暗渠ハンター 神戸の鯉川こんな川①

東京の話をしばらくせずに、
いつの間にか「夏休みローカル特集」になっちゃってますが。
今回もそれを踏襲させていただきます。

出張で神戸に行ってまいりました。
まあ当然仕事で行くので自由時間は限られています。
深夜と早朝。暗渠者の出張は二日酔などしている暇はないのです。
今回のターゲットは「鯉川」。

神戸の「地下河川」についてはnamaさんの神戸行で知りました。(このヒトも出張ですねw)

そして同じくnamaさんに教わった「神戸の地下河川」マップ。
(これがいいかんじに画像が粗いのではっきり流路がわからない…。
そういうところが何かに似ています)
これと今回の宿泊場所を見比べると一番近いのが、鯉川。
よくよく調べたら近いっつかもう宿の隣を流れてますよ。暗渠の宿。by西村賢太。

夜にざくっと下見をして、暗渠以外にもこんないい店を見つけ(元町近くの「すず」)
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立ち寄ってから眠りにつき、
翌朝早起きして現地に行ってきたわけです。

さて朝です。出発。
宿を出ると鯉川の河口。そこには鯉にちなんでかこんなどでかいモニュメント。
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薄明るいのは早朝すぎるわけではなく、夕方撮った写真だからです。
朝は光が灯されておらず、わかりづらいので。

さらにここから上を見上げると
鯉川に架かる高速道路の橋裏が望めます。

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しばらくは普通の大通り。
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メリケンロードとか、鯉川筋と呼ばれており、
この暗渠は明治8年に「日米両国負担」で作られたとのことですね

元町駅横でも「鯉川に架かる橋裏」を鑑賞することができます。
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「鯉川筋」は大きな通りとしてこのままずばっと
まっすぐ街を貫いていますが、
おそらく鯉川は地下鉄西神・山手線の上を越えた先で
「一本の支流(?本流かも)が東から合流してくる」と私は読みました。

区割りの怪しいここから斜めに入ってく。
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そしてブロックの裏側ここに出て
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こう繋がってるんだと思うんです。
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ここは車道路面よりなぜか歩道路面が極端に低くなっているところ。
なにか理由がなければこんなことは決してするまい。
ちなみにこの写真は上流から歩いてきたときに撮ったので、
写真奥が二つ前のところに繋がっています。
以降何枚か「上流から下流を見ている写真」が続きますが、
ご覧になるみなさんはしばらく
「下流を見ながら後ろに歩いている」ようなつもりでご覧ください。
無理を言ってすみません。酔わないでくださいね。

中山手通りという大きな通りを上流に超えると、こんな道になります。
(上流→下流のショット)
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さらにうしろ向きで上流へと前進します。
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道の右側にある側溝が鯉川です。
むこうに見えるマンションといいコントラストを作っていますね。
おわかりかと思いますが念のため言っておきますけど、
ほんとに「うしろ向きで歩いてる」わけではないですからね。

さあここで後ろ向きは一旦やめて、回れ右して上流方向を見てみましょう。
じゃん!
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開渠となります!白い柵に囲まれたところ。

手前に見える白い柵の中はこうなってます。
(いつの間にかまた上流→下流方向の写真になってしまいますがご勘弁)
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厳重にガードされた奥に水面が見えますね。

さあそして気になるこの川のゆくえは?!

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…人んちに入ります…。

この先はしばらく追えず、このブロックの終わりのあたりで流路が確認できます。
コの字ウォークっていうより
Cの字ウォークが近いかんじで。
それがこれ。
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なんですかこれは。
こんな開渠初めて見ました。
Aの字を逆さにしたような複雑すぎる構造が、
どこか禍々しくもあります。
何かの再利用鉄鋼なのでしょうか。
それとも護岸の強度を保つための最新の研究の成果なのでしょうか。
いずれにしても過剰。違和感残りますねー。

どうぞ前日深夜の景色も合わせてご覧ください。
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さて今回はここまで。
次回はさらに上流に向かいます。

