。

呑川ってなんか太くて水面が深くてまっすぐで、ヘンな存在感がありますね・・・。

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この本村橋と一つ下流の道々橋の間では、川に蓋をするような格好で何かの工事を進めていました。

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さて、池上用水は先ほどの長慶寺から二股に別れて呑川に注ぎます。

そのもう一方の川筋の出口がこれ。

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ここから長慶寺までも川筋を想像させるものはほとんどありません。

しかし驚いたのは、途中横を掠める子安神社。この断崖です!!

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上ってみるとそれなりの達成感もw。

しかしほんとこの辺は高低差が激しく味わいのある坂がいっぱいです。

この台地が環7夫婦坂辺りまで続いているのでしょうか。

さて、今回の行程です。

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暗渠ハンター 尾山台から等々力に続く暗渠と一瞬開渠

先日九品仏川を遡ってきましたが、本編はまた後日。まず今回はその源流を探していた時に見つけたものをご紹介します。

九品仏川は野趣溢れる「ねこじゃらし公園」あたりで痕跡を消しますが、付近にもう一本、南北に走る短い緑道があります。九品仏川源流はこれと関係があるのかな?と思って南下しましたがどうも違う様子。まっすぐだし、両脇は農地だし、昔の農業用水の名残かな・・・。この緑道も大井町線、九品仏・尾山台間で鉄道にぶつかり途絶えてしまします。

(Googleで確認すると、鉄道を越え尾山台中学校をぐるりと囲む感じで暗渠が続く模様。後日調査に向かいます!)

うーんと途方に暮れて尾山台駅方面を見てみると・・・。

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普通のアスファルトの道ですが、なぜか遠く向こうに車止めが・・・・。もしかしてここ暗渠?

というワケで尾山台駅方面に向かってみました。

ふむふむ。こりゃ間違いなさそうだ。この不自然な歩道w。

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不自然な改修跡。

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尾山台駅を越えて等々力に続く道になると、もう確信!コンクリート蓋キターw。

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さらに蓋の形状が変わって・・・。

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結末は意外でした。

なんと大井町線に架かる目黒通りの高架の下で一瞬開渠になっていました。写真は開渠口となっている部分(どうも目黒通り上り方面からの流れと合流しているようにも見えます)。

大井町線の線路の下です。下流に目を凝らしてみましたが、どうも線路を越えると再び暗渠になっている模様。この延長線上至近距離には等々力渓谷がああるので、そこと繋がっているのかな?

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目黒通り上り方面にかけては、ここから緩やかに上り坂。坂上のほうまで歩いてみましたが合流するような流れの跡は見つからず・・・。

なにしろこの付近は、昔々九品仏川上流であった谷沢川が浸食の果てに等々力渓谷に流れを変えた、という曰く付きのエリアですから、妄想も膨らみますw。

時間と体力の関係で線路の向こう側には行きませんでしたが、あとでまたゆっくり来て見る事にします。

→HONDAさんからのコメントを元に、逆川とその水源に付いて補足します。世田谷区が出している「ふるさと世田谷を語る」という本によると、

「逆川とは等々力駅南側を流れる小水で、目黒通りの下をもぐってゴルフ橋の下に流れ落ちる・・・」

「源流は満願寺近くにあって人々はこれを洗い場に使った」(09.09.17)

という記述がありました。また同本には

「(満願寺北部・つまり上流には)海抜40mもあるところがあって、3カ所の湧水があった。それを農民は野菜を洗ったり鯉の養殖に利用していた」

とのことです。湧水を示す地図もありましたが、東横学園の西のほう3カ所にマーキングがありました。


より大きな地図で 大井町線沿い尾山台付近暗渠 を表示

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川崎京浜工業地帯の夜景を見に行く。

早く帰れる金曜。

思い立って自転車で川崎の先っちょに工場の夜景を見に行くことにしました。

川崎の工場地帯は主に東から浮島、千鳥町、水江町、扇町、大川、海芝浦と続きますが、今回は千鳥町がメイン。特に千鳥町から運河越しに見る日立造船(地図上では日立造船となっているんですが、なんか右半分は化学工場っぽいし・・・日立造船の横は東亜石油なので東亜石油かもしれない・・・でも左半分は高炉のようだし・・・)。

これはこのアルバムのジャケット「出口主義」(ビートニクス)に使われた工場であり構図です。たぶん。

デジカメ買ってから、工場の夜景まだ写してなかったので、気候が穏やかなうちに行きたい行きたい行きたいと思っていたので今日突然の決行となりました。だって明日は雨だっつーし。翌日休みじゃないときつそうだしw。

会社終えてからで体力持つかなーと思いましたが、それより工場夜景を見たい気持ちが勝ちました。結局往復で60キロ近い激しい「トレーニング」になりましたがwww。

今日はその日立造船(?)の眺めだけをピックアップしてご紹介。

その他たーくさん阿呆みたいに撮ってきましたが、またおいおい。いろんな角度から、カメラの使い方を試しながらとってみました。コンパクトカメラの限界に挑戦! 

