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2009年7月

暗渠ハンティングの強力武器入手w

、「目黒区川の資料館」の学芸員さんに教えていただいた資料のうち、「川の地図辞典」を早速amazonで購入。本日届きました。

すっご過ぎる資料です!!!

まさに教科書!っつかバイブル級。読んでるともう時間を忘れますw。

23区別の地図(現代地図と古地図!)に暗渠含めた主な川筋が載っています。そして各川の解説あり。各川解説はさほどボリュームはありませんが、これが23区網羅されていることは特筆モノでしょう。著者の熱意と広い川知識がうかがえようというもの・・・。

学芸員さん、いい資料を教えていただきましてありがとうございます!

・・・学芸員さんご指摘のとおり、P182の空川・目黒川の合流点は確かにもうちょっと東になりますね・・・もし版元さんご覧になったらぜひご確認願います。

というわけで今回は思いっきりアフィリエイト↓!!!東京の川好き・暗渠好きなら迷わず買うべし!

[新刊] 川の地図辞典 江戸・東京/23区編 [フィールド・スタディ文庫1] (フィールド・スタディ文庫) Book [新刊] 川の地図辞典 江戸・東京/23区編 [フィールド・スタディ文庫1] (フィールド・スタディ文庫)

著者:菅原健二
販売元:之潮
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暗渠ハンター 空川を辿る

前回辿った谷戸前川の水源が気になっていていろいろ調べていたら、「目黒区川の資料館」というところがあることを発見。早速行ってきました。そこの豊富な資料群に圧倒されました。以前渋谷川のことを知りたくて白根記念渋谷区郷土資料館に行ったときも感じましたが、やっぱ足で稼ぐ取材は収穫が桁違いに大きいです。

さて川の資料館。学芸員のかた(たぶん自然教育センターから出向されている方?)に声をかけていただいて、そっからはもう質問の嵐(苦笑)。新津さん閉館時間を過ぎてもおつきあいくださってまことにありがとうございました。さすが学芸員の方は知識が半端ないです。どんな質問にもすらすらとお答えいただき、目黒区ばかりでなく世田谷区の川や暗渠についてもたいへんな見識を持ってらっしゃいました。参考になりそうな資料など、たくさん教えていただきました。
その中でも感動的だったのがこれ。「目黒区文化財地図」(主要暗渠が書かれている!)と「ハザードマップ」(過去の水害状況から水害の可能性を色分けしてある→昔の川筋の見当がつく!)です。素晴らしい!ビバ!
笑ったのは、資料館でこんなチラシを用意されていたこと。けっこう暗渠好きって多いのかも(笑)。
Imgp1655



さてテンション上がった帰り道は「空川」跡を辿ってみました。
空川とは、駒場東大前の駒場野公園ケルネル田圃(とたぶん東大敷地内の湧水)を水源にし、松見坂下を通って目黒川に合流する短い川です。

もちろん暗渠。オール暗渠。
まずは松見坂下、淡島通りの下を交差するあたり。けっこうこの上の淡島通りは通ってるんですが、今まで見逃していました;;;;。
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ここから遡ると、いかにも元・川。こんな階段があったり、
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その足元にはこんな「何かの痕跡」があったり。
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どんどんいってみましょう。
暗渠上はかなり分断され、ひとの土地だったり駐車場になっていたり・・・。これはこれで面白いですね。

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Imgp1664




Imgp1661









Imgp1660








という訳で駒場東大前駅を過ぎましてほぼ終点。
これはケルネル田圃でなくもう一方の水源と私が見ている東大敷地内の小さな沢です。

Imgp1669

以上、空川の暗渠でした。

では今回の行程を振り返ってみます。

より大きな地図で 空川を辿る を表示

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東京peeling宣言。

ピーリング。すなわち皮を剥くことなんじゃないかと思う。自分のやってることは。
東京という平板な、あるいは一般情報で塗り固められ硬直化した都市の皮を1枚剥いでみると、いろいろな面白いことが味わえる。
・文字通りコンクリートで塗り固められた暗渠を辿って、頭の中でピーリングしてみる。
・東京の坂や尾根、台地を足で確かめて、ビルや道路のテクスチャをピーリングしてみる。
・普段通っている橋、表面を1枚ピーリングして(裏返しにして)橋裏を覗いてみる。
・昔から地域密着で営業しているストロングタイプの大衆酒場(などの物件を「ハードコア・セピア=略してハピア」な場所と呼びます)に身を置いて、そこを基点に一帯をピーリングしてみる。
・東京の周縁にある工業地帯を見ながら東京での日常をピーリングしてみる。
・地図を眺めながら歩いたポイントを思い出し、ピーリングしたことを頭の中で繋ぎ合わせてみる。

とかとか。
私にとっては暗渠も橋裏も大衆酒場も工場も、今を異化し新たな東京の景観を立ちあらわす働きをする重要なピーリングポイントなのである。

というわけでなんとなくいくつかの自分の趣味の体系化ができたような気がします。(<ほんとかw)
これからもピーリングに励みマス!