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暗渠ハンター 同窓会のついでにみつけた宇都宮の暗渠。

前回は京都、そして今回は宇都宮と、
ちっとも「東京Peeling!」ではないんだけど、
まあ夏休み企画として地方もアリ。と心に決めて本日もお送りします。

実は先日宇都宮(故郷のとなり町)で中学校の同窓会があったんです。
そのついでにちらと歩いてみたんですが、
まあ結構見事なものを見つけたのでご報告しましょう。

ちなみに我々の学年は修学旅行で京都奈良に行きまして、
全学年いっしょに京都・広隆寺で弥勒菩薩(前記事参照)を見ています。
何人かの同級生とはそんな思い出話が出たので
「そうそうこの前出張で京都に行ったときに弥勒菩薩見てきたよー」
までは言う事ができましたが、
さらにその前後の「実は広隆寺の周りにも暗渠があってさ
とまで申す勇気はありまでんでした。

さて宇都宮の話。
宇都宮はたぶん水的にはそこそこ恵まれたところだと思います。
関東平野のはしっこで、
北から西にかけての背後を那須・日光・足尾の連山に囲まれ、
そこで涵養されたたくさんの水が数本の川となって宇都宮を通り、
大河川・利根川へと流れ込んでいきます。
栃木県を縦断する東北本線(宇都宮線)に乗るとモロ実感ができますが、
なにしろ特にこの季節は電車から
緑萌える田んぼと川や用水路が織りなすやさしく湿った風景を
満喫することができます。
昔はこれを、単調でつまらない景色だとばかり思っていたのですが、
いまはこの景色を見るためだけに宇都宮線に乗ってもいいな、
とさえ思うようになりました。

そんな宇都宮のすぐ駅前にも田川という大きな川が流れています。
田川って言うくらいだから、
昔からかなり田んぼの用水路としての機能も発揮してきたんでしょうねえ。

もう一本地元で有名なのは市街地を抜けていく釜川。
田川に比べて圧倒的に小さな街中の川なのですが、
「日本で初めて『上下二層構造』に改修された川」として有名です。
まあめざす考え方は違えど構造上は暗渠ですね、これ。
・たくさん水が流れても大丈夫なように川を深く掘り込んだ。
・でもそれだと普段の水面がすっげえ低いところになっちゃうから景観も悪い。
・では「いっぱい水を流す深い堀」の上に屋根を作って、そのうえに「鑑賞用の川」を流そうぜ。
という造りなんです。。
なるほどねえ。80年代に竣工とのことなので、
やっぱ新しいコンセプトで造られたニュータイプ暗渠、と言えそうです。

今回とりあげるのはこの釜川からちょっとだけ離れたところにある、
比較的地味なところを流れる暗渠。
偶然見つけました。

宇都宮の「官庁街」近くの塙田というあたり。
県庁前通りという大通りに斜交して突然現れる鉄板蓋暗渠です。
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ちなみに道の先の黄色い看板の一軒奥はクリーニング屋さん。

鉄板蓋の奥は、唐突に現れた谷が露わになっていました。
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この先谷は続き、慈光寺というお寺の入り口を掠めます。
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この先は2ブロックにわたって一旦水路が消えますが、
下の写真の道に繋がってくるようです。
よしよし!目論見通りで嬉しくなります。
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通りを挟んだ反対側にも続きが見えますね!
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奥に入っていくとこんな。
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このあたりは都内で見られる暗渠と殆ど同じような風体ですね。
おそらく以前の護岸であったろう大谷石の露出も確認できます。
アスファルトの左側のところね。
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暗渠は東小という小学校の門に差しかかりますが、
この流れに門に向かっての橋が架けられていたようです。
下の写真は下流から上流を見たところ。右側が東小です。
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ここで川は少々向きを変えて、県庁前通りを渡っていき、
「カワチ薬品」の横でぱくっと開渠に変態します。
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手前はクルマの出入りのためにアスファルトで
蓋がしてありますが、その奥から川が開きます。
こんな。
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江古田川をミニサイズにしたような作りです。

まっすぐ進みますが、ここで直角に左に(つまり写真奥に)曲がる。
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やはりゴミ捨て場に利用されている模様。

プライベート橋もたくさんありますよ。
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そして墓地の裏へ。すっきりした開渠となります。
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でもなあ。この護岸…。
「ちょっと待て 仏も見ている この町は」で有名な
妙正寺川 上高田支流(「暗渠さんぽ」さんへリンク)みたいに
墓石で作られているんです…。
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そのまま水門にぶつかり、
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田川へと注いでいきます。
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塙田というところから流れてきたので、
「田川 塙田支流(仮)」と名付けておくことにします。


