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2008年1月

コンポーザー・細野さんとそれを超える凄腕音楽家

発売日を待ちに待って買ってきた、細野晴臣さんの楽曲を多種多様なミュージシャンがトリビュートするアルバム、「STRANGE SONG BOOK-Tribute to Haruomi Hosono 2」。まだざっとしか聴いてないけど、やぱすごいです。

51zia3vc0rl_aa240_ 何よりも、細野さんのおなじみの楽曲がいろんなアレンジ、解釈で演奏されてるから、オリジナルの構成やメロディーやコード展開の素晴らしさに改めて気付かされます。

それと、曲によっては「こりゃオリジナル超えてるわ」と思わせられるものも。特に耳に残るのは坂本龍一がピアノを弾く「ノルマンディア」。要所要所のテンションがかかったコードは坂本節が満載。細野さんの曲をベースに、こんなに坂本色が出せるんだなあと感嘆します。それから吉田美奈子の歌う「ガラスの林檎たち」。バッキングはハモンドオルガンだけなんですが、このハモンドがスゴい!衝撃的な問題作(!?)ですねー。こういう解釈ありかよ、みたいな。

ほかにもスゴいトリビュートがたくさんありますが、第一報はこんなところで。聴き込むのがとても楽しいアルバムです。

細野晴臣 STRANGE SONG BOOK-Tribute to Haruomi Hosono 2-(DVD付) 細野晴臣 STRANGE SONG BOOK-Tribute to Haruomi Hosono 2-(DVD付)

アーティスト:オムニバス,鈴木慶一,HANNO + FUMIYA + AOKI,セニョール・ココナッツ,ハース・マルティネス with ヴァン・ダイク・パークス,大貫妙子,キセル,ドクター・ジョン,鈴木茂 + 青山陽一,林立夫 + ハミングキッチン
販売元:エイベックス・マーケティング
発売日:2008/01/23
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新春武蔵野ちゃり放浪

  昨日に引き続き、天気もいいので、今日も正月のチャリ放浪。なんとなく武蔵野に出かけました。いえね、井の頭公園の「いせや」で昼間っからおサケでもいただきつつ賀詞などしたためようかと・・・。

 

Dvc00049Dvc00048しかし「いせや」はお休みでしたので、井の頭公園のはずれのほうで、日向ぼっこしながら読みかけの本を読んできました。陽射しがあって風も冷たくなく、絶好の野外読書日和です。周りはこんな感じでしたがなんか見ようによっては外国の公園みたいですね・・・。

この日読んでいた本は「時間はどこで生まれるのか」(橋元淳一郎・集英社新書)。物理学や量子力学の立場からの時間論、哲学の立場からの時間論と大きく分けると世の時間に関する論は二つありますが、この本は基本的な軸足は物理学にありますができるだけ両者の立場を統合して述べようとするスタンスには好感が持てました。

エントロピー増大の法則から伺ってみる思考実験、その結果として得られる「時間を創り出している源」は・・・なるほどなあ!と思う結論が用意されていました。少しだけ生きる勇気や意味なんかも感じてしまう、面白い本でした。

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新春港湾ちゃり放浪

正月早々ですが、天気がいいしきっと道も空いてるだろうなあと思い、何となくチャリ放浪に。とりあえず都心に向かい、広尾あたりまで来たところで港湾あたりに行ってみたくなり、田町を抜けてまずは港南へ。道は気持いいほどガラガラです。

Dvc00070 港南に渡る橋からは、お台場が見渡せます。きっとCXのあたりは人混みすごいんだろうな。水上警察署のとなりにセメント工場があり、ここもすっかり正月休みモード。静かな工場も萌えw。

(しかし正月からこんなところに自転車で来てしかも工場の写真撮ってるって、結構素で考えたらヤバいのかも・・・)

Dvc00067 品川埠頭では、正月とはいえ荷物はひっきりなしに届くのか海外からのコンテナを陸揚げしていました。すごいクレーンで積み木を積んでいくように整理して行くんですね。

 

Dvc00063 そして大井埠頭へ。ここは、新幹線のターミナルがありました。新幹線の寝床ですね。きっとその筋のマニアの方には垂涎ものなんだろうなあ。今日のこのあたりは本当に誰もいませんね。人工物は山ほどあるのに静かで不思議な空間です。

Dvc00065 この写真はJRのターミナルの横に続く道。まっすぐまっすぐ進みます。

 

Dvc00057 続いて城南島。クルマでは何回も来たことがありましたが、自転車はさすがにはじめてですなー。芝生から寝ころんで東京を一望。人がいない時期の都会ってなんかいいなあ。独り占めしているような贅沢な感じさえします。

しかし城南島にはビールの自販機があったと思ったんだけどなあ・・・。天気もよく暖かいので、そろそろビールが・・・。

Dvc00050 Dvc00052 京浜島に渡る手前には、こんな緑道がありました。大田市場の南側。このあたりでコンビニを見つけ、さっそくビールを買って一休み。緑道のベンチには、釣り人一組と付近に勤めてるらしき事務服の妙齢カップルが楽しそうに与太話をしていました。

しかしこんなところでコンビニを開けててもうかるんかいなと思いましたが、実はこのそばには山谷地区にいるお家をなくした方々を収容する施設があるようです。施設の周りには山谷テイストのおじさんが結構歩いてらっしゃいましたし、施設の中にはあちこちロープが渡されてたくさんの洗濯物がかけられていました。いろんな正月があるのが、現実なんですね。

日も傾く前にと思い、この辺で平和島・大森から山王馬込と丘を越えて帰って参りました。

チャリ放浪ではいつもあえて地図は持ち歩きません。行き当たりばったりの発見がほしいから。しかし帰ってからは、地図ソフトで行程をしっかり確認。これがまた楽しいんです。現地のイメージが次々と頭の中の地図にマッピングされていく感じ。

行程を追いながら計測してみたら、本日は45Kmほどの移動だった模様。明後日筋肉痛くるかなあ・・・。

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