暗渠ハンター 暗渠アンケート、中間報告。

先日、マクロミルさんの「クエスタント」というサービスを
タダで使ってアンケートを実施いたしました。
ご協力いただいたみなさま、どうもありがとうございました。
参加してくださった方も80名となったので、
そろそろ集計結果をご紹介しようかと。
(無料では100サンプルまで入力可。もうすこし置いておきますのでまだの方は是非!)
というわけでいったんn=80で〆てみます。
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Q1は、「あなたはこのブログにいらっしゃる前に「暗渠」という言葉を知っていましたか」。
1
そりゃそうだろという結果ですね。
むしろ「知らなかった」という方はなんでこのブログにきていたのでしょう?
というわけでクロス集計の結果を見てみたら、
「偶然検索エンジンでヒットして」だそうです。
ありがたいことです。

Q2は「あなたが興味を持っているもの」(複数回答)。
2

まあ1位は鉄板で「暗渠」。
以下「川跡」「歴史・昔の風景」「地図・古地図」と続きます。
この結果を「現在の来訪者のみなさまのニーズ」と読み替えるとなかなか面白いですね…。
(「境界ネタ」とかあんまりウケない、ということが確認できました…w)

Q3は「実際に暗渠を見に行ったことがありますか」。
3
「よく」+「たまに」を併せると実際に見に行ってるのは8割。
みなさん実際に主体的・能動的に暗渠を見に行かれる
行動派の方々ばかり、であります。さすが。

Q4は「暗渠の魅力を以下の3つに大別するとします。あなたが興味を抱く順番を教えてください」。
こちらは、3つの中から「1位はこれ‼」とみなさんが選んだものだけご紹介しましょう。
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これはね、ちょっと予想外の結果になりましたw
おおざっぱに結果をいうと、
「ネットワーク」が5割、
「歴史」が3割、
「そのものの風景」が2割、ってところでした。
私の予想では、
3つ殆ど僅差か、あるいは
「風景」がちょっと抜け出るくらいか、と思っていました。
その根拠は、このブログで扱ってる内容が
そんなかんじのバランスだろうなあと自分で思っていたからです。
(そもそもその根拠自体非常に感覚的なのですが)
でもね、この1位の「ネットワーク」って「地図に表すことができる情報」じゃないですか。
あるいは地図を思い浮かまたは見ながらでこそ
ふむふむって楽しむことができる情報。
そういう意味ではやっぱ地図好きの方が多いんだなあなんて思いました。
自分もですけどね。
まあそう考えると納得がいく結果ですね。
…「風景」はちょとハードル高いのかなw
ちなみに私はこれが一番なんですけどね。

Q5では「好きな川・川跡」を順位をつけて3位まで挙げてもらいました。
1、2、3位と順位づけして答えていただいたので、
それぞれ5、3、1点と加重配分して集計したランキングです。
5
ほほー。水窪川はダントツで1位に輝きましたね。
2位が神田川。
3位は僅差で桃園川です。
以下4位は渋谷川、5位が荒川。
おそらく好きな川ってのは、
自分の生活圏にある(あった)かどうかに大きく左右されそうな気がします。
なので流れが長い神田川、渋谷川、荒川なんかは多くの方の人生に
いろんな関わりがあるのだろうなあなんて推測もできますが、
水窪川とか桃園川とか。完全暗渠のローカル川(いい意味で)ですよこの二つは。
しかも水窪川なんて全長4kmくらいだし。
暗渠としての面白さで評価が高くなっているのでしょうか。
桃園川についてはたぶんnamaさんが継続的に取り上げてることなんかも影響してるんだろうなあ。
6位になると同点で石神井川、白子川。
ちなみに、このあたりまでの順位は
加重配分しない単純な票数で勘定したランキングと
全く同じ結果となっています。
唯一異なるのが「白子川」。
白子川は、
「順位に関係なく回答に登場した回数をカウント」する単純集計では10位なのですが、
加重配分したこの結果ではググッと上位に食い込んできます。
それだけ「特定の人に思い入れを強く持たれる」マニアックな川、
と言えるかもしれません。
ほかを見ると「藍染川」も同じような傾向があるといえそうです。
(単純集計では16位)
その逆は「前野川・出井川」「和泉川」でしょう。
「前野川・出井川」「和泉川」は単純集計では10位ですが
こちらでは「前野川・出井川」が19位、
「和泉川」は表から外れ21位となってしまっています。