無事一本暗渠を辿り切りましたが、
この合流口の対岸にあったこんなものが目に入ってしまったので
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辿らないわけにはいきません。
これが合流口から上流を見た写真。
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続きは…あったあった。
アスファルトにもちょっと名残が見られます。
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その先蓋暗渠。
斜めからの合流もあって興奮します。
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90度左に曲がって公園の横を通りまっずぐ続きます。
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そして今回何度も出てくる県庁前通りを北に渡って続きます。
傍らには宇都宮で有名な娯楽スポット、サウナの「南大門」。
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残念ながらここでタイムアップです。
しかしこちらの流れは田川に沿って東側を流れており、
おそらくはあげ堀の役を果たしていたのではないかと思います。

近寄ってから思い出しましたが、
実はこの付近は幼稚園に入るか入らないかくらいの時代の記憶が
断片的にあるエリアでした。

このすぐそばに親戚筋の商売の事務所がありまして。
その事務所の新築祝いのときにお呼ばれをしたのでした。
しとしと雨の降る日で、
鉄筋コンクリート造りの事務所も、
その周りの道も建物も湿っていました。
アスファルトの道には、
誰かの家の「サンダーバード1号の有線リモコン」のおもちゃが置き去りにされていました。
そう、無機質で大きな大きなな田川のコンクリートの堤防も濡れていました。

私が住んでいたのは隣の小さな町で、田川のような「大河川」もなく、
もちろんこんな「大規模」に手が入れられたコンクリ護岸も見たことがなかったはずです。
なんだか全体に灰色がかった「圧倒的なコンクリート」の記憶が
夢の中の風景のように蘇ってきます。

喉が渇いたので、今回はビールでなくこれを飲んでおしまい。
こんな味だったっけな。

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より大きな地図で 宇都宮塙田 を表示

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暗渠ハンター  「絶対孤独」としての弥勒と暗渠。

もう10日近く経っちゃいましたが、
先日無事に「てくてく大学」での講義を終えることができました。
つたない講義におつきあいくださいましたみなさま、
そしてこのような機会を作ってくださいました事務局の方、
午後の講義&フィールドワークで新しい知識と気づきを与えてくださった演者のみなさま、
改めてお礼申し上げます。
どうもありがとうございました。
よろしければ当ブログにもご意見やご質問、今後のご希望など
ご遠慮なくお寄せいただけると、たいへん私も嬉しいです。
どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

おかげさまで今年の夏は結構本業仕事も詰まってまして、
週イチペースのこの駄ブログ更新も滞りがち、手抜きがち。
そんな詰まった日々の中先日京都に出張に行って来たんですが
今日はかるーく涼しげなトピックとして、
そのことをちらっと書かせていただこうかなと。

京都の広隆寺
ここの弥勒菩薩半跏思惟像が大好きなんです。
昔から。

修学旅行含めて昔から、
京都に行くたび広隆寺の弥勒さんを見に行ったものです。
今回含め修学旅行以外はぜんぶ仕事の出張でしたが、
そのたびなんとか時間を作って彼を見に行きました。
もう見に行くというより「会いに行く」と言ったほうが近いかも。

釈迦入滅後56億7000万年後に人々を救いにくるという使命を持った弥勒さん。
その頃はもう地球も地球ではないのでは?
もちろん人類も今の形で存続してはいないでしょう。
もしかしたら、救いに来たものの何も無い・誰もいない状況であるかも知れません。

その気の遠くなるようなミッションを遂行するため
半跏思惟で熟慮を続けるという存在も大好きですが
造形的にもたいへん素晴らしい。
ちなみに初めて弥勒という存在を知ったのは
諸星大二郎「暗黒神話」でした。