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川崎の工場の中で、というか私が知る工場の中で一番すきなのがこの日立造船(?)です。

まるでクリスマスツリーじゃあないですか!

被写体がチャーミングなので、ブレちゃってもいい雰囲気ですw。

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しかしやぱくたびれましたw

帰り道はいい年してコンビニ店先で一人宴会。 しかも0時過ぎてるし。>ヤンキーか自分w。

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より大きな地図で 千鳥町から水江町を望む を表示

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菊正宗の350周年コミュニケーション

今日はPeelingとはちょっと関係ないけど、コミュニケーション・広告絡みのお話。

「菊正宗」ってお酒はみなさんご存知かと思いますが、なんと今年で創業350周年を迎えます。350年ですよ!江戸時代・徳川4代将軍の時代に灘で酒造りを始めたとのこと。すごい!

「甘口の酒が多いとお嘆きの貴兄に」というCMの台詞のとおり辛口にこだわり、350周年を期して「真・辛口宣言」を打ち出しています。肴の味を生かすお酒の味らしいです。(これ、いいポジショニングだと思います。個人的にはいわゆる高級日本酒って主張が強すぎてあんまり楽しめません・・・。家では私もいつもキクマサ♪)

さて、9月10日は日比谷パテオにて350周年の記念事業発表会がありまして、私も行って参りました。

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目玉は2つ。一つは、この日比谷パテオにて今後1ヵ月にわたりこんなイベントをやります。 「街蔵」。写真のバックに写ってる建物ですね。

夕方からですが、試飲(有料、だけど格安!)もできます。もともと菊正宗は灘に菊正宗記念館というミュージアムを持っているそうですが、その「東京出張版」が期間限定でできるような感じ。これも見ごたえありそうですね。

もうひとつは、これまでずっと流してきたCMソングを、これから1年間だけはあのジェロがカバーするとのことで、この日ジェロさんも登場、生でCMソングを披露してくれました。

歌うまっ!超うまっ!!! って当然かw。

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このCMソングはずっと西田佐知子さんという方(関口宏さんの奥さんなんですと)が歌ってきたもので、きっと誰もが知ってるメロディ。中村八大さんと永六輔さんの往年のゴールデンコンビによる作だそうです。今月発売されるジェロさんのニューアルバム「カバーズ2」にも収録されたり、西田さんバージョンとジェロさんバージョンのスペシャルシングルCDを菊正宗のキャンペーンでプレゼントしたり。プロモーションの伏線をいくつか用意しているようです。

さっそく発表会翌日の今日、結構マスコミ記事にも取り上げてもらっていますね。

ここで菊正宗がやろうとしている「クロスメディア」構造は、「真・辛口宣言」というコンセプトもと、従来のマス広告に加えて、web、PRイベント、プロモーションを組み合わせたコミュニケーション展開。これの核としてCMソングとこの「街蔵」というコンテンツ(であり装置)を配置しています。

ところで広告業界では「メディアミックス」から「クロスメディア」へ、と盛んに言われていますが、この「クロスメディア」という定義も未だ曖昧。私自身は、「クロスメディア」とは「生活者自身が進んで人に宣伝してくれるような仕掛け」だと考えていますが・・・。

さてこのコミュニケーションはどうなるかな・・・。

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品川用水でみつけた暗渠のかけら

勝島運河方面から品川用水を遡上中に見つけた遺構。

大きな通りの歩道にひっそりと。

井戸みたいなもんですかね・・・。

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より大きな地図で 品川用水での遺構 を表示

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暗渠ハンター 清水窪から洗足池へ

本日は短い距離で。

大岡山の北から洗足池に流れ込む川筋を辿ります。

洗足池の北端、桜の木が覆うこんもりした小山と野球グラウンドの間にはこんな開渠があり、さらさらと洗足池に流れ込んでいます。

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これは、さらに北にちょっと行ったところ・清水窪弁財天の湧水の流れといわれています。

その湧水の場所がこちら。

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中には弁財天様のほかいろんな祠が「スバル座状」wに集まっていました。

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周り三方は2階屋ほどの高さの土地に囲まれており、ホントに「窪」になっています。真ん中には池。

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奥が滝になっていますが、

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どうやらこの滝は池の水を汲み上げて落としている「フェイク滝」の様子。それでも充分趣があります。汲み上げ現場を上から見たところ。

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さて、この水。こんなところを伝ってさっきの開渠まで進むようです。