Q6からは、質問は当ブログよりにさせていただきました
「こちらに最初に訪問してただいたきっかけを伺っています。
Photo

やはりほとんど「偶然検索エンジンでヒットして」ですね。4割。
「他のwebからのリンク」が2割弱。
リンクを張っていただいているみなさま、どうもありがとうございます。
この場をお借りして改めてお礼申し上げます。
これと同じくらいなのが「ツイッターでのURLから」ですね。
さすがすごいなtwitter。
少数ではありましたがへええー‼と感心したし特に深く感謝申し上げたいのは
「本や記事見て」です。
本や記事には敢えて当ブログのURLは書かない/張らないようにしたのですが、
それでも探し当ててくださったとは…有難い限りです。
ささ、こっち、もっと奥にお入りになってお茶でもどうぞどうぞ。
なんならビールでもどうぞどうぞどうぞ。

Q7は来訪頂いている頻度について。
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「1週間に1度」が4分の1で最も多くいらっしゃいます。
まあ手前どもがここのところ週イチ更新ペースになってしまっているから、
これが定着しているのかもしれません。
にも拘わらず「ほぼ毎日」来てくださっているみなさん、
ほんとうにありがとうございます!!!
アナタですアナタ、毎日来ていただいているアナタ!アナタはもう立派な暗渠モノw

そうそう、おかげさまで先日、この駄ブログの記事が600件を超えました。
これもひとえにいつもご来訪していただいているみなさまのおかげです。
感謝申し上げます。
初期の記事の稚拙さにはもう目も当てられないほど恥ずかしいのすが、
まあ数をこなしていると自分でも忘れてしまっている記事なんかがあったりして、
たまに読み返してみたりしています。ほんっと恥ずかしいですが。
敢えて消しません。

Q8ではほかによくご覧になる川・暗渠系サイトについてもお尋ねしたところ、
よく私がリンクを張らせていただいたり
実際にお会いさせていただいたりもしている方々のサイトが挙げられています。
それらはほぼ左のウインドウにあるリンク先と同じ‼
むしろそこにないものとしては
「デイリーポータルZ」「東京DEEP案内」といったメジャーサイトや、
私も知らなかった以下のようなサイトをご紹介もいただきました。
などなど。ご覧になってみてみて‼

Q9ではフリーにご意見ご感想などをご記入いただいたのですが
みなさんからたいへんあったかいお言葉を賜りました。
ほんとうにどうもありがとうございます。
みなさんからいただいたこれらのお言葉、宝物です。
これだけでもアンケートをさせていただいた甲斐が十二分にありました。

そのぜんぶはとてもご紹介できないのですが、
こうしたらどう?というご要望を中心に
いくつかピックアップさせて頂きますね。

●写真の解像度をもっと上げて。
lotus62(以下L)→特に初期(2009年頃)の写真はもうひどいもんですよね。申し訳ございません。
また当ブログの仕様が「アップロードする写真は1M未満でね」とのことなので、毎回0.8M前後でアップするようにしています。
ですがモノによっては0.4Mくらいのものもあると思います(ごめんなさい!)。
いづれにいても、写真もしっかり見ているよ!という大変ありがたいお言葉です。アナタのような方がいてくださることを念頭に、もっとワンショットを大事にしていきたいと思います。

●鴻沼(さいたま市)の調査を。
L→これまたピンポイントでリクエストをいただきましたw
ありがとうございます。何が待っているのでしょう、鴻沼に…w
行ってみましょうか!
可能であれば、なぜそう思われたかを教えていただけると
見に行き甲斐があります!!