今回の出張でも、時間を見つけて広隆寺へ。
寄れる時間は限られているのでいそいそと。

しかし!あろうことか行く途中に、
美しい暗渠を見つけてしまいました。

嵐電の帷子ノ辻駅からちょっと太秦広隆寺駅寄りの横道。
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蓋暗渠ではないですが、
まるっと溝渠の上を舗装したタイプですね。
前の晩の深夜は下京区の細道を歩いたりしてたのですが、
こんなタイプにはついぞお目に掛かれなかったので
ちょっと感激。
帷子ノ辻から別れる嵐電北野線に沿って上っていきます。
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ひとつめの踏切では、踏切の向こうから別な支流が合流してきたり。
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また違う下流に分流していったり(右へ分流)。
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ああ、時間さえあればこいつらをずっと追いかけていたい…。

山陰本線のガードをくぐる地点では、
暴れ川となって道路の真ん中を流れます。
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いったん暴れは落ち着きますが
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今度は道路反対側にスイッチ!
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これはたいへん面白い。
そしてまた右側から一本合流。
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やばいやばい、もうこれ以上奥に入るとほんとに時間なくなるから、
この右から合流するほうを追うことにします。
(そのほうが広隆寺から離れないで済むので)

道路の真ん中を通った後
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でた!これこそ魅せ場ですね。
杉並のカーブ蓋暗渠にも対抗できるような美しいカーブを描きます。
もうカーブ東西対抗戦ですな。見たか、杉並!的な。
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感動的な暗渠なんですが、
ほんとに時間が無くなってきました。
やむなく諦めて広隆寺方面に向かわねば。

太秦の撮影所と広隆寺の間の未舗装の道を通って正面山門へと急ぎます。
おっと、うれしいことにここにも暗渠がありました。
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なんか広隆寺から出てくる流れを受け止めているような…?
あとでわかりましたが、
広隆寺の中にある小さな池からの排水なのかも知れません。

こちら広隆寺の敷地。
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受付の横にはこんな小さな池がありました。
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奥の祠は弁財天。そうか、弁天様ってお寺にもあるのか…。

これまで辿ってきた暗渠がこの池に繋がっているかもしれない、
と気づいたのは帰って地図を見てからです…。
この池の奥にはこんな橋。
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水が見えなかったのでてっきりフェイクだと思いましたが、
記事末の地図ではしっかりこのあたりに水みちが描かれているのでした…。
なんということでしょう。
弥勒さんも川と暗渠にご縁があったとは…(強引な仮説)。

さていよいよ奥の霊宝殿にて弥勒さんにご対面となります。
彼は相変わらず独特の神秘的オーラをお持ちでした。
神秘的で平和。
でもそのうらおもてに漂う「絶対孤独」な感じ。
その絶対孤独な哀しさを抱え受け入れながらなお
だれかのためにものを考える姿勢が素敵です。
ちょっと暗渠と似てると思うのは、その「絶対孤独」感。
うれしいとかかなしいとかでなく、
人はみな「絶対孤独」をどこかに抱えていて、
それと折り合いをつけながらでしか生きられないのではないかと
私は思っています。
暗渠にも、弥勒さんにもこの絶対孤独をひし…と感じてしまうんですよね。

久々の弥勒さんでした。
いろんな方向から何分でも見ていられそうですが、
20年ぶりにここに来たのにちなみ
「20分まで」と心に決めて拝観します。
私は決して特定の宗教に篤いほうではないのですが
じろじろと眺めながら自然と弥勒さんに
自分の20年間を報告するような気持ちになりました。
いろいろありました。けっこう頑張って乗り越えてきました。
見守っていただいてありがとうございます。
(私は寺社仏閣で「感謝」はしますが「お願い」はしないのです)

20分じろじろした帰りしなには
館内でちょっとした出来事があって、
次回までの宿題もいただきました。
次に会いに来る時まで、
この宿題にしっかり向き合ってみることにします。

より大きな地図で 広隆寺のまわり を表示

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暗渠ハンター 小沢川フィラー。

さて、いよいよ1週間後に迫った、

先週時点では「あと2席空きあり」と聞きましたが
まだもしかしたらお申込みいただけるかも…。

私は朝からの2コマ2時間を担当させていただきますが、
どんな2時間になるのか、ちょっとだけお話しておきます。

2時間通してのテーマは
なくなってしまった川~暗渠の愉しみ方」。

そのうち1時間目は「地の巻」として
まずはその「暗渠」に対する向き合い方と、
そこで見つかる思いがけない楽しみ方について理解を深めていきます。
構成はこの3つ。
1 「暗渠」とは何か?
…我々暗渠モノがさす「暗渠」を定義づけます。
2 「暗渠」とはどんな所か?
…暗渠はどんなところなのか、事例とともに気づくポイントをお話します。
3 「暗渠」の何が愉しいのか?
…暗渠の愉しみ方を3つの方向からご紹介します。
今回は未発表の要素もいくつか盛り込んでみました。