まずは弁財天を出ます。

写真は弁財天方面を振り返ってみたところ・・・。奥右手が清水窪弁財天です。

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すぐに90度右に曲がってこんな道を辿ります。マンホール多し。

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まわりはすごい上り坂。谷を歩いている実感。

すぐに清水窪小学校に出ますが、この小学校は斜面に建てられており、小学校の谷側を通っていきます。桜の枝ぶりが川のあった当時を偲ばせますね。

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桜の木の下は「スバル座状マンホール」。

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小学校を過ぎると、目黒線にぶち当たるどん突きに。目黒線が川を分断しています。

どん突きから右手、大岡山駅方面を見たのがこの写真です。緩い上り坂が駅まで続いています。

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仕方がないから左に折れて「清水窪歩道橋」を渡って南下しました。

目黒線を過ぎてからは、本来の川筋でなくあえて傍らの丘を通ってみました。

このあたりは本当に起伏が豊かです。

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この丘を降りるとさっきの流れに合流、もう洗足池は目と鼻の先です。

流れの谷に戻って今来た坂を振り返るとこんな感じ。

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そして、洗足池に流れ込む開渠の小川になるのですが、

これが暗渠と開渠の境界部。

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さ。洗足池。

ぐるっと南へ廻って、洗足池駅に繋がる陸橋から洗足池を望みます。

今回は散歩仕様の格好ではなかったので、ちょっとくたびれましたw。

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では本日の振り返りです。

より大きな地図で 清水窪から洗足池へ を表示

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暗渠ハンター 品川用水を半端に下る

   以前tokyoriverさんにコメントをいただき教えていただいた、品川用水・清水池付近L字路

ここをはさむちょっと上流からちょっと下流までを歩いてきました。

まず今回のスタートはここ。東横線学芸大学駅の高架下を通る道路(都道420号線)です。

写真の奥に見えるのが東横線。
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この写真は西向きですが、廻れ右をして東に向かうとこんな感じ。

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今回は南に下っていきます。

いい感じに蛇行しながら目黒通りを目指します。

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目黒通りを過ぎると、さっきの二車線対面通行の道路から脇道に入ることになります。

脇道(右のほう)の入り口がこれ。

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緩い蛇行が続きます。

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そしてここが問題(w?)のL字ひんまがり地点です。曲がってから振り返ってみたのがこの写真。

清水池公園は目と鼻の先です。

このL字が清水池と羅漢寺川を分断している格好になっているわけですね、tokyoriverさん!

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地図の通りずいぶんカックンと大胆に曲がっていますね。事前に知らないと曲がらずまっすぐ進んでしまいそう。

さらに行くと、バス通りである円融寺通りと交差。

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これを越えるときゅっと道幅が細くなります。

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さらに、学芸大駅前から辿った都道420号線との交差。

420号線を横断し、写真奥の道(林試の森方面)に向かうことになります。

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奥に見えていた道の入口はこんなかんじ。車両通行止めの路上標識が暗渠ゴコロを萌やしますw。

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さらに進みます。

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小山台2-19あたり。ここで北から走るやや大きな道(六畝川の始点である清水稲荷に繋がる道)に合流します。

すぐ北は羅漢寺川緑道が走ります。そしてすぐ東は林試の森公園。

両端歩道だけがブロック敷きの凝った(?)通りになります。

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この通りから右手の横道をみたところ。人工的に引いた用水だけあって、この流れが高台を伝っていることがよくわかります。

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また路傍にはこんな遺構も。

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さて、目黒本町3丁目。かむろ坂を上りきったあたりですね。

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この先で目黒線(武蔵小山駅付近)と交差。今は地下線となった目黒線を通過します。

お。右手の酒屋さんは「清水屋」ですねw。

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程なく行くと銭湯「清水湯」。去年改装してキレイになりました。何度か入ったことありますがいいお風呂ですよ!湯上りに生ビールも飲めますしw

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途中路傍の公園には品川用水を偲ぶ「水車のモニュメント」あり。

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さあ、またまた道には「暗渠アイテム」が増えてきました。

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そしてアーケード商店街で全国に知れ渡る「武蔵小山駅前商店街・パルム」の端っこに合流、その後すぐさま中原街道の平塚橋交差点に到着します。

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平塚橋の名前はずっと前から知っていましたが、なるほど品川用水にかかる橋だった、というワケですね。

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今日はここまで。

後日品川用水を海から遡るお話も。

では行程を振り返ってみましょう。

より大きな地図で 品川用水 学芸大前から平塚橋まで を表示

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ちょっとびっくりした建物。堀質店。

暗渠ハンティングの際に偶然目の前に立ちはだかったのがこの物件。

浮いてます、ってかこの威容です。

正直目の前に現れたときにはびっくりしました。

堀質店。しっかり営業なさっているようです。
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より大きな地図で 堀質店 を表示

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