●さいたま以外にもあちこちを紹介して。/地方にも進出して。
L→ちょうどこのアンケート実施のころは、
藤右衛門川ネタで半年引っ張ってたころでしたもんねえ…。
「オマエにそんな思いをさせてしまってごめんな」です。
(どうでもいい話ですが、カノジョに
「仕事とあたしと、どっちが大事なのよ‼?」
と問われたときの最も模範的な答えはこれだそうですw)
地方ってねーあんまり行かないんですよねえ。
でも数少ないプライベートな旅行はもう暗渠中心ですし、
地方出張ではどんなに前の晩おそくまで飲んでも
早朝に暗渠めぐりをするようにしています。
機会あるごとにご紹介していきますね!

●同好の皆で1つの川跡を辿り各々のブログに記事化してみては。
L→これ面白そう! namaさん、HONDAさん、猫またぎさん、谷戸ラブさん、味噌maxさんいつかこれやってみません?

●一緒にぶらぶら散歩したい、集いたい。
L→歓迎です! 暗渠モノの誰かが言い出して突発的に暗渠歩きが始まることもあります(ただしそういう時はたいていメインはお酒になることも多いですw)ので、よろしかったらtwitterアカウントをフォローいただければと思います。

そのほか、年代・性別・お住まいの都道府県などフェイスデータも
参考のためお答えいただきましたが、
こちらは割愛させていただきますね。

以上、80名の仲間からいただいたアンケート回答の「中間報告」でした。
この記事を書いている途中で気が付いたのですが、ちょうど今頃
暗渠ハンターシリーズを初めて丸5年が経っていました。
ほんとうにみなさまのご愛顧に感謝申し上げます。

どうぞこれからも、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

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暗渠ハンター 酔眼の女塚川

まあ人生いろいろありますから、
たまに朝から酒でも嗜んでみたいこともありますよね。

その気持ちの奥をさらに穿つて理由を考察するに、
単にお酒が大好きだから、というのも考えられますが、
せっかくの休日なので思いっきり非日常感を味わいたい!
というのも断然ありだと思います。

昔、私の叔父が小さな会社をやっていて、
毎年行ってるその会社の社員旅行に
一緒に連れて行ってもらったことがありました。
「ワカイシ(若い衆)」と呼ばれる、
50代~60代のじいさんが8割方を占める団体に、
大学生のほんとのワカイシの私が一人という荒くれ旅です。

栃木から3泊4日で北海道に行く、という旅だったのですが、
当然毎晩ワカイシたちは大宴会です。

日ごろのうっぷんを晴らすべく、
ワカイシたちは旅館の晩餐だけでは飽き足らず、
近くの居酒屋やらスナックやらに繰り出しての深酒。深海酒。
酒好きだけどカネもないビンボ学生の私も
そのお零れにあずからんとたまにリバースなどしながらも
最後までついていきました。

何よりも驚いたのは、1泊明けた二日目の朝。
泊まるのは6人くらいの相部屋なんですよ。ワカイシと。
二日酔いでのどが渇いたのもあったのですが、
なんだか周りが賑やかなので6時まえには目が覚めてしまいました。

すると部屋ではすでにワカイシが
備え付けの冷蔵庫からビールを取り出して
はだけた浴衣のまま朝宴会を始めていたのでした。
「おお、ヒデボ(私のこと)起きたんか、こっちにコップあっと‼」
ということでさっそく二日酔いの乾いた喉をビールで潤しました。
(これが毎晩毎朝続きました)

その時は、
「ほんとの酒好きはこうでなければいかんのか」と
ワカイシの酒を極めんとする姿勢に感動していたのですが、
なんだか歳をとって社会人人生もそれなりに長くなってくると
解釈がちょっと違ってきます。