さて「暗渠」についての概略やイメージは
掴んでいただいたところで、
2時間目は、「天の巻」として少し上から俯瞰するいくつかのアプローチで
「体系化」を図ることで「暗渠で遊んで」みましょう。
構成はこの3つ。
1 暗渠を「分析」する。
…暗渠自体の構成要素をまず「暗渠そのもの」と「暗渠の付帯物」の2つに大別してみます。
2 「暗渠サイン」を分析する。
…「暗渠の付帯物」(=「暗渠サイン」)を細分化してみていきます。
こんな分析ツールを使います。
3 「暗渠の姿」を分析する。
…「暗渠そのもの」(=「暗渠の姿」)をある尺度で分類し、それによって見えてくることをみんなで考えてみましょう。主にこんな分析ツールを部分的に使います。

とまあこんな感じ。
時間がある限り途中に「暗渠カルトクイズ(暗Q)」まじえて楽しく進めてまいります!
どうぞよろしくお願いいたします。

まあそんなこともあって、今回の記事更新は手抜き
いえ「新たな形式」を試してみよかな。

昼や深夜にテレビで流れる短い天気予報ってあるじゃないですか。
簡単な天気記号とアナウンスだけのやつ。
あのバックの映像みたいなのを「フィラー」っていうんですね。
まあ埋め草映像です。

今回はそのフィラー的に暗渠をご紹介いたします。
まあ前向きに言い換えれば、読む人を邪魔しない記事。
(すでに本末転倒していてもはや芸術の域ですね)
ブライアン・イーノは環境音楽を提唱しましたが、
これは環境暗渠記事。あるいは家具のような記事。

もういいかw 以下始めます。
*********************

7月27日の日曜日、東京では大夕立が降りました。
しかしその2時間後にはすっかり晴れ上がって道も洗濯ものもぱしっと乾き…。
そんな日そんなときに善福寺川の支流、小沢川を歩いてみたのです。

まずは2年ほどまえ味噌maxさん&愉快な仲間たちと
踏破した支流の蛇窪。
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空き地に家が建つかようなので見に行くなら今のうち。
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蛇窪の出口。
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本流です。
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百日紅の白い花びらが散っていました。
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やはり見どころは苔。
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苔。
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環7に跨る手前の地点。
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上流、後ろ向きの車止め。
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最上流付近。
まだ紫陽花が咲いている。
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…というわけで、本日はこれまでです。
また来週(もしかしたら再来週)。

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暗渠ハンター 暗渠アンケート、中間報告。

先日、マクロミルさんの「クエスタント」というサービスを
タダで使ってアンケートを実施いたしました。
ご協力いただいたみなさま、どうもありがとうございました。
参加してくださった方も80名となったので、
そろそろ集計結果をご紹介しようかと。
(無料では100サンプルまで入力可。もうすこし置いておきますのでまだの方は是非!)
というわけでいったんn=80で〆てみます。
******************

Q1は、「あなたはこのブログにいらっしゃる前に「暗渠」という言葉を知っていましたか」。
1
そりゃそうだろという結果ですね。
むしろ「知らなかった」という方はなんでこのブログにきていたのでしょう?
というわけでクロス集計の結果を見てみたら、
「偶然検索エンジンでヒットして」だそうです。
ありがたいことです。

Q2は「あなたが興味を持っているもの」(複数回答)。
2

まあ1位は鉄板で「暗渠」。
以下「川跡」「歴史・昔の風景」「地図・古地図」と続きます。
この結果を「現在の来訪者のみなさまのニーズ」と読み替えるとなかなか面白いですね…。
(「境界ネタ」とかあんまりウケない、ということが確認できました…w)