・・・・・という主旨で、これまでの備忘録私的ブログを2009年7月30日(友引)にタイトルを変えリニューアルしました・・・・・

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暗渠ハンター 谷戸前川の源流は?

偶然通りかかった道に暗渠の匂いが・・・ということで今回の獲物は目黒区・谷戸前川。谷戸前川緑道という緑道があるのですが、おそらくそれにつながる暗渠を遡るの巻です。
出発はここでした。
武蔵小山を北に上がったあたりに「元競馬場」という交差点があり、ここを更に北上すると6叉路にぶつかります。(ちなみにこの6叉路のずっと手前の大塚山公園は見晴し極上。この辺が台地になってるんだなあと実感できます)住所でいうと目黒区目黒、中町、中目黒の3つが接するあたりです。ここに小さな庚申さまがありました。

Imgp1564

付近にこんな怪しい痕跡も。
Imgp1566

ここから下る緑道はもう明らかな暗渠ですが、上流はちょっと特定が難しそう。ちょうど帰り道でもあるので上流を辿ってみることに。
川のようにカーブした道が道があったので、とりあえずあてずっぽうに進んでいくと、横にこんな「不自然に歩道が広い」「なんか不自然なオブジェが点々と置かれている」道が。ここだ!
Imgp1568




この歩道部分だけがさらに細い道に続いています。もうここまでくると明らかに暗渠ですね。わくわくします。
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どんどん続きます。バス通りなど太い道も何本か交差しました。
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暗渠の特長は、こんな不自然なくらいに密集したマンホール。
Imgp1580








さて、行き着いたのは・・・。
東横線祐天寺駅付近、駒沢通り沿いのスーパー「サンワ」のまん前でした。ここにつながってたかー。
Imgp1584




ここから今来た暗渠道を振り返るとこんな感じ。

Imgp1585









しかしこの先は完全に見失いました。
このあたり(五本木近く)はさらに北に向かって下る、つまり多分尾根筋なので、このあたりにこの暗渠の源流があるのかもしれません。下った先には蛇崩川の緑道が横たわっているはずです。
また後日、チャレンジしてきます!!

では今回の行程を振り返ります。


大きな地図で見る

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2年ぶりのハゼラン。

以前このブログでも書いたハゼラン(別名午後4時草または3時草)が、2年ぶりに咲きました!

09072

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東京の凸凹を感じるしあわせ

暗渠に興味を持ってから都内の谷や尾根、台地にもどんどん興味が湧いてきて、その過程で、この歳になってやっと坂や崖の味わいがわかってきました。この間も、自由通りの坂上から北を振り返って見える緩やかでまっすぐな道を見て思わず「いい坂だなぁ・・・」とつぶやいてみたり。

さて、今日は思いっきりアフィリエイトしちゃいます。

これ!「地べたで再発見! 「東京」の凸凹地図 」

地べたで再発見! 「東京」の凸凹地図 Book 地べたで再発見! 「東京」の凸凹地図

著者:東京地図研究社
販売元:技術評論社
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偶然この本を知って、速攻amazon購入、昨日やっと届きました。

面白かったです!怒涛の興奮の一冊。極上の誌上エンタテインメント。

東京の各所を、高低差がはっきりわかる地形図で表した地図です。特に面白いのが谷底に向かってたくさんの尾根が伸びている渋谷近辺、目黒川が深く谷を刻むのと対照的に槍が崎まで堂々と尾根を張る目黒・恵比寿近辺、沿線地形の関係から必然的に立体交差となった下北沢周辺、山の手と下町を冷ややかかつ厳然と結界する上野~日暮里あたりの崖・・・・。

とにかく地形がわかると、地図は10倍楽しめます!散歩やサイクリングも10倍楽しめます!!

地図マニア・「地図があれば一日楽しく過ごせる人」を自認してきた私ですが、こんな楽しみがあったとは・・・・。この本を会社で受取ったのですが、早速帰りの電車でこの本読んで、途中のターミナルで降りて家までの地形の高低差を楽しみながら歩いて帰ってきました。当然帰宅してからも寝床まで持ち込んで読みましたがw。

この本の圧巻は「赤と青の専用メガネで航空写真を立体で見られる」ことですね。この仕様の地図は20箇所くらいしかないんですが、興味深い地形やおなじみの街が厳選してあるので充分楽しめます。

もう一つ特徴的なのが、地図なのに記事やキャプションが豊富なこと。地形の見所はもちろん、歴史的な背景や都市のトリビア的なものが散りばめられています。相当の地図好き&地形好きが作ってるに違いない、愛情溢れる一冊。

これはほんとにお薦めします。すごくいい買い物しましたW。

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