まあ酒も好きだったんだろうけど、
ワカイシは社員旅行というただでさえ非日常な時空間を
目いっぱい非日常化したかったんだろうなあ。って。
きっとワカイシの何人かは
「うえー。もうきもちわりくて飲むのツラいんだけど、
やっぱこの無茶感がたまらないから飲んどくか!」
状態だったのではないでしょうか。

話が長くなりましたが、
そんなこんなで休日の朝酒に選んだ店がここ。
蒲田駅のそば、信濃路
都内に数店あるようです。鶯谷とか。
朝6時からしっかり大衆食堂気分で飲める店。
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さっそくビール→酎ハイとハムカツで。
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これはうまい、もう一日棒に振ってもいいやと決意して
煮込みと燗酒。
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付き合ってくれた(というよりむしろ積極的に今回企画を推した)相方は
やきそばにカレーを掛けたやつ。
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やー朝から幸せ、これだけでデイ・トリッパーな気分。

店内は常連さんが多めです。
私らのあとに来たおひとり様の30代くらいの男性はお店の人と
慣れた言葉で朝の挨拶を交わした後、
「いつもの?」的なお店のおすすめを断って
「いあー今起きたばっかだからウーロンハイでいいわ」と仰ってました。
すげえなおいw

さてお待たせしました。ここからがやっと本編。
今回は呑川の支流である女塚川を、朝からほろ酔いで
ちらっとだけ紹介します。
女塚川に近づく途中、
こんな幻のような景色を目の当たりにして
一気に酔いがさめましたw
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さて女塚川は、呑川と京浜東北線とが交わるあたりで合流しますが、
合流口付近はおそらく付け替えられてかくんかくんと
道路の沿って流れてきます。
このあたりの昔の名前が「女塚(おなづか)」。
ようやく追っかけ甲斐が出てくる地点。
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行ったのはちょうどナガミヒナゲシが咲くころでありました。
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それはハナミズキの咲くころでもありました。
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おおーなんかこの曲線いい!
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なんて言ってる場所は川が二股に分かれるポイントでした。
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今回はね、両方は行けません体力&気力的に。
諸般の事情から右の流れをたどることにします。
(左のほうは池上線を越えるほどまで続いているようなのでいつか辿ってみることにします)
今回はこっちこっち。
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女塚小学校の横に。下の写真のどこが暗渠でしょう…?
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はい、右の植え込みのところだったようです。
植え込みがなくなるとこんな風に。まるでトリミングされた後のプードルみたい。
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まんなかにそびえる電柱、もうほとんど意味がわからないですね。
(そこがすごくイイんですが)

小学校の上流でかくんと曲がります。
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ここで暗渠は道の右側から左側に移るのかな。
少し進むといかにも暗渠。
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さてこの先はうやむやに…
経路は分かりませんが地形的にも六郷用水の支川だったのではと思っています。
つまりあちこちに水が張り巡らされていたのでしょうね。

ミッシングポイントから少し離れたところですが、
こんな歩道を見ると「もしかしたらここも」なんて勘繰りたくなります。
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それからこの団地、都営池上5丁目アパート。
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まあ所詮酔眼ですからね、今回は。

そんなエリアで見たお店がこの池上通沿いの
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いいかんじです。
おなかが減ってれば、あるいはワカイシが中で待っているなら入ったんだけどなあ。

しかしそもそもエルマカリって何だろう。

より大きな地図で 池尻掘・六郷用水北堀・内川 を表示

※私が2コマほどお話をさせていただく「てくてく大学」、
まだお申込みができるのではと思います。
暗渠ってなんだ?とムズムズしてきたあなたや、
「水」に関してご興味をお持ちのあなたににおすすめの
至福の時間をご提供します。

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暗渠ハンター 野川の盲腸谷支流

ずっと地形図で気になっていた場所をご紹介します。

野川に注ぐ大きな支流、入間川。この川にまつわる話はとても深く、
かつてHONDAさんも大作として取り組まれてらしたところ。
(先日雹で埋まってしまったあの谷もこのシリーズに出てきます)