Q3は「実際に暗渠を見に行ったことがありますか」。
3
「よく」+「たまに」を併せると実際に見に行ってるのは8割。
みなさん実際に主体的・能動的に暗渠を見に行かれる
行動派の方々ばかり、であります。さすが。

Q4は「暗渠の魅力を以下の3つに大別するとします。あなたが興味を抱く順番を教えてください」。
こちらは、3つの中から「1位はこれ‼」とみなさんが選んだものだけご紹介しましょう。
4_2

これはね、ちょっと予想外の結果になりましたw
おおざっぱに結果をいうと、
「ネットワーク」が5割、
「歴史」が3割、
「そのものの風景」が2割、ってところでした。
私の予想では、
3つ殆ど僅差か、あるいは
「風景」がちょっと抜け出るくらいか、と思っていました。
その根拠は、このブログで扱ってる内容が
そんなかんじのバランスだろうなあと自分で思っていたからです。
(そもそもその根拠自体非常に感覚的なのですが)
でもね、この1位の「ネットワーク」って「地図に表すことができる情報」じゃないですか。
あるいは地図を思い浮かまたは見ながらでこそ
ふむふむって楽しむことができる情報。
そういう意味ではやっぱ地図好きの方が多いんだなあなんて思いました。
自分もですけどね。
まあそう考えると納得がいく結果ですね。
…「風景」はちょとハードル高いのかなw
ちなみに私はこれが一番なんですけどね。

Q5では「好きな川・川跡」を順位をつけて3位まで挙げてもらいました。
1、2、3位と順位づけして答えていただいたので、
それぞれ5、3、1点と加重配分して集計したランキングです。
5
ほほー。水窪川はダントツで1位に輝きましたね。
2位が神田川。
3位は僅差で桃園川です。
以下4位は渋谷川、5位が荒川。
おそらく好きな川ってのは、
自分の生活圏にある(あった)かどうかに大きく左右されそうな気がします。
なので流れが長い神田川、渋谷川、荒川なんかは多くの方の人生に
いろんな関わりがあるのだろうなあなんて推測もできますが、
水窪川とか桃園川とか。完全暗渠のローカル川(いい意味で)ですよこの二つは。
しかも水窪川なんて全長4kmくらいだし。
暗渠としての面白さで評価が高くなっているのでしょうか。
桃園川についてはたぶんnamaさんが継続的に取り上げてることなんかも影響してるんだろうなあ。
6位になると同点で石神井川、白子川。
ちなみに、このあたりまでの順位は
加重配分しない単純な票数で勘定したランキングと
全く同じ結果となっています。
唯一異なるのが「白子川」。
白子川は、
「順位に関係なく回答に登場した回数をカウント」する単純集計では10位なのですが、
加重配分したこの結果ではググッと上位に食い込んできます。
それだけ「特定の人に思い入れを強く持たれる」マニアックな川、
と言えるかもしれません。
ほかを見ると「藍染川」も同じような傾向があるといえそうです。
(単純集計では16位)
その逆は「前野川・出井川」「和泉川」でしょう。
「前野川・出井川」「和泉川」は単純集計では10位ですが
こちらでは「前野川・出井川」が19位、
「和泉川」は表から外れ21位となってしまっています。

Q6からは、質問は当ブログ寄りにさせていただきました
「こちらに最初に訪問してただいたきっかけ」を伺っています。
Photo
やはりほとんど「偶然検索エンジンでヒットして」ですね。4割。
「他のwebからのリンク」が2割弱。
リンクを張っていただいているみなさま、どうもありがとうございます。
この場をお借りして改めてお礼申し上げます。
これと同じくらいなのが「ツイッターでのURLから」ですね。
さすがすごいなtwitter。
少数ではありましたがへええー‼と感心したし特に深く感謝申し上げたいのは
「本や記事見て」です。
本や記事には敢えて当ブログのURLは書かない/張らないようにしたのですが、
それでも探し当ててくださったとは…有難い限りです。
ささ、こっち、もっと奥にお入りになってお茶でもどうぞどうぞ。
なんならビールでもどうぞどうぞどうぞ。