そこも大変興味深いのですが、
よこっちょに盲腸みたいにぴょこんと飛び出したこの谷が気になっていたのです。
(下図の赤い楕円のところ)

Photo

(google earthさん・東京地形地図さん感謝申し上げます)

果たしてここにも流れはあるのでしょうか。
断崖と麓はどうなっているのでしょうか。
谷頭の様子はどんな風なのでしょうか。
どこか違う流れが繋がるのでしょうか。

住所は入間なんだけど谷筋から言って入間川では全然ない谷。
この不思議な谷へ、さっそく行ってみましょう!
ムーミンいるかも!(←私はこんなこと言うキャラではないのですがなんだか勢いで)

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川があるならこの辺りが野川への合流ポイントとなるはず。
それが、野川に架かる「谷戸橋」。
その橋の袂には…

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あった!!!!!! 合流口‼
もう、ここまで来たらサクセース
(↑別にこのバンドが好きなわけではないんだけど、勢いで)

上記の歌(サビしか知らない)を脳内ヘビロテさせながら勇んで先に進みます。
このあたりから本格的に谷に入っていくのであります。

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さっそく地面が何らかの履歴を訴えています。

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ここは、アスファルトを何度も開いたり閉じたりして地下の管とか線とかを弄った場所なんですね。フランケンシュタイン的なテクスチャーです。

マンホールから奥に暗渠道が続いていました。
ここでは、なんと枯れ木原木が車止めになっています。

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このパターンは初めてですね…。

奥にはコの字ウォークで進みましょう。

途中にこんな花畑ならぬ花っ原。

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さあその先は。

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コンクリで堅牢に舗装され、
そこに竹藪の落ち笹が積もる…。
隣の仙川のちょっと下流のここを思わせる雰囲気です。

その先上流は、崖下を這うように続いています。

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美しいなあ…。
あんまり美しいのでしゃがんでローアングルから撮ってみました。

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この先、左側は古い家を取り壊して更地にしているようで、この崖下暗渠までのアプローチは容易です。

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何か生きるためにとくべつに必要なものをせっせと注入し続ける医療器具のような排水管が暗渠に刺さっています。

その先はまさに解体中。

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小さな再開発が待っているのいるのかもしれません。
この暗渠を見に行くなら今のうちです。

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その先は「入間公園」という、谷戸底に沿った細長い敷地の公園に。

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だいじょうぶ、暗渠はちゃんと続いています。

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ほらこのマンホールのところ。

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それにしてもなかなかシュールな風景です。
ぽつぽつとある割と新しめの遊具の回りは
雑草が無精ひげみたいに覆っています。
この景色を崖の上から見下ろすのは
なんだかいかにも勝ち組的に小確幸を手中にしたような瀟洒な住宅たち。
それらの間を暗渠が分かちています。

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この谷底の公園、とても気に入ってしまいました。

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できれば次はしこたま酒(と蚊取り線香)を持ってきてここで屋外宴会をしてみたいです。
きれいなトイレもあるし。

さて暗渠はというと。

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崖下で自由に過ごしていますね。

この先はこんなふうに続きます。
ほとんど周りと同化してますが、ぽんと飛び出したマンホールが見印です。

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この公園で暗渠も終わりかと思いましたがまだ先がありました。

Img_1886

この車止めより先は、いよいよ道路に紛れてわからなくなってしまいます。

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もう谷戸も細長くなってきて、
左右を峻とした崖に挟まれます。

Img_1891

いよいよ谷戸のどんつきが見えてきました。
空き地?

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正面の茂みの上に小さな公園があり、そこが尾根となっていて
比較的交通量の多い対面車道が左右を貫いています。
すなわち盲腸谷もここでおしまい。
この谷頭から、水が湧いていたのでしょうか…。

さて、この暗渠を何と呼びましょう。
住所が入間だから入間支流としてしまうとそれこそ入間川と混同しそうだし…。
入間盲腸支流とかだと普遍性に甚だしく欠けるし…。
そうそう、入間公園を貫いていくから、
「野川入間公園支流(仮)」と呼んでおきましょう。

いつかここで宴会したる。

より大きな地図で 玉川台から大蔵 を表示

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暗渠ハンター 宇田川湯のまわりで。

今回もちょっともろもろ準備のため、いつもより手を抜きます(笑)。

その準備のひとつはこれ。
さいきん暗渠に興味をもたれた方にはまさにドンピシャな2時間になることと思います。
また「水」をテーマに構成するその他の時間のご担当者も珠玉の人選かと。
どうぞよろしくお願いいたします。
では今回更新分をどうぞ

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Img_0273
 世田谷区羽根木にある宇田川湯。学生時代の4年間ずっと世話になった、
まるで特徴のないふつうの銭湯だ。

 目黒川の支流の北沢川、そのさらに支流の通称「だいだらぼっち川」は、
下北沢の街を南から西に回り込み守山小学校のあたりまでさかのぼることができる。
 ある日地形図をじろじろ眺めていたら、その守山小のすぐそばで分かれ
環七を西に越えて羽根木方面に抜ける浅い谷が目に入る。
さっそく、何か流れの痕跡でもあるのではと小さな期待を込めて現地を丹念に歩く。
が、川の痕跡はまるで無し。
暗渠のない谷を縦横に探り歩き、最後の谷頭に建っていたのが「宇田川湯」だった。

 …この銭湯に通っていた頃考えていた「未来」は、何も実現していない。
それは未来を思い描く力が私に足りなかったからだと思う。
それが証拠にいま私がいる「未来」は、当時思い描いていた未来より
はるかにしあわせ、だからです。

 宇田川湯に湧き上がってくる湧水が、浅い谷を下って環七を渡り
だいだらぼっち川に合流し、下北沢から池尻大橋中目黒、北品川をかすめて
東京湾へと流れていく。
そんな想像をしながら、すぐ近くにあるはずの当時のアパートを訪ねてみよう。

(これは2014.6.29に筆者facebookアカウントにてニュースフィードに掲載した記事と同じものです)

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暗渠ハンター どこから来たのか奥戸の欄干

今日もイベント準備のため手を抜きます…。

まずは告知その①
前回もご紹介しました、
NPO法人東京まち歩き倶楽部さんによる今回初めての催し
てくてく大学テーマは「水」。
恥ずかしながらここで暗渠に関する2コマの講義を担当させていただきます。
当ブログでは書きたいことをだらだらと吐き出すばかりですが、
よそからご依頼いただく原稿や講義などは、きちんとプロ意識を以て務めさせていただきますので
どうぞご安心くださいw
本気出しますw
まだ空きはある模様。
「送水口倶楽部」のAYAさん が講師をやられるコマがあったり、
「放課後」の夜の街歩きには「暗渠さんぽ」のnamaさん がガイドを務められます。

告知その②
東京スリバチ学会が主催する「スリバチナイト2」に出演します。
7/26の夜、お台場カルチャー・カルチャーにて。
私も聴きに行こうと思ってます!

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奥戸街道、中川と新中川の間を歩いていたら、
こんなものを見つけました。
どう見ても欄干…の一部。
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このあたりは昔田を潤す用水路がたくさん走っていたところ。
水の益も害も多く、1963年には新中川を掘削して放水路としています。
(「川の地図辞典 江戸・東京23区編」菅原健二 之潮より)
しかしこの欄干の位置は、「東京時層地図」で確認してもどうも用水路から一本 ずれた道にあるのです。
それによく考えればこの欄干、道にかかっておらず
どうも家の一部、あるいは家の「ガードレール」となっていますよねえ(半端だけど)。
材質は古そうだし、
家と欄干のスキマとかをじろじろ見ても
やっぱり一体感とか皆無。
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たぶんこれは
暗渠化時にその辺で打ち捨てられそうだった欄干を保護して(拾ってきてw)
ここに据え付けたんじゃないかと思うんですよ。
いつかこの家の方にお話を聞いてみたいなあ。

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