Q7は来訪頂いている頻度について。
6_3

「1週間に1度」が4分の1で最も多くいらっしゃいます。
まあ手前どもがここのところ週イチ更新ペースになってしまっているから、
これが定着しているのかもしれません。
にも拘わらず「ほぼ毎日」来てくださっているみなさん、
ほんとうにありがとうございます!!!
アナタですアナタ、毎日来ていただいているアナタ!アナタはもう立派な暗渠モノw

そうそう、おかげさまで先日、この駄ブログの記事が600件を超えました。
これもひとえにいつもご来訪していただいているみなさまのおかげです。
感謝申し上げます。
初期の記事の稚拙さにはもう目も当てられないほど恥ずかしいのすが、
まあ数をこなしていると自分でも忘れてしまっている記事なんかがあったりして、
たまに読み返してみたりしています。ほんっと恥ずかしいですが。
敢えて消しません。

Q8ではほかによくご覧になる川・暗渠系サイトについてもお尋ねしたところ、
よく私がリンクを張らせていただいたり
実際にお会いさせていただいたりもしている方々のサイトが挙げられています。
それらはほぼ左のウインドウにあるリンク先と同じ‼
むしろそこにないものとしては
「デイリーポータルZ」「東京DEEP案内」といったメジャーサイトや、
私も知らなかった以下のようなサイトをご紹介もいただきました。
などなど。ご覧になってみてみて‼

Q9ではフリーにご意見ご感想などをご記入いただいたのですが
みなさんからたいへんあったかいお言葉を賜りました。
ほんとうにどうもありがとうございます。
みなさんからいただいたこれらのお言葉、宝物です。
これだけでもアンケートをさせていただいた甲斐が十二分にありました。

そのぜんぶはとてもご紹介できないのですが、
こうしたらどう?というご要望を中心に
いくつかピックアップさせて頂きますね。

●写真の解像度をもっと上げて。
lotus62(以下L)→特に初期(2009年頃)の写真はもうひどいもんですよね。申し訳ございません。
また当ブログの仕様が「アップロードする写真は1M未満でね」とのことなので、毎回0.8M前後でアップするようにしています。
ですがモノによっては0.4Mくらいのものもあると思います(ごめんなさい!)。
いづれにいても、写真もしっかり見ているよ!という大変ありがたいお言葉です。アナタのような方がいてくださることを念頭に、もっとワンショットを大事にしていきたいと思います。

●鴻沼(さいたま市)の調査を。
L→これまたピンポイントでリクエストをいただきましたw
ありがとうございます。何が待っているのでしょう、鴻沼に…w
行ってみましょうか!
可能であれば、なぜそう思われたかを教えていただけると
見に行き甲斐があります!!

●さいたま以外にもあちこちを紹介して。/地方にも進出して。
L→ちょうどこのアンケート実施のころは、
藤右衛門川ネタで半年引っ張ってたころでしたもんねえ…。
「オマエにそんな思いをさせてしまってごめんな」です。
(どうでもいい話ですが、カノジョに
「仕事とあたしと、どっちが大事なのよ‼?」
と問われたときの最も模範的な答えはこれだそうですw)
地方ってねーあんまり行かないんですよねえ。
でも数少ないプライベートな旅行はもう暗渠中心ですし、
地方出張ではどんなに前の晩おそくまで飲んでも
早朝に暗渠めぐりをするようにしています。
機会あるごとにご紹介していきますね!

●同好の皆で1つの川跡を辿り各々のブログに記事化してみては。
L→これ面白そう! namaさん、HONDAさん、猫またぎさん、谷戸ラブさん、味噌maxさんいつかこれやってみません?

●一緒にぶらぶら散歩したい、集いたい。
L→大歓迎です! 暗渠モノの誰かが言い出して突発的に暗渠歩きが始まることもあります(ただしそういう時はたいていメインはお酒になることも多いですw)ので、よろしかったらtwitterアカウント(@lotus62ankyo)をフォローいただければと思います。

そのほか、年代・性別・お住まいの都道府県などフェイスデータも
参考のためお答えいただきましたが、
こちらは割愛させていただきますね。

以上、80名の仲間からいただいたアンケート回答の「中間報告」でした。
この記事を書いている途中で気が付いたのですが、ちょうど今頃
暗渠ハンターシリーズを初めて丸5年が経っていました。
ほんとうにみなさまのご愛顧に感謝申し上げます。

どうぞこれからも、